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第49話 昔の約束
しおりを挟む「ねぇ、アレク、僕達が最後にした約束覚えている?」と、エーリゼが僕に聞いてきた。
「うん、覚えているよ。また会うことがあったら、再会した時に1つゆうことを聞く約束だよね。それが、どうかしたの?」と、答えた。
「覚えていてくれて嬉しいよ。だから、その約束を今使っても大丈夫だよね?」と、聞いてきた。
「うん、僕に出来ることだったら、大丈夫だよ」と、答えた。
「え、えっとね、僕をアレクの婚約者にして欲しいの」と、顔を赤くしながらエーリゼが言った。
「え、どうしてなの?」と、僕はエーリゼに聞いた。
「そ、それは、一緒に旅をしていく中で、アレクのことが好きになったの。9歳の頃からずっと好きだったの」と、更に顔を赤くしてエーリゼが答えた。
「ありがとう、エーリゼ。じゃあ、今から一緒に僕の婚約者達に挨拶しに行こう」と、言った。
「え、いいの、アレク、僕が婚約者になっても?」と、エーリゼは聞いてきた。
「ああ、大丈夫だよ。だって、こんなにも僕のことを思ってくれているから」と、答え、手をエーリゼに伸ばした。
「うん、ありがとう、アレク」と、エーリゼは笑顔を浮かべ、僕の手を取った。
その後は、クロードとエレナに別れを告げ、王宮に戻り、婚約者がいる部屋に向かった。
客間のドアをノックした。中から、どなたですか?と、テレスの声が聞こえてきた。僕だよ。今入っても大丈夫?と聞いた。大丈夫だよと、テレスの声で帰ってきた。
その言葉を聞き、僕はエーリゼと一緒に客間の中に入った。
「え、エーリゼちゃん、久しぶり」と、アリアが驚いた顔で、言った。
「え、久しぶりだね、アリア」と、エーリゼが答えた。
「エーリゼと知り合いなのか?アリア」と、アリアに聞いた。
「はい。隣国のサレック伯爵の娘さんで、お父様の領と隣なので、幼い頃に何度か一緒に遊びました」と、答えた。
「でも、何で、アレクくんと一緒なのですか?」と、アリアが聞いてきた。
「それは、僕がアレクの新しい婚約者になるから、その挨拶をしにきたんだ」と、エーリゼが答えた。
その言葉を聞き、3人ともえっと驚いた。
「ど、どういうこと、数時間の間に何があったか、全部説明して」と、テレスが言った。
「うん、説明を、して欲しい」と、フェリスも言った。
「まずは、エーリゼと出会った時から話するね。エーリゼとは、旅をしている時に出会って、一緒に旅をしていた時期があったんだ。そして、エーリゼが婚約者になったのは、僕のことを9歳の頃から好きでいてくれたらしくて、それに応えようとしたから」と、答えた。
「そうなんですね。エーリゼちゃん、今の話本当のことですか?」と、アリアはエーリゼに聞いた。
「うん、その通りだよ」と、顔を赤くして答えた。
「そうですか。でしたら、私は、エーリゼちゃんがアレクくんの婚約者になることは大丈夫です。テレスちゃんとフェリスちゃんは、大丈夫ですか?」と、2人に聞いた。
「私も話を聞いた限り、大丈夫よ。これからよろしくね、エーリゼ」と、答えた。
「私も、大丈夫、これから、よろしく」と、フェリスも答えた。
「うん、これから、よろしくね」と、エーリゼは言った。
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