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※第十三話 虹色の絶頂
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良治のグラインドに合わせて、ゆりえの淫らな裸体が波打つ。
雌の肉芽をこねている二本の指に、熱湯のような蜜液が、びしゃびしゃと尽きることなくかかる。
怒張しているクリトリスが粘液で指からちゅるん、と弾けるたび、女体は艷やかに悶えうねった。
くにゅくにゅくにゅ、くちゅくちゅっ。
ぱちゅぱちゅぱちゅ、ずちゅずちゅっ。
「あはぁっ、あっ、うっ、んんんっ!! ……アソコ、が、あうっ!! ……とけ、ちゃ、うぅぅっ!!」
「うわぁ……ゆりえさんの顔……エロくて……かわいい」
「あんっあんっあんっ……あたまが……まっしろに……なっちゃう」
「いいよ……俺も……ゆりえさんと繫がってることだけで……頭がいっぱいだ」
「はうううっ!! ……あぅぅぅっ!! ……んんんっ……あ……イクっ……イ……クぅっ」
ゆりえが絶頂を迎えたことをうめくように呟き、女体がひくっひくっと揺れた。
そして、良治が膣奥に亀頭をグイっとめり込ませた瞬間であった。
「あああっ!! ……んくっ!! ……っっっっ!!」
彼女の悲鳴めいた喘ぎ声とともに、感電したように跳ねたのである。
そして、わずかに遅れて、子宮が一気にギュイギュイと収縮する。膣口は猛り狂う男根を根本から締め上げた。
良治は動きを止め、ふぅふぅと荒い息をつきながら、さざなみのように波打つゆりえの身体をぼんやりと眺めた。
小刻みに震えながら、ゆりえは徐々に脱力していく。
顎から滴った汗が、エクスタシーの余韻でふるふると揺れる乳房に、ぽたりと落ちた。
弛緩した彼女の腕がベッドに投げ出されると、陶然とした声でささやく。
「良治さん……うんっ……また……んんんっ!!」
「気持ちいいね……」
良治の問いかけに、収まらない余韻に大きく腰を弾ませながら、ゆりえはコクリとうなずいた。
快楽にのぼせた淫体をついばむようにキスをして、舌を這わせると、汗とフェロモンが混じったような甘やかな味がする。
膣口の締め上げと子宮の収縮が収まるまで、乳房を揉みしだきながら、唇と舌で女体を味わう。
快楽にのぼせたのか、ゆりえは身じろぎすることもなく、良治の手と口の愛撫をなすがままに受け入れている。
「りょう……じ……さん」
「なんだい」
「んんんっ……私のこと、エッチだって言ったけど……」
「言った」
「それ以上に……あなた、エッチよ」
余韻が少しずつ醒めてきたゆりえは、ニコニコしながら良治の脇腹をさすった。
その笑顔が艷やかでもあり、優しげでもあり、楽しげでもある、なんとも言い難い暖かなものであった。
(心から相手を受け入れる時の表情って、こういうものなのかもな)
官能だけでない感覚が良治の胸の奥に灯ると、良治はゆりえに覆いかぶさり、密着して腰を押し出し始めた。
感覚が戻ってきたのだろう、膣内に入ったままの男根を再び媚肉たちがぬめぬめと絡まり始め、彼女の身体もうねうねと悶え始めた。
ぐちゅ、ぢゅぶちゅ、ぬぬぬっ。
「んんっ……んあああ……また、いっぱい……なんか……ふくらんできたよ……」
「ああ……君の笑顔を見たら、身体の芯から感じちゃったんだ」
「ふふふ……だって、良治さんだから……あんっ!」
「奥に当たると、すっごい感じるんだね……」
目を閉じて仰け反ったゆりえは、コクコクと激しくうなずいた。
彼女の悦楽ポイントを探ろうと、良治は腰を押し出す方向を変えながら、ズムズムと膣内に分け入る。
やがて、投げ出されていた彼女のしなやかな手足が良治の身体に巻き付き、腰を押し出すたびに力がこもる。
すぐそばで喘いでいる声や密着している肌、絡まっている腕や足の締め付け具合から、彼女がどう感じているか確かめつつ、亀頭を当てる場所を定めていく。
膣奥やGスポット以外の場所でも、ゆりえが感じている場所はいくつかあり、亀頭を押し当てると悲鳴のような喘ぎ声を上げて身悶え、良治の身体を締め上げていった。
ずむっ、ずずずっ、ずむむっ、ずっ。
「あっ!! はぁぁぁっ……きゃうっ!! んんんっ!!」
「奥も、ここも、感じるところがいっぱいあるんだね」
仰け反りながら、ゆりえは首を振った。
密着して挿入しているので、乱れた髪が頬にこすれる。
「ううん、こんなこと、いままで無い……」
「なんか、すごく身体が合ってるみたいだ……ゆりえさん」
「……名前で……呼んで。あなたには、名前で呼んでほしいの……」
「ゆりえ……」
「良治……好き」
ゆりえも名前で良治を呼ぶと、むしゃぶりついて唇と舌を激しく吸い上げた。
良治の唇が、舌が、食らいつくさんばかりに吸引される。
どちらからともなく、相手を抱きしめる手足に力がこもり、くっついたかのように密着して身体を揺らした。
良治の男根が膣壁にめり込むたび、握られた手にグイグイと力がこもる。
そして、ゆりえが喘いで身体をくねるたび、むにゅりとした乳房とコリコリの乳首の感触が男性の本能を燃え立たせる。
ずずずっ、ずむむっ、ずっ、ずっ、ずっ。
「あんっ、あんっ、はあっ!! ほしい……いっぱいほしい……」
「俺も、ゆりえを……もっと……うううっ」
良治の首筋に、ちゅうっ、という強烈な感触があった。
噛みつくようにゆりえが吸い付いてきたのである。
あなたを食べてしまいたい、とゆりえが叫んでいるような吸い付きぶりであった。
(ゆりえ……そんなに……俺のこと……が、我慢が……)
初めてゆりえと繫がった感動と、女体の蕩けるような感触を少しでも味わっていたいと自制しながらグラインドしていたが、ゆりえの強烈なキスで理性が弾けた。
肉棒の海綿体が急激に膨張し、射精感が沸騰していくのがわかる。
同時に、腰は本能むき出しで早く強く深く、膣奥を抉る。
ずずずっ、ずむむっ、ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅずちゅずちゅっ。
「ひゃうっ!! あああっ、すごい!! あんあんあんっ!! 激しいよぉっ!!」
「ゆりえっ、ゆりえっ!!」
「んんんんっ!! はあぁぁっ!! んくぅっ!! 頭までオチ○チンに貫かれてるみたいっ!! ひぁぁぁぁっ!!」
喘ぐ吐息と嬌声を間近で感じ、身体が燃えるように熱くなる。
ゆりえは淫体をよじらせて、受け止めきれない快感から逃れようとしたが、お互いが固く重なり合っている体位では逃れようがない。
ただただ、雄となった良治の猛りきった肉竿と荒波のような腰使いを受け止めて快楽に駆け上がるほかなかった。
ずちゅずちゅずちゅっ、ぱちゅぱちゅぱちゅっ、ぱんぱんぱん。
「あうううっ、また、またイッちゃうよっ!! ま、まってよ良治っ!! そんなっ!! あああっ!!」
「もう、止まらないんだっ! うううっ」
「やあああっ!! 良治っ!! だめぇっ……んんんっ!! イクっ!!」
膣口が収縮し、ゆりえの腰がビクッビクッと跳ね、巻き付いた手足がグイグイと良治の身体を締め上げる。
男の本能と射精感が昂ぶっている良治の身体は、お構いなしにガンガンと腰を振ってゆりえの淫らな女体を貪り続ける。
「んんんっ……あああっ!! んぅぅぅっ!! また、また感じちゃうっ!! きゃうぅぅっ!!」
「ゆりえの腟内、火傷しそうに熱い……今イッたのに、すぐヒダヒダが絡みついてくるんだ……これで止まらない方がおかしいよっ」
「すごい感じるぅぅぅぅっ!! あんあんあんっ!! 良治っ!! 気持ち良すぎて壊れちゃうよぉっ!! あああんっ!!」
「大丈夫だ……俺がそばにいるから、壊れても受け止めてあげる……」
「うんっ!! あなたなら……あぅぅぅぅっ!! はぅぅぅぅっ!! また、また来たっ、イきそうだよぉっ!! んんんんっ!!」
ぱんぱんぱんっ、ぱんぱんぱんっ、ぱちゅぱちゅぱちゅっ。
ゆりえの身体がギュギュッと強張ってきた。
喘ぎ声も引き裂くような悲鳴のようだ。
これまでの絶頂の様子と少し違う。直前のエクスタシーから休む間もなく彼女を快楽に揺さぶっていた。
激しい突き上げとキスの雨で悶えまくるゆりえを感じながら、夢中で腰を振って、膣奥に亀頭を幾度となくめり込ます。
ゆりえがたまらなく愛おしい。
快感で壊してしまいたいくらい、愛おしい。
良治にとって初めて沸き起こった感情であった。
傍らのゆりえは、洪水のような悦楽に妖艶な身体を波打たせながら、良治の精液や汗、唾液など、あらゆるものを吸い取るかのごとく手足を彼の身体に巻き付かせて密着する。
下腹部からぐつぐつと煮えるような感触が登ってくる。睾丸が収縮し、射精が近いことを感じた。
「いいいいっ!! 良治のっ、良治のオチ○チン、また膨らんだよぉ……んああぁぁぁぁっ!! おかしく、おかしくなっちゃう!!」
「くぅぅぅっ、そろそろ……出ちゃいそうだ」
腰を激しく振りつつも、高まる射精感ギリギリで良治は我に返った。
肉棒が感じている蕩けるような感触は、生で挿入しているからこそ感じているものである。
これから彼女と歩んでいくことを考えれば、この段階で中に出すのはためらわれる。
彼女の絹のような下腹部に精液をぶちまこうと、男根を引き抜くべく腰を引いた瞬間であった。
「んうっ!! ダメっ!! 抜かないでっ!!」
「わっ!! ゆ、ゆりえ?」
彼女のどこにそんな力があるのか、と言わんばかりに、腰に絡めたゆりえのしなやかな足がギュッと締め上げたのである。
「いいのっ!! 腟内に出してっ!! ……あぁぁんっ!! 今日は、今日は大丈夫だからっ!! んくぅぅぅっ!!」
「わかったっ!! ゆりえの腟内に出すっ!! おおおおっ!!」
「来てぇっ!! あああっ!! いいっ!! 良治っ、りょうじっ……だいすきぃ!! イクっ、イクっ!! ……も、もうダメぇぇぇ!!」
ぱんぱんぱんっ、ぱちゅぱちゅぱちゅっ、ぱんぱんぱんっ、ぱちゅん。
「りょう、じ……イ……クぅっ……はぅっ!」
ゆりえがささやくように絶頂したことを告げると、今夜一番と思うほど、大きく身体を弾ませて跳ね上がった。
膣口がはちきれんばかりに怒張した男根を締め上げると、良治は腰を深く押し出して快楽で沸騰している子宮に煮えたぎった精液をあらん限り放出した。
「ぐぅぅぅぅっ……ゆりえ……好きだ」
「っっっっ!! ……!!」
びゅくびゅくと勢いよく精子が拡がると、腟内に精液を感じたのか、再びゆりえの身体が大きく跳ね上がり、さらなる絶頂に達したようであった。
すとん、ぱさり。
糸が切れたように、良治の身体に絡んでいた手足がベッドに投げ出される。
「ゆりえ……?」
荒い息で小刻みに震えているゆりえにかかっている乱れ髪をかき分け、様子を伺う。
眠りに落ちたかのようなその表情は、優艶で幸福感に満たされていた。
雌の肉芽をこねている二本の指に、熱湯のような蜜液が、びしゃびしゃと尽きることなくかかる。
怒張しているクリトリスが粘液で指からちゅるん、と弾けるたび、女体は艷やかに悶えうねった。
くにゅくにゅくにゅ、くちゅくちゅっ。
ぱちゅぱちゅぱちゅ、ずちゅずちゅっ。
「あはぁっ、あっ、うっ、んんんっ!! ……アソコ、が、あうっ!! ……とけ、ちゃ、うぅぅっ!!」
「うわぁ……ゆりえさんの顔……エロくて……かわいい」
「あんっあんっあんっ……あたまが……まっしろに……なっちゃう」
「いいよ……俺も……ゆりえさんと繫がってることだけで……頭がいっぱいだ」
「はうううっ!! ……あぅぅぅっ!! ……んんんっ……あ……イクっ……イ……クぅっ」
ゆりえが絶頂を迎えたことをうめくように呟き、女体がひくっひくっと揺れた。
そして、良治が膣奥に亀頭をグイっとめり込ませた瞬間であった。
「あああっ!! ……んくっ!! ……っっっっ!!」
彼女の悲鳴めいた喘ぎ声とともに、感電したように跳ねたのである。
そして、わずかに遅れて、子宮が一気にギュイギュイと収縮する。膣口は猛り狂う男根を根本から締め上げた。
良治は動きを止め、ふぅふぅと荒い息をつきながら、さざなみのように波打つゆりえの身体をぼんやりと眺めた。
小刻みに震えながら、ゆりえは徐々に脱力していく。
顎から滴った汗が、エクスタシーの余韻でふるふると揺れる乳房に、ぽたりと落ちた。
弛緩した彼女の腕がベッドに投げ出されると、陶然とした声でささやく。
「良治さん……うんっ……また……んんんっ!!」
「気持ちいいね……」
良治の問いかけに、収まらない余韻に大きく腰を弾ませながら、ゆりえはコクリとうなずいた。
快楽にのぼせた淫体をついばむようにキスをして、舌を這わせると、汗とフェロモンが混じったような甘やかな味がする。
膣口の締め上げと子宮の収縮が収まるまで、乳房を揉みしだきながら、唇と舌で女体を味わう。
快楽にのぼせたのか、ゆりえは身じろぎすることもなく、良治の手と口の愛撫をなすがままに受け入れている。
「りょう……じ……さん」
「なんだい」
「んんんっ……私のこと、エッチだって言ったけど……」
「言った」
「それ以上に……あなた、エッチよ」
余韻が少しずつ醒めてきたゆりえは、ニコニコしながら良治の脇腹をさすった。
その笑顔が艷やかでもあり、優しげでもあり、楽しげでもある、なんとも言い難い暖かなものであった。
(心から相手を受け入れる時の表情って、こういうものなのかもな)
官能だけでない感覚が良治の胸の奥に灯ると、良治はゆりえに覆いかぶさり、密着して腰を押し出し始めた。
感覚が戻ってきたのだろう、膣内に入ったままの男根を再び媚肉たちがぬめぬめと絡まり始め、彼女の身体もうねうねと悶え始めた。
ぐちゅ、ぢゅぶちゅ、ぬぬぬっ。
「んんっ……んあああ……また、いっぱい……なんか……ふくらんできたよ……」
「ああ……君の笑顔を見たら、身体の芯から感じちゃったんだ」
「ふふふ……だって、良治さんだから……あんっ!」
「奥に当たると、すっごい感じるんだね……」
目を閉じて仰け反ったゆりえは、コクコクと激しくうなずいた。
彼女の悦楽ポイントを探ろうと、良治は腰を押し出す方向を変えながら、ズムズムと膣内に分け入る。
やがて、投げ出されていた彼女のしなやかな手足が良治の身体に巻き付き、腰を押し出すたびに力がこもる。
すぐそばで喘いでいる声や密着している肌、絡まっている腕や足の締め付け具合から、彼女がどう感じているか確かめつつ、亀頭を当てる場所を定めていく。
膣奥やGスポット以外の場所でも、ゆりえが感じている場所はいくつかあり、亀頭を押し当てると悲鳴のような喘ぎ声を上げて身悶え、良治の身体を締め上げていった。
ずむっ、ずずずっ、ずむむっ、ずっ。
「あっ!! はぁぁぁっ……きゃうっ!! んんんっ!!」
「奥も、ここも、感じるところがいっぱいあるんだね」
仰け反りながら、ゆりえは首を振った。
密着して挿入しているので、乱れた髪が頬にこすれる。
「ううん、こんなこと、いままで無い……」
「なんか、すごく身体が合ってるみたいだ……ゆりえさん」
「……名前で……呼んで。あなたには、名前で呼んでほしいの……」
「ゆりえ……」
「良治……好き」
ゆりえも名前で良治を呼ぶと、むしゃぶりついて唇と舌を激しく吸い上げた。
良治の唇が、舌が、食らいつくさんばかりに吸引される。
どちらからともなく、相手を抱きしめる手足に力がこもり、くっついたかのように密着して身体を揺らした。
良治の男根が膣壁にめり込むたび、握られた手にグイグイと力がこもる。
そして、ゆりえが喘いで身体をくねるたび、むにゅりとした乳房とコリコリの乳首の感触が男性の本能を燃え立たせる。
ずずずっ、ずむむっ、ずっ、ずっ、ずっ。
「あんっ、あんっ、はあっ!! ほしい……いっぱいほしい……」
「俺も、ゆりえを……もっと……うううっ」
良治の首筋に、ちゅうっ、という強烈な感触があった。
噛みつくようにゆりえが吸い付いてきたのである。
あなたを食べてしまいたい、とゆりえが叫んでいるような吸い付きぶりであった。
(ゆりえ……そんなに……俺のこと……が、我慢が……)
初めてゆりえと繫がった感動と、女体の蕩けるような感触を少しでも味わっていたいと自制しながらグラインドしていたが、ゆりえの強烈なキスで理性が弾けた。
肉棒の海綿体が急激に膨張し、射精感が沸騰していくのがわかる。
同時に、腰は本能むき出しで早く強く深く、膣奥を抉る。
ずずずっ、ずむむっ、ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅずちゅずちゅっ。
「ひゃうっ!! あああっ、すごい!! あんあんあんっ!! 激しいよぉっ!!」
「ゆりえっ、ゆりえっ!!」
「んんんんっ!! はあぁぁっ!! んくぅっ!! 頭までオチ○チンに貫かれてるみたいっ!! ひぁぁぁぁっ!!」
喘ぐ吐息と嬌声を間近で感じ、身体が燃えるように熱くなる。
ゆりえは淫体をよじらせて、受け止めきれない快感から逃れようとしたが、お互いが固く重なり合っている体位では逃れようがない。
ただただ、雄となった良治の猛りきった肉竿と荒波のような腰使いを受け止めて快楽に駆け上がるほかなかった。
ずちゅずちゅずちゅっ、ぱちゅぱちゅぱちゅっ、ぱんぱんぱん。
「あうううっ、また、またイッちゃうよっ!! ま、まってよ良治っ!! そんなっ!! あああっ!!」
「もう、止まらないんだっ! うううっ」
「やあああっ!! 良治っ!! だめぇっ……んんんっ!! イクっ!!」
膣口が収縮し、ゆりえの腰がビクッビクッと跳ね、巻き付いた手足がグイグイと良治の身体を締め上げる。
男の本能と射精感が昂ぶっている良治の身体は、お構いなしにガンガンと腰を振ってゆりえの淫らな女体を貪り続ける。
「んんんっ……あああっ!! んぅぅぅっ!! また、また感じちゃうっ!! きゃうぅぅっ!!」
「ゆりえの腟内、火傷しそうに熱い……今イッたのに、すぐヒダヒダが絡みついてくるんだ……これで止まらない方がおかしいよっ」
「すごい感じるぅぅぅぅっ!! あんあんあんっ!! 良治っ!! 気持ち良すぎて壊れちゃうよぉっ!! あああんっ!!」
「大丈夫だ……俺がそばにいるから、壊れても受け止めてあげる……」
「うんっ!! あなたなら……あぅぅぅぅっ!! はぅぅぅぅっ!! また、また来たっ、イきそうだよぉっ!! んんんんっ!!」
ぱんぱんぱんっ、ぱんぱんぱんっ、ぱちゅぱちゅぱちゅっ。
ゆりえの身体がギュギュッと強張ってきた。
喘ぎ声も引き裂くような悲鳴のようだ。
これまでの絶頂の様子と少し違う。直前のエクスタシーから休む間もなく彼女を快楽に揺さぶっていた。
激しい突き上げとキスの雨で悶えまくるゆりえを感じながら、夢中で腰を振って、膣奥に亀頭を幾度となくめり込ます。
ゆりえがたまらなく愛おしい。
快感で壊してしまいたいくらい、愛おしい。
良治にとって初めて沸き起こった感情であった。
傍らのゆりえは、洪水のような悦楽に妖艶な身体を波打たせながら、良治の精液や汗、唾液など、あらゆるものを吸い取るかのごとく手足を彼の身体に巻き付かせて密着する。
下腹部からぐつぐつと煮えるような感触が登ってくる。睾丸が収縮し、射精が近いことを感じた。
「いいいいっ!! 良治のっ、良治のオチ○チン、また膨らんだよぉ……んああぁぁぁぁっ!! おかしく、おかしくなっちゃう!!」
「くぅぅぅっ、そろそろ……出ちゃいそうだ」
腰を激しく振りつつも、高まる射精感ギリギリで良治は我に返った。
肉棒が感じている蕩けるような感触は、生で挿入しているからこそ感じているものである。
これから彼女と歩んでいくことを考えれば、この段階で中に出すのはためらわれる。
彼女の絹のような下腹部に精液をぶちまこうと、男根を引き抜くべく腰を引いた瞬間であった。
「んうっ!! ダメっ!! 抜かないでっ!!」
「わっ!! ゆ、ゆりえ?」
彼女のどこにそんな力があるのか、と言わんばかりに、腰に絡めたゆりえのしなやかな足がギュッと締め上げたのである。
「いいのっ!! 腟内に出してっ!! ……あぁぁんっ!! 今日は、今日は大丈夫だからっ!! んくぅぅぅっ!!」
「わかったっ!! ゆりえの腟内に出すっ!! おおおおっ!!」
「来てぇっ!! あああっ!! いいっ!! 良治っ、りょうじっ……だいすきぃ!! イクっ、イクっ!! ……も、もうダメぇぇぇ!!」
ぱんぱんぱんっ、ぱちゅぱちゅぱちゅっ、ぱんぱんぱんっ、ぱちゅん。
「りょう、じ……イ……クぅっ……はぅっ!」
ゆりえがささやくように絶頂したことを告げると、今夜一番と思うほど、大きく身体を弾ませて跳ね上がった。
膣口がはちきれんばかりに怒張した男根を締め上げると、良治は腰を深く押し出して快楽で沸騰している子宮に煮えたぎった精液をあらん限り放出した。
「ぐぅぅぅぅっ……ゆりえ……好きだ」
「っっっっ!! ……!!」
びゅくびゅくと勢いよく精子が拡がると、腟内に精液を感じたのか、再びゆりえの身体が大きく跳ね上がり、さらなる絶頂に達したようであった。
すとん、ぱさり。
糸が切れたように、良治の身体に絡んでいた手足がベッドに投げ出される。
「ゆりえ……?」
荒い息で小刻みに震えているゆりえにかかっている乱れ髪をかき分け、様子を伺う。
眠りに落ちたかのようなその表情は、優艶で幸福感に満たされていた。
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