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出会い
ペット宣言
しおりを挟む「…あ"ぁ…これっ…なに…」
青年は手にあるスイッチを押した途端、あり得ないところから
強烈すぎる快感ともむしろ苦痛に近い感覚を感じる。
「すごい反応…強過ぎたかな~ごめんね」
そう言って、カチカチと操作して、
強烈な刺激は優しくもどかしいものに変わった。
「これっ…いやぁ…とめて…」
「大丈夫だよー気持ちいいのに集中して」
手足を固定されて、どこにも逃げ場がない。
快感から逃げるように腰が浮いてしまうが、
中でしっかり固定されているその異物の刺激からは逃げられなかった。
「…おねがぃ…とめて…たすけて」
涙で揺れる視界には優しく微笑む彼が映った。
「じゃあ、僕のいうことなんでも聞きますか」
「…きく…きくから…たすけて…」
そんなところから快感を拾う日が来るとは思わなかった。
そんな強過ぎる刺激から助けて欲しくて、彼に縋るように願った。
「約束ですよ」
そう言ってあろうことか、
彼はおもちゃの動きをより激しいものに変え、
いつも1人でするときに快感を拾い慣れているほうのものを手で追い詰めくる。
「あっ…だめ…それだめ…っ…」
止めれば止めるほど、彼は激しく追い詰めてくる。
そして俺は訳がわからないまま、彼の手で果ててしまった。
「…んぁっ…んん…やめ…」
ピークを迎えてからも彼はゆるく前を刺激したまま、
後ろのおもちゃを止めてくれた。
大きな快感の波は彼の手で徐々に落ち着いた波になった。
「すごっ…いっぱい出ましたね」
そう褒めてるのか馬鹿にしてるかわからないセリフを言いながら、
彼は手についた俺の白濁したものを舐めとった。
「…///」
彼の色っぽさと、
行為に乱れてしまった自分を思い出してしまって、
顔から火が出そうなくらい熱くなった。
「すごい濃くて、美味しいですよ」
そんな彼の微笑みを見ながら、俺はまた意識を手放した。
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