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1章 リリスのグリモワールの修復師
6 安堵
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「ふぅ、はったりがきいてよかったねぇ」
そう言いながらメルヒは壊れた本を拾い、慣れた手つきで状態確認をする。
「完全に封印がダメになってる。
魔法陣が掻き消えてるし鎖も、ちぎれてる。
大丈夫な箇所がどこにもないな。
表紙と本紙が分離、綴じ糸切れ。
のど割れ、汚損。
本紙は燃えてるし、破れてるし、ちぎれてる。
これは、新しく作り直すしかないかな…
古くて貴重な封印の書だったけど。
封印の魔術書としては完全に使えない。
これはこれで直して書庫に置いておこうかな」
溜息をつきながら、メルヒは本を作業机の上に置きこちらを向いた。
「本を優先して、失礼。
お嬢さん、名前は言えるかい?」
まっすぐとこちらを見て近づいてくる。床に座り込んだまま上を見上げると、困った表情をした銀髪の金縁眼鏡をかけた男性に手を差し出されていた。
瞳を見ればアメジストのようでとてもきれいで見とれてしまった。
腕をあげて手を掴み、立ち上がる。
温かい手の温度に安心感がじんわりと広がった。
「あ、あの」
言いたいことがありすぎて言葉が出ない。
どうしたらいいのだろう。
メルヒは眼鏡のアーチを指で直しつつ静かにこちらを見ていた。
ひとまず、ご挨拶とお礼よね迷惑もかけたし謝罪もしないと。
「いろいろと、助けて頂きありがとうございます。
私はリリスと申します」
スカートの裾を持ちぺこりとお辞儀をしようとしたが、インナー姿であることに気づき顔が熱くなる。
「やだ、私ったらなんて格好を…」
見れば薄いアンダードレスとドロワーズしか着ていない。
「リリスって名前なんだね。
おや、これは気づかなかった。
これでも羽織って」
そう言って、メルヒは自分が着ていた長い白衣を被せてくれた。
「重ね重ね、ありがとうございます。
メルヒ様」
「聞きたいことはいろいろとあるけれど、まずは着替えて来るといいよ。
後でその花嫁の印とやらがきざまれた場所の確認をさせてもらうよ」
ビクっと私はとっさに胸を見た。
あの魔法陣はどこにいったのだろう。
手で触れてみても何の反応もない?
「…もしかして、その場所につけられたのかい?
首とかじゃなくて?
着替えてからと思ったけど、そこなら今の格好の方が診やすいね。
心臓に近い場所とは厄介そうだ。
触って大丈夫?」
「へっ、さ、触るんですか?」
男の人にまた胸を触られるなんて、恥ずかしい…でも、確認してもらわないと。
この人ならどうにかしてくれるかもしれない。
さっきの話だとこの国で一番魔法と魔術に秀でてることになるもの。
「ど、どうぞ。
この胸の中心です」
そっとメルヒは魔法陣があった場所に手を当てた。
目を瞑り何かを探すように手を動かす。
優しい温もりが伝わってきた。
「魔力の器が空っぽだねぇ。
あの狼に他に何かされた?」
「ひっ…言えないです」
「そう。
言いたくないなら無理をしなくていい。
あとは噛まれたりしてない?」
「されました、首筋に」
「魔力と血を食われたんだね。
さてと、もう少し深く印の中を探るよ。
痛いかもしてないから、すぐに言ってねぇ」
「…っ」
急に身体が熱く、胸の中心が焼け付く痛みがきた。
手を握りしめて耐える。
立ってられなくて膝をついた。
「くっ…い、痛い」
「おっと、ごめんねぇ。
1回やめよう。
疲れてるのに無理させて悪かったねぇ。
解除できるなら早めにしておきたかったけど…」
「ダメだったのですね」
残念そうにメルヒはつづける。
「僕の魔力を流してリリスに絡んだこの印を解除しようと思ったんだけど、複雑すぎて解除ができなかった。
こんなに印が馴染んでるなんて普通見ないよ」
不思議そうに首を捻る。
「ただの印じゃないみたいだね。
まぁ、まだ解けないって決まった訳じゃないから気を落とさないで」
そうは言われたものの不安になる。
この印が消えない限り、私はあの狼に狙われることになるのだろう。
逃げるべき敵が増えた。
「リリス、疲れだろうし部屋で休むといい。
そもそも昨夜、君は雪の下に埋もれていたのだから。
治癒効果のある魔法をかけたから悪くはなってないと思うけどね。
三つ子たちこちらへ」
メルヒが呼ぶと廊下の方から鳥が羽ばたく音が聞こえた。
トントントン
ドアをノックする音が響く。
ギィというドアの開く音と共に三人の幼いメイドさんたちが入ってきた。
「失礼いたします」
「メルヒ様お呼びでしょうか?」
「…」
メルヒが私に説明してくれる。
「リリス、この三人は私に使えてくれている子たちだ。
使い魔という存在だよ。
サファイア、ルビー、エメラルド。
こちらのお嬢さんの名前はリリスだよ。
目覚めてそうそうに事件があったから休めていないと思う。
まだ日も登ってないしねぇ。
今日は屋敷の案内の予定だったけど明日にしよう。
お客様の部屋に案内を頼むよ。
今日一日はゆっくり安静に寝かせてあげて」
「「「かしこまりました」」」
メイドたちが答える。
「リリス様こちらへ」
「屋敷は広いので離れないようにお気をつけくださいませ」
「…エメは工房の片付けします。
ここに残る」
私は、前半二人のメイドさんと共に部屋から出た。
長い廊下の先に扉が見える。
どうやらここはとても広そう。
歩いていると自己紹介をしてくれた。
「ボクはサファイアです。
今からリリス様がいた部屋にご案内します」
長い黒髪をおろしたままにし、青い瞳が特徴的なクールな子。
「私はルビーですわ。
お疲れでしょう、ゆっくり時間を気にせず休んでくださいね」
黒い髪を高い位置で二つに結い上げた、可愛らしい雰囲気の子。
残った子は無口で黒髪に三つ編みをしていた。
瞳の色は違うけどみんな同じ顔をしている。
「サファイアさん、ルビーさん、エメラルドさんはみんな同じ顔をしているのね」
「ええ、ボクたちは三つ子ですので」
「私たちは生まれた時からいつも一緒なのですわ」
「姉妹が仲が良いのはとても素敵なことだと思うわ」
私にも兄と妹が二人いる。
兄は病的な愛情を向けられ、上の妹は敵意。
下の妹には姉と思われてない。
私の存在は隠されているのだろう。
普通に仲の良いことは羨ましい。
そんなことを思いながら歩いていく。
廊下を抜け扉が表れた。
扉にはアメジストの石が埋め込まれている。
この色、メルヒ様の瞳と同じ色だわ。
扉には鍵が付けられていて、簡単には通れないようになっていた。
私はここを通ったのかしら?
疑問が顔に出ていたのか、ルビーちゃんが答えてくれる。
「本当に不思議なことですわ、リリス様。
普通ここを通るにはこの鍵である結晶石に登録しないといけないのですわ。
リリス様はそこをすんなり警報も鳴らずに開けたのです」
「ボクたちが、リリス様が動いたことに気づいて主様が駆けつけたのです。
何をしたか覚えてないですか?」
「ごめんなさい。
私どうやって移動したのか覚えていないのよ」
思い出せなくて困った。
夢の中を歩いてる感覚でしょうか。
記憶がふわふわと曖昧になっている。
キーンという結晶がぶつかる音が響いてドアは開いた。
ドアを抜けるとまた廊下になっている。
ここの螺旋階段を降ったり昇ったりしたような気がかすかにしたが、黙っておくことにした。
「「こちらですわ」」
「ありがとう」
休みたい気持ちが強かったので、素早く新しい部屋着に着替えさせてもらい。
そのままベッドにはいり、沈みこむように私の意識は途絶えた。
「今度こそ、おやすみなさい。
リリス様」
そう言いながらメルヒは壊れた本を拾い、慣れた手つきで状態確認をする。
「完全に封印がダメになってる。
魔法陣が掻き消えてるし鎖も、ちぎれてる。
大丈夫な箇所がどこにもないな。
表紙と本紙が分離、綴じ糸切れ。
のど割れ、汚損。
本紙は燃えてるし、破れてるし、ちぎれてる。
これは、新しく作り直すしかないかな…
古くて貴重な封印の書だったけど。
封印の魔術書としては完全に使えない。
これはこれで直して書庫に置いておこうかな」
溜息をつきながら、メルヒは本を作業机の上に置きこちらを向いた。
「本を優先して、失礼。
お嬢さん、名前は言えるかい?」
まっすぐとこちらを見て近づいてくる。床に座り込んだまま上を見上げると、困った表情をした銀髪の金縁眼鏡をかけた男性に手を差し出されていた。
瞳を見ればアメジストのようでとてもきれいで見とれてしまった。
腕をあげて手を掴み、立ち上がる。
温かい手の温度に安心感がじんわりと広がった。
「あ、あの」
言いたいことがありすぎて言葉が出ない。
どうしたらいいのだろう。
メルヒは眼鏡のアーチを指で直しつつ静かにこちらを見ていた。
ひとまず、ご挨拶とお礼よね迷惑もかけたし謝罪もしないと。
「いろいろと、助けて頂きありがとうございます。
私はリリスと申します」
スカートの裾を持ちぺこりとお辞儀をしようとしたが、インナー姿であることに気づき顔が熱くなる。
「やだ、私ったらなんて格好を…」
見れば薄いアンダードレスとドロワーズしか着ていない。
「リリスって名前なんだね。
おや、これは気づかなかった。
これでも羽織って」
そう言って、メルヒは自分が着ていた長い白衣を被せてくれた。
「重ね重ね、ありがとうございます。
メルヒ様」
「聞きたいことはいろいろとあるけれど、まずは着替えて来るといいよ。
後でその花嫁の印とやらがきざまれた場所の確認をさせてもらうよ」
ビクっと私はとっさに胸を見た。
あの魔法陣はどこにいったのだろう。
手で触れてみても何の反応もない?
「…もしかして、その場所につけられたのかい?
首とかじゃなくて?
着替えてからと思ったけど、そこなら今の格好の方が診やすいね。
心臓に近い場所とは厄介そうだ。
触って大丈夫?」
「へっ、さ、触るんですか?」
男の人にまた胸を触られるなんて、恥ずかしい…でも、確認してもらわないと。
この人ならどうにかしてくれるかもしれない。
さっきの話だとこの国で一番魔法と魔術に秀でてることになるもの。
「ど、どうぞ。
この胸の中心です」
そっとメルヒは魔法陣があった場所に手を当てた。
目を瞑り何かを探すように手を動かす。
優しい温もりが伝わってきた。
「魔力の器が空っぽだねぇ。
あの狼に他に何かされた?」
「ひっ…言えないです」
「そう。
言いたくないなら無理をしなくていい。
あとは噛まれたりしてない?」
「されました、首筋に」
「魔力と血を食われたんだね。
さてと、もう少し深く印の中を探るよ。
痛いかもしてないから、すぐに言ってねぇ」
「…っ」
急に身体が熱く、胸の中心が焼け付く痛みがきた。
手を握りしめて耐える。
立ってられなくて膝をついた。
「くっ…い、痛い」
「おっと、ごめんねぇ。
1回やめよう。
疲れてるのに無理させて悪かったねぇ。
解除できるなら早めにしておきたかったけど…」
「ダメだったのですね」
残念そうにメルヒはつづける。
「僕の魔力を流してリリスに絡んだこの印を解除しようと思ったんだけど、複雑すぎて解除ができなかった。
こんなに印が馴染んでるなんて普通見ないよ」
不思議そうに首を捻る。
「ただの印じゃないみたいだね。
まぁ、まだ解けないって決まった訳じゃないから気を落とさないで」
そうは言われたものの不安になる。
この印が消えない限り、私はあの狼に狙われることになるのだろう。
逃げるべき敵が増えた。
「リリス、疲れだろうし部屋で休むといい。
そもそも昨夜、君は雪の下に埋もれていたのだから。
治癒効果のある魔法をかけたから悪くはなってないと思うけどね。
三つ子たちこちらへ」
メルヒが呼ぶと廊下の方から鳥が羽ばたく音が聞こえた。
トントントン
ドアをノックする音が響く。
ギィというドアの開く音と共に三人の幼いメイドさんたちが入ってきた。
「失礼いたします」
「メルヒ様お呼びでしょうか?」
「…」
メルヒが私に説明してくれる。
「リリス、この三人は私に使えてくれている子たちだ。
使い魔という存在だよ。
サファイア、ルビー、エメラルド。
こちらのお嬢さんの名前はリリスだよ。
目覚めてそうそうに事件があったから休めていないと思う。
まだ日も登ってないしねぇ。
今日は屋敷の案内の予定だったけど明日にしよう。
お客様の部屋に案内を頼むよ。
今日一日はゆっくり安静に寝かせてあげて」
「「「かしこまりました」」」
メイドたちが答える。
「リリス様こちらへ」
「屋敷は広いので離れないようにお気をつけくださいませ」
「…エメは工房の片付けします。
ここに残る」
私は、前半二人のメイドさんと共に部屋から出た。
長い廊下の先に扉が見える。
どうやらここはとても広そう。
歩いていると自己紹介をしてくれた。
「ボクはサファイアです。
今からリリス様がいた部屋にご案内します」
長い黒髪をおろしたままにし、青い瞳が特徴的なクールな子。
「私はルビーですわ。
お疲れでしょう、ゆっくり時間を気にせず休んでくださいね」
黒い髪を高い位置で二つに結い上げた、可愛らしい雰囲気の子。
残った子は無口で黒髪に三つ編みをしていた。
瞳の色は違うけどみんな同じ顔をしている。
「サファイアさん、ルビーさん、エメラルドさんはみんな同じ顔をしているのね」
「ええ、ボクたちは三つ子ですので」
「私たちは生まれた時からいつも一緒なのですわ」
「姉妹が仲が良いのはとても素敵なことだと思うわ」
私にも兄と妹が二人いる。
兄は病的な愛情を向けられ、上の妹は敵意。
下の妹には姉と思われてない。
私の存在は隠されているのだろう。
普通に仲の良いことは羨ましい。
そんなことを思いながら歩いていく。
廊下を抜け扉が表れた。
扉にはアメジストの石が埋め込まれている。
この色、メルヒ様の瞳と同じ色だわ。
扉には鍵が付けられていて、簡単には通れないようになっていた。
私はここを通ったのかしら?
疑問が顔に出ていたのか、ルビーちゃんが答えてくれる。
「本当に不思議なことですわ、リリス様。
普通ここを通るにはこの鍵である結晶石に登録しないといけないのですわ。
リリス様はそこをすんなり警報も鳴らずに開けたのです」
「ボクたちが、リリス様が動いたことに気づいて主様が駆けつけたのです。
何をしたか覚えてないですか?」
「ごめんなさい。
私どうやって移動したのか覚えていないのよ」
思い出せなくて困った。
夢の中を歩いてる感覚でしょうか。
記憶がふわふわと曖昧になっている。
キーンという結晶がぶつかる音が響いてドアは開いた。
ドアを抜けるとまた廊下になっている。
ここの螺旋階段を降ったり昇ったりしたような気がかすかにしたが、黙っておくことにした。
「「こちらですわ」」
「ありがとう」
休みたい気持ちが強かったので、素早く新しい部屋着に着替えさせてもらい。
そのままベッドにはいり、沈みこむように私の意識は途絶えた。
「今度こそ、おやすみなさい。
リリス様」
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