21 / 21
ドMちゃん参戦
しおりを挟む
「こら!!暴れるな!!怪我が悪化するだろう!!」
「いや!!やめて!!何回言ったらわかってくれるの!!私は治りたくないの!!あの人達は?あの人達を呼んできて!!」
ガチャ
「呼んだか?」
「博士!!来てくれたんですか!この女をなんとかしてください、怪我も暴れたせいでだいぶ悪化しちゃって...早くしないと一生治らなくなりますよ」
「私は直りたくなんかないって!!ね?あなたならわかってくれるでしょう?」
「いや、私はドMではないのでそこの所は分からないが、お前の気持ちはわかる」
「やっぱり、わかってくれると思ったわ!」
「だか、治療は受けてもらう」
「どうして!?あなたまでそんなことを言うの!?」
「落ち着け、私はお前に我々の研究所に加入してもらいたいのだ」
「え?私を?痛覚研究所に?」
「あぁ、その通りだ、お前の痛みに対する情熱は尋常ではない。その情熱、我々の研究の助けになるだろう」
「でも、私、痛みを受けるのが好きなだけで...」
「本当にそうか?想像してみろ、己の手によって痛みに苦しむ人達を」
「私の手によって...?」
想像は膨らむ、自分にいたぶられて苦しむ人間、その痛みはどれほどの物なのだろう。胸が、高鳴る。
「やります!!私、人間を痛めつけたい!人間に痛みという至高の快楽を与えたい!!」
「おお、思ったよりも素質があるな。よし、じゃあまず怪我を治してくれ。いいな?」
「...わかったわ、名残惜しいけど、この体じゃ動けないものね」
「頼むぞ、医療班」
「ええ、任せてください」
ガチャン
1ヶ月後
「失礼しまーす!!」
「おお!もう治ったのか、さすが我が研究所の医療班だ」
「あれ?ドMちゃんだ!!どうしてここに?」
「あぁ、内緒にしておいたのだが、ドMちゃんが我々のメンバーに加わることになった」
「ええ?!なんで言ってくれなかったんですか!!、そうかぁ、ドMちゃんが仲間になるのかぁ...これは楽しくなるなぁ!」
「驚かせたくてな、さて、自己紹介でもするか」
「じぁ!私から!!」
「年齢21才、元大学生のドMちゃんこと真希鈴(まきすず)」です!!よろしくお願いします!!」
「よろしくな、その黒いワンピース似合ってるぞ」
「よろくねぇ!!クルクルした髪もかわいいよぉ!!」
「うふふ、なんだか照れますね」
「では次は私が行こう」
「年齢25、この研究所の第12博士をしている。霊魂摩耶(れいこんまや)だ、よろしく頼む」
「ヒュヒュー、きらびやかに光るメガネが博士らしいぞぉ博士カッコイー」
「クールでスタイルもよくてお美しいです」
「うむ、悪い気はしない」
「じぁ、最後は僕だね!!」
「年齢18歳!この研究所で霊魂博士の助手として働いてる彩夢奈仁(さいむなに)!!よろくねぇ!!」
「今日も今日とてげんきだな君は」
「中性的な声と顔が可愛いです」
「あっそれと!ズビドングも紹介しなきゃ!! 」
「ず、ズビドング...?」
「はい、この子!」
「チュー!! 」
「わぁ、可愛いぃ、よちよちいいこでちゅねぇ」
「チュー!!チュー!!」
「うむ、一通り自己紹介は終わったな」
「みんな個性的で楽しいチームになりましたね」
「うふふ、これからの実験が楽しみです」
「チュー!!」
「では、新メンバー加入を祝してパーティーでもしようか」
「やったぁぁぁ!!パーティーパーティー!!」
「ええ!!いいんですか私のために?」
「気にするなドMちゃん、仲間だろ?」
「仲間...、うふふ」
「そういえば別の研究チームの実験で出た死体の処理に困ってるって上の人が言ってませんでした?」
「あぁ、そう言えばそうだった、ちょうどいい、パーティーのメイン食材になってもらおう」
「人肉パーティー?素敵!ワクワクする!!」
「では、新メンバー加入を祝して」
「「「カンパーイ!!!」」」
「チュー!!」
「いや!!やめて!!何回言ったらわかってくれるの!!私は治りたくないの!!あの人達は?あの人達を呼んできて!!」
ガチャ
「呼んだか?」
「博士!!来てくれたんですか!この女をなんとかしてください、怪我も暴れたせいでだいぶ悪化しちゃって...早くしないと一生治らなくなりますよ」
「私は直りたくなんかないって!!ね?あなたならわかってくれるでしょう?」
「いや、私はドMではないのでそこの所は分からないが、お前の気持ちはわかる」
「やっぱり、わかってくれると思ったわ!」
「だか、治療は受けてもらう」
「どうして!?あなたまでそんなことを言うの!?」
「落ち着け、私はお前に我々の研究所に加入してもらいたいのだ」
「え?私を?痛覚研究所に?」
「あぁ、その通りだ、お前の痛みに対する情熱は尋常ではない。その情熱、我々の研究の助けになるだろう」
「でも、私、痛みを受けるのが好きなだけで...」
「本当にそうか?想像してみろ、己の手によって痛みに苦しむ人達を」
「私の手によって...?」
想像は膨らむ、自分にいたぶられて苦しむ人間、その痛みはどれほどの物なのだろう。胸が、高鳴る。
「やります!!私、人間を痛めつけたい!人間に痛みという至高の快楽を与えたい!!」
「おお、思ったよりも素質があるな。よし、じゃあまず怪我を治してくれ。いいな?」
「...わかったわ、名残惜しいけど、この体じゃ動けないものね」
「頼むぞ、医療班」
「ええ、任せてください」
ガチャン
1ヶ月後
「失礼しまーす!!」
「おお!もう治ったのか、さすが我が研究所の医療班だ」
「あれ?ドMちゃんだ!!どうしてここに?」
「あぁ、内緒にしておいたのだが、ドMちゃんが我々のメンバーに加わることになった」
「ええ?!なんで言ってくれなかったんですか!!、そうかぁ、ドMちゃんが仲間になるのかぁ...これは楽しくなるなぁ!」
「驚かせたくてな、さて、自己紹介でもするか」
「じぁ!私から!!」
「年齢21才、元大学生のドMちゃんこと真希鈴(まきすず)」です!!よろしくお願いします!!」
「よろしくな、その黒いワンピース似合ってるぞ」
「よろくねぇ!!クルクルした髪もかわいいよぉ!!」
「うふふ、なんだか照れますね」
「では次は私が行こう」
「年齢25、この研究所の第12博士をしている。霊魂摩耶(れいこんまや)だ、よろしく頼む」
「ヒュヒュー、きらびやかに光るメガネが博士らしいぞぉ博士カッコイー」
「クールでスタイルもよくてお美しいです」
「うむ、悪い気はしない」
「じぁ、最後は僕だね!!」
「年齢18歳!この研究所で霊魂博士の助手として働いてる彩夢奈仁(さいむなに)!!よろくねぇ!!」
「今日も今日とてげんきだな君は」
「中性的な声と顔が可愛いです」
「あっそれと!ズビドングも紹介しなきゃ!! 」
「ず、ズビドング...?」
「はい、この子!」
「チュー!! 」
「わぁ、可愛いぃ、よちよちいいこでちゅねぇ」
「チュー!!チュー!!」
「うむ、一通り自己紹介は終わったな」
「みんな個性的で楽しいチームになりましたね」
「うふふ、これからの実験が楽しみです」
「チュー!!」
「では、新メンバー加入を祝してパーティーでもしようか」
「やったぁぁぁ!!パーティーパーティー!!」
「ええ!!いいんですか私のために?」
「気にするなドMちゃん、仲間だろ?」
「仲間...、うふふ」
「そういえば別の研究チームの実験で出た死体の処理に困ってるって上の人が言ってませんでした?」
「あぁ、そう言えばそうだった、ちょうどいい、パーティーのメイン食材になってもらおう」
「人肉パーティー?素敵!ワクワクする!!」
「では、新メンバー加入を祝して」
「「「カンパーイ!!!」」」
「チュー!!」
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
どうしてそこにトリックアートを設置したんですか?
鞠目
ホラー
N県の某ショッピングモールには、エントランスホールやエレベーター付近など、色んなところにトリックアートが設置されている。
先日、そのトリックアートについて設置場所がおかしいものがあると聞いた私は、わかる範囲で調べてみることにした。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
女子切腹同好会
しんいち
ホラー
どこにでもいるような平凡な女の子である新瀬有香は、学校説明会で出会った超絶美人生徒会長に憧れて私立の女子高に入学した。そこで彼女を待っていたのは、オゾマシイ運命。彼女も決して正常とは言えない思考に染まってゆき、流されていってしまう…。
はたして、彼女の行き着く先は・・・。
この話は、切腹場面等、流血を含む残酷シーンがあります。御注意ください。
また・・・。登場人物は、だれもかれも皆、イカレテいます。イカレタ者どものイカレタ話です。決して、マネしてはいけません。
マネしてはいけないのですが……。案外、あなたの近くにも、似たような話があるのかも。
世の中には、知らなくて良いコト…知ってはいけないコト…が、存在するのですよ。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
それなりに怖い話。
只野誠
ホラー
これは創作です。
実際に起きた出来事はございません。創作です。事実ではございません。創作です創作です創作です。
本当に、実際に起きた話ではございません。
なので、安心して読むことができます。
オムニバス形式なので、どの章から読んでも問題ありません。
不定期に章を追加していきます。
2025/12/11:『にく』の章を追加。2025/12/18の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/10:『うでどけい』の章を追加。2025/12/17の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/9:『ひかるかお』の章を追加。2025/12/16の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/8:『そうちょう』の章を追加。2025/12/15の朝4時頃より公開開始予定。
2025/12/7:『どろのあしあと』の章を追加。2025/12/14の朝8時頃より公開開始予定。
2025/12/6:『とんねるあんこう』の章を追加。2025/12/13の朝8時頃より公開開始予定。
2025/12/5:『ひとのえ』の章を追加。2025/12/12の朝4時頃より公開開始予定。
※こちらの作品は、小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで同時に掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる