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◆◇My武器出来る!2◆◇
しおりを挟むタマリさんの店を出た後和樹達はギルドに向かった。
「カズキさん!ギルドマスターがお呼びです!」
とギルドに入るなりソフィアさんに言われた。なんだ?と思って和樹達はギルドマスターの部屋に向かった。
コンコン…
「ギルマス~入るぞ~」
「やぁ~」
と部屋に入るとギルマスのカイが手を振って挨拶を交わしてきた。此処に座ってとソファーを指さして目で訴えてきたのでソファーに座る。
「それで?今日は何の用だ?」
「カズキ君…君まだワイバーンの報酬とその前の素材の報酬貰ってないの気づいてないの?」
とギルマスに言われてあっ!と和樹は言う。
「すっかり忘れてた…リリオネ気づいていたか?」
「忘れていました…そうでしたね」
とリリオネも忘れていたらしい…君達ねぇ~とギルマスは呆れていた。
「これその報酬だよ」
と言って皮袋を3つ机に並べてきた。
「幾ら入っているんだ?」
「えっとね…一袋白金貨100枚ずつだったと思うよ?」
とギルマスはさらっと爆破発言をした。
「って事は300枚?」
「凄いです!師匠!」
「マスター!凄いです!」
とリリオネとチサが喜んでいる。
「カズキ君ずっと気になってたんだけどこの子前居なかったよね?」
とチサをみてギルマスは言う。
「チサは俺のスキルなんだ、今は人化しているんだ」
と言うとへぇ~凄いね~と言ってチサをまじまじと見ていた。チサも笑顔で初めまして!と言った。
「カズキ君…この子凄くかわいいね…」
と和樹の耳元でボソッと言った。
「そうだろう…かわいいだろ…」
と和樹も同意だと言うように答える。
「それで?これ渡すためだけに呼んだんじゃないよな?」
「分かっちゃう?君達に依頼をしてもらおうと思ってね♪」
「何をさせようって言うんだ?」
「えっとねぇ~これこれ!王都アルベルの近くの火山にレッドドラゴンが住み着いていてね、その火山で採れる火傷に効く薬草が採れなくなってしまったんだよ…王都の冒険者に頼んだけど行った奴らは全員ボロボロになって震えて帰ってきたんだ…」
とギルマスは語る…
「それを俺達で片付けて欲しいと?」
「うん♪君達なら余裕だよね♪」
とギルマスは笑顔で言ってきた。勿論報酬も弾むからさぁ~
「断ると言ったら?」
「お願いします~僕の立場がかかっているんです~これ断ったら他のギルマスや国王様から信頼が無くなっちゃう~だから絶対断らないで~」
と涙目になって服を引っ張って言ってきた。
「服引っ張るな!後泣くな!あー分かったよ!行けばいいんだろ!」
と和樹は承諾してしまった。
それを聞いてこっちに帰ってきたら報酬渡すね♪とギルマスは自分の椅子に座って書類を見始めた。和樹は嵌められた!と思ったがもう受けてしまったので後戻りは出来ない、なので諦めることにした。
その後、ギルマスの部屋を出た後依頼を受ける予定を変更して旅の支度を開始した。
「ギルマスによると此処から王都まで10日はかかるらしいから王都に行って宿を取ってからレッドドラゴンの討伐って予定でいいか?」
「それがいいと思います!」
「私もそれでいいと思いますよマスター帰りはワープを使えば一瞬で帰ってこれることですし、帰り道分の10日間は王都の観光が出来ますしね♪」
とチサがそう付け加える。
「ワープ使えば帰りは一瞬だもんな!リリオネ王都で観光も出来るぞ」
「やったーです!チサちゃんいろいろ回りましょうね♪」
とリリオネもそれに同意らしい。
「明日出発でいいか?」
大丈夫です!とリリオネは元気に答える。
「今日は討伐依頼をやめて旅支度だな」
「色々と買いに行きましょう!」
とリリオネは張りきっていた。
ギルドを出た後三人は日が暮れるまで旅に必要な物を買って揃えていった。そしてそれを全てアイテムボックスにしまった。
後はリリムに依頼で明日一度チェックアウトすると伝えて部屋に行って眠った。
~~~~~
「リリオネ、チサ準備出来たか?」
「「出来ました~」」
と元気よく二人は手を挙げて返事をする。
「それじゃぁ…リリム20日後にまた来るから」
「早く帰ってきて下さいね♪」
とリリムが言って手を振って和樹達を見送った。それに応えるように和樹達も手を振り返し宿を後にした。
「外に出たいんだが、いいか?」
「カズキ君じゃないか!今度は何処に行くんだ?」
とアルデスの門番で和樹が初めて街に入る時に警備をしていたガロドが聞いた。
「王都の方にドラゴン退治の依頼に行くんだよ」
「また凄いの受けたな…まぁ頑張れよ!」
と言って門を開けて和樹達を通した。
砂利道の所をのんびりと歩いていると遠くの方でグレーウルフが何かを襲っているのに和樹が気が付いた。
「リリオネ…前の方で誰か襲われていないか……?」
「ぇ?………ホントです!助けに行きましょう!」
「チサ行くぞ!背中に乗れ」
と和樹は言いチサをおんぶして走り出し、それに合わせてリリオネも走り出した。
「来るな~ぴょん!誰か助けてぴょん!」
と聞こえてきた。そこには亜人種の中の獣人の兎少女がグレーウルフ五匹に襲われていた。
「ここは俺がやる…月光の試し斬りに丁度いいからな」
とリリオネの方を向きチサをおんぶから抱き抱える様にしてからグレーウルフに突っ込んでいった。
月光の斬れ味は凄かった…グレーウルフの首を一撃でスパンスパンと斬っていった。五匹いたグレーウルフは一瞬で倒された。
「大丈夫か?」
と腰を抜かして尻もちを付いてペタンと地面に座っているうさ耳少女に和樹は声をかけた。
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