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◆◇これから何をしようか?◆◇
しおりを挟む貴族門からいつもの様に入っていく。顔パスで検問すらなく素通りである。
「何回か来ているから検問すらないな。」
「それだけ信用されているってことですよマスター」
「チサちゃんの言う通りです!師匠!」
「ぴょん!」
《パパ~お腹空いた~》
とクアリスがリリオネの腕の中で言ってくる。
「クアリス、さっきご飯食べたばかりだろ…」
《だっていい匂いがするんだもん~》
とクアリスがいい上目遣いをしてくる。
これには何故か勝てないんだよなぁ……なんでだろ?可愛すぎるからか?
俺は勝てずに“ちょっとだけだぞ”と言う。
《やった~!!なに食べようかなぁ~》
クアリスは短い手足をバタバタさせて喜ぶ。
「クアリスちゃん!何食べますか?」
《んーとねぇ、お肉~!!》
「それならあの屋台が美味しそうですよ」
「いい匂いしてるぴょん!……ジュル」
「クアリスちゃん行きましょうか!師匠も早く来てくださいよ~」
リリオネ、クアリス、チサ、ラビの順で喋っている。
サラッと会話聞いてたけど何気に皆食べる気だよな?
確認しておこう……ほんの1時間ほど前に昼食済ましただけだよな……。
「師匠~師匠はどれにします~」
「俺はいい、それにしてもそんなに食べて大丈夫か……?」
『大丈夫です!(ぴょん)』《美味しい~♪》
ちょっと苦笑いをしながら俺は串刺し肉を食べているリリオネ達に聞くとすっごく美味しそうに頬張って大丈夫と返ってきた。
うん…もう聞かないでおこう
こうして暫くは屋台を回って食べたり、小物を探したりして夜まで楽しんだ。
翌日──
昨日行くつもりだった王宮への依頼の報告とギルドへの報告と報酬の事を今日する事にした。
一応ラジルさんにはアルさんから今までの出来事については話は伝えられているが冒険者として依頼を受けた以上自分から報告はした方がいいだろうと思っている。
「今日はラジルさんの所に報告とギルドへの報告行くけど着いてくるか?」
「行きたいぴょん!」
「行きたいです!」
「私はどこへでもマスターに着いてい来ます!」
《行く~♪美味しいものあるかなぁ~》
と皆はついて行くと言った。
ささっと持っていく物をまとめて全員で部屋を後にした。
ギルド──
「あの、ギルマスのカイルを呼んでもらっていいか?」
「ギルマス…ですか?」
受け付け嬢の女性にいつものようにギルマスを呼んで欲しいと言うとその女性が慌て始めた。
「えっと…えっと…おっ…お名前とギルドカードを提示お願いします。」
俺は言われた通りに名前をいい、ギルドカードを見せた。
「かッ…カジュキさん…!…ででしゅね!ぇSランク!?少々お待ち下しゃい!!」
受け付け嬢の人は盛大に噛んで裏に慌てて入っていった。
「大丈夫でしょうか……」
「すっごく噛んでいたぴょん……大丈夫ぴょんか?」
「今まで見ない人でしたね……あ、、」
「ちゃんと伝わるといいな…」
ドタンッ……バタンッ……ガシャン……と何かが倒れる音、転ける様な音、後書類を撒き散らしたのか他の受け付け嬢やその他の職員達の悲鳴が聞こえてくるので心配になる俺達だった。
─
──
───数十分後
「おッ!お待たせしてしました!!はぁはぁっ…」
「ごめんなさい。カズキさん、この子入りたての新人で今日初めてカウンターに立ったばかりだったの…」
と色々とやらかしていた女性がソフィアさんに連れられて戻ってきた。
ソフィアさんも最初に会った時はすっごく驚いて気絶してたもんな…
「大丈夫だ、、ソフィアさんも最初は驚いて気絶していたし。」
「そうなんですか!?ソフィア先輩!」
とソフィアさんに付き添われて来た女性が目を丸くして驚いている。
「えっと……あれに驚かない方が凄いですよ!
あっ!報告でしたよね!?ギルマスはいつもの部屋にいると思いますよ!」
とソフィアさんは顔を赤面させて何とか話を逸らそうとしている。
「最初はソフィアさんも…」
「その話は良いですから!早く行ってください!」
「ソフィア先輩の話し聞きたかったです~」
「聞かなくて良いです。」
その後ももう一人の女性の方がソフィアさんの黒歴史を聞き出そうと頑張っているのを横目に俺達はいつもの部屋に歩き出した。
「そういえば、あの人の名前聞いてないです」
「確かにぴょん!」
「そうだな」
「焦りすぎて忘れていたんですね…」
ふとリリオネが思い出しそんな事を呟くと俺を含めて皆がその事を思い出し後で聞いてみるかと話し合いながら二階に上がりいつもの部屋に向かった。
《……zzz°》
クアリスは鞄の中で暇すぎて寝ていた。
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