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ハロウィンナイトで融け合って 4
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しまったなぁ、と後悔した。
小遣いや貯金をはたいて、古着屋で買った目一杯のオシャレをして、電車に乗った。
その時までは意気揚々としていたのだ。
しかし、遊園地に向かうにつれて、僕はオシャレの方向性に間違った、と気がついた。
乗ってくる乗客のコスプレ度合いが増えてきたからだ。小悪魔、ゾンビ、ナース、アニメキャラ……。
目の前の座席に座っている女の子は、薄手のロングコートを着ていて、一見普通の格好に見えるが、胸元からサテンの服がチラチラ見える。きっと現地で仕上げをして遊ぶつもりなのだろう。
遊園地の最寄り駅からホテホテと歩く。
周囲がコスプレだらけで、自分だけがめちゃくちゃ浮いている。恥ずかしくなって引き返したいが時間がない。
ついでにいうと、コスプレするような衣装もない。
さっき、風間さんから遊園地の入り口についたと連絡が入った。お互いに決めた待ち合わせ時間より随分早いが、彼女を待たせている以上、後戻りなんかしたくない。
ワクワクと恥ずかしさで気持ちの整理がつかないまま、遊園地の入り口に近づいていくと、人待ち顔の彼女がいた。
ピンクがかったブラウスにショートジャケットを羽織り、黒いストッキングとレースがあしらわれたブラックスカートというコーディネートが、学校の時と違う雰囲気を醸し出している。
背中にはカエルのぬいぐるの下がったデイパック。僕を見つけると、ホッとしたような表情を浮かべて、小さく手を降ってくれた。
うつむきがちの彼女と手をつなぎ、ゲートをくぐると、そこは異世界。
思い思いのコスプレをした男女がそこら中にいる。手を繋いで歩く風間さんも、今は小悪魔のコスプレをして周囲と違和感がない。ずるいなぁと思いつつ、彼女に引っ張られるようにアトラクションを回る。
1つ目はジェットコースター、2つ目は愛らしい人形がひしめくドールハウス、3つ目は錯覚や鏡を上手く使ったマジックハウス。4つ目のウォータースライダーで少し濡れたので、服を乾かすついでに園内のフードコートで一休みすることにした。
風間さんはハンドタオルでポンポンとあちこち拭いて水気を取ると、冷めた紅茶をすすりながら、僕を見つめた。視線が合うとニコリと笑う。改めて彼女をみて、僕は胸が苦しくなった。
明らかに泣きはらしただろう、腫れぼったい目の下にくまが出来ている。
気合を入れてお化粧してくれたのは嬉しいけど、どっちも化粧で隠しきれていなかったのが余計に痛々しい。
まだ、失恋したことを引きずっているのだろう。
他校の生徒に失恋した。
この間の喫茶店でそんなことを聞いたけど、それ以上は話してくれなかったし、怖くて聞けなかった。
ファンタジーの冒険者風コスプレをした彼氏の腕に、しがみつくようにべったりしている小悪魔コスプレの彼女。風間さんの視線がそれを追って、うつむいた。紅茶のカップが小刻みにふるえて、ソーサーがカタカタと鳴る。
「……出よう、風間さん」
目を丸くして僕を見つめる。
そりゃそうだろう。まだ園内は明るいし、ナイトパレードやライトアップなど、夜が本番なんだから。
でも、これ以上、あんなカップルをみて、うつむく彼女を見たくない。
僕が彼氏になるには実力不足なのはわかっている。次の彼氏のつなぎで構わない。少しでも楽しそうな風間さんが見たかった。
彼のことなんて忘れてしまえ、と喉から言葉が出かかっているが、怖くてその言葉が言えない。
「……もっと……静かなところで……二人きりになりたいんだ……」
ようやく言葉を絞り出す。二人きりなら、もっとハッキリ言えると思う。
玉砕するなら、こんな賑やかで楽しそうな場所よりも、静かな場所のほうがダメージも少ない。
返事を待たずにガタッと立ち上がる。心のなかで、君も立ち上がってくれ、と祈った。
振り返らずにスタスタとテーブルを離れる。勢いとはいえ、バカなことをした、とすぐに後悔した。
いまさら振り返ることなんて出来ない。本当にこのまま園を出てしまいかねないので歩調を緩めたが、後ろから足音は聞こえない。
もう、帰ろう。帰るしかない。
誘ってくれたのは嬉しいけど、やはり僕では実力不足だったのだ。
せめて玉砕させてほしかったな、と思ってゲートに歩を進める。ナイトパレード目当てとおぼしきカップルが大挙して入園してくる。帰りはモンブランでも買って帰ろうかな、と思った瞬間。
ドスン、と背中に衝撃が走った。つんのめって、後ろを振り返る。
小悪魔が僕の胸に飛び込んできた。
驚きと嬉しさで、反射的に風間さんを抱きとめると、カシャンとカチューシャが落ちた。
毎日妄想した彼女の身体は、柔らかくて、華奢で、暖かった。女の子特有の甘い匂いが僕をざわつかせる。
二人の世界が出来る前に、周囲のカップルがキャーキャーと囃し立てた。何だか照れくさくて頼まれてもいないのに、周りにペコペコしてしまう。
胸に抱きとめた風間さんは、周囲の声援を気にする様子もなく、僕のシャツをギュウギュウと引張り、イヤイヤをする。
「田辺くんまで、私のこと、置いていかないで……」
顔を上げた風間さんに、精一杯の笑顔作ってうなづくと、今日、初めて、彼女の笑った顔を見ることが出来た。
そして、手をつなぐのではなく、腕を絡めて身体をぴったり寄せてきた。さっき、目で追っていた女の子と同じ寄り添い方だ。服越しに彼女の胸がむにゅりと押し当てられる。
入園ゲート脇にある、人影があまりないところに彼女を引っ張り、暗がりで向き合うと、そっと抱きしめた。
心臓が壊れるのではないかと思うくらい、早い鼓動が止まらない。
「今夜だけでもいいんだ……風間さんの時間……僕にくれないかな……」
コクリとうなずいた彼女が顔を上げ、見つめ合うと、ゆっくりとまぶたを閉じた。
どちらからでもなく、唇を合わせる。わずかだが、紅茶の味がしたような気がした。
ちゅっ、ちゅちゅっ、ちゅぱっ。
動画とは違う。風間さんは、一人の血の通った人間だ。
そんな当たり前の事を、彼女と唇のぬくもりと、柔らかな身体の感触で僕は改めて実感した。そして、もっと触りたい、という衝動も。
小悪魔のこんもりとした胸に手を当てると、ビクッと身体を震わせて手首を掴まれた。
「……!!!」
「こ……ここじゃ嫌だよ……た、田辺くん、さっき誘ってくれたでしょ? 二人きりになりたいって……」
「あ……!」
手がゆっくりと風間さんの胸から外される。
僕の頬にチュッとキスをすると、腕を絡めて出口に引っ張るのだった。
僕達の夜はこれからだ。心臓と股間がドキドキしっぱなしで彼女についていく。
小遣いや貯金をはたいて、古着屋で買った目一杯のオシャレをして、電車に乗った。
その時までは意気揚々としていたのだ。
しかし、遊園地に向かうにつれて、僕はオシャレの方向性に間違った、と気がついた。
乗ってくる乗客のコスプレ度合いが増えてきたからだ。小悪魔、ゾンビ、ナース、アニメキャラ……。
目の前の座席に座っている女の子は、薄手のロングコートを着ていて、一見普通の格好に見えるが、胸元からサテンの服がチラチラ見える。きっと現地で仕上げをして遊ぶつもりなのだろう。
遊園地の最寄り駅からホテホテと歩く。
周囲がコスプレだらけで、自分だけがめちゃくちゃ浮いている。恥ずかしくなって引き返したいが時間がない。
ついでにいうと、コスプレするような衣装もない。
さっき、風間さんから遊園地の入り口についたと連絡が入った。お互いに決めた待ち合わせ時間より随分早いが、彼女を待たせている以上、後戻りなんかしたくない。
ワクワクと恥ずかしさで気持ちの整理がつかないまま、遊園地の入り口に近づいていくと、人待ち顔の彼女がいた。
ピンクがかったブラウスにショートジャケットを羽織り、黒いストッキングとレースがあしらわれたブラックスカートというコーディネートが、学校の時と違う雰囲気を醸し出している。
背中にはカエルのぬいぐるの下がったデイパック。僕を見つけると、ホッとしたような表情を浮かべて、小さく手を降ってくれた。
うつむきがちの彼女と手をつなぎ、ゲートをくぐると、そこは異世界。
思い思いのコスプレをした男女がそこら中にいる。手を繋いで歩く風間さんも、今は小悪魔のコスプレをして周囲と違和感がない。ずるいなぁと思いつつ、彼女に引っ張られるようにアトラクションを回る。
1つ目はジェットコースター、2つ目は愛らしい人形がひしめくドールハウス、3つ目は錯覚や鏡を上手く使ったマジックハウス。4つ目のウォータースライダーで少し濡れたので、服を乾かすついでに園内のフードコートで一休みすることにした。
風間さんはハンドタオルでポンポンとあちこち拭いて水気を取ると、冷めた紅茶をすすりながら、僕を見つめた。視線が合うとニコリと笑う。改めて彼女をみて、僕は胸が苦しくなった。
明らかに泣きはらしただろう、腫れぼったい目の下にくまが出来ている。
気合を入れてお化粧してくれたのは嬉しいけど、どっちも化粧で隠しきれていなかったのが余計に痛々しい。
まだ、失恋したことを引きずっているのだろう。
他校の生徒に失恋した。
この間の喫茶店でそんなことを聞いたけど、それ以上は話してくれなかったし、怖くて聞けなかった。
ファンタジーの冒険者風コスプレをした彼氏の腕に、しがみつくようにべったりしている小悪魔コスプレの彼女。風間さんの視線がそれを追って、うつむいた。紅茶のカップが小刻みにふるえて、ソーサーがカタカタと鳴る。
「……出よう、風間さん」
目を丸くして僕を見つめる。
そりゃそうだろう。まだ園内は明るいし、ナイトパレードやライトアップなど、夜が本番なんだから。
でも、これ以上、あんなカップルをみて、うつむく彼女を見たくない。
僕が彼氏になるには実力不足なのはわかっている。次の彼氏のつなぎで構わない。少しでも楽しそうな風間さんが見たかった。
彼のことなんて忘れてしまえ、と喉から言葉が出かかっているが、怖くてその言葉が言えない。
「……もっと……静かなところで……二人きりになりたいんだ……」
ようやく言葉を絞り出す。二人きりなら、もっとハッキリ言えると思う。
玉砕するなら、こんな賑やかで楽しそうな場所よりも、静かな場所のほうがダメージも少ない。
返事を待たずにガタッと立ち上がる。心のなかで、君も立ち上がってくれ、と祈った。
振り返らずにスタスタとテーブルを離れる。勢いとはいえ、バカなことをした、とすぐに後悔した。
いまさら振り返ることなんて出来ない。本当にこのまま園を出てしまいかねないので歩調を緩めたが、後ろから足音は聞こえない。
もう、帰ろう。帰るしかない。
誘ってくれたのは嬉しいけど、やはり僕では実力不足だったのだ。
せめて玉砕させてほしかったな、と思ってゲートに歩を進める。ナイトパレード目当てとおぼしきカップルが大挙して入園してくる。帰りはモンブランでも買って帰ろうかな、と思った瞬間。
ドスン、と背中に衝撃が走った。つんのめって、後ろを振り返る。
小悪魔が僕の胸に飛び込んできた。
驚きと嬉しさで、反射的に風間さんを抱きとめると、カシャンとカチューシャが落ちた。
毎日妄想した彼女の身体は、柔らかくて、華奢で、暖かった。女の子特有の甘い匂いが僕をざわつかせる。
二人の世界が出来る前に、周囲のカップルがキャーキャーと囃し立てた。何だか照れくさくて頼まれてもいないのに、周りにペコペコしてしまう。
胸に抱きとめた風間さんは、周囲の声援を気にする様子もなく、僕のシャツをギュウギュウと引張り、イヤイヤをする。
「田辺くんまで、私のこと、置いていかないで……」
顔を上げた風間さんに、精一杯の笑顔作ってうなづくと、今日、初めて、彼女の笑った顔を見ることが出来た。
そして、手をつなぐのではなく、腕を絡めて身体をぴったり寄せてきた。さっき、目で追っていた女の子と同じ寄り添い方だ。服越しに彼女の胸がむにゅりと押し当てられる。
入園ゲート脇にある、人影があまりないところに彼女を引っ張り、暗がりで向き合うと、そっと抱きしめた。
心臓が壊れるのではないかと思うくらい、早い鼓動が止まらない。
「今夜だけでもいいんだ……風間さんの時間……僕にくれないかな……」
コクリとうなずいた彼女が顔を上げ、見つめ合うと、ゆっくりとまぶたを閉じた。
どちらからでもなく、唇を合わせる。わずかだが、紅茶の味がしたような気がした。
ちゅっ、ちゅちゅっ、ちゅぱっ。
動画とは違う。風間さんは、一人の血の通った人間だ。
そんな当たり前の事を、彼女と唇のぬくもりと、柔らかな身体の感触で僕は改めて実感した。そして、もっと触りたい、という衝動も。
小悪魔のこんもりとした胸に手を当てると、ビクッと身体を震わせて手首を掴まれた。
「……!!!」
「こ……ここじゃ嫌だよ……た、田辺くん、さっき誘ってくれたでしょ? 二人きりになりたいって……」
「あ……!」
手がゆっくりと風間さんの胸から外される。
僕の頬にチュッとキスをすると、腕を絡めて出口に引っ張るのだった。
僕達の夜はこれからだ。心臓と股間がドキドキしっぱなしで彼女についていく。
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