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第八話 元無人島
しおりを挟む夏が終わり、俺達は、もう1つの家に移動した。
もう1つの家は、俺が、購入した元無人島だ。
この無人島には、勿論ガスや電気や水道が通っていない。
だから、設備をこの島に設置している。
太陽光パネルと海水を真水に変える装置を。
この家は、オール電化のため、ガスは、必要無い。
茉里は、驚くだろうな。
こんな無人島を持っていると知ったら。
そんなことを思いながら、荷物を積んでいると、スーツケースを持った茉里が、やってきた。
茉里は、「宗佑。荷物の準備終わったよ」
俺は、「じゃあ、それを乗せたら、車を出す」
茉里が持ってきたスーツケースを後ろに乗せ、俺達は、車に乗り込んだ。
俺は、運転席に、茉里は、俺の隣に乗った。
「宗佑。移動と言っていたけど、何処に移動するの?」と、茉里が、聞いてきた。
「それは、着いてからのお楽しみだ」と、答えた。
茉里の疑問に答えてから、車を走らせた。
1時間ぐらいで、島の近くの港に到着した。
茉里は、不思議そうにしていた。
車を契約している駐車場に止め、港に向かった。
船着場で、1つの小型船に乗った。
「茉里、こっちだ」と言い、手を伸ばした。
「そ、宗佑。も、もしかして、この船で、移動するの?」と、茉里が、聞いてきた。
「そうだ。この船で、移動する」と、答えた。
「そ、そうなんだ。一体、何処に行くんだろう」と言い、茉里は、俺の手を取って、船に乗り込んだ。
茉里が、船に乗り込んだら、船を出した。
30分ぐらいで、島が見えてきた。
俺は、「茉里。あれが、移動する場所だ」
「し、島。なんで、島なんか持っているの?」と、茉里が、聞いてきた。
「購入したんだ。ちなみに、この船も購入したものだ」と、答えた。
「そ、そうなんだ。宗佑は、お金持ちなんだ」と、茉里は、呟いていた。
島に到着したら、船を止め、島に上陸した。
荷物を持って、家に向かった。
荷物をリビングに置いたら、この島の案内をした。
案内が終わると、何故か、茉里は、俺の肩を掴んできた。
茉里は、下を向き、「宗佑。ずっと気になっていたんだ。でも、聞けなかった」
茉里は、顔を上げ、俺の目をしっかり見てきた。
茉里は、そのまま、「宗佑。なんで、こんなにお金を持っているの?なんで、夜中に出て行くの?誰と関わっているの?全部教えて」
俺は、「分かった、茉里。長くなるから、座って話すよ」
座ってから、全てを話した。
両替のこと、コージのこと、裏組織のこと、今まであったことを。
「そうなんだ」と言い、茉里は、呟いた。
茉里は、「宗佑。裏組織の人と会う時は、事前に僕に言って」
「なんで?」と、聞いた。
「それは、宗佑が、心配だからだよ」と答え、茉里は、笑顔を浮かべた。
俺は、「分かった。事前に言うよ」
茉里は、手を叩き、「これで、聞きたいことはもう無いよ。荷解きしよう」
茉里は、そう言い残すと、自分の部屋に戻ってしまった。
俺の見違いで無ければ、茉里の顔は、少し赤かった。
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・・・
・・
・
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