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◇◆さて…次は何処に行こうか◇◆
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「カズキだ。ギルマス入っていいか?」
と扉をコンコンとノックし入っていいかを聞く。
「いいよ~」
と扉の向こうからそう返事が返ってくるので、扉を開けて中に入っていった。
「久しぶりだね~依頼お疲れ様~君が居て助かったよ!」
「ラジルさんからの頼みでもあったしな。それにラビが家族に会うことできたし良かった。」
「それは良かったね~で、報酬の件何だけど国王陛下自ら報酬を渡すって言って聞かないんだよ~だから王都に行って貰ってきてくれる?」
「あ…何となく理解出来る。丁度この後ラジルさんに報告行こうとしていたから大丈夫だ。」
「流石ワープが使えるカズキ君だね~!後、クアリスちゃん?だっけ?何か進化してない?」
「分かるのか?見た目は前のままにしているんだが…」
「眼だけはいいんだよ~何年ギルマスやってると思ってるの~」
「見た目からして数年じゃ無いのか?」
「はずれ~僕見た目よりずっと歳いってるよ!」
「まじか。一体何歳なんだ?」
「ん~何歳でしょうか!あっチサ君なら分かるんじゃないかな?よく鑑定使ってるよね?」
とギルマスの言葉に皆がチサの方を向く。
「チサ分かるのか?」
「チサちゃん分かるんですか!」
「何歳だぴょん?」
「えっと……言ってもいいんですか?」
「いいよ~バレても何もないしね~」
とギルマスはのほほんとチサの問いに対してそう答える。
「ギルマスの年齢は150歳です」
「ギルマスは150歳なんですか!?」
「ギルマスは人間じゃ無いのか?」
「びっくりぴょん!?」
《……ッ!……zzZ》
予想もしていなかった年齢だったのでリリオネも俺もラビも驚いている。
クアリスは皆がいきなり驚愕し大声を出した事に反応はしたが直ぐにまた眠りだした。ほんとによく寝るな…
「一応種族は人間だよ~半分だけどね~」
「じゃあどちらかが他種族って事か?エルフには見えないしなぁ…」
「母方が人族で父方が魔族なんだ~これ秘密だよ」
とギルマスは人差し指を立てて口元に持っていきそう言う。まさか半分魔族とだとは思わなかった。
「へぇ~そうだったんだな」
「それだけ?」
「それだけだか?」
「あれ?もっと驚かれると思ったんだけど…半魔なんだけど?」
「半魔だな。ん?リリオネとラビどうした?」
と俺は固まっているリリオネとラビに声をかける。
「師匠、半魔はこの大陸では忌み子なんです。そして魔族と人間種との間には殆ど子供が生まれることは」
「それと永くは生きれないはずぴょん…」
「永く生きれない?」
「マスター、私が説明します。半魔は人間の肉体と魔族の魔素で出来た肉体を持ちます。勿論魔素で出来た肉体を維持するには大量の魔素、つまり魔力が必要です、しかしこの大陸では魔素が魔族大陸の10分の1程しか大気中にないのです。」
「なるほどな、魔素の量が少な過ぎて身体の維持が出来なくなるのか」
「そういう事です。なので150年もの間半魔がこの大陸で生きている事が希少なんです。」
「それじゃあ、ギルマスはどうやって生きていたんだ?」
と俺は疑問に思いチサに答えを聞こうとするとギルマスが間に入って話し出した。
「それは僕自身が答えるよ。答えはこの部屋に置いてある魔石のお陰だよ。魔石は魔素を吸収した物だからね。それを逆に吸収するのも出来るんだよ。要するに魔道具とかと同じかな?」
とギルマスは部屋中を見渡す。
なるほどな…だから魔石がこんなに置いてあるのか…ただの魔石コレクターだと思っていたのに。
「なるほど。だが、魔石だけで保てるものなのか?」
「魔力を制御して出来るだけ自分の魔力が外に出ていかない様にしているから保ててるのかな?微妙なんだよね…偶に半透明に手がなっている時あるから」
「それは保ててないだろ…」
「あははっ…」
とギルマスはなんて事ない風に笑いながら言った。
「魔石は大丈夫なのか?在庫的な意味でな」
「それなんだけどね~最近は魔石余り使ってないて言うか使う必要ないんだよね~」
「ん?訳が分からん…」
「あれ?…気づいてない?…」
とギルマスは苦笑いを浮かべて呆れた顔をする。
「リリオネ達には分かるか?」
と俺はリリオネ達に聞く。
するとリリオネ達は互いに顔を見合い分かった様な素振りを見せるとこちらを見てこくりと頭を縦に振る。
まさか…俺だけ分からなかったのか!?
「ほんとに気づいてなかったんだ…カズキくん…。今はカズキくんから垂れ流し放題の魔力を吸収しているから必要無いんだよ」
とギルマスが呆れ半分驚き半分の反応が返ってくる。
「俺から垂れ流し状態の魔力を吸収している?んッ!?俺ってそんなに魔力垂れ流しているのか!?」
「師匠気づいていなかったんですか!?」
「知っててやっていたじゃないぴょんか!?」
とリリオネとラビに驚かれる。チサは俺のスキルの一つなのでそれは前から分かりきっていたのか特に反応は示さなかった。
「垂れ流しってやばいのか?」
「カズキくんそれだけ魔力出してて疲れないの?」
「特に疲れることはないが…でも魔力を使い過ぎた時は疲れるぞ?」
「それは当たり前の事だね…あと魔物余り寄ってこないでしょ?それも魔力垂れ流してるからだよ。」
とギルマスは呆れながらも丁寧に説明をしてくれる。
「なるほど…魔物との遭遇率が低いのには理由があったのか…ん?ならどうして依頼の時には魔物と遭遇してたんだ?」
「それは私が魔力の放出量を調節して警戒されない様にサポートしていたからです。マスターの魔力は膨大な量なので。」
とチサはさもなんてことない事のように応えてくる。
それを早く言ってくれ…今まで言われた事無かったから気づかなかったがかなり他の冒険者にも迷惑かけていたんだと思うと心が痛む……。
チサは俺のナビゲーターなんだから教えてくれても良かったんじゃないか……。
「チサ…そう言うのは事前に言ってくれ。」
「最初はマスターに尋ね様と思いました。しかし、まだ具現化出来ずにマスターのスキルとして存在していた際にギルマスのステータスを鑑定し、この国の歴史や今の軍事状況なども考慮した結果、この事はマスターに伝えずこのままギルマスが自ら話すか誰かに聞かれた際にお伝えするのが適切だと思い行動してしまいました。マスターごめんなさいです…。」
とチサは自分の判断で勝手に決めてしまったこと、自身の主である俺に伝えなかった事への後ろめたさが、今にも泣きそうな顔をしながら伝えてくる。
「チサ、怒ってないから大丈夫だ。それにチサがギルマスや俺の事を考えてそう判断したんなら俺はそれで良かったと思うぞ。」
とチサの頭に手のひらを乗せて優しく撫でながら俺は言った。まぁ自分自身が魔力を垂れ流してることに気づけなかった事にも問題があるし、それにいつもチサに頼りっぱなしになっていた俺の責任が一番の原因だと思うからな。
「マスター…」
チサは心の重りが無くなったのかほっとした顔をしながらこちらを見上げてくる。
「次からはちゃんと言ってくれよ。」
「はい!マスター!」
この出来事によって俺とチサの繋がりがまたより強く結びついたのだった。
「チサちゃん良かったです!」
「良かったぴょん!」
とリリオネとラビがチサの近くによっていき話している。
「僕が原因でもあったんだしほんとにごめんね…魔力を貰う時にはちゃんと今度から言うよ。」
とギルマスは申し訳なかったなと言う顔をしてチサに謝っていた。
《キュ?…何話してたのー?》
「ちょっとお話してただけだから大丈夫だぞ。」
とクアリスの頭を優しく撫でる。クアリスはほんとにマイペースだな……まぁ可愛いからいいけど
「大分話しがズレていったが報酬を貰いにラジルさんの居る王都に向かうか」
「そうだったね。また他の冒険者が手に負えなさそうな依頼を頼むからよろしく~」
「その代わり報酬はちゃんと頼むぞ」
「分かってるよ~」
とギルマスはニコニコしながらそう言う。年齢聞いてからその笑顔見るとなんか違和感がやばい……
それはまぁ慣れるまで我慢するしかないか。
「それじゃあリリオネ、ラビ、チサ行くぞ。」
「はい!師匠」
「ゴーだぴょん!」
「行きましょうマスター」
と俺たちはギルマスの部屋から王城へとワープを繋いでラジルさんの元へ向かった。
と扉をコンコンとノックし入っていいかを聞く。
「いいよ~」
と扉の向こうからそう返事が返ってくるので、扉を開けて中に入っていった。
「久しぶりだね~依頼お疲れ様~君が居て助かったよ!」
「ラジルさんからの頼みでもあったしな。それにラビが家族に会うことできたし良かった。」
「それは良かったね~で、報酬の件何だけど国王陛下自ら報酬を渡すって言って聞かないんだよ~だから王都に行って貰ってきてくれる?」
「あ…何となく理解出来る。丁度この後ラジルさんに報告行こうとしていたから大丈夫だ。」
「流石ワープが使えるカズキ君だね~!後、クアリスちゃん?だっけ?何か進化してない?」
「分かるのか?見た目は前のままにしているんだが…」
「眼だけはいいんだよ~何年ギルマスやってると思ってるの~」
「見た目からして数年じゃ無いのか?」
「はずれ~僕見た目よりずっと歳いってるよ!」
「まじか。一体何歳なんだ?」
「ん~何歳でしょうか!あっチサ君なら分かるんじゃないかな?よく鑑定使ってるよね?」
とギルマスの言葉に皆がチサの方を向く。
「チサ分かるのか?」
「チサちゃん分かるんですか!」
「何歳だぴょん?」
「えっと……言ってもいいんですか?」
「いいよ~バレても何もないしね~」
とギルマスはのほほんとチサの問いに対してそう答える。
「ギルマスの年齢は150歳です」
「ギルマスは150歳なんですか!?」
「ギルマスは人間じゃ無いのか?」
「びっくりぴょん!?」
《……ッ!……zzZ》
予想もしていなかった年齢だったのでリリオネも俺もラビも驚いている。
クアリスは皆がいきなり驚愕し大声を出した事に反応はしたが直ぐにまた眠りだした。ほんとによく寝るな…
「一応種族は人間だよ~半分だけどね~」
「じゃあどちらかが他種族って事か?エルフには見えないしなぁ…」
「母方が人族で父方が魔族なんだ~これ秘密だよ」
とギルマスは人差し指を立てて口元に持っていきそう言う。まさか半分魔族とだとは思わなかった。
「へぇ~そうだったんだな」
「それだけ?」
「それだけだか?」
「あれ?もっと驚かれると思ったんだけど…半魔なんだけど?」
「半魔だな。ん?リリオネとラビどうした?」
と俺は固まっているリリオネとラビに声をかける。
「師匠、半魔はこの大陸では忌み子なんです。そして魔族と人間種との間には殆ど子供が生まれることは」
「それと永くは生きれないはずぴょん…」
「永く生きれない?」
「マスター、私が説明します。半魔は人間の肉体と魔族の魔素で出来た肉体を持ちます。勿論魔素で出来た肉体を維持するには大量の魔素、つまり魔力が必要です、しかしこの大陸では魔素が魔族大陸の10分の1程しか大気中にないのです。」
「なるほどな、魔素の量が少な過ぎて身体の維持が出来なくなるのか」
「そういう事です。なので150年もの間半魔がこの大陸で生きている事が希少なんです。」
「それじゃあ、ギルマスはどうやって生きていたんだ?」
と俺は疑問に思いチサに答えを聞こうとするとギルマスが間に入って話し出した。
「それは僕自身が答えるよ。答えはこの部屋に置いてある魔石のお陰だよ。魔石は魔素を吸収した物だからね。それを逆に吸収するのも出来るんだよ。要するに魔道具とかと同じかな?」
とギルマスは部屋中を見渡す。
なるほどな…だから魔石がこんなに置いてあるのか…ただの魔石コレクターだと思っていたのに。
「なるほど。だが、魔石だけで保てるものなのか?」
「魔力を制御して出来るだけ自分の魔力が外に出ていかない様にしているから保ててるのかな?微妙なんだよね…偶に半透明に手がなっている時あるから」
「それは保ててないだろ…」
「あははっ…」
とギルマスはなんて事ない風に笑いながら言った。
「魔石は大丈夫なのか?在庫的な意味でな」
「それなんだけどね~最近は魔石余り使ってないて言うか使う必要ないんだよね~」
「ん?訳が分からん…」
「あれ?…気づいてない?…」
とギルマスは苦笑いを浮かべて呆れた顔をする。
「リリオネ達には分かるか?」
と俺はリリオネ達に聞く。
するとリリオネ達は互いに顔を見合い分かった様な素振りを見せるとこちらを見てこくりと頭を縦に振る。
まさか…俺だけ分からなかったのか!?
「ほんとに気づいてなかったんだ…カズキくん…。今はカズキくんから垂れ流し放題の魔力を吸収しているから必要無いんだよ」
とギルマスが呆れ半分驚き半分の反応が返ってくる。
「俺から垂れ流し状態の魔力を吸収している?んッ!?俺ってそんなに魔力垂れ流しているのか!?」
「師匠気づいていなかったんですか!?」
「知っててやっていたじゃないぴょんか!?」
とリリオネとラビに驚かれる。チサは俺のスキルの一つなのでそれは前から分かりきっていたのか特に反応は示さなかった。
「垂れ流しってやばいのか?」
「カズキくんそれだけ魔力出してて疲れないの?」
「特に疲れることはないが…でも魔力を使い過ぎた時は疲れるぞ?」
「それは当たり前の事だね…あと魔物余り寄ってこないでしょ?それも魔力垂れ流してるからだよ。」
とギルマスは呆れながらも丁寧に説明をしてくれる。
「なるほど…魔物との遭遇率が低いのには理由があったのか…ん?ならどうして依頼の時には魔物と遭遇してたんだ?」
「それは私が魔力の放出量を調節して警戒されない様にサポートしていたからです。マスターの魔力は膨大な量なので。」
とチサはさもなんてことない事のように応えてくる。
それを早く言ってくれ…今まで言われた事無かったから気づかなかったがかなり他の冒険者にも迷惑かけていたんだと思うと心が痛む……。
チサは俺のナビゲーターなんだから教えてくれても良かったんじゃないか……。
「チサ…そう言うのは事前に言ってくれ。」
「最初はマスターに尋ね様と思いました。しかし、まだ具現化出来ずにマスターのスキルとして存在していた際にギルマスのステータスを鑑定し、この国の歴史や今の軍事状況なども考慮した結果、この事はマスターに伝えずこのままギルマスが自ら話すか誰かに聞かれた際にお伝えするのが適切だと思い行動してしまいました。マスターごめんなさいです…。」
とチサは自分の判断で勝手に決めてしまったこと、自身の主である俺に伝えなかった事への後ろめたさが、今にも泣きそうな顔をしながら伝えてくる。
「チサ、怒ってないから大丈夫だ。それにチサがギルマスや俺の事を考えてそう判断したんなら俺はそれで良かったと思うぞ。」
とチサの頭に手のひらを乗せて優しく撫でながら俺は言った。まぁ自分自身が魔力を垂れ流してることに気づけなかった事にも問題があるし、それにいつもチサに頼りっぱなしになっていた俺の責任が一番の原因だと思うからな。
「マスター…」
チサは心の重りが無くなったのかほっとした顔をしながらこちらを見上げてくる。
「次からはちゃんと言ってくれよ。」
「はい!マスター!」
この出来事によって俺とチサの繋がりがまたより強く結びついたのだった。
「チサちゃん良かったです!」
「良かったぴょん!」
とリリオネとラビがチサの近くによっていき話している。
「僕が原因でもあったんだしほんとにごめんね…魔力を貰う時にはちゃんと今度から言うよ。」
とギルマスは申し訳なかったなと言う顔をしてチサに謝っていた。
《キュ?…何話してたのー?》
「ちょっとお話してただけだから大丈夫だぞ。」
とクアリスの頭を優しく撫でる。クアリスはほんとにマイペースだな……まぁ可愛いからいいけど
「大分話しがズレていったが報酬を貰いにラジルさんの居る王都に向かうか」
「そうだったね。また他の冒険者が手に負えなさそうな依頼を頼むからよろしく~」
「その代わり報酬はちゃんと頼むぞ」
「分かってるよ~」
とギルマスはニコニコしながらそう言う。年齢聞いてからその笑顔見るとなんか違和感がやばい……
それはまぁ慣れるまで我慢するしかないか。
「それじゃあリリオネ、ラビ、チサ行くぞ。」
「はい!師匠」
「ゴーだぴょん!」
「行きましょうマスター」
と俺たちはギルマスの部屋から王城へとワープを繋いでラジルさんの元へ向かった。
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