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◆◇買い物◆◇
しおりを挟むリリオネが出掛ける準備を終わるまで俺とチサは部屋で静かに待っていた。
「お待たせしました!チサちゃん!まずは服を買いに行きましょう!」
とリリオネは私服姿でそう言った。白色のワンピースがリリオネのキメ細やかな白い肌と合っていて、とてつもなく可愛かった。
師匠も早く!と言ってチサの手を掴んで部屋を出ていこうとしているリリオネが俺を呼んだ。慌てて俺も後を追う。
リリオネが行き着いた場所は前に俺の服を買った所だった。
「いらっしゃいませ!今日はどのような服をお求めですか///」
だから何故顔を赤くするんだ…俺はイケメンでは無いぞ…
「この子の服を頼む」
とチサを指さして俺は言う。では行きましょうと店員さんはチサを手招きして連れていくその後をリリオネも付いていく。どうしよう…一人になってしまった…チサに似合うリボンとかアクセサリーでも探しておくか…
俺は小物類がある方に行ってどれが似合うか選んでいた。ウ~ン…迷うなぁ~薄ピンクでも良いし赤も捨てがたい…両方買おう!
「あの…これとこれ下さい後あの蒼い宝石のピンも下さい、包んでもらえると嬉しいです。」
と近くにいた店員さんに俺は選んだリボンと近くにあったチサに似合いそうな蒼い宝石のピンを指さして言う。
「分かりました///」
と頬を赤くして言われた品を持って奥に入っていった。少し待っていると綺麗に包まれた箱を持ってやってきた。
「白銀貨1枚と銀貨3枚です。」
「白銀貨2枚でいいかな?今白銀貨しか無くて…」
「はい///お釣りの銀貨7枚です。」
と店員さんはお釣りを持っていた財布?の中から出して渡してきた。それを受け取ってリリオネ達が帰ってくるのを待っていた。
「師匠~見てください~チサちゃん可愛いですよ~」
とリリオネがフリフリの薄ピンクのワンピースを着たチサの手を掴んでこちらに戻ってきた。
可愛い…
「どうですか…マスター」
「うん///可愛いよ」
「嬉しいです!他にも似合う服を選んでもらいました。」
と嬉しそうに選んでもらった服をハンガーにかけた状態で見せてきた。日焼けしないように手首まである薄緑と黄色リボンが付いたワンピースと動きやすそうな下がキュロットのセットだ。
「店員さん、これ全部でいくらですか?」
「白銀貨3枚と銀貨2枚です///」
それを聞いて俺はポケット(アイテムボックス)からお金を丁度出して渡した。受け取った店員さんはチサから服を渡してもらいそれを袋に詰めて渡してくれた。薄ピンクのワンピースは着たままで店を出た。
「チサちょっと止まって目を瞑ってくれ」
「?なんですかマスター?」
とチサは止まってこっちを見ながらきょとんとして聞いてきた。
「いいから、ちょっとだけ目を瞑っててくれなぁ?」
「分かりました。」
と目を瞑ってくれたのでポケットからさっき買ったリボンなどが入っている袋から薄ピンクのリボンを出して髪に結んでやった。
「開けていいぞ~」
と言うと分かりました…と言ってチサは目を開けた。
丁度ガラス張りの所に立っていたのでチサにガラスの方を向くように言った。
「ふぇ…マスターありがとうございます!」
とガラスで自分の姿を見てリボンが髪に結んであるのを見てチサはとても喜んだ。
「後はこのピンも付けて…どうだ?気に入ったか?」
「嬉しいです!マスター!リリオネさん見てください!」
とリリオネに自慢しに言った。リリオネも良かったですね♪と頭をナデナデしながら微笑んで応えていた。赤のリボンはまた後で渡すか…
「二人共お腹空いていないか?」
空いています!と二人は息ぴったりに言う。まるで年の離れた仲良し姉妹だな~と二人を見て俺は思う。
「甘い物でも食べに行くか?」
「師匠私いい所知っています!チサちゃん!早く行きましょう!」
と子供のようにリリオネははしゃいでいる。二人が楽しそうなのでそっとその後を見守りながら付いていく。
こうして半日が過ぎていった。
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