19 / 139
本編
18:ある青年の過去①
しおりを挟む
「ーーいい?よく見て、あの方がわたくしたちのご先祖様なのよ」
優しそうな声が反響するように鳴り響く。
ぬいは重いまぶたをゆっくり開くと、そこには真っ赤なドレスを着た女の人が居た。
おそらく我が子であろう、子供の肩に後ろから手を置いている。なぜ血のつながりを確信したかというと、髪の色が同じ燃えるような赤毛だったからだ。
ぬいは目線を別の方へ動かそうとしたが、動かない。自分の体すら見えず、幽霊のような状態になっているわけでもない。
「異邦者には自由を。堕神には安寧と送還を。それがわたくしたち一族の使命」
視界が暗くなる。完全なる暗闇であるが、あまり不安には駆られていない。この暗転にはなぜか見覚えがあるからだ。ほんの一分も経たないほど待つと、視界が開ける。
また同じ女の人が立っていた。水晶が周りにそびえたつ中、少しだけ大きくなった子供と共に。
視界が少し上を向く、親子が立っている先には二人の男の人が居た。
一人は水晶台の上に倒れ込んでおり、少し薄くなった黒い髪に茶色の目、中肉中背の体躯をしていた。
ここまではどこにでもいる中年男性の特徴であるが、服装が上下ともにスーツ姿であった。ぬいがかつて持っていたものと似た、丈夫そうな黒の鞄を持っている。目覚めたばかりなのか、焦点が合っていない。
その人から少しだけ距離を取って、長い黒髪を束ねた男の人が声をかけていた。着ているものからして、貴族で親子の父親だろう。
「大丈夫ですか?おかしなところや、痛いところはありませんか?」
医者のようなことを言いながら、決して一定の距離以上近づくことはしない。それどころかどこか警戒しており、右手に持つ杖に力を入れているのが分かる。
その声を受け、中年男性は体をびくりと震わせる。急いで起き上がると、父親の方を見る。
「だれ……ですか」
「ご気分はいかがな?私はルドベルト。あなたのお名前はなんでしょうか」
すると、男性は手元の鞄を取ると抱きしめる。
「私は……わたしは……おれは……あ、あぁあああああ!!」
中年男性は急に大声で叫ぶと、頭を押さえる。目は飛び出そうなくらい、見開かれていた。
「大丈夫、あなたの父を信じなさい。なによりわたくしもついている。最初は安心して、見て居るといいわ
母親は子供の頭をそっと撫でると、前方に進み出る。
「四方に居る人々を厄災から防ぎ続けている。大事な子を一人守るくらい、造作ないわ」
胸元から指示棒のような、小さな杖を取り出し、握り締める。
「我らが神たちよ、この小さき者は減衰を拒む」
母親が聖句を唱えると、その場に聖壁が現れる。光の反射から、かなり大きいことが見受けられた。
「なんの皮肉だと言うんだ!おれはただ真面目に……なんで、こんな」
中年男性は立ち上がると、大事にしていたはずの鞄を投げ捨てる。よろけるように歩みを進めると、大きくそびえたった水晶に手をついた。
「はっ、はははははっ!そうか、そういうことだったのか。ここではなんでもできる、なにをしてもいいんだ!」
「それが無辜の民を犠牲にしても?」
父親が冷静な声で問いかける。
「非現実が、ごちゃごちゃとうるさい!知ったことか、ここはおれの世界だ。そうでなければ……報われないじゃないか!」
中年男性は水晶を力強く叩く、すると暗い紫炎に包まれた剣が男の手元に現れた。スーツ姿に携えた武器はどこかちぐはぐであった。
「選定完了。あなたは堕神だ、これより全力で抗わせてもらいます」
父親は杖を数度地面にたたきつける。どうやら、持ち手と先以外が水晶でできているらしく、その部分が輝きはじめる。
もう一度叩くと、あたりの水晶たちがいくつかが呼応し、光を放つ。
「神々よ、日々の見守りに感謝を」
父親は杖を片手に胸へと手を当てる。その余裕な態度が気に障ったのか、中年男性は血管がはちきれそうな形相で剣を振るう。
しかし、その刃は何も両断することはない。当たる寸前で何かにはじかれた。何度も切りつけるが、防壁が解けることはなかった。
「っち、だったらこれでどうだ?」
中年男性は手を掲げると、ブツブツと唱え始める。
「おれはなにも悪くない。悪いのは、すべて理不尽なあの世界」
怨嗟のような呪いを吐きながら、男の手には光と黒紫が入り混じったエネルギーが生じ始める。
「これはまずい。さすがは元我らが神であり、堕神だ」
父親は額から冷や汗を流すと、その場に膝まづいて、地に手をついた。
「我らが神たちよ……」
対抗するように、長い聖句を唱える。その様は必死ではあったが、幼い子供に気付かれるものではない。
「かっこいい」
小さくつぶやくと、前に立っていた母親が振り返る。彼女自身も汗を流し顔を歪めていたが、笑顔で己の息子に話しかける。
「そうでしょう、あなたのお父様はとてもかっこいいのよ」
まるで幼い少女のように。誇らしげに母親は言う。
「くらえ!!!」
中年男性が金切り声を上げ、その手を父親に向けて放った。あたり一面が大きな力の奔流に飲み込まれ、視界が不明瞭になる。
やがて塵が晴れたとき、父親は中年男性を跪かせ、首元に杖をつきつけていた。
「……意味がわからない」
「あなたが善良でよかった。まっすぐ私に立ち向かってきてくれた。背後の愛しき家族や、街を狙わずに」
「っそ、それは……確かおれには」
中年男性は意識が混濁しているのか、あらぬ方向を見ている。
「さあ、問おう。あなたは二度死にたいか」
だが父親がそう告げた時、すぐに中年男性は覚醒した。
「……いやだ」
「承知した」
父親は杖を思いきり投げつけた。大事な道具をあっさり手放したにも関わらず、飄々としている。
それはきれいな放物線を描き、中年男性が横たわっていた水晶に突き刺さった。
大したヒビでもないというのに、そこから亀裂が走り粉々に砕け散った。空気中に霧散するそれらは光を反射して、キラキラと輝いている。
「またお会いすることがあれば、どうかご健勝を」
父親はまるで幽霊のように存在が薄くなっている彼に対し、手を組んで跪くと祈りを捧げた。
「ああ、そうか……大変、申し訳ない」
中年男性は晴れ晴れしい表情を浮かべ、やがてその場から掻き消えてしまった。
優しそうな声が反響するように鳴り響く。
ぬいは重いまぶたをゆっくり開くと、そこには真っ赤なドレスを着た女の人が居た。
おそらく我が子であろう、子供の肩に後ろから手を置いている。なぜ血のつながりを確信したかというと、髪の色が同じ燃えるような赤毛だったからだ。
ぬいは目線を別の方へ動かそうとしたが、動かない。自分の体すら見えず、幽霊のような状態になっているわけでもない。
「異邦者には自由を。堕神には安寧と送還を。それがわたくしたち一族の使命」
視界が暗くなる。完全なる暗闇であるが、あまり不安には駆られていない。この暗転にはなぜか見覚えがあるからだ。ほんの一分も経たないほど待つと、視界が開ける。
また同じ女の人が立っていた。水晶が周りにそびえたつ中、少しだけ大きくなった子供と共に。
視界が少し上を向く、親子が立っている先には二人の男の人が居た。
一人は水晶台の上に倒れ込んでおり、少し薄くなった黒い髪に茶色の目、中肉中背の体躯をしていた。
ここまではどこにでもいる中年男性の特徴であるが、服装が上下ともにスーツ姿であった。ぬいがかつて持っていたものと似た、丈夫そうな黒の鞄を持っている。目覚めたばかりなのか、焦点が合っていない。
その人から少しだけ距離を取って、長い黒髪を束ねた男の人が声をかけていた。着ているものからして、貴族で親子の父親だろう。
「大丈夫ですか?おかしなところや、痛いところはありませんか?」
医者のようなことを言いながら、決して一定の距離以上近づくことはしない。それどころかどこか警戒しており、右手に持つ杖に力を入れているのが分かる。
その声を受け、中年男性は体をびくりと震わせる。急いで起き上がると、父親の方を見る。
「だれ……ですか」
「ご気分はいかがな?私はルドベルト。あなたのお名前はなんでしょうか」
すると、男性は手元の鞄を取ると抱きしめる。
「私は……わたしは……おれは……あ、あぁあああああ!!」
中年男性は急に大声で叫ぶと、頭を押さえる。目は飛び出そうなくらい、見開かれていた。
「大丈夫、あなたの父を信じなさい。なによりわたくしもついている。最初は安心して、見て居るといいわ
母親は子供の頭をそっと撫でると、前方に進み出る。
「四方に居る人々を厄災から防ぎ続けている。大事な子を一人守るくらい、造作ないわ」
胸元から指示棒のような、小さな杖を取り出し、握り締める。
「我らが神たちよ、この小さき者は減衰を拒む」
母親が聖句を唱えると、その場に聖壁が現れる。光の反射から、かなり大きいことが見受けられた。
「なんの皮肉だと言うんだ!おれはただ真面目に……なんで、こんな」
中年男性は立ち上がると、大事にしていたはずの鞄を投げ捨てる。よろけるように歩みを進めると、大きくそびえたった水晶に手をついた。
「はっ、はははははっ!そうか、そういうことだったのか。ここではなんでもできる、なにをしてもいいんだ!」
「それが無辜の民を犠牲にしても?」
父親が冷静な声で問いかける。
「非現実が、ごちゃごちゃとうるさい!知ったことか、ここはおれの世界だ。そうでなければ……報われないじゃないか!」
中年男性は水晶を力強く叩く、すると暗い紫炎に包まれた剣が男の手元に現れた。スーツ姿に携えた武器はどこかちぐはぐであった。
「選定完了。あなたは堕神だ、これより全力で抗わせてもらいます」
父親は杖を数度地面にたたきつける。どうやら、持ち手と先以外が水晶でできているらしく、その部分が輝きはじめる。
もう一度叩くと、あたりの水晶たちがいくつかが呼応し、光を放つ。
「神々よ、日々の見守りに感謝を」
父親は杖を片手に胸へと手を当てる。その余裕な態度が気に障ったのか、中年男性は血管がはちきれそうな形相で剣を振るう。
しかし、その刃は何も両断することはない。当たる寸前で何かにはじかれた。何度も切りつけるが、防壁が解けることはなかった。
「っち、だったらこれでどうだ?」
中年男性は手を掲げると、ブツブツと唱え始める。
「おれはなにも悪くない。悪いのは、すべて理不尽なあの世界」
怨嗟のような呪いを吐きながら、男の手には光と黒紫が入り混じったエネルギーが生じ始める。
「これはまずい。さすがは元我らが神であり、堕神だ」
父親は額から冷や汗を流すと、その場に膝まづいて、地に手をついた。
「我らが神たちよ……」
対抗するように、長い聖句を唱える。その様は必死ではあったが、幼い子供に気付かれるものではない。
「かっこいい」
小さくつぶやくと、前に立っていた母親が振り返る。彼女自身も汗を流し顔を歪めていたが、笑顔で己の息子に話しかける。
「そうでしょう、あなたのお父様はとてもかっこいいのよ」
まるで幼い少女のように。誇らしげに母親は言う。
「くらえ!!!」
中年男性が金切り声を上げ、その手を父親に向けて放った。あたり一面が大きな力の奔流に飲み込まれ、視界が不明瞭になる。
やがて塵が晴れたとき、父親は中年男性を跪かせ、首元に杖をつきつけていた。
「……意味がわからない」
「あなたが善良でよかった。まっすぐ私に立ち向かってきてくれた。背後の愛しき家族や、街を狙わずに」
「っそ、それは……確かおれには」
中年男性は意識が混濁しているのか、あらぬ方向を見ている。
「さあ、問おう。あなたは二度死にたいか」
だが父親がそう告げた時、すぐに中年男性は覚醒した。
「……いやだ」
「承知した」
父親は杖を思いきり投げつけた。大事な道具をあっさり手放したにも関わらず、飄々としている。
それはきれいな放物線を描き、中年男性が横たわっていた水晶に突き刺さった。
大したヒビでもないというのに、そこから亀裂が走り粉々に砕け散った。空気中に霧散するそれらは光を反射して、キラキラと輝いている。
「またお会いすることがあれば、どうかご健勝を」
父親はまるで幽霊のように存在が薄くなっている彼に対し、手を組んで跪くと祈りを捧げた。
「ああ、そうか……大変、申し訳ない」
中年男性は晴れ晴れしい表情を浮かべ、やがてその場から掻き消えてしまった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】冷徹執事は、つれない侍女を溺愛し続ける。
たまこ
恋愛
公爵の専属執事ハロルドは、美しい容姿に関わらず氷のように冷徹であり、多くの女性に思いを寄せられる。しかし、公爵の娘の侍女ソフィアだけは、ハロルドに見向きもしない。
ある日、ハロルドはソフィアの真っ直ぐすぎる内面に気付き、恋に落ちる。それからハロルドは、毎日ソフィアを口説き続けるが、ソフィアは靡いてくれないまま、五年の月日が経っていた。
※『王子妃候補をクビになった公爵令嬢は、拗らせた初恋の思い出だけで生きていく。』のスピンオフ作品ですが、こちらだけでも楽しめるようになっております。
異世界の花嫁?お断りします。
momo6
恋愛
三十路を過ぎたOL 椿(つばき)は帰宅後、地震に見舞われる。気付いたら異世界にいた。
そこで出逢った王子に求婚を申し込まれましたけど、
知らない人と結婚なんてお断りです。
貞操の危機を感じ、逃げ出した先に居たのは妖精王ですって?
甘ったるい愛を囁いてもダメです。
異世界に来たなら、この世界を楽しむのが先です!!
恋愛よりも衣食住。これが大事です!
お金が無くては生活出来ません!働いて稼いで、美味しい物を食べるんです(๑>◡<๑)
・・・えっ?全部ある?
働かなくてもいい?
ーーー惑わされません!甘い誘惑には罠が付き物です!
*****
目に止めていただき、ありがとうございます(〃ω〃)
未熟な所もありますが 楽しんで頂けたから幸いです。
理想の男性(ヒト)は、お祖父さま
たつみ
恋愛
月代結奈は、ある日突然、見知らぬ場所に立っていた。
そこで行われていたのは「正妃選びの儀」正妃に側室?
王太子はまったく好みじゃない。
彼女は「これは夢だ」と思い、とっとと「正妃」を辞退してその場から去る。
彼女が思いこんだ「夢設定」の流れの中、帰った屋敷は超アウェイ。
そんな中、現れたまさしく「理想の男性」なんと、それは彼女のお祖父さまだった!
彼女を正妃にするのを諦めない王太子と側近魔術師サイラスの企み。
そんな2人から彼女守ろうとする理想の男性、お祖父さま。
恋愛よりも家族愛を優先する彼女の日常に否応なく訪れる試練。
この世界で彼女がくだす決断と、肝心な恋愛の結末は?
◇◇◇◇◇設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
R-Kingdom_1
他サイトでも掲載しています。
目覚めたら魔法の国で、令嬢の中の人でした
エス
恋愛
転生JK×イケメン公爵様の異世界スローラブ
女子高生・高野みつきは、ある日突然、異世界のお嬢様シャルロットになっていた。
過保護すぎる伯爵パパに泣かれ、無愛想なイケメン公爵レオンといきなりお見合いさせられ……あれよあれよとレオンの婚約者に。
公爵家のクセ強ファミリーに囲まれて、能天気王太子リオに振り回されながらも、みつきは少しずつ異世界での居場所を見つけていく。
けれど心の奥では、「本当にシャルロットとして生きていいのか」と悩む日々。そんな彼女の夢に現れた“本物のシャルロット”が、みつきに大切なメッセージを託す──。
これは、異世界でシャルロットとして生きることを託された1人の少女の、葛藤と成長の物語。
イケメン公爵様とのラブも……気づけばちゃんと育ってます(たぶん)
※他サイトに投稿していたものを、改稿しています。
※他サイトにも投稿しています。
「25歳OL、異世界で年上公爵の甘々保護対象に!? 〜女神ルミエール様の悪戯〜」
透子(とおるこ)
恋愛
25歳OL・佐神ミレイは、仕事も恋も完璧にこなす美人女子。しかし本当は、年上の男性に甘やかされたい願望を密かに抱いていた。
そんな彼女の前に現れたのは、気まぐれな女神ルミエール。理由も告げず、ミレイを異世界アルデリア王国の公爵家へ転移させる。そこには恐ろしく気難しいと評判の45歳独身公爵・アレクセイが待っていた。
最初は恐怖を覚えるミレイだったが、公爵の手厚い保護に触れ、次第に心を許す。やがて彼女は甘く溺愛される日々に――。
仕事も恋も頑張るOLが、異世界で年上公爵にゴロニャン♡ 甘くて胸キュンなラブストーリー、開幕!
---
死に戻ったら、私だけ幼児化していた件について
えくれあ
恋愛
セラフィーナは6歳の時に王太子となるアルバートとの婚約が決まって以降、ずっと王家のために身を粉にして努力を続けてきたつもりだった。
しかしながら、いつしか悪女と呼ばれるようになり、18歳の時にアルバートから婚約解消を告げられてしまう。
その後、死を迎えたはずのセラフィーナは、目を覚ますと2年前に戻っていた。だが、周囲の人間はセラフィーナが死ぬ2年前の姿と相違ないのに、セラフィーナだけは同じ年齢だったはずのアルバートより10歳も幼い6歳の姿だった。
死を迎える前と同じこともあれば、年齢が異なるが故に違うこともある。
戸惑いを覚えながらも、死んでしまったためにできなかったことを今度こそ、とセラフィーナは心に誓うのだった。
【完結】一番腹黒いのはだあれ?
やまぐちこはる
恋愛
■□■
貧しいコイント子爵家のソンドールは、貴族学院には進学せず、騎士学校に通って若くして正騎士となった有望株である。
三歳でコイント家に養子に来たソンドールの生家はパートルム公爵家。
しかし、関わりを持たずに生きてきたため、自分が公爵家生まれだったことなどすっかり忘れていた。
ある日、実の父がソンドールに会いに来て、自分の出自を改めて知り、勝手なことを言う実父に憤りながらも、生家の騒動に巻き込まれていく。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる