これは王命です〜最期の願いなのです……抱いてください〜

これは王命です……抱いてください

「アベル様……これは王命です。触れるのも嫌かもしれませんが、最後の願いなのです……私を、抱いてください」


呪いの力を宿した瞳を持って生まれたサラは、王家管轄の施設で閉じ込められるように暮らしていた。

その瞳を見たものは、命を落とす。サラの乳母も母も、命を落としていた。

希望のもてない人生を送っていたサラに、唯一普通に接してくれる騎士アベル。

アベルに恋したサラは、死ぬ前の最期の願いとして、アベルと一夜を共にしたいと陛下に願いでる。

自分勝手な願いに罪悪感を抱くサラ。
そんなサラのことを複雑な心境で見つめるアベル。

アベルはサラの願いを聞き届けるが、サラには死刑宣告が……

切ない→ハッピーエンドです

※大人版はムーンライトノベルズ様にも投稿しています

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