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勇者と妖精と猫の生活
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アレス「かわいいよなぁ」
カストロ「うんw」
ミゼル「癒されますね…」
アレス「そうだろ?w…贔屓してるのはわかってるけど、オレはそれでもこの子たちが殺されて食われるのは見たくないんだ」
ボレアス「ふむ…」
アレス「ところでさ、オレはあのゲートの魔界側の入り口を見て疑問に思ったんだけどさ」
ボレアス「…なんだろうか」
アレス「あ、いや…カストロなんだけどね」
カストロ「うん?」
アレス「あんな頑丈な扉があるのに、なんでお前はゲートを通れたんだ?…転移で来れるって言っても、最低限一度は来れないと無理だろ」
カストロ「ああ…オレはゼブルにいじめられてたろ?…それでゼブルはオレの事を人間の世界に放り出そうとして、連れてこられたんだよ」
アレス「くっそくだらねぇ事しやがって…アイツめ」
カストロ「まぁ、あん時のアイツはクソ野郎だったからw」
ミゼル「でもカストロは転移出来るのだから、意味がないではないか?」
カストロ「その時はまだオレが転移出来るって、ゼブルは知らなかったんだよ…ていうか、オレ自身知らなかった」
アレス「え?」
カストロ「それまで使った事もないし、使えるとも思ってなくてさw」
アレス「マジかw…でさ、どうしてゼブルの別荘を知ってるの?」
カストロ「ゼブルはオレを持って、まずは別荘に行ったんだよ」
アレス「ゼブルも転移出来たよな?…その時は…なんでゲート通らせたんだ?」
カストロ「ゼブルはゲートの場所をオレに教えて、自力で帰れよwみたいな感じで…ゼブルの別荘にオレは連れてかれて、置いてかれたんだよね」
ミゼル「酷いことをするな…」
カストロ「オレは途方に暮れたけど、あそこはとにかくあっつくて」
アレス「たしかに」
カストロ「オレはまずそこから離れるのに必死になった…でも土地勘もないし、人間の世界の事も知らないから、すごくこの人間の世界にいるのは苦しくなるけど、頑張ってゲートを探してたんだ…」
アレス「苦労したなぁ…」
カストロ「そんでどんどん北に進んで、その間は獣の魔物を食べててね…なんでかっていうと、獣の魔物を食べると、しばらくこの空気でも大丈夫だからなんだよね」
ボレアス「それは本当か?」
カストロ「あ、はい」
ミゼル「なぜそれを今まで黙ってたのだ?」
カストロ「え…あ、いや…話すキッカケもなかったし、言ったとこで獣の魔物を殺して食うとかバカにされると思いまして…」
アレス「ああ、まあそれは良いよ…それで?」
カストロ「どんどんどんどん北に進んでくと、海に出たんだ…そこはあまりにもゲートのある景色と違ってて、オレは絶望して…ついに生きるのを諦めたんだよ…それで海に飛び込んでさ…」
アレス「死のうとしたのか?」
カストロ「そう…けど、オレは苦しくなってもがいてるうちに、水を操れるようになってた…オレは水の魔法が使えるのも、その時に気付いたんだ」
アレス「…そうなのΣ(゚д゚υ)」
カストロ「うんw…そんで、『オレにもこんな力があったんだ』って思ったら、また生きる力が湧いてきてさ…で、元の岸に戻ろうと思ったんだけど、溺れそうでもがいてるうちに流されてて、おまけに方向感覚もわからなくなっちゃってさ…それでも水の魔法を使って、海を進んだんだ…そしたら陸が見えてきて、やった!って思ったら、違う大陸だったんだよ…」
アレス「ああ~…それで東の国の大陸にね…」
カストロ「そうw…その国も見つけたけど、オレはどうせ人間からも嫌われるし、だからって勝手に殺したりしたら法律違反だし、オレは人間たちに見つからないように、当てもなくウロウロ山の中を彷徨ってたんだよ…で、そのうち冬になって、山には雪が積もってね…オレはそれでもなんとか食べ物探して生きてたけど、ある時雪崩が起きて、オレはそれに巻き込まれてさ…」
アレス「壮絶な人生だな…」
ボレアス「う、うむ…悲惨だ…」
カストロ「は、はいw…その時オレは死ぬんだと思った…でも、それもどうでも良かった…死ぬなら死ぬでかまわなかった」
アレス「…そんな目に遭ってたら、そう思っちまうかもしれないな…」
カストロ「うん…でもオレは死んでなくて、気が付くと雪に埋もれてたけど、こう…右腕だけは外に出てたんだよね…オレはその右腕から水を少しずつ出し続けて…すごく寒くて冷たかったけど、溶かしてって…だんだんと明るくなって、外が近づいてきた時はすごく嬉しかった」
ミゼル「なんと言っていいかわからないほど大変でしたのね…」
カストロ「あ、はい…それからなんとか必死に雪から這い出て、でもその時のオレは死にそうだった…冷たいのは結構平気なオレでも、雪の冷たさで身体も冷えて、皮膚とかも痛かった…それでまた絶望してたら、ホイミンが来て、回復をかけてくれたんだ」
ミゼル「ホイミンさん…ウル」
アレス「ホイミン最高だな…やっぱり」
ボレアス「うむ…」
カストロ「…オレは礼を言おうとしたら、ホイミンはもうとっくにプカプカとどこかに行ってしまってた」
アレス「そういうとこがホイミンらしいよな」
ミゼル「私の時もそうでした…」
カストロ「オレは追いかけようとしたけど、腹が減ってそんな力なくて、それでも身体は動くようになったから、また歩き始めたの」
アレス「うん…頑張るなあ…」
カストロ「いや、だって、他の選択肢は死ぬしかなかったからw…でも生かしてくれたホイミンの為にも、オレは頑張ってみようと思った…そしたら獣の魔物が居たから、ソイツを狩って食べて…それからまた元気を少し取り戻して、歩いてたらさ…あの洞窟を見つけたんだよ」
アレス「あの洞窟か…」
カストロ「そう…洞窟に入ると寒さはなくなって、奥に進むと息苦しさもなくなってさ…オレはそこを住処にしたってわけ…」
アレス「なぁるほどねえ…」
ミゼル「転移が使えるキッカケとかは?」
カストロ「それはキッカケなんてなくって、魔界に帰りたいなあって…思い出したら、気が付いた時には戻ってきてたんだ…それでオレは自分が転移出来るって知ったんです」
アレス「…なんか…ほんと苦労したんだな…そのお前が経験した苦労分、働いていたら、お前は豊かになってたろうに」
ミゼル「それを思うと、アレス様のゼブルへの罰は、軽くさえ感じてきました」
ボレアス「実際そうであろう」
アレス「かもなあ…そうじゃなきゃ、優しいカストロがあんな残酷なの見ても胸が痛まないって事ないよな」
カストロ「うん…そうだねw…あの時はほんとにスカッとしかしなかった…でも、考え方によっては、オレが自分の魔法に気が付いたのも、アレスに会ったのも、ゼブルのおかげでもあります」
ミゼル「それはそうだが…」
アレス「心広いよな…」
カストロ「いやあ///」
アレス「やっぱりオレはお前と出会う縁があったんだと思う…会えて良かったって改めて思うよ…嬉しいよ」
カストロ「…アレス…ウル…オレはもっと嬉しい…」
ミゼル「…ウル」
アレス「話してくれてありがとな…オレもそれ聞いてゼブルへの罪悪感が減ったわ…」
カストロ「あははw…良かった…てかね、アレス…そろそろ胸が苦しくなってきたよ…少しだけど…ミゼルさんは大丈夫ですか?」
ミゼル「実は私も先程からこう…ざわつくというか…そんな感覚です」
アレス「そ、そっか…帰れ帰れ!…早く!」
カストロ「うんw…今日もいろいろとありがと…」
ミゼル「その前にアレス様…ラーブラとマーラは出頭命令に応じました…明日の午後8時にこの間の取調べ室に来ます…私もご一緒してよろしいですか?」
アレス「うん…ていうか、ミゼルも一緒に行くもんだと思い込んでたけどw」
ミゼル「そうでしたかw…では7時半頃にあの部屋でお待ちしております…私はこれで失礼致しますね…」
アレス「うん、また明日」
ミゼル「では」
カストロ「またね!」
そう言って二人は、遊んでるみんなのとこに行き、挨拶してから帰っていった
アレス「カストロの奴…そんなにも苦労してたなんて…」
ボレアス「うむ…ホイミンに会えて良かったな…やはり、ホイミンはすごい」
アレス「うん…まおちゃん、ドラゴンの話…聞くか?…今ちょうど二人になったし」
ボレアス「そんなに秘密な事なのか?」
アレス「まあ、うん…なんせドラゴンの一人は親友だからね…おいそれとは話せない…話せるのは親友と神様だけだ」
ボレアス「それはとても光栄だ」
オレは内ポケットからエウレカとミリアとオレの写った写真を見せた
アレス「この銀色のがエウレカ…オレの親友だ…ドラゴンさ」
ボレアス「ほう…」
ボレアスは写真を持って、興味深くエウレカをしばらく見ていた
ボレアス「大きさはアレスと同じくらい?」
アレス「いや、それは同じくらいにしてるけど、通常は倍は大きいね…体重も」
ボレアス「…どちらかと言うと、獣?…トカゲ?…どちらでもないか…」
アレス「なんだろうなw…獣のようでもあり、人のようでも、トカゲのようでもあるよw」
ボレアス「強いのか?」
アレス「うん…魔法は使えないけど、魔人と同じくらいには強いかな…
オレはドラゴンについて話し、ドラゴニアについても話した
ボレアス「そんなに文明が進んでるのか…」
アレス「うん…魔界もすごいけど、それ以上だと思う…人間は遅れてるよw」
ボレアス「エウレカも強いのか?」
アレス「いや…エウレカは戦うって感じの奴じゃないからw…優しくて、泣き虫で、寂しがりで…ほっとけない感じw…性格的に言うと、カストロが近いかなw…でも、あそこの奴ら寄りかなw」
ボレアス「ああw…純なんだな」
アレス「そそw…知能が高いカーくんみたいな?」
ボレアス「はははw」
アレス「だけどなぜか頼りになる…」
ボレアス「魔法の実はドラゴンの世界のものだったのか…」
アレス「うん…まだ欲しい?」
ボレアス「いや…私が欲しいのは魔法の実ではなくて、魔力を奪う魔法だよ」
アレス「ああ、そっかw…でもさ、それを身につけたとして、一匹一匹探し出して吸い取ってくのか?…それじゃいつまで経っても終わらない気がするぜ」
ボレアス「もちろんそんなことはしないw…やり方は明かせないが、一気に出来る方法がある」
アレス「そうなのか…」
そこまで話すと、ボスがやってきて、オレの膝に乗った
ボス「アレス撫でて」
アレス「よーしよしよし…ナデナデナデナデ」
ボス「気持ちい、大好き」
アレス「ボスもここ、気に入った?」
ボス「うーん…ふつう」
アレス「あれ…そうなのか…」
ボス「みんなと遊ぶのは楽しい」
アレス「ああ、カーくんたちと?」
ボス「そう」
アレス「カーくんたちも一緒に暮らすよ」
ボス「嬉しい」
アレス「良かったよw」
ボレアス「会話してるのか?」
アレス「うん、大した事は話せないけどね」
ボレアス「それは獣だから?」
アレス「だね…そんなに複雑な事は考えられないみたい…でもそれでもボスは賢いほうじゃないかな」
ボレアス「うん、非常に賢くてかわいい」
アレス「猫、好きなんだなw」
ボレアス「かわいいのが好きだ」
アレス「ああw…じゃあ恋をするなら恋人もかわいいのがいいかね?」
ボレアス「恋を?…どうだかなw」
アレス「ま、あんま口出しはしないけど、幸せになれよ?」
ボレアス「うん…ありがとう」
まおちゃんとはその後も談笑してて、夕食まで一緒に食べて、それから城に帰った
カーくんたちにはまおちゃんが魔王というのは言ってない
いちおうカーくんたちも魔物だから、まおちゃんの配下になる
まあしかし、カーくんたちにはそんな事はどうでもいいし、それはまおちゃんもわかっていて、純粋に友達として付き合いたかったのかもしれない
なんせまおちゃんもかわいいもの好きだからな
まおちゃんを送って、戻ってくると、またみんなで風呂に入って、ミリアが日記を書いて、寝た
カストロ「うんw」
ミゼル「癒されますね…」
アレス「そうだろ?w…贔屓してるのはわかってるけど、オレはそれでもこの子たちが殺されて食われるのは見たくないんだ」
ボレアス「ふむ…」
アレス「ところでさ、オレはあのゲートの魔界側の入り口を見て疑問に思ったんだけどさ」
ボレアス「…なんだろうか」
アレス「あ、いや…カストロなんだけどね」
カストロ「うん?」
アレス「あんな頑丈な扉があるのに、なんでお前はゲートを通れたんだ?…転移で来れるって言っても、最低限一度は来れないと無理だろ」
カストロ「ああ…オレはゼブルにいじめられてたろ?…それでゼブルはオレの事を人間の世界に放り出そうとして、連れてこられたんだよ」
アレス「くっそくだらねぇ事しやがって…アイツめ」
カストロ「まぁ、あん時のアイツはクソ野郎だったからw」
ミゼル「でもカストロは転移出来るのだから、意味がないではないか?」
カストロ「その時はまだオレが転移出来るって、ゼブルは知らなかったんだよ…ていうか、オレ自身知らなかった」
アレス「え?」
カストロ「それまで使った事もないし、使えるとも思ってなくてさw」
アレス「マジかw…でさ、どうしてゼブルの別荘を知ってるの?」
カストロ「ゼブルはオレを持って、まずは別荘に行ったんだよ」
アレス「ゼブルも転移出来たよな?…その時は…なんでゲート通らせたんだ?」
カストロ「ゼブルはゲートの場所をオレに教えて、自力で帰れよwみたいな感じで…ゼブルの別荘にオレは連れてかれて、置いてかれたんだよね」
ミゼル「酷いことをするな…」
カストロ「オレは途方に暮れたけど、あそこはとにかくあっつくて」
アレス「たしかに」
カストロ「オレはまずそこから離れるのに必死になった…でも土地勘もないし、人間の世界の事も知らないから、すごくこの人間の世界にいるのは苦しくなるけど、頑張ってゲートを探してたんだ…」
アレス「苦労したなぁ…」
カストロ「そんでどんどん北に進んで、その間は獣の魔物を食べててね…なんでかっていうと、獣の魔物を食べると、しばらくこの空気でも大丈夫だからなんだよね」
ボレアス「それは本当か?」
カストロ「あ、はい」
ミゼル「なぜそれを今まで黙ってたのだ?」
カストロ「え…あ、いや…話すキッカケもなかったし、言ったとこで獣の魔物を殺して食うとかバカにされると思いまして…」
アレス「ああ、まあそれは良いよ…それで?」
カストロ「どんどんどんどん北に進んでくと、海に出たんだ…そこはあまりにもゲートのある景色と違ってて、オレは絶望して…ついに生きるのを諦めたんだよ…それで海に飛び込んでさ…」
アレス「死のうとしたのか?」
カストロ「そう…けど、オレは苦しくなってもがいてるうちに、水を操れるようになってた…オレは水の魔法が使えるのも、その時に気付いたんだ」
アレス「…そうなのΣ(゚д゚υ)」
カストロ「うんw…そんで、『オレにもこんな力があったんだ』って思ったら、また生きる力が湧いてきてさ…で、元の岸に戻ろうと思ったんだけど、溺れそうでもがいてるうちに流されてて、おまけに方向感覚もわからなくなっちゃってさ…それでも水の魔法を使って、海を進んだんだ…そしたら陸が見えてきて、やった!って思ったら、違う大陸だったんだよ…」
アレス「ああ~…それで東の国の大陸にね…」
カストロ「そうw…その国も見つけたけど、オレはどうせ人間からも嫌われるし、だからって勝手に殺したりしたら法律違反だし、オレは人間たちに見つからないように、当てもなくウロウロ山の中を彷徨ってたんだよ…で、そのうち冬になって、山には雪が積もってね…オレはそれでもなんとか食べ物探して生きてたけど、ある時雪崩が起きて、オレはそれに巻き込まれてさ…」
アレス「壮絶な人生だな…」
ボレアス「う、うむ…悲惨だ…」
カストロ「は、はいw…その時オレは死ぬんだと思った…でも、それもどうでも良かった…死ぬなら死ぬでかまわなかった」
アレス「…そんな目に遭ってたら、そう思っちまうかもしれないな…」
カストロ「うん…でもオレは死んでなくて、気が付くと雪に埋もれてたけど、こう…右腕だけは外に出てたんだよね…オレはその右腕から水を少しずつ出し続けて…すごく寒くて冷たかったけど、溶かしてって…だんだんと明るくなって、外が近づいてきた時はすごく嬉しかった」
ミゼル「なんと言っていいかわからないほど大変でしたのね…」
カストロ「あ、はい…それからなんとか必死に雪から這い出て、でもその時のオレは死にそうだった…冷たいのは結構平気なオレでも、雪の冷たさで身体も冷えて、皮膚とかも痛かった…それでまた絶望してたら、ホイミンが来て、回復をかけてくれたんだ」
ミゼル「ホイミンさん…ウル」
アレス「ホイミン最高だな…やっぱり」
ボレアス「うむ…」
カストロ「…オレは礼を言おうとしたら、ホイミンはもうとっくにプカプカとどこかに行ってしまってた」
アレス「そういうとこがホイミンらしいよな」
ミゼル「私の時もそうでした…」
カストロ「オレは追いかけようとしたけど、腹が減ってそんな力なくて、それでも身体は動くようになったから、また歩き始めたの」
アレス「うん…頑張るなあ…」
カストロ「いや、だって、他の選択肢は死ぬしかなかったからw…でも生かしてくれたホイミンの為にも、オレは頑張ってみようと思った…そしたら獣の魔物が居たから、ソイツを狩って食べて…それからまた元気を少し取り戻して、歩いてたらさ…あの洞窟を見つけたんだよ」
アレス「あの洞窟か…」
カストロ「そう…洞窟に入ると寒さはなくなって、奥に進むと息苦しさもなくなってさ…オレはそこを住処にしたってわけ…」
アレス「なぁるほどねえ…」
ミゼル「転移が使えるキッカケとかは?」
カストロ「それはキッカケなんてなくって、魔界に帰りたいなあって…思い出したら、気が付いた時には戻ってきてたんだ…それでオレは自分が転移出来るって知ったんです」
アレス「…なんか…ほんと苦労したんだな…そのお前が経験した苦労分、働いていたら、お前は豊かになってたろうに」
ミゼル「それを思うと、アレス様のゼブルへの罰は、軽くさえ感じてきました」
ボレアス「実際そうであろう」
アレス「かもなあ…そうじゃなきゃ、優しいカストロがあんな残酷なの見ても胸が痛まないって事ないよな」
カストロ「うん…そうだねw…あの時はほんとにスカッとしかしなかった…でも、考え方によっては、オレが自分の魔法に気が付いたのも、アレスに会ったのも、ゼブルのおかげでもあります」
ミゼル「それはそうだが…」
アレス「心広いよな…」
カストロ「いやあ///」
アレス「やっぱりオレはお前と出会う縁があったんだと思う…会えて良かったって改めて思うよ…嬉しいよ」
カストロ「…アレス…ウル…オレはもっと嬉しい…」
ミゼル「…ウル」
アレス「話してくれてありがとな…オレもそれ聞いてゼブルへの罪悪感が減ったわ…」
カストロ「あははw…良かった…てかね、アレス…そろそろ胸が苦しくなってきたよ…少しだけど…ミゼルさんは大丈夫ですか?」
ミゼル「実は私も先程からこう…ざわつくというか…そんな感覚です」
アレス「そ、そっか…帰れ帰れ!…早く!」
カストロ「うんw…今日もいろいろとありがと…」
ミゼル「その前にアレス様…ラーブラとマーラは出頭命令に応じました…明日の午後8時にこの間の取調べ室に来ます…私もご一緒してよろしいですか?」
アレス「うん…ていうか、ミゼルも一緒に行くもんだと思い込んでたけどw」
ミゼル「そうでしたかw…では7時半頃にあの部屋でお待ちしております…私はこれで失礼致しますね…」
アレス「うん、また明日」
ミゼル「では」
カストロ「またね!」
そう言って二人は、遊んでるみんなのとこに行き、挨拶してから帰っていった
アレス「カストロの奴…そんなにも苦労してたなんて…」
ボレアス「うむ…ホイミンに会えて良かったな…やはり、ホイミンはすごい」
アレス「うん…まおちゃん、ドラゴンの話…聞くか?…今ちょうど二人になったし」
ボレアス「そんなに秘密な事なのか?」
アレス「まあ、うん…なんせドラゴンの一人は親友だからね…おいそれとは話せない…話せるのは親友と神様だけだ」
ボレアス「それはとても光栄だ」
オレは内ポケットからエウレカとミリアとオレの写った写真を見せた
アレス「この銀色のがエウレカ…オレの親友だ…ドラゴンさ」
ボレアス「ほう…」
ボレアスは写真を持って、興味深くエウレカをしばらく見ていた
ボレアス「大きさはアレスと同じくらい?」
アレス「いや、それは同じくらいにしてるけど、通常は倍は大きいね…体重も」
ボレアス「…どちらかと言うと、獣?…トカゲ?…どちらでもないか…」
アレス「なんだろうなw…獣のようでもあり、人のようでも、トカゲのようでもあるよw」
ボレアス「強いのか?」
アレス「うん…魔法は使えないけど、魔人と同じくらいには強いかな…
オレはドラゴンについて話し、ドラゴニアについても話した
ボレアス「そんなに文明が進んでるのか…」
アレス「うん…魔界もすごいけど、それ以上だと思う…人間は遅れてるよw」
ボレアス「エウレカも強いのか?」
アレス「いや…エウレカは戦うって感じの奴じゃないからw…優しくて、泣き虫で、寂しがりで…ほっとけない感じw…性格的に言うと、カストロが近いかなw…でも、あそこの奴ら寄りかなw」
ボレアス「ああw…純なんだな」
アレス「そそw…知能が高いカーくんみたいな?」
ボレアス「はははw」
アレス「だけどなぜか頼りになる…」
ボレアス「魔法の実はドラゴンの世界のものだったのか…」
アレス「うん…まだ欲しい?」
ボレアス「いや…私が欲しいのは魔法の実ではなくて、魔力を奪う魔法だよ」
アレス「ああ、そっかw…でもさ、それを身につけたとして、一匹一匹探し出して吸い取ってくのか?…それじゃいつまで経っても終わらない気がするぜ」
ボレアス「もちろんそんなことはしないw…やり方は明かせないが、一気に出来る方法がある」
アレス「そうなのか…」
そこまで話すと、ボスがやってきて、オレの膝に乗った
ボス「アレス撫でて」
アレス「よーしよしよし…ナデナデナデナデ」
ボス「気持ちい、大好き」
アレス「ボスもここ、気に入った?」
ボス「うーん…ふつう」
アレス「あれ…そうなのか…」
ボス「みんなと遊ぶのは楽しい」
アレス「ああ、カーくんたちと?」
ボス「そう」
アレス「カーくんたちも一緒に暮らすよ」
ボス「嬉しい」
アレス「良かったよw」
ボレアス「会話してるのか?」
アレス「うん、大した事は話せないけどね」
ボレアス「それは獣だから?」
アレス「だね…そんなに複雑な事は考えられないみたい…でもそれでもボスは賢いほうじゃないかな」
ボレアス「うん、非常に賢くてかわいい」
アレス「猫、好きなんだなw」
ボレアス「かわいいのが好きだ」
アレス「ああw…じゃあ恋をするなら恋人もかわいいのがいいかね?」
ボレアス「恋を?…どうだかなw」
アレス「ま、あんま口出しはしないけど、幸せになれよ?」
ボレアス「うん…ありがとう」
まおちゃんとはその後も談笑してて、夕食まで一緒に食べて、それから城に帰った
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いちおうカーくんたちも魔物だから、まおちゃんの配下になる
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しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
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