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確信犯の罠
返事は
しおりを挟む「いいよ」
俺は彼に甘えたくなった。
人間代表の立場を全て捨てて、彼と駆け落ちしたくなった。
「…本当ですか」
ガバっと布団を捲り取られ、
顔を掴まれて目を合わせさせられる。
「あ…ああ、本当だ」
流石にまだ感情の整理はついていないが、ユシエルがいない未来はあまりにもモノクロに見えてしまって
少し目を逸らしてちゃんと意識を伝える。
「美都様‼︎」
そしたら感極まったユシエルに熱い口づけをされた。
「大好きです。絶対大事にします。」
「ああ…んっ」
またも熱い口づけと共に、ギュッと力強い抱擁をされる。
全身で大好きを伝えてくれてるみたいで心地いい。
応援ありがとうございます!
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