異世界から帰還したが、元の世界もファンタジーでした

竹桜

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第十七話 新たな生活

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 その後、俺達はフェリーに乗り、フランスのダンケルクに到着した。

 そこからバスで移動し、マジノ線の辺りに移動した。

 そこで家を借りた。

 俺達はそこで過ごすことになった。

 あ、そうだ。

 あの後、バーサークを軍事用に改造した裏の組織は消えた。

 あの場にいた者達が全ての罪を公の場で告白したのだ。

 その後、全てに調査が入り、事実確認が取れたが、その全ての者が自殺していたのだ。

 なので、罪は公になったが、何が起きたのかは分からなくなってしまったのだ。

 まぁ、エリーの無実は証明出来たからいいか。

 残した資料の中にはエリーが同じ研究室の白衣を着た者達に騙されて、作らされたと書かれていた。

 そして、バーサークを危険だと思い命懸けで、それを処分しようと奔走したことも書かれていた。

 今、イギリスではエリーのことを探しているらしいが見つかる筈もない。

 今はフランスにいるからな。

 俺はそんなことを思いながら、店に向かった。

 その店で夕食の食材を購入し、家に帰った。

 家に帰ると、由奈とエリーがキッチンで焼き菓子を作っていた。

 由奈は料理が出来る。

 エリーは研究一色の生活を送っていたため、殆ど料理が出来なかった。

 フランスに来てから、俺や由奈から料理を習って、料理のスキルを上げている。

 最初はそこまでだったが、今は普通に美味しいパイ料理を作ることが出来る。

 林檎とバターのいい匂いがするな。

 どうやら、今日のお茶菓子はアップルパイみたいだな。

 エリーが作るアップルパイは特に美味しいから、楽しみだ。

 俺は夕食の食材をキッチンに持っていった。

 キッチンで夕食の食材を購入してきたことを伝えた。

 購入してきた食材を冷蔵庫に仕舞ってから、由奈とエリーと一緒に夕食を作った。

 出来上がった夕食を机の上に置き、俺達は椅子に座った。

 俺達は手を合わせた。

 「「「頂きます」」」

 俺達は美味しく夕食を食べた。

 夕食を食べた後は食器をキッチンに持って行き、洗った。

 洗った食器を乾かし、食器棚の中に入れた。

 片づけた後は紅茶を淹れ、2人が作ってくれたアップルパイを3等分に切り分けた。

 それを机の上に運び、俺達は椅子に座った。

 俺達は紅茶を飲みながら、会話をしていた。

 アップルパイを食べた。

 とても美味しかった。

 やっぱり、エリーのパイ系の料理はとても美味しい。

 パイ系の料理は俺も由奈もここまで美味しく作れないだろう。

 食後の紅茶とアップルパイを食べ終わったら、由奈から風呂に入って貰った。

 由奈が入っているときに使った食器を片付けた。

 由奈が風呂から出てきたら、エリーが風呂に入った。
 
  俺は1番最後だ。

 エリーが風呂を出てから、俺が風呂に入った。

 俺が風呂を出ると、結構いい時間なので、直ぐに寝ることになる。

 俺は由奈とエリーと別れ、自室に向かった。

 俺は直ぐにベッドに入って、眠りについた。
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