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INSIDE
エピローグという名の蛇足
「ほんと、ろくでなしな馬鹿な男だよなぁ」
ぱちりと目を開けて、トールはため息をついた。
ろくでもないものを見せられて吐き気を覚えつつため息をつくと、腕の中の存在が「ん」と声をあげてすり寄ってくる。
腕の中で安らかに眠るのは、17歳となり、今日トラヴィスの妻となったフェリコットだ。
初夜を迎え、たっぷりと愛し合った余韻に浸りながら、トールはすり寄ってきたフェリコットを抱きしめなおす。
素肌の触れ合いが気持ちよくて、フェリコットの甘い香りが鼻孔をくすぐった。
極上の幸せというのはこういう事を言うのだろう。
だからこそ、ろくでもない夢を見せられたことがどうにも腹立たしい。
もう何度も見たのだから、今日くらい自重して欲しいものだと、トールは憤慨する。
16歳で透流の記憶を取り戻し19歳となる今まで、トールは少しずつであったがトラヴィスが犯した四度の愚行を思い出していた。
一度目は糞餓鬼の拗らせ、
二度目は論外
三度目は悪意に翻弄されてる分、情状酌量の余地がありそうだが、女性の扱い方を決定的に間違えてる段階で「死ね」と吐き捨てた。
四度目に至っては、「今までの自業自得だろ?」と馬鹿にしてやりたくなる有様だ。
どんなに改心しても性根が腐っているならどうしようもない。
トラヴィス・リオブライド・ランフォールドはそう言うタイプの人間だったと、トールは考える。
ないものねだりをして、駄々をこねてはフェリコットに八つ当たりした糞餓鬼。
なくなって初めて気がついて、後悔して、取り戻そうと願う浅ましさで、本当に大切なものを傷つけ続けていた、愚かな愚かな糞餓鬼王子様。
そうして結局、諦めては別の誰かに丸投げしたのだから救いようがない。
(まぁ、そのおかげで俺はフェリに逢えたんだけどな)
そう思いを馳せるトールは目元を綻ばせると、眠るフェリコットの頬を撫でてから、そっとベッドを抜け出した。
一糸まとわぬ姿であったので、一応というようにガウンだけを羽織り、気配に導かれてベランダへと静かに足を運ぶ。
「そこにいるんだろ、黒幕さん。新婚の初夜を邪魔したことは怒んないから出てきてよ」
そう声をかけるとどこからともなく、くすくすと言う笑い声が聞こえた。
「あーあ、失敗しちゃった。もったいぶらないで、適当に妥協しておけばよかったなー」
鈴のなるような声だった。
柔らかな青い髪に、真白の瞳をしたフェリコットと同世代位の少女が、揺らぐ霧のように姿を現す。
悪意も、善意もない、ただそこにいるだけのような少女だった。
無垢と言うのが一番近いのかもしれない。
透流としての経験上、こういう手合いが一番ヤバい。
それで臆することなく、トールは少女と対峙する。
「こんばんは、黒幕さん。それともリエラヴィアって呼んだ方がいい?」
「まぁ、それも本名じゃないんでしょうけど」と付け足せば、少女は意表を突かれたような顔をして、それから大層おかしいとでも言うように笑いだした。
「あはは、いつからそんなに聡くなったの、トラヴィス。
あぁ、違うわね、あなたトラヴィスじゃないもの」
「ねぇ、いつ気がついたの? 異界の子」と、少女が尋ねると、トールは深呼吸した。
「糞餓鬼の最初の記憶を思い出してから割とすぐ。
いくら俺が、愚かだからって、女嫌いの俺が平民あがりの無礼な女に心開くわけないだろ。
おかしいって思ったのは、フェリコットが死んだあと、あんたの存在が掻き消えたから。
だってどう考えてもおかしいだろ、公女が1人死んでて、その原因の一つである平民あがりの子爵令嬢が罰せられないわけない。
少なくともフォルケイン公爵家は怒り狂うだろうな。
にも関わらず、あんたは罰せられないどころか、煙のように消えて、俺もそれに気がつかなかった」
「あら、誰も私の存在を知らなかっただけかもしれないじゃない。それか、いたいけな少女だからと許されたのかもしれないわ」
「んなわけあるか、こちとら腐っても第三王子なんだよ。
影がついてるし、フェリとの結婚は王命だ。
それを踏み荒らすような真似をした挙句、結果として公女が死んでるんだ、咎めが無いわけねーだろ」
吐き捨てるようにそう言うと、少女はちっとも残念じゃなさそうに「そう」と呟く。
怒られてへそ曲げている子供のように、手すりの縁に腰かけると「続けて頂戴」なんて偉そうに言う。
恐ろしい女だと、トールは小さく舌打ちした。
「……今世で、お前のことを調べた」
「まぁ」
「リエラヴィア・コーネリウス。そんな名前の貴族令嬢は、コーネリウス家にも、この国のどこにも存在しなかった」
「あら、存在しないは大げさでしょ。まだ平民だったかもしれないし」
「俺がフェリの憂いの原因が分かってるのに、ほっておくと思ってるの? 俺の記憶全部探って情報を集めて、該当する者を全部虱潰しに潰してったんだから間違いがあるわけねーだろ。
あんたみたいに青い髪をした平民で、適齢の女は貴族はもちろん、裏社会に至るまで全て調べた。
だから、今回の人生にあんたは出てこなかったんだろ?
俺が、あんたの存在を疑ってるって知ってたから」
四度繰り返した人生で、トラヴィスは必ずリエラヴィアと出会ったが、トールとなった五度目ではその影も形も捕らえることはできなかった。
これで何もないわけがないと、挑発するようにトールが言葉を投げかけるが、少女はにこやかに微笑むだけだ。
それを肯定と受け取りながら、トールは会話を続ける。
「あんたは一番目の時、目的をもって俺に近づいて、惑わした。
そうして、フェリを失って絶望する俺の前に何食わぬ顔をして現れて、時を戻したんだ。
俺があんたをリエラヴィアと認識しなかったのは、そう言う魔法か何か使ったんだろ。違うか?」
少女はトールの話を聞いて、「すごいすごい」と無邪気に手を叩いて喜んだ。
「すごいわ、異界の子ってどうしてみんな頭がいいのかしら」
「ふざけるなよ、お前のせいでどれだけフェリが傷ついたと思ってるんだ」
「まぁ、誤解だわ。
私はトラヴィスが望んだとおり、時を戻しただけよ。
あの子が時を戻したくなるようにお膳立てしたけど、それだってちょっとしたスパイスだわ」
「スパイスだって? あれだけ追い詰めてよく言う。
だいたい、俺の記憶が戻るきっかけは、フェリコットの絶望だろ?」
怒りをにじませながらトールは言う。
そう、トラヴィスが時戻り前の記憶をとりもどすには、いつだってきっかけとしてフェリコットの絶望があった。
二度目の時は、首を刎ねられる直前に。
三度目の時は、子を失ったと思った時に。
四度目の時は、この繰り返しに絶望した時に。
だからいつだって、トラヴィスが思い出した時には手遅れだったのだ。
五度目の今回がうまく行ったのは、一重にフェリコットが記憶を取り戻した直後に、またはじまった繰り返しに絶望したことがきっかけだ。
もし、フェリコットがあの時絶望しなければ、トラヴィスは記憶の戻っていないトラヴィスのままだった。透流の記憶を取り戻すことも、トールとして覚醒することもないまま、また徒にフェリコットの事を傷つけて死なせてしまったに違いないとトールは確信している。
そうして、また死の直前で絶望したフェリコットによって、今度はトールがその死を見届けるのだから、質が悪いとしか言えない。
「まぁ、すごい。本当にすごいわ、あの子は最後まで気がつかなかったのに」
「喜んでんじゃねーよ、クソ女。性格歪むのも大概にしろよ」
「あら、これは私も誤算だったのよ。
まさか、フェリコットの精神がここまで強固だと思わなかったの。
もっと早く、絶望していたらあんな悲惨な死に方はしなかったと思うわ。
そっちの方が、私の目的も果たせたのに、本当に残念よ」
にこりと、少女は笑う。
邪悪で、悪意が満ちた笑顔にぞわりと背筋が凍る気がしたが、トールは屈しない。
「あんたの目的ってなんだ」
「うん? 知りたいの?」
少女は小首をかしげながら言った。
だめで元々だと思っていたトールに、少女はにんまり微笑むと歌うように無邪気に言った。
「いいわよ教えてあげる。
私はね、体が欲しかったの。
夢花の牡羊の末裔の、無垢な体が」
少女はそう言うと、手すりの縁に立ち上がり、くるりと一周した。
ふわりと青い髪が揺れ、真白に金が混じった瞳が揺らめく。
スカートがくるりと翻り、妖精のような華奢な体が月明かりに照らされる様子は、とても神秘的で同時に恐ろしく見えた。
「この体はね、私のコレクションの1つなの。
とってもきれいでしょ?
200年くらい前に貰った癒しの鼠の家の子の体なんだけど、貰うのに凄い手間がかかったお気に入りなのよ。
フェリコットの体、この子によく似てとってもよさそうだったから、ずっと欲しかったのに、邪魔されちゃったの。だから別の方法で手に入れようと思っただけなのよ。
それなのに、何回繰り返しても綺麗なまま手に入れられなかったんだもの。
いくら相性が良くても、凌辱後とか、首と胴体が分かれた後とか、妊娠してるとか綺麗じゃないんだもの。
でもこうなってくると、お腹の穴ぐらいで我慢しておけばよかったわね、あの時妥協しておけば一応手に入ったんだから」
心底残念だと言うように、少女は口すぼめて言う。
じわりじわりと怒りが湧きたつが、それを浴びせたところでこの少女には何も響かないだろう。
それが分かるから、トールはただ拳を握る。
寝室で眠るフェリコットを、初夜のうちに愛しておいてよかった。
この少女が言う「無垢」というのは恐らくそう言うことだ。愛していなかったら彼女は、今この少女に永遠に奪われていたかもしれない。
そんなこと、想像しただけでも怒りがわく。
「悪いけど、お前にフェリコットは渡さない。
未来永劫、生まれかわっても、また時を戻したとしてもだ」
「まぁ、大丈夫よ。
私は、異界の子には干渉できないの。
トラヴィスの魂が消えて貴方になった時点で、私は貴方の時間に干渉できなくなったわ。
貴方を基盤として時を戻せない以上、フェリコットの綺麗な体はもう手に入らないもの。
とっても残念だけど、諦めるしかないわ」
少女は歌うようにそう言った。
おもちゃを一つ、壊した子供のような無邪気な声音だった。
「あーあ、欲しかったな。高慢で傲慢で、我儘だけれど真っすぐな女の子がぐっちゃぐっちゃに壊れたあとの体」
「……」
「絶望を何度も浴びて、精神崩壊してしまった魂を宿した体。こんな機会じゃないと手に入らなかったのになー」
「俺は、お前を許さない」
「ん?」
「三度目の時に、フェリを階段下に突き落としたのも、息子に真実を話したのもお前だろ」
「最悪な女だ、お前は、本当に」という、トールの言葉に少女は妖艶に笑う。
三度目の時。
あの時は正直ろくでなしはろくでなしのままだったが、何かのきっかけがあれば改善するチャンスはあった。そのチャンスを悪意で塗りつぶしたのは、目の前にいる少女だ。
トールは、思い出してからというのもトラヴィスの事をいつだって殴りたいし、殺したい。同情する余地はほとんど持ってないが、ただ三度目の時だけは悪意に踊らされて、幼い息子迄失ったことだけは同情をしてしまいたくなる。
この少女が干渉しなければ、哀れなフェリコットに幸せな未来の可能性がほんの少しだけあったかもしれない。
けれど手紙を届かないように細工して、フェリを階段から突き落とし、幼い息子に悲惨な真実を話して毒杯を渡す。
この悪意のオンパレードを、どうして許せるというのだろうか。
それになにより、無垢な幼子を巻き込むことが許せなかった。
トラヴィスの事は死ねばいいと思うが、あの時のトラヴィスは、最低限立派な父親であったのだ。少なくとも透流の父親よりは。
トールの怒りを知ってか知らずか、少女はにこりと微笑む。
「私ね、ショートケーキが好きなの」
「あぁ?」
「真っ白な生クリームに飾られて、とってもきれいで美しいでしょ?
そのショートケーキを、ぐちゃぐちゃにつぶしてから食べるのが大好きなのよ」
くすくす笑いながら言う少女は、まるで理解不能な化け物だった。
きっと、そもそも人外なのだろうと思うと、妙に納得できた気がした。
「……下品だな」
「そうね、でも趣味だもの。
それにあなたにとやかく言われたくはないわ」
「は?」
少女はつっとトールに近づくと、トールの顔にその指先で触れた。
顎をくいっと持ち上げられ、真白の瞳がトールのアクアマリンの瞳と重なる。
「あの子が四度繰り返して諦めたおかげで、貴方はフェリコットと結ばれたのだから、貴方は私に感謝すべきだと思わない?」
にやりと悪意を持って笑う少女の手を、トールは鼻で笑って弾き飛ばす。
「馬鹿じゃねーの。そもそも、嫁を散々傷つけた元カレを、俺が許すとでも思ってる?」
トールが、トールにフェリコットを託して消えてしまったトラヴィスの事を許す日は来ない。
どんなに改心しようと、トラヴィスの性根は我儘な糞餓鬼だ。
フェリコットの一途さにも、健気さにも気がつかなかった鈍感糞男に、トールが同情するわけがない。モラハラパワハラしまくった男が、未練タラタラロミオをしてるだけなのに、どうして同情できるのか理解したくもない。
透流がホストをしていた時も、常連のお客さん(夫の不倫で離婚したら、元夫から付きまとわれた経験があるって言ってた)がボロクソ言ってた理由が、今ならよく分かる。
四度繰り返した時戻りの人生で、トラヴィスは高慢で傲慢で、我儘で前向きだったフェリコットを何度も殺して、ズタズタにしてしまった。
ここにいる卑屈で、幸福に怯えながらも、一途さと健気さだけは手放さなかったフェリコットを手に入れたのはトールなのだ。
トールは今のフェリコットを愛している。
それこそ、後から気がついた糞野郎よりも、ずっと深くだ。
誓いではなく、断言である。
透流の記憶を取り戻す前に確かにいた、高慢で傲慢で、我儘で前向きだったフェリコットのことだって、トールは愛してる。それが永遠に失われる原因になった男を、どうして許せようか。
トラヴィスの心は、トールのどこにも残っていない。
あの日、跡形もなく消えてそのままだ。きっともう、永遠に戻ることはない。
それでももし、顔を合わせることがあるならトールはトラヴィスに「ざまあみろ」と言ってやろうと決めている。
それだけあの糞餓鬼の罪は重い。
だから、少女に罪悪感を刺激されても、挑発されてもトールは動じることはない。
少女は、そんなトールの反応が面白くないのかスッと無表情になった。
「あなたって、面白いのにつまらないわね」と、おもちゃに飽きた子供のような声音で呟くと、トールに背を向ける。
「それじゃあね、異界の子。もう二度と会わないわ」
「末永く、お幸せに」と、感情の全くこもっていない祝福の言葉を紡いで、少女は闇夜に溶けるように消えた。
張りつめていた空気に、トールがほっと息を吐くと、寝室から「とーるさま……」と自分を呼ぶ愛妻の声が耳に届いた。
「フェリ、起きちゃった?」
「はい……、トール様は」
「ちょっとベランダで涼んでただけだよ。起こしてごめんね」
トールはそう言って、眠るフェリコットを抱きしめた。
大切に、大事に、優しく愛したフェリコットの体だったが、初めての彼女に少々無茶をした自覚がある。
精神的な年齢は透流よりなので、トールは実年齢よりだいぶ大人びていると自分では思っているが、体はまだ19歳なのだから、これは致し方ないことだと理解してほしい。
唇を重ねてキスをねだれば、拙いながらも応えてくれるフェリコットに、若さが主張を始める。
「フェリ……」
「はい」
「もう一回、愛してもいい?」
「……ふぇ」
「俺、フェリと結婚するまで3年待ったし、今日のできっとフェリに赤ちゃんできたでしょ?
そうしたら、赤ちゃんが生まれて体が落ち着くまでこうしてイチャイチャできないと思うから……ね?」
「いちゃいちゃ???」
「うん、それに三度目の時みたいにうまくいくとは限らないし。だから絶対赤ちゃんできるように念入りに抱きたい」
「ねんいりにだきたい???」
「うん。だめ?」
こてんと首を傾げてあざとくねだる。
ホスト時代の透流のスキルで、これで何人もの年上のお姉さまにドンペリを入れてもらった記憶が蘇る。
そんなことを知らないフェリコットは、散々赤くさせて乱れた体をまた赤く染めて、うんうんと必死で頷いた。
それがあんまりにも可愛くて、トールはクスリと笑いながら肌同志を絡めあうと、トールの想いで悲しかった記憶全てを上書きするように、また深く愛していく。
(こういうのもNTRの一種って言うのかな……。
フェリと一緒にいると先輩刺し殺そうとしたあのメンヘラストーカーの気持ちがちょっと分かる気がする。けど、殺して俺だけのものにしたいとか思わないだけ俺ってマシだよね)
にこにこと笑いながらそんなことを考えるトールに、フェリコットは首を傾げながらもすり寄ってくれる。
確かな幸福がここにあった。
……本当は気がついている。
フェリコットが最初から一途に愛しているのは、あの糞男でトールじゃないことを。
トラヴィスがもう、この世のどこにもいないと聞いたら、フェリコットはまた絶望してしまうだろうからトールは言わないけれど。
トールはどんなに想っても永遠にトラヴィスに勝てなくて、トラヴィスは永遠にフェリコットに逢えない。
そしてフェリコットはそれを知らずに、トールの中にトラヴィスがいるのだと信じて、トールを愛して生きていく。
けれどそれでもかまわない。
確かに今、トールが愛したフェリコットがここに生きて幸せそうにしているのだから。
ひとつだけ、罪悪感があるのは、三度目の時にフェリコットが失ったと思い込んでいる息子が、あの日ちゃんと生まれていて、10歳までは生きていたのだと言う事を伝えていないこと。
それを伝えれば、トールがトラヴィスの記憶を持っていることを知ってしまうし、何よりも、そうして生きていた息子が10歳で自死を選んだなど、フェリコットを愛しているトールが言えるわけがない。
それにきっと、遠くない未来に息子は戻ってくるのだ。
だから、言う必要はないはずだ。
(歪んだ幸せでも、それでいいや。
だって、確かに今、俺達は幸福なのだから)
なんて思いながら、トールはまたフェリコットに深く口づけた。
もう繰り返すことのない、生涯続く幸福に酔いしれながら、2人は眠ることなく朝を迎えたのだった。
fin
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