裏社会の令嬢

つっちー

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第3章

閑話 幹部さん専用の武器を創りたい!②

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お次はミリアーネ専用の武器。ミリアーネは太刀だから...



魔法陣の真ん中にさっきも創った合金と、黒龍の堅牢鱗と、エンシェントオリハルコンドラゴンの涙が入った瓶を置く。
武器のイメージはこれまた黒い刀身で柄に狐印が入った太刀。
創り方は合金をベースとして、それに黒龍の堅牢鱗を周りに貼り付ける感じ。
エンシェントオリハルコンドラゴンの涙は何に使うのかというと、さっきの貼り付けたやつの上から全体的に満遍なくコーティングする為に使う。
コーティングすると何がいいのか、それはコーティングするとそれをした素材が物凄く硬くなり、強化されるからだ。さらに、属性付与も付いてくる!属性はランダムだけどね!正にうってつけでしょ?


まぁ、後は出来上がるのを待つだけ。


光り終わったのを確認し、太刀を手にとる。黒い刀身に薄い赤のオーラが見える。これは火属性だな。シンプルだけどいいよね!



「名前は.........黒龍の焔刀で!」


読んで字のごとくって感じだね!うん!



はい次!シュリナ専用の杖ね!
まずは合金を置いて、糸状にするの。そして白樹の材木をベースとして、合金の糸状のものをそれに巻き付ける感じで創る。杖頭に氷鳳凰の魔核、それを狐が咥えるような感じのデザインにする。最後にアクセントとして黒龍の堅牢鱗を付ければかーんせーーい!!氷鳳凰の魔核を使ったから効果は獄炎魔法の威力が上がる。


「...純白の氷鳳杖」


そ!そこ!かっこ悪いとか言わない!!///





つ、次はニーナだね。ニ、ニーナはちょっと苦手かな...だけど創らないと可哀想だからね!
ニーナもナイフだけどマリアみたいに暗器は使えないみたいだから変化出来ないナイフにする。その代わりにめっちゃ硬いエンシェントオリハルコンドラゴンの鎧鱗を使って創る。

まずはエンシェントオリハルコンドラゴンの鎧鱗をベースに、合金をコーティングする。そうして出来たのは若干黄金色っぽい刀身に黒の柄に狐印が付いているナイフ。


「......どうしよう...黄金色の狐ナイフでいっか」

適当だけどいいよね、だってニーナだもの。



ニーナ「...解せぬ。」




「?なんか聞こえたような?」





気のせいだよね!さてさてお次はシルビアのだね!!





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