291 / 333
終わりへの旅
127 愛しさと後悔と/シアン(2)
しおりを挟む
◆登場人物紹介
・魔王討伐隊…
リリアン…前世(前・魔王討伐隊『英雄』のアシュリー)の記憶を持つ、黒毛の狼獣人の少女。『サポーター』
シアン…前・魔王討伐隊の一人、今回の討伐隊の顧問役。昔、討伐隊になる前にアシュリーに救われてから、ずっと彼女に想いを寄せていた。
デニス…『英雄』の一人。幼い頃、師事を与えてくれたアシュリーに、憧れ以上の気持ちを抱いていた。
マコト(勇者・異世界人)、ニール(英雄・リーダー)、アラン(サポーター)、マーニャ(英雄)、ジャスパー(サポーター)
・アシュリー(アッシュ)…リリアンの前世で、前・魔王討伐隊の『英雄』。長い黒髪で深紅の瞳を持つ、女性剣士。魔王との戦いの前に魔獣に食われて命を落とした、と思われていた。
====================
二人のアシュリーは同時に動いた。
互いに向かって真っすぐにぶつかると、二度三度と切り結ぶ。離れてはまた間髪入れずに刃を合わせる。二人とも恐ろしいほどの勢いで。
俺だって、元討伐隊の一員だ。そこいらの冒険者よりはずっと戦い慣れているはずだ。でもその俺が、二人の動きの間に割り入る事ができない。
片方のアッシュが、僅かに眉間に皺を寄せた。その瞬間、もう一人のアッシュが彼女の剣を弾き飛ばした。飛ばされた剣が俺の足元まで転がってくる。
剣を失ったアッシュはそのまま壁際に追い詰められ、もう一人の剣に首元を押さえつけられた。
「シ……シアン……」
喉元に剣を当てられ、苦しそうな声でアッシュが俺の名を呼んだ。こちらを見るアッシュの赤い瞳が何かを訴えている。俺を…… 俺を待っている……
あれは…… あのアッシュは……
「違う」
大丈夫だ。俺はわかっている。
「お前はアッシュじゃない」
そう言うと、俺を見ていたアッシュはニヤリと笑って魔獣の右腕でアッシュに切りつけた。
咄嗟にアッシュが飛び退ったところへ、魔物の牙を剥きながら襲い掛かる。
その二人の間に飛び込んで、アッシュの牙を剣で受け止めた。牙をとらえた所為で動きが取れない俺に向けて、さらに魔獣の爪が振り上げられる。
その爪が俺に当たる前に、アッシュの剣が魔獣の腕を切り落とした。
アッシュの牙から解放された剣をすかさず構え直して斬りつける。もう片方の腕が切り落とされ、アッシュの体はバランスを崩してよろけて倒れた。
「俺が…… 俺が倒さないと!!」
その彼女にむけて、もう一度剣を大きく振り上げ――
「ダメだ。シア」
アッシュの声がした。
「私たちは『英雄』じゃない」
あ……
そうだ…… これは…… 俺だけの戦いじゃない。
武器と両腕を失ったアッシュは、ハァハァと獣の息遣いを漏らしながら、ただこちらを睨みつけている。
「シアンさん」
デニスの声に気が付いて見回すと、それぞれの相手を倒したらしい。周りに仲間たちが集まっていた。
デニスの不安そうな顔はともかく、ニールまで泣きそうな顔をしている。
なんて顔してるんだよ。お前、リーダーだろう?
「ニール、こいつに止めを刺せ」
「ええ!?」
俺の言葉に驚きの声をあげたニールに、さらにアッシュ…… いや、リリアンが、アッシュの姿と口調のままで声をかける。
「わかっているだろう? とどめを刺すのは『勇者』か『英雄』でないといけない。私たち『サポーター』がとどめを刺してしまっては、無駄になる」
「……でも…… シアンさんが……」
戸惑ったように俺の顔を見る。
「お前がリーダーだろう。俺の代わりにやってくれ」
そう言うと、ニールは黙って頷いた。
ニールがアッシュの前に歩み出た。
両の腕を落とされたアッシュはよろよろと立ち上がると、残る牙を剥いてニールに襲いかかろうとした。
ニールは歯を食いしばると、アッシュをにらみつけながら駆け込んで剣を振り払う。胸元を横一文字に斬り払われた彼女の足が緩むと、ニールはさらに両手で剣を持って振り上げた。
その身にニールの聖剣が深く突き立てられると、アッシュの形をしていた物は不気味な叫び声をあげて崩れた。
その体は黒い霧と一緒に細かい砂のようになって空に散って消え、最後に彼女の骨だけが残る。
そして、ガランと骨が落ちた音が広間に響いた。
俺はその光景を、瞬きもせずにただ黙って見ていた。
「……アッシュ……」
跪いて、アッシュの頭骨を拾いあげる。
わかっている。これはもう彼女じゃない。ただの骨だ。
でも…… でも……
頭ではわかっていても、そんなに簡単に割り切る事なんてできやしない。
俺の所為だ。全部、俺の所為だったんだ。
アッシュを守れなかったのも。
捕まったアッシュを助けに行けなかったのも。
魔族にされたアッシュを倒すことが出来なかったのも。
そうして、再び出会った彼女にこんなものを見せてしまったのも……
愛しい頭骨を抱きしめたまま顔を上げた先に、アッシュが立っている。
いや、あれはリリアンだ。アッシュの生まれ変わりだ。
「シア、立てるか?」
彼女はこんな俺を責めるでも許すでもなく、ただそう言って俺に手を差し出した。
その手に俺の手を重ねると、懐かしい手の温もりで、つかえてた心がすぅとほどけていった。
・魔王討伐隊…
リリアン…前世(前・魔王討伐隊『英雄』のアシュリー)の記憶を持つ、黒毛の狼獣人の少女。『サポーター』
シアン…前・魔王討伐隊の一人、今回の討伐隊の顧問役。昔、討伐隊になる前にアシュリーに救われてから、ずっと彼女に想いを寄せていた。
デニス…『英雄』の一人。幼い頃、師事を与えてくれたアシュリーに、憧れ以上の気持ちを抱いていた。
マコト(勇者・異世界人)、ニール(英雄・リーダー)、アラン(サポーター)、マーニャ(英雄)、ジャスパー(サポーター)
・アシュリー(アッシュ)…リリアンの前世で、前・魔王討伐隊の『英雄』。長い黒髪で深紅の瞳を持つ、女性剣士。魔王との戦いの前に魔獣に食われて命を落とした、と思われていた。
====================
二人のアシュリーは同時に動いた。
互いに向かって真っすぐにぶつかると、二度三度と切り結ぶ。離れてはまた間髪入れずに刃を合わせる。二人とも恐ろしいほどの勢いで。
俺だって、元討伐隊の一員だ。そこいらの冒険者よりはずっと戦い慣れているはずだ。でもその俺が、二人の動きの間に割り入る事ができない。
片方のアッシュが、僅かに眉間に皺を寄せた。その瞬間、もう一人のアッシュが彼女の剣を弾き飛ばした。飛ばされた剣が俺の足元まで転がってくる。
剣を失ったアッシュはそのまま壁際に追い詰められ、もう一人の剣に首元を押さえつけられた。
「シ……シアン……」
喉元に剣を当てられ、苦しそうな声でアッシュが俺の名を呼んだ。こちらを見るアッシュの赤い瞳が何かを訴えている。俺を…… 俺を待っている……
あれは…… あのアッシュは……
「違う」
大丈夫だ。俺はわかっている。
「お前はアッシュじゃない」
そう言うと、俺を見ていたアッシュはニヤリと笑って魔獣の右腕でアッシュに切りつけた。
咄嗟にアッシュが飛び退ったところへ、魔物の牙を剥きながら襲い掛かる。
その二人の間に飛び込んで、アッシュの牙を剣で受け止めた。牙をとらえた所為で動きが取れない俺に向けて、さらに魔獣の爪が振り上げられる。
その爪が俺に当たる前に、アッシュの剣が魔獣の腕を切り落とした。
アッシュの牙から解放された剣をすかさず構え直して斬りつける。もう片方の腕が切り落とされ、アッシュの体はバランスを崩してよろけて倒れた。
「俺が…… 俺が倒さないと!!」
その彼女にむけて、もう一度剣を大きく振り上げ――
「ダメだ。シア」
アッシュの声がした。
「私たちは『英雄』じゃない」
あ……
そうだ…… これは…… 俺だけの戦いじゃない。
武器と両腕を失ったアッシュは、ハァハァと獣の息遣いを漏らしながら、ただこちらを睨みつけている。
「シアンさん」
デニスの声に気が付いて見回すと、それぞれの相手を倒したらしい。周りに仲間たちが集まっていた。
デニスの不安そうな顔はともかく、ニールまで泣きそうな顔をしている。
なんて顔してるんだよ。お前、リーダーだろう?
「ニール、こいつに止めを刺せ」
「ええ!?」
俺の言葉に驚きの声をあげたニールに、さらにアッシュ…… いや、リリアンが、アッシュの姿と口調のままで声をかける。
「わかっているだろう? とどめを刺すのは『勇者』か『英雄』でないといけない。私たち『サポーター』がとどめを刺してしまっては、無駄になる」
「……でも…… シアンさんが……」
戸惑ったように俺の顔を見る。
「お前がリーダーだろう。俺の代わりにやってくれ」
そう言うと、ニールは黙って頷いた。
ニールがアッシュの前に歩み出た。
両の腕を落とされたアッシュはよろよろと立ち上がると、残る牙を剥いてニールに襲いかかろうとした。
ニールは歯を食いしばると、アッシュをにらみつけながら駆け込んで剣を振り払う。胸元を横一文字に斬り払われた彼女の足が緩むと、ニールはさらに両手で剣を持って振り上げた。
その身にニールの聖剣が深く突き立てられると、アッシュの形をしていた物は不気味な叫び声をあげて崩れた。
その体は黒い霧と一緒に細かい砂のようになって空に散って消え、最後に彼女の骨だけが残る。
そして、ガランと骨が落ちた音が広間に響いた。
俺はその光景を、瞬きもせずにただ黙って見ていた。
「……アッシュ……」
跪いて、アッシュの頭骨を拾いあげる。
わかっている。これはもう彼女じゃない。ただの骨だ。
でも…… でも……
頭ではわかっていても、そんなに簡単に割り切る事なんてできやしない。
俺の所為だ。全部、俺の所為だったんだ。
アッシュを守れなかったのも。
捕まったアッシュを助けに行けなかったのも。
魔族にされたアッシュを倒すことが出来なかったのも。
そうして、再び出会った彼女にこんなものを見せてしまったのも……
愛しい頭骨を抱きしめたまま顔を上げた先に、アッシュが立っている。
いや、あれはリリアンだ。アッシュの生まれ変わりだ。
「シア、立てるか?」
彼女はこんな俺を責めるでも許すでもなく、ただそう言って俺に手を差し出した。
その手に俺の手を重ねると、懐かしい手の温もりで、つかえてた心がすぅとほどけていった。
0
あなたにおすすめの小説
竜皇女と呼ばれた娘
Aoi
ファンタジー
この世に生を授かり間もなくして捨てられしまった赤子は洞窟を棲み処にしていた竜イグニスに拾われヴァイオレットと名づけられ育てられた
ヴァイオレットはイグニスともう一頭の竜バシリッサの元でスクスクと育ち十六の歳になる
その歳まで人間と交流する機会がなかったヴァイオレットは友達を作る為に学校に通うことを望んだ
国で一番のグレディス魔法学校の入学試験を受け無事入学を果たし念願の友達も作れて順風満帆な生活を送っていたが、ある日衝撃の事実を告げられ……
転生幼女は追放先で総愛され生活を満喫中。前世で私を虐げていた姉が異世界から召喚されたので、聖女見習いは不要のようです。
桜城恋詠
ファンタジー
聖女見習いのロルティ(6)は、五月雨瑠衣としての前世の記憶を思い出す。
異世界から召喚された聖女が、自身を虐げてきた前世の姉だと気づいたからだ。
彼女は神官に聖女は2人もいらないと教会から追放。
迷いの森に捨てられるが――そこで重傷のアンゴラウサギと生き別れた実父に出会う。
「絶対、誰にも渡さない」
「君を深く愛している」
「あなたは私の、最愛の娘よ」
公爵家の娘になった幼子は腹違いの兄と血の繋がった父と母、2匹のもふもふにたくさんの愛を注がれて暮らす。
そんな中、養父や前世の姉から命を奪われそうになって……?
命乞いをしたって、もう遅い。
あなたたちは絶対に、許さないんだから!
☆ ☆ ☆
★ベリーズカフェ(別タイトル)・小説家になろう(同タイトル)掲載した作品を加筆修正したものになります。
こちらはトゥルーエンドとなり、内容が異なります。
※9/28 誤字修正
【大賞・完結】地味スキル《お片付け》は最強です!社畜OL、異世界でうっかり国を改革しちゃったら、騎士団長と皇帝陛下に溺愛されてるんですが!?
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞で大賞をいただきました】→【規約変更で書籍化&コミカライズ「確約」は取り消しになりました。】
佐藤美佳子(サトウ・ミカコ)、享年28歳。死因は、過労。連日の徹夜と休日出勤の果てに、ブラック企業のオフィスで静かに息を引き取った彼女が次に目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。
新たな生を受けたのは、田舎のしがない貧乏貴族の娘、ミカ・アシュフィールド、16歳。神様がくれた転生特典は、なんと《完璧なる整理整頓》という、とんでもなく地味なスキルだった。
「せめて回復魔法とかが良かった……」
戦闘にも生産にも役立たないスキルに落胆し、今度こそは静かに、穏やかに生きたいと願うミカ。しかし、そんな彼女のささやかな望みは、王家からの突然の徴収命令によって打ち砕かれる。
「特殊技能持ちは、王宮へ出仕せよ」
家族を守るため、どうせ役立たずと追い返されるだろうと高をくくって王都へ向かったミカに与えられた任務は、あまりにも無謀なものだった。
「この『開かずの倉庫』を、整理せよ」
そこは、数百年分の備品や資材が山と積まれ、あまりの混沌ぶりに探検隊が遭難したとまで噂される、王家最大の禁足地。
絶望的な光景を前に、ミカが覚悟を決めてスキルを発動した瞬間――世界は、彼女の「お片付け」が持つ真の力に震撼することになる。
これは、地味スキルでうっかり国のすべてを最適化してしまった元社畜令嬢が、カタブツな騎士団長や有能すぎる皇帝陛下にその価値を見出され、なぜか過保護に甘やかされてしまう、お仕事改革ファンタジー。
出来損ないと追放された俺、神様から貰った『絶対農域』スキルで農業始めたら、奇跡の作物が育ちすぎて聖女様や女騎士、王族まで押しかけてきた
黒崎隼人
ファンタジー
★☆★完結保証★☆☆
毎日朝7時更新!
「お前のような魔力無しの出来損ないは、もはや我が家の者ではない!」
過労死した俺が転生したのは、魔力が全ての貴族社会で『出来損ない』と蔑まれる三男、カイ。実家から追放され、与えられたのは魔物も寄り付かない不毛の荒れ地だった。
絶望の淵で手にしたのは、神様からの贈り物『絶対農域(ゴッド・フィールド)』というチートスキル! どんな作物も一瞬で育ち、その実は奇跡の効果を発揮する!?
伝説のもふもふ聖獣を相棒に、気ままな農業スローライフを始めようとしただけなのに…「このトマト、聖水以上の治癒効果が!?」「彼の作る小麦を食べたらレベルが上がった!」なんて噂が広まって、聖女様や女騎士、果ては王族までが俺の畑に押しかけてきて――!?
追放した実家が手のひらを返してきても、もう遅い! 最強農業スキルで辺境から世界を救う!? 爽快成り上がりファンタジー、ここに開幕!
実は家事万能な伯爵令嬢、婚約破棄されても全く問題ありません ~追放された先で洗濯した男は、伝説の天使様でした~
空色蜻蛉
恋愛
「令嬢であるお前は、身の周りのことは従者なしに何もできまい」
氷薔薇姫の異名で知られるネーヴェは、王子に婚約破棄され、辺境の地モンタルチーノに追放された。
「私が何も出来ない箱入り娘だと、勘違いしているのね。私から見れば、聖女様の方がよっぽど箱入りだけど」
ネーヴェは自分で屋敷を掃除したり美味しい料理を作ったり、自由な生活を満喫する。
成り行きで、葡萄畑作りで泥だらけになっている男と仲良くなるが、実は彼の正体は伝説の・・であった。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
白い結婚を言い渡されたお飾り妻ですが、ダンジョン攻略に励んでいます
時岡継美
ファンタジー
初夜に旦那様から「白い結婚」を言い渡され、お飾り妻としての生活が始まったヴィクトリアのライフワークはなんとダンジョンの攻略だった。
侯爵夫人として最低限の仕事をする傍ら、旦那様にも使用人たちにも内緒でダンジョンのラスボス戦に向けて準備を進めている。
しかし実は旦那様にも何やら秘密があるようで……?
他サイトでは「お飾り妻の趣味はダンジョン攻略です」のタイトルで公開している作品を加筆修正しております。
誤字脱字報告ありがとうございます!
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる