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第2章
私の知らない噂ですわ!
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なぜここに来たのかを問えば殿下は
「用件って言うほどでもないけど来た理由は二つかな?といっても一つはおまけ程度だけどね!」
「はぁ...」
...用件かぁ、なんの話だろう。
「まずは、君が倒れた日から凄く時間が経ってしまった。忙しすぎてお見舞いに来れる時間が無かったのだ。これなくてすまなかった。」
「なっ!?で、殿下!頭をあげてください!!」
「...だが」
「忙しくしていらしていたのですから不満もなにもありませんわ♪」
...これで貴方のことを忘れていたことはチャラに...と心の中で付け足して
ニコッて返せば
「そ、そうか。そういってもらえると嬉しいな。」
とちょっと照れながら笑ったのだった。
.........可愛い...惚れましたわ......
「お見舞いの品を持ってきたのだが生憎私には物を選ぶセンスがないのでな、一応果物をたくさん持ってきたのだが...」
「ありがとうございますわ殿下!」
私には好きなものが三つある。それは果物とモフモフと可愛い物(人)である!キリッ
だから果物を選んだ殿下に好感度は鰻登りである。......たまたまだろうけど
「そうか!喜んで貰えて良かったよ。」
「はい!私、果物が大好きなので嬉しいです!」
「そうだったのか。では、また持ってこよう。」
「ありがとうございます!」
目をキラキラさせながら言った私を殿下が暖かい目で見ていたのを頭の中が果物のことでいっぱいな私はその事に気づかなかった...
で、と続ける殿下。
「最近の王都での噂、聞いたことある?」
...噂?それって怖いやつ...?
「...大丈夫。怖い話ではないさ。」
また顔に出てた!?
「分かりやすいなぁ...そこも可愛いけどボソッ」
「え?」
「ん?いや、なんでもないさ。」
私、そんなに分かりやすいかなぁ...あと最後ききとれなかったな
「話がそれたから戻すけど、最近【漆黒の氷狐】っていう君と年が近いであろう黒髪で狐の仮面を被った女の子が盗賊を全滅させたらしいんだよね。」
.........え?それってもしかしなくても私だよね?とりあえず別人だということにして
「そんな噂があったのですね!なんかかっこいいですね!」
自分でいってて死にたくなってくるわこれ...
「そうだね。僕も会ってみたいなと思ってるよ。」
目の前にいるよとは言えるはずがなかった...
「用件って言うほどでもないけど来た理由は二つかな?といっても一つはおまけ程度だけどね!」
「はぁ...」
...用件かぁ、なんの話だろう。
「まずは、君が倒れた日から凄く時間が経ってしまった。忙しすぎてお見舞いに来れる時間が無かったのだ。これなくてすまなかった。」
「なっ!?で、殿下!頭をあげてください!!」
「...だが」
「忙しくしていらしていたのですから不満もなにもありませんわ♪」
...これで貴方のことを忘れていたことはチャラに...と心の中で付け足して
ニコッて返せば
「そ、そうか。そういってもらえると嬉しいな。」
とちょっと照れながら笑ったのだった。
.........可愛い...惚れましたわ......
「お見舞いの品を持ってきたのだが生憎私には物を選ぶセンスがないのでな、一応果物をたくさん持ってきたのだが...」
「ありがとうございますわ殿下!」
私には好きなものが三つある。それは果物とモフモフと可愛い物(人)である!キリッ
だから果物を選んだ殿下に好感度は鰻登りである。......たまたまだろうけど
「そうか!喜んで貰えて良かったよ。」
「はい!私、果物が大好きなので嬉しいです!」
「そうだったのか。では、また持ってこよう。」
「ありがとうございます!」
目をキラキラさせながら言った私を殿下が暖かい目で見ていたのを頭の中が果物のことでいっぱいな私はその事に気づかなかった...
で、と続ける殿下。
「最近の王都での噂、聞いたことある?」
...噂?それって怖いやつ...?
「...大丈夫。怖い話ではないさ。」
また顔に出てた!?
「分かりやすいなぁ...そこも可愛いけどボソッ」
「え?」
「ん?いや、なんでもないさ。」
私、そんなに分かりやすいかなぁ...あと最後ききとれなかったな
「話がそれたから戻すけど、最近【漆黒の氷狐】っていう君と年が近いであろう黒髪で狐の仮面を被った女の子が盗賊を全滅させたらしいんだよね。」
.........え?それってもしかしなくても私だよね?とりあえず別人だということにして
「そんな噂があったのですね!なんかかっこいいですね!」
自分でいってて死にたくなってくるわこれ...
「そうだね。僕も会ってみたいなと思ってるよ。」
目の前にいるよとは言えるはずがなかった...
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