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第14話 君を助け出す
しおりを挟む[グレーク伯爵の屋敷を出て一週間後]
僕は、隣国の友好国、バレンタ王国に来ていた。
ハロルク王国と比べて、少し寒いと感じた。ハロルク王国は、1年を通して温暖な気候である。
その日は、満月が綺麗に浮かび上がっていた。
僕は街を回って、疲れていたので、宿で休憩していると、アリア嬢に渡したペンダントが、反応していることに気がついた。
これはやばい事態だと理解し、初めて神速を使い、向かった。
反応を示した場所までは、1秒もかからなかった。着いてすぐに、古い屋敷を発見し、そこから反応が出てることに気づいた。すぐに、その場所に向かった。
[アリア視点]
ここは、どこ?なんで、私は、こんなところにいるの?という、疑問が頭の中に浮かんだ。
そんなことを考えていると、足音が聞こえ、男達が入ってきた。「お、やっと、目覚めたか」と、気持ち悪い目線を私に向けてきた。
「家に返してください」と、私は男達に向かって言った。
そしたら、男達は、「それは、できないなぁ。お前は俺たちのおもちゃになるんだから」と、私に言ってきた。
私は、その言葉を聞き、絶望した。そして、祈らずにはいられなかった。だれか、助けて、誰でもいいから、お父様、お兄様、アレクくんと、彼から貰ったペンダントを握り締めながら。
次の瞬間、部屋の壁が壊れ、誰かが入ってきた。
[アレク視点]
反応があった場所に、突入すると、アリア嬢を発見するとこができた。すぐにアリア嬢のことをお姫様抱っこをして、屋敷から離れた。そして、屋敷全体に風壁を張り、中にいたものを逃げられないようにした。
「大丈夫でしたか、アリア嬢」と、声を掛けた。
僕の声を聞いて安心したのか、泣きながら有難うございましたと繰り返していた。
彼女が落ち着くまで、僕は隣にいた。そして、彼女が泣き止んでから、グレーク伯爵の屋敷に向かって、瞬足を使った。その時のアリア嬢の顔は、真っ赤になっていた。
[グレーク伯爵の屋敷]
グレーク屋敷の前に着いたら、屋敷の中は、パニック状態になっていた。
グレーク伯爵が、剣を持ち、行こうとしていることを使用人達が止めているところが見えた。
僕は、アリア嬢を降ろした。
そしたら、アリア嬢は、グレーク伯爵に「お父様」と、言い抱きつきに行った。娘の姿を見て、グレーク伯爵は、アリア嬢を抱きしめ、「ああ、よかった無事で、本当に良かった」と、涙を出しながら。
しばらくだった頃に、グレーク伯爵があることに気がついた、「アリア、どうやって無事に帰ってきたのだ」と、アリア嬢に尋ねた。
「それは、アレクくんが助けてくれました」と、グレーク伯爵の問いに答えた。
その言葉を聞き、入り口に立っている僕にグレーク伯爵は気がついた。そして、僕の前まで来て、僕の手を握りながら、「本当にありがとうございます」と言ってきた。
「いえ、助けられて本当に良かったです」と、僕は返した。
「では、アリア嬢を攫った不届き者達を捕まえに行きましょう」と、グレーク伯爵に言った。
その言葉を聞き、切り替えて「ああ、案内をよろしく頼む」と僕に向かって言った。
その時、アリア嬢と目が合い、僕に向けて満月よりも美しい笑顔を浮かべた。
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