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守り人と狩人と猫族
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大密林シーヴァを一本の街道が通っている。西と東の国同士を繋ぎ交易と交通手段を担っている重要な道路なのだ。
その街道のほぼ中央に中規模の宿場町があり旅人や行商人の安息の場として賑わっており、宿場町の名はブリーリャ(華やかな町)と呼ばれている。
ブリーリャはモンスターなどから町を守るために石でできた外壁でできていて常にギルドが雇入れた傭兵や冒険者達によって24時間体制で守られているのだ。
そして、このブリーリャもまた大密林シーヴァの守り人達に監視されいるのだがブリーリャに滞在している人々はこのことに気づいていない。
それほど守り人は隠密行動が得意であり、大密林シーヴァを穢そうとする者には容赦なく、守り人から狩人へと変貌する。その身体能力は恐ろし程高く、並みの冒険者であれば瞬殺、Aランクの冒険者でも赤子の手をひねるが如く目を合わせた次の瞬間には息絶える程の実力の持ち主である。
彼等の生態系は謎が多く沢山の逸話もあるのだ。
ある冒険者曰く「あいつ等は全身が真っ黒でAランクの冒険者10人のパーティーで挑んでも次の瞬間にはパーティーメンバーが半分以下になるほど強く歯が立たないと断念し撤退をするも最後に生き残ったのは俺1人だけだった。」など。
これはブリーリャにいる者なら誰しもが知っていることで子供の頃から決して大密林シーヴァの守り人に手を出してはいけないと教え込まれる。
だが、ここにそんなこも気にせずせっせとVSE周辺の生態系と資源調査する勤労なアンドロイドがいた。私のことなのだが・・・。
「ラナは守り人には近寄るなと警告されてきたが・・・私の探知網にかかるのはどういうことなんだろう。」
一定の距離を保ちつつ常に私の事を監視しているそうなのだ。私のボディには対地・対空・気象測定レーダー類が内臓されておりVSEと常にオンラインで広域を観測・監視を行っている。
その監視網に「ここにいますよ」といわんばかりに丸わかりなのだ。
まぁ、どうでもいいか。さて資源調査でも始めるかと手に転送したのはハンマーとタガネで古来のやり方で調べていく。理由はのにち教えるとしよう。
「さて、いっちょやりますか!」
岩肌がむきだしになっているところをハンマーとタガネで掘り起こしたり、崩したりして地層の年縞(ねんこう)調査を開始。
掘りだした岩石類はコンテナに入れつつ一杯になったらVSEの実験ラボへと転送していく。
「ロロ姉さま、あのゴーレムは一体何をやっているのかにゃ。箱に岩を入れたと思ったら次の瞬間には消えてなくなるし・・・あいつ盗掘屋かなんかかにゃ?」
「さぁ私にもさっぱりわからないわ・・・。ゴーレムが穴を掘るのは知られているけどもそれは遺跡などの番人をしているゴーレムの類だけよ。あ、ネリーほらよく見て。箱が消えたと思ったら空の箱がまたどこからかでてくるのよ不気味だわ。」
二人は双子でロロ姉さまと呼ばれた守り人とネリーと呼ばれた守り人が私をストーキングしていたようだ。
全身が機動性と隠密性を重視した黒色のライダースーツを着込んでいるようだ。顔もフルフェイスマスクで隠していて金色の目元だけがギラリと私を凝視する。
「ロロ姉さま、どうします?仕留めますかにゃ?」
「そうね。このまま見過ごすことはできないわ。ネリー間合いを一気に詰めて前後で挟み撃ちにしましょう。」
「ロロ姉さま、了解にゃ!」
双子の猫族の守り人は見過ごさず狩人として私を仕留めに動きだす。
その街道のほぼ中央に中規模の宿場町があり旅人や行商人の安息の場として賑わっており、宿場町の名はブリーリャ(華やかな町)と呼ばれている。
ブリーリャはモンスターなどから町を守るために石でできた外壁でできていて常にギルドが雇入れた傭兵や冒険者達によって24時間体制で守られているのだ。
そして、このブリーリャもまた大密林シーヴァの守り人達に監視されいるのだがブリーリャに滞在している人々はこのことに気づいていない。
それほど守り人は隠密行動が得意であり、大密林シーヴァを穢そうとする者には容赦なく、守り人から狩人へと変貌する。その身体能力は恐ろし程高く、並みの冒険者であれば瞬殺、Aランクの冒険者でも赤子の手をひねるが如く目を合わせた次の瞬間には息絶える程の実力の持ち主である。
彼等の生態系は謎が多く沢山の逸話もあるのだ。
ある冒険者曰く「あいつ等は全身が真っ黒でAランクの冒険者10人のパーティーで挑んでも次の瞬間にはパーティーメンバーが半分以下になるほど強く歯が立たないと断念し撤退をするも最後に生き残ったのは俺1人だけだった。」など。
これはブリーリャにいる者なら誰しもが知っていることで子供の頃から決して大密林シーヴァの守り人に手を出してはいけないと教え込まれる。
だが、ここにそんなこも気にせずせっせとVSE周辺の生態系と資源調査する勤労なアンドロイドがいた。私のことなのだが・・・。
「ラナは守り人には近寄るなと警告されてきたが・・・私の探知網にかかるのはどういうことなんだろう。」
一定の距離を保ちつつ常に私の事を監視しているそうなのだ。私のボディには対地・対空・気象測定レーダー類が内臓されておりVSEと常にオンラインで広域を観測・監視を行っている。
その監視網に「ここにいますよ」といわんばかりに丸わかりなのだ。
まぁ、どうでもいいか。さて資源調査でも始めるかと手に転送したのはハンマーとタガネで古来のやり方で調べていく。理由はのにち教えるとしよう。
「さて、いっちょやりますか!」
岩肌がむきだしになっているところをハンマーとタガネで掘り起こしたり、崩したりして地層の年縞(ねんこう)調査を開始。
掘りだした岩石類はコンテナに入れつつ一杯になったらVSEの実験ラボへと転送していく。
「ロロ姉さま、あのゴーレムは一体何をやっているのかにゃ。箱に岩を入れたと思ったら次の瞬間には消えてなくなるし・・・あいつ盗掘屋かなんかかにゃ?」
「さぁ私にもさっぱりわからないわ・・・。ゴーレムが穴を掘るのは知られているけどもそれは遺跡などの番人をしているゴーレムの類だけよ。あ、ネリーほらよく見て。箱が消えたと思ったら空の箱がまたどこからかでてくるのよ不気味だわ。」
二人は双子でロロ姉さまと呼ばれた守り人とネリーと呼ばれた守り人が私をストーキングしていたようだ。
全身が機動性と隠密性を重視した黒色のライダースーツを着込んでいるようだ。顔もフルフェイスマスクで隠していて金色の目元だけがギラリと私を凝視する。
「ロロ姉さま、どうします?仕留めますかにゃ?」
「そうね。このまま見過ごすことはできないわ。ネリー間合いを一気に詰めて前後で挟み撃ちにしましょう。」
「ロロ姉さま、了解にゃ!」
双子の猫族の守り人は見過ごさず狩人として私を仕留めに動きだす。
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