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ヒーロー気取って大変!
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10分くらい経っただろうか、バイクで駆けつけてきた姉貴が、小屋に入ってきた。
こんな時間まで一体何やってたのよって悪態ついてたんだけど、すぐに傷だらけの俺の姿を見て絶句してた。
姉貴の乗っているバイクは、いわゆるビッグスクーター。自分のじゃなくて研究所が所有してるものらしいんだけど、ずっとうちのアパートの駐輪場に停めてて、もうほとんど姉貴の所有物になってる。
車体がめっちゃ大きくて、俺もこの前遅刻寸前だった時に後ろに乗っけてもらった。
姉貴はほとんど動けない俺の身体に急いでトレーナーを羽織らせてくれて、今日はバイクの後ろじゃなくて前に無理やり乗せてくれた。仕方ない、後ろだと俺が落っこちちゃうしね。
不思議だ、狼男の状態で道路を走ってた時はすごく風が気持ちよかったのに、今バイクに乗ってる時は寒いとしか感じない。
例のコンビニを通り過ぎたんだけど、シャッターが閉まってて、その前には黄色いテープが張り巡らされていた。よく刑事ドラマで見たことがある、立入禁止のテープだったっけな。
そのことを姉貴に言おうと思ったんだけど、案の定ヘルメットかぶってるんで言えなかった。
しばらく走って、姉貴の胸に抱かれて、ようやく家に帰れた。
今夜の出来事がすごく長かったように感じられる。まるで変身してから2.3日経ったくらいに。
そして湿布やら消毒やらで手当を受けながら、俺は姉貴に話したんだ。
コンビニ強盗に出くわしたこと。
逃げる強盗を追って大乱闘したこと。
最後に、警官に強盗と間違えられて、逃げるハメになったこと。
だけど、小屋の中で起こったあのことだけは話す気にはなれなかった。俺と同じ狼の姿をした奴がまだいたってことなのかな? それにしたって不思議だ、いや……獣魔素を持ってる人が他にいたってこと?
姉貴は珍しく、俺の話を静かに聞いてくれてた。
そして聞き終えた後……
姉貴が、俺の頬を思いっきりひっぱたいた。
「ヒーローにでもなれるつもりでいたの?」って。
その言葉に、俺の心臓がドキッと高鳴った。
「偶然見つけただけだよ、お店のおじさんが倒れてたんだもん、ほっとけないだろ」俺は姉貴にそう答えた。
ヒーローってたしかにいい響きだ。毎週日曜日の朝はいつも欠かさず見てるし。だけど俺自身がヒーローなのかって聞かれてしまうと、なんか複雑な気持ちになってしまう。
「それは正しい行動だと思うよ。だけど強盗まで追ってっちゃうのはやりすぎじゃないかな。結果としてこんなひどいケガしちゃって、オマケに警察にまで追われるハメになったんだし」
姉貴に言い返す言葉が見つからない。なにか言い返してやりたい、だけど俺の頭の中じゃいい言葉が見当たらないんだ。
俺はちらっと足首を見た。さっき以上に腫れ上がってる、喩えるなら2リットル入りのペットボトルくらいかな。
「わかるでしょ、あたしの言いたいこと。あんたはまだ小学生なんだよ、確かに変身したら大の大人以上のすごいパワーを発揮できる、だけどものの考え方まではオトナにはなれない。そうでしょ?」
姉貴の目が怖い。いままでこんな真剣に見られたり、説教食らったことなんて無いから、よけいそう感じるのかもしれない。
だけど姉貴の言っていることはマジだ。俺はつい変身ヒーローみたいな行為をやってしまったんだ。
でも結果的に犯人は取り逃がすわ、警官には間違えられて追われるわ、挙句の果てに俺自身が大ケガをしてしまったわけだし。
あの時、誰かが身代わりに助けてくれなければ、俺はもう……
「子供には子供の、大人には大人のやることがあるの。あんたはまだそんな年じゃないし、手を出してもいけない、分かった?」と言って、姉貴は俺の鼻の頭をデコピンした。これは姉貴の癖。なにかお使いしたりとか頼み事するときなんかに、一発ピンと鼻を叩くんだ。それほど痛くないけどね。
そして黙々と俺の手当をした後、姉貴は俺にもう一言、付け加えるように言ったんだ。
「背伸びしたいのは分かってる。あんたは家事を全て受け持っているんだし。でもあたしはあんたを保護者として守っていくって約束してるんだ、たとえワーウルフの姿であっても、ね」
その言葉に、俺の目から涙がぼろぼろとあふれ出てきた。
「小学生ってもう大人なのかな」なんて自分も思ったりしてしまった。でも学校へ行って友だちにそれを話すと「それは違うよ」って言われたんだ。
目覚ましなしで起きれる、朝夕の食事だって作れる、買い物だって行ける。洗濯だって掃除だってなんだって、両親がいない俺は一人でやってきた。
だからもう俺は大人なんだ、一人で生きていけるんだ。誰に頼らなくてもなんでもできるんだ。って。
姉貴に二人で頑張ろうって言われても、俺は最初は突っぱねたんだ。「俺はもう大人だ、一人で頑張れる」って言って。
その言葉を聞いた姉貴、すごく泣きそうな顔をしていたのを今でも思い出す。けどそんな顔されたって俺は何も感じなかった、違う、見たくなかったんだ。
そうして俺は一心不乱に台所で米を研いでたら、姉貴が涙混じりの声で「ごめんね、ずっと気づいてあげられなくて」って俺に言った。
気づくって何のことなんだろう、今まで存在を知らなかったことかな、それとも俺が大人だって言ったことなのかな。なんて思ってて。
いまだに俺、自分が大人なのか子供なのか分からない時がある。
きっと、ワーウルフになった時に、その大人の部分が強くなってしまったのかもしれないな。
でも、いまさら大人じゃなくていいだなんて言われたって、俺には無理だ。
またきっと悪いやつを見つけたら、捕まえるか懲らしめるかすると思う。
俺は姉貴の言葉には答えず、そのまま布団に潜って、眠ることにした。
そうだ、身体が治ったら、すぐにあのコンビニへ行かなくちゃ。
まぁ、とりあえずお金は戻ったことだし、めでたしめでたしなのかな……?
どのくらい寝ちゃってたかか分からなかったんだけど、目が覚めた時、窓の外は真っ暗だった。
頭の上においてある目覚まし時計を見ると、時刻は夜の11時を過ぎてる、日付まではわからない。また今までみたいに3日くらい完全熟睡していたんだろう。
布団から身体を起こしてみる、まだ全身がズキズキ痛む。
けどこれはいつもの変身後の副作用の筋肉痛だ、あの時、バイクから振り落とされた時の痛みとかじゃない。
あのひどい筋肉痛は結構早く治るようになったんだ、今までは2,3日ウンウン布団の中で苦しんでいた、メシも食えないくらいに。
それと不思議なことに、だんだんと治る期間が短くなってきてるようにも感じる。これは俺にとっては結構嬉しかった。学校を休むハメにもなったし、先生にどうやって休みの理由を言えばいいか、ここ最近姉貴と二人で頭ひねりっぱなしだったし。
親戚なんてうちには誰一人としていないから、そっち関係の理由はつけられない。それに俺は皆勤賞だったから、急に病弱になるのも気まずく感じられたし。
それに先生に「家でなんかあったのか?」って言われるのが一番つらい。家の事情が事情だし、その点で先生に余計な心配かけられるのは嫌だったんだ。姉貴とは生活それなりに上手くやれてるんだし。
だからもう学校を休む訳にはいかない、だから副作用が短くなるのはすごく嬉しかった。
あぁ、でも足の骨が折れたのはヤバかったかも。
姉貴にバイクで病院に連れてってもらおう、と思って足の腫れ具合を確かめようと見てみたんだ。
「……え?」思わず変な声が出ちまった。
それに腫れがほとんど引いてた。
また足首動かすと鈍い痛みはしていたけど、ガチガチに巻いていた包帯が布団の中でほどけ落ちていた。
怖さ半分の気持ちで、俺は布団から立ち上がってみた。
大丈夫だ、立てる、歩ける!
どうしてなんだ、姉貴が新しい薬でも作ってくれたのかな、それともまさか、俺ずっと眠ってて、もう半月くらい経ったとか、なのかな?
でもどっちにしろ俺のケガが治っていることには変わりない、なもんで俺はもう一度、確かめてみた。屈伸したり部屋の中ちょっと走ってみたり。
やっぱりそれなりに痛いけど大丈夫、すごい、俺の身体凄い!
でもまぁとりあえず姉貴には言っておかなきゃいけないかな、って思い、俺は居間のドアを開けた。
うちはそんなに広くないから、居間と俺の部屋とが隣同士なんでね。
居間では、姉貴がノートパソコンを前になにか打ち込んでいたんだけど、すっげぇ真剣な目つきだったんだ。
正直、ちょっと怖いくらい。
俺を叱る時だって、これほどまでに真剣な目なんてしていた記憶が無い。一体何をやってるんだろう。
そう思った時、姉貴はようやく俺が起きたことに気づいたんだ。
まるで俺が驚かしたみたいに、ビクッと身体が震えてた。
「起きれたんだ、身体は大丈夫なの?」って言うから、俺はもう大丈夫だよって、軽くジャンプしてみせた。
姉貴は感心してた。身体が慣れてきたのかな、それがケガの回復を早めたみたい。
俺の身体能力とか五感がパワーアップしたのと同じ理由ってことにしておくか。
ちなみに今日は何日かって聞いてみたら、まだ日付変わってないよって言ってた。すげえ! 俺の身体やっぱすげえ!
こんな時間まで一体何やってたのよって悪態ついてたんだけど、すぐに傷だらけの俺の姿を見て絶句してた。
姉貴の乗っているバイクは、いわゆるビッグスクーター。自分のじゃなくて研究所が所有してるものらしいんだけど、ずっとうちのアパートの駐輪場に停めてて、もうほとんど姉貴の所有物になってる。
車体がめっちゃ大きくて、俺もこの前遅刻寸前だった時に後ろに乗っけてもらった。
姉貴はほとんど動けない俺の身体に急いでトレーナーを羽織らせてくれて、今日はバイクの後ろじゃなくて前に無理やり乗せてくれた。仕方ない、後ろだと俺が落っこちちゃうしね。
不思議だ、狼男の状態で道路を走ってた時はすごく風が気持ちよかったのに、今バイクに乗ってる時は寒いとしか感じない。
例のコンビニを通り過ぎたんだけど、シャッターが閉まってて、その前には黄色いテープが張り巡らされていた。よく刑事ドラマで見たことがある、立入禁止のテープだったっけな。
そのことを姉貴に言おうと思ったんだけど、案の定ヘルメットかぶってるんで言えなかった。
しばらく走って、姉貴の胸に抱かれて、ようやく家に帰れた。
今夜の出来事がすごく長かったように感じられる。まるで変身してから2.3日経ったくらいに。
そして湿布やら消毒やらで手当を受けながら、俺は姉貴に話したんだ。
コンビニ強盗に出くわしたこと。
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最後に、警官に強盗と間違えられて、逃げるハメになったこと。
だけど、小屋の中で起こったあのことだけは話す気にはなれなかった。俺と同じ狼の姿をした奴がまだいたってことなのかな? それにしたって不思議だ、いや……獣魔素を持ってる人が他にいたってこと?
姉貴は珍しく、俺の話を静かに聞いてくれてた。
そして聞き終えた後……
姉貴が、俺の頬を思いっきりひっぱたいた。
「ヒーローにでもなれるつもりでいたの?」って。
その言葉に、俺の心臓がドキッと高鳴った。
「偶然見つけただけだよ、お店のおじさんが倒れてたんだもん、ほっとけないだろ」俺は姉貴にそう答えた。
ヒーローってたしかにいい響きだ。毎週日曜日の朝はいつも欠かさず見てるし。だけど俺自身がヒーローなのかって聞かれてしまうと、なんか複雑な気持ちになってしまう。
「それは正しい行動だと思うよ。だけど強盗まで追ってっちゃうのはやりすぎじゃないかな。結果としてこんなひどいケガしちゃって、オマケに警察にまで追われるハメになったんだし」
姉貴に言い返す言葉が見つからない。なにか言い返してやりたい、だけど俺の頭の中じゃいい言葉が見当たらないんだ。
俺はちらっと足首を見た。さっき以上に腫れ上がってる、喩えるなら2リットル入りのペットボトルくらいかな。
「わかるでしょ、あたしの言いたいこと。あんたはまだ小学生なんだよ、確かに変身したら大の大人以上のすごいパワーを発揮できる、だけどものの考え方まではオトナにはなれない。そうでしょ?」
姉貴の目が怖い。いままでこんな真剣に見られたり、説教食らったことなんて無いから、よけいそう感じるのかもしれない。
だけど姉貴の言っていることはマジだ。俺はつい変身ヒーローみたいな行為をやってしまったんだ。
でも結果的に犯人は取り逃がすわ、警官には間違えられて追われるわ、挙句の果てに俺自身が大ケガをしてしまったわけだし。
あの時、誰かが身代わりに助けてくれなければ、俺はもう……
「子供には子供の、大人には大人のやることがあるの。あんたはまだそんな年じゃないし、手を出してもいけない、分かった?」と言って、姉貴は俺の鼻の頭をデコピンした。これは姉貴の癖。なにかお使いしたりとか頼み事するときなんかに、一発ピンと鼻を叩くんだ。それほど痛くないけどね。
そして黙々と俺の手当をした後、姉貴は俺にもう一言、付け加えるように言ったんだ。
「背伸びしたいのは分かってる。あんたは家事を全て受け持っているんだし。でもあたしはあんたを保護者として守っていくって約束してるんだ、たとえワーウルフの姿であっても、ね」
その言葉に、俺の目から涙がぼろぼろとあふれ出てきた。
「小学生ってもう大人なのかな」なんて自分も思ったりしてしまった。でも学校へ行って友だちにそれを話すと「それは違うよ」って言われたんだ。
目覚ましなしで起きれる、朝夕の食事だって作れる、買い物だって行ける。洗濯だって掃除だってなんだって、両親がいない俺は一人でやってきた。
だからもう俺は大人なんだ、一人で生きていけるんだ。誰に頼らなくてもなんでもできるんだ。って。
姉貴に二人で頑張ろうって言われても、俺は最初は突っぱねたんだ。「俺はもう大人だ、一人で頑張れる」って言って。
その言葉を聞いた姉貴、すごく泣きそうな顔をしていたのを今でも思い出す。けどそんな顔されたって俺は何も感じなかった、違う、見たくなかったんだ。
そうして俺は一心不乱に台所で米を研いでたら、姉貴が涙混じりの声で「ごめんね、ずっと気づいてあげられなくて」って俺に言った。
気づくって何のことなんだろう、今まで存在を知らなかったことかな、それとも俺が大人だって言ったことなのかな。なんて思ってて。
いまだに俺、自分が大人なのか子供なのか分からない時がある。
きっと、ワーウルフになった時に、その大人の部分が強くなってしまったのかもしれないな。
でも、いまさら大人じゃなくていいだなんて言われたって、俺には無理だ。
またきっと悪いやつを見つけたら、捕まえるか懲らしめるかすると思う。
俺は姉貴の言葉には答えず、そのまま布団に潜って、眠ることにした。
そうだ、身体が治ったら、すぐにあのコンビニへ行かなくちゃ。
まぁ、とりあえずお金は戻ったことだし、めでたしめでたしなのかな……?
どのくらい寝ちゃってたかか分からなかったんだけど、目が覚めた時、窓の外は真っ暗だった。
頭の上においてある目覚まし時計を見ると、時刻は夜の11時を過ぎてる、日付まではわからない。また今までみたいに3日くらい完全熟睡していたんだろう。
布団から身体を起こしてみる、まだ全身がズキズキ痛む。
けどこれはいつもの変身後の副作用の筋肉痛だ、あの時、バイクから振り落とされた時の痛みとかじゃない。
あのひどい筋肉痛は結構早く治るようになったんだ、今までは2,3日ウンウン布団の中で苦しんでいた、メシも食えないくらいに。
それと不思議なことに、だんだんと治る期間が短くなってきてるようにも感じる。これは俺にとっては結構嬉しかった。学校を休むハメにもなったし、先生にどうやって休みの理由を言えばいいか、ここ最近姉貴と二人で頭ひねりっぱなしだったし。
親戚なんてうちには誰一人としていないから、そっち関係の理由はつけられない。それに俺は皆勤賞だったから、急に病弱になるのも気まずく感じられたし。
それに先生に「家でなんかあったのか?」って言われるのが一番つらい。家の事情が事情だし、その点で先生に余計な心配かけられるのは嫌だったんだ。姉貴とは生活それなりに上手くやれてるんだし。
だからもう学校を休む訳にはいかない、だから副作用が短くなるのはすごく嬉しかった。
あぁ、でも足の骨が折れたのはヤバかったかも。
姉貴にバイクで病院に連れてってもらおう、と思って足の腫れ具合を確かめようと見てみたんだ。
「……え?」思わず変な声が出ちまった。
それに腫れがほとんど引いてた。
また足首動かすと鈍い痛みはしていたけど、ガチガチに巻いていた包帯が布団の中でほどけ落ちていた。
怖さ半分の気持ちで、俺は布団から立ち上がってみた。
大丈夫だ、立てる、歩ける!
どうしてなんだ、姉貴が新しい薬でも作ってくれたのかな、それともまさか、俺ずっと眠ってて、もう半月くらい経ったとか、なのかな?
でもどっちにしろ俺のケガが治っていることには変わりない、なもんで俺はもう一度、確かめてみた。屈伸したり部屋の中ちょっと走ってみたり。
やっぱりそれなりに痛いけど大丈夫、すごい、俺の身体凄い!
でもまぁとりあえず姉貴には言っておかなきゃいけないかな、って思い、俺は居間のドアを開けた。
うちはそんなに広くないから、居間と俺の部屋とが隣同士なんでね。
居間では、姉貴がノートパソコンを前になにか打ち込んでいたんだけど、すっげぇ真剣な目つきだったんだ。
正直、ちょっと怖いくらい。
俺を叱る時だって、これほどまでに真剣な目なんてしていた記憶が無い。一体何をやってるんだろう。
そう思った時、姉貴はようやく俺が起きたことに気づいたんだ。
まるで俺が驚かしたみたいに、ビクッと身体が震えてた。
「起きれたんだ、身体は大丈夫なの?」って言うから、俺はもう大丈夫だよって、軽くジャンプしてみせた。
姉貴は感心してた。身体が慣れてきたのかな、それがケガの回復を早めたみたい。
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