裏社会の令嬢

つっちー

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第5章

里長宅にお泊まりです!

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あの勝負の後、私達はレーナさんの家に戻った。

マリアとレーナさんの戦いで分かったのはお互い、同等だったということ。
スピードは同じぐらい、反射神経は私との戦いと比べるとマリアが上だが、魔法に関してはレーナさんの方が上。

あの魔法──【自然ノ脅威NATURAL・THREAT】は多分だけどエルフ秘伝の森魔法。自然魔法とはまた別枠で存在し、自然魔法の上位互換と言っても過言ではない。



...伊達に里長をやってないといったところか...。
そして、エルフの里長と同等まで上り詰めたマリア。流石は漆黒の狐団No.2。



帰ってきて早速決めたのは、コング討伐に割く人数。
主力はレーナさんとルーナさんと私達の知らないエルフさんの3人。3人はこの里のトップ3の戦力らしい。...それにしても、レーナさんとルーナさん...名前似てない...?
で、サポートに私とマリアの合計5人。


出来るだけ少なくして、被害を減らしたいそうだ。そして、私達がサポートなのは部外者の私達がなるべく手を加えない様にするため。



討伐は明後日。
明日はレーナさん、ルーナさんに続く3人目のエルフさんとの顔合わせ、実力を見せてもらい、作戦会議をする予定。

この里は他種族が訪れる事が無かった為、宿屋が無かった。けど、レーナさんが快く部屋を貸して下さったので有難く使わせてもらうことにした。


今は夕刻。お風呂を貸して頂き、夕食までも出して頂いて、助かった。
まぁ、いざとなったらセイルチリアで買った焼き鳥を食べればいいよね。
お風呂から出ると、服も置いてあったので、感謝しながら着させてもらう。
私はピンク色のモコモコパジャマで、マリアが青のモコモコパジャマ。
流石に狐の仮面は似合わないので外す。

2人の前に出ると可愛いって言われた。...恥ずかしい...。



「夕食、ありがとうございました。」
「ありがとうございました。」
「いいのよぉ。良かったわ、貴方達の食べっぷり。」
「「.........///」」
「...可愛い...。妹にしたいな...。」



レーナさんの言葉に2人して顔が赤くなってしまう。
ルーナさんが何か言ってたけど羞恥でそれどころじゃなかったため、聞こえなかった。





夕食後、私達は部屋に向かった。部屋は当たり前だけど全部木でできていた。
私とマリアは同じ部屋で、ベッドが1つしか無かったので一緒に寝ることになってしまった。
元々、レーナさんとルーナさんの2人だけで暮らしていたため、ベッドが2つしか無く、レーナさんとルーナさんも一緒に寝ることになったらしい。......申し訳ない...。
ベッドも普通サイズでかなり密着しないと寝れない。


まぁ、私は寝相が良い方だからいいけど、マリアが分かんないからちょっと怖いよね...。



私は寝床につく前に毎夜練習している【時ヲ司ル者ADMINISTRATOR・OF・TIME】、これを練習する。
練習って言うよりも魔力を濾す作業だね。
今のところ1日1時間だけやって、今は7時間。今日で8時間だ。
今日終われば後12時間...。長いなぁ...。



──────


───




アリスの練習が終わり、夜中、皆が寝静まった頃。



「...すぅ......すぅ......。」

「(.....アリス様が可愛すぎて全く寝れない...!!)」


ほっぺをぷにぷにする...。プニプニ



「.........うにゅぅ............。」


「(ほわァァァ!!!可愛ええ!!可愛ええよォ!!抱っこしたい!寝るためだもの!抱っこしていい!?いいよね!?)」



遠慮がちにアリスに抱きつくマリア。


「.........ぅぅん......。」



...フワァ



「(うはぁ!!めっちゃいい匂いするぅ!!!寝れない!寝れませんアリス様!!)」








尚更寝れなくなったマリアであった...。




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