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1人の監禁生活
……。
しおりを挟むはぁ…はぁ…はぁ…
もう何回目かわからない精を吐き出す。
寝具が汚れるのを気にしてられないくらい体の熱でどうにかなってしまいそうだった。
「んん…ユシエルっ…ユシ…エル」
1人ではどうにも満たせない体を持て余す。
彼がただただ欲しい。
逃げたかったはずなのに、
自分の心の感情が乱される。
今まで人間界の代表となってから、
ちゃんとしなきゃと思って生きてきたのに、
全てを放り出して彼との情欲に溺れたくなってしまう。
そんな精を吐き出した後のわずかな冷静な間で
理性がチラつくが、
結局体の熱は治まりそうになかった。
そんな何度目かもわからない絶頂を迎えた後、
俺は意識を失うように眠りに落ちた。
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