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本編
27:神官皇女と共に②
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ぬいとミレナは共に連れ立って外を歩いていた。そして、気づいたことがある。
あらゆる方向から刺さるような視線たち。それはほとんどミレナに向いているものであるが、本人は気にしている様子がない。
当たり前すぎて、気に留めている場合ではないのだろう。
影からミレナの容姿を絶賛する声が聞こえる。それに加え、あの不思議な子は誰だという声もあった。
それだけであったら、ただの比較対象にすぎないだろう。
だが、あまりにもミレナを見すぎて、見る過程でぬいのことも目に入り、どうやら普通とは違うことを察したのだろう。
変な子に優しくしてくださる彼女は、とてもすばらしいという結論に至ったようだ。ぬい自身もそう思い、うんうんと頷くと心なしか視線が柔らかくなったようだ。
普段ぬいが街を歩くときは一切ない現象である。多少会話をしたくらいで、神官のように訝し気に見られることはない。
「ミレナちゃんって、すごいね」
この不特定多数の視線を毎日浴びているのだ。ぬいは改めて神官たちなどかわいいものだと思った。
しばらく二人は街中を歩き、オープンテラスのあるカフェに入ることにした。
もちろん、室内ではなく外である。ぬいは本当にいいのかと尋ねたが、彼女が気にする様子はなかった。改めて皇族の一員だったのだと再自覚させられる。
「お待たせいたしました」
頼んだ食事が運ばれてくる。
「あ、これ以外は全部こっちで」
自分の方を指さす。ミレナは食事一つと飲み物に対し、ぬいは食事が三品であった。テーブルの上に乗る常識的範囲内の食事量であったが、目を引いたのだろう。
ウェイターはミレナのことよりもぬいの方を見ていた。こいつはなんなのだと。
「まあ、勇者さまと一緒で、たくさんお食べになるんですね」
手を合わせると、嬉しそうに言った。
「それでは神々よ、日々の見守りに感謝を」
「いただきます」
「ヌイさまはすっかりお祈りが馴染んでいるんですね」
すでに食事を口にしていたため、首を傾げた。
「わたくしと同じ挨拶をしていましたので」
そう言うと、ミレナは優雅にナイフとフォークを手に取った。
おそらく、これも強制翻訳の結果だろう。ぬいはあきらめて、食事を続けることにした。
◇
お腹にまだ余裕はあるが、その場に合わせてデザートを頼もうとしたとき。背後から黄色い声が聞こえてきた。
突然の騒がしさに何事かと振り返ろうとする。しかし、ミレナがなりふり構わず前のめりになると、ぬいの顔を手で固定した。
「ダメです……勇者さまがいらしています。その、今日の仮面は口元が露出していますので、念のため見ないほうがいいと思います」
「え、分かった。ごめんね、ミレナちゃん。変なことさせちゃって」
「いえ」
それから目的のものを注文し、運ばれてきたときのミレナの顔は暗く、落ち込んでいた。時折小さな声で勇者さまとつぶやいている。
デザートを口にしてから何も言わなくなったが、きっと砂を食べている気分だろう。
「そういえば、ミレナちゃんって外で食事して大丈夫なの?」
実際はどうか不明であるが、大半の神官たちはあの食事のみ摂っているように見える。
「宿舎内で大っぴらに食すのは咎められますが、外での行動は個人の裁量に任されています」
「なるほど」
だからミレナは宿舎内で内緒だと言って、チーズをくれたのだろう。
会話がまた途切れたと思うと、ミレナは目を丸くした。女の子たちの賛辞が聞こえてきたからだ。
それだけではなく、時折体に触れたり。あまつさえ、口元についたクリームを拭かれたりしている声が聞こえてくる。ミレナは小刻みに震えていた。
さすがにぬいは一言言ってやりたかったが、後ろを見ることは禁じられている。もくもくと、デザートの味を堪能するしかなかった。
完食したあとも、なんともいえない沈黙が続いた。本当だったら、さっさと会計をして立ち去るべきだろうが、動けずにいた。
「ねえ、わたしを置いてあっちに行ってもいいんだよ」
「……嫌です。わたくしはいつもそう。あの輪の中に入る勇気はないんです」
口出して言うとさらに自覚したのか、顔がどんどん暗くなっていく。
「勇者さまが他の子に対し、微笑みを向けただけで意味深なものに感じてしまいます。触るなんて……わたくし直視できません」
そういうミレナは必死に足元を見ている。顔を完全に逸らさないのは、ぬいの為だろう。万が一、顔を合わせてしまわないようにしっかりと見張っているのだ。
「……え」
ミレナがふいに顔を上げて、声を漏らす。
「あれ?ミレナさま?こんな所でどうしたんですか?」
二人の横へ、ブルネットに海色の目をした少女がやってきた。黄色のドレスを着ており、長い髪を一つに結っている。
「アイシェさま……」
「いつもそうやって、遠くから悔しそうに見ていますよね。変なの」
「そう、わたくしちょっと変なんです」
ミレナは無理をして笑っていたが、アイシェはそれに気づかなかったようだ。
「さっき、勇者さまに頭を撫でてもらったんです。かわいいって言ってくれました。それに……」
トゥーがどんなことをしたか、されたかを述べていく。自分だけではなく、他の子のことまで言い始めたころ、ミレナは見ていられないほど青くなっていた。
「わかった」
ぬいが急に椅子から立ち上がる。今まで背景の一部と思われていたのか、アイシェは目を丸くしていた。
「ヌイさま……」
「心配する必要ないよ。大丈夫、後ろは見ないから」
どう見ても、ミレナの方が具合が悪そうだというのにぬいのことを心配している。
「ずっと聞いててようやく解せた。アイシェちゃんに他の子たち。多分トゥーくんのこと、アイドルみたいなものだと思ってる」
「偶像?なんなの、あんた。急に意味不明なんですけど」
アイシェはなにか別の生き物を見るような目で、ぬいのことを見てくる。
「だってさ、絶対そうだよ。普通だったら、あんな風に囲んでいて平常心じゃいられない。声の震えが一切なかった。高さも普段の倍以上になってたし」
あくまで音だけでの状況であるが、ぬいは確信していた。
「本当に、ミレナちゃんのような想いを抱いていたら。多数の扱いなんて、耐えられない。もっと、自分だけを見てほしいって当たり前に思うはず。他の子がどうされかなんて、絶対に言わない」
アイシェはミレナのことを見る。青くなっていた顔が今度は赤くなっていく。
「想いを隠そうとする特徴は一切なかった」
「あ、あたしは別に。そんな……」
戸惑いながら、アイシェはなんとか反論しようと口を開く。
「そうだね。アイシェちゃんはいい子だと思う。だって、そうでなければわざわざ報告にこないでしょ?ミレナに聞いて欲しくて、共有したかった。なんで仲間に入らないのか、不思議に思ってここに来たんだ」
褒められるとは思っていなかったのか、アイシェは何も言えなくなった。
「ミレナちゃんの気持ちはもっとほの暗くて重い。ずっとそばにいてほしい。自分だけを見ていてほしい。他の子と話さないでほしい。偶に……殺してしまいたくなる。そんな感じかな」
「ヌイさまっ、わたくしはそこまでひどいことは思っていません!」
「うん、ちょっと大げさに言ったかも」
ぬいが言うと、ミレナは頬を膨らませて睨んでくる。全く迫力がない表情である。
「だからね、少しくらいならいいけど。さっきみたいに言われると、耐えがたくなってしまう。アイシェちゃんには思いやりがある。だから、わかるよね?」
言い聞かせるようにいうと、アイシェは下をうつむいて震えはじめた。
「うっさい!この……えっと、ババア!そのくらいわかるわよ!」
彼女は顔を真っ赤にすると大声で叫んで、走り去っていった。
「悪口を言うことに慣れてないんだろうね。いやー、若いなあ」
「ヌイさま……ヌイさまはそんなお年ではありません!」
ミレナはこぶしを握って力説する。
「いや、あの子よりは確実に上だから」
ぬいは遠い目をした。
「それと、ありがとうございます。ずっと悩んでいたんです。そのことを肯定してくれて、なんだかすっきりしました」
ミレナは感情の濁流にもまれたせいか、目が少しうるんでいる。
「わたくしヌイさまとと友人になれて、本当によかった。ずっと堕神になんて戻らず、ここへ居てほしいです」
そう言うと、ミレナは後ろのほうに居るトゥーのことを見つめた。
あらゆる方向から刺さるような視線たち。それはほとんどミレナに向いているものであるが、本人は気にしている様子がない。
当たり前すぎて、気に留めている場合ではないのだろう。
影からミレナの容姿を絶賛する声が聞こえる。それに加え、あの不思議な子は誰だという声もあった。
それだけであったら、ただの比較対象にすぎないだろう。
だが、あまりにもミレナを見すぎて、見る過程でぬいのことも目に入り、どうやら普通とは違うことを察したのだろう。
変な子に優しくしてくださる彼女は、とてもすばらしいという結論に至ったようだ。ぬい自身もそう思い、うんうんと頷くと心なしか視線が柔らかくなったようだ。
普段ぬいが街を歩くときは一切ない現象である。多少会話をしたくらいで、神官のように訝し気に見られることはない。
「ミレナちゃんって、すごいね」
この不特定多数の視線を毎日浴びているのだ。ぬいは改めて神官たちなどかわいいものだと思った。
しばらく二人は街中を歩き、オープンテラスのあるカフェに入ることにした。
もちろん、室内ではなく外である。ぬいは本当にいいのかと尋ねたが、彼女が気にする様子はなかった。改めて皇族の一員だったのだと再自覚させられる。
「お待たせいたしました」
頼んだ食事が運ばれてくる。
「あ、これ以外は全部こっちで」
自分の方を指さす。ミレナは食事一つと飲み物に対し、ぬいは食事が三品であった。テーブルの上に乗る常識的範囲内の食事量であったが、目を引いたのだろう。
ウェイターはミレナのことよりもぬいの方を見ていた。こいつはなんなのだと。
「まあ、勇者さまと一緒で、たくさんお食べになるんですね」
手を合わせると、嬉しそうに言った。
「それでは神々よ、日々の見守りに感謝を」
「いただきます」
「ヌイさまはすっかりお祈りが馴染んでいるんですね」
すでに食事を口にしていたため、首を傾げた。
「わたくしと同じ挨拶をしていましたので」
そう言うと、ミレナは優雅にナイフとフォークを手に取った。
おそらく、これも強制翻訳の結果だろう。ぬいはあきらめて、食事を続けることにした。
◇
お腹にまだ余裕はあるが、その場に合わせてデザートを頼もうとしたとき。背後から黄色い声が聞こえてきた。
突然の騒がしさに何事かと振り返ろうとする。しかし、ミレナがなりふり構わず前のめりになると、ぬいの顔を手で固定した。
「ダメです……勇者さまがいらしています。その、今日の仮面は口元が露出していますので、念のため見ないほうがいいと思います」
「え、分かった。ごめんね、ミレナちゃん。変なことさせちゃって」
「いえ」
それから目的のものを注文し、運ばれてきたときのミレナの顔は暗く、落ち込んでいた。時折小さな声で勇者さまとつぶやいている。
デザートを口にしてから何も言わなくなったが、きっと砂を食べている気分だろう。
「そういえば、ミレナちゃんって外で食事して大丈夫なの?」
実際はどうか不明であるが、大半の神官たちはあの食事のみ摂っているように見える。
「宿舎内で大っぴらに食すのは咎められますが、外での行動は個人の裁量に任されています」
「なるほど」
だからミレナは宿舎内で内緒だと言って、チーズをくれたのだろう。
会話がまた途切れたと思うと、ミレナは目を丸くした。女の子たちの賛辞が聞こえてきたからだ。
それだけではなく、時折体に触れたり。あまつさえ、口元についたクリームを拭かれたりしている声が聞こえてくる。ミレナは小刻みに震えていた。
さすがにぬいは一言言ってやりたかったが、後ろを見ることは禁じられている。もくもくと、デザートの味を堪能するしかなかった。
完食したあとも、なんともいえない沈黙が続いた。本当だったら、さっさと会計をして立ち去るべきだろうが、動けずにいた。
「ねえ、わたしを置いてあっちに行ってもいいんだよ」
「……嫌です。わたくしはいつもそう。あの輪の中に入る勇気はないんです」
口出して言うとさらに自覚したのか、顔がどんどん暗くなっていく。
「勇者さまが他の子に対し、微笑みを向けただけで意味深なものに感じてしまいます。触るなんて……わたくし直視できません」
そういうミレナは必死に足元を見ている。顔を完全に逸らさないのは、ぬいの為だろう。万が一、顔を合わせてしまわないようにしっかりと見張っているのだ。
「……え」
ミレナがふいに顔を上げて、声を漏らす。
「あれ?ミレナさま?こんな所でどうしたんですか?」
二人の横へ、ブルネットに海色の目をした少女がやってきた。黄色のドレスを着ており、長い髪を一つに結っている。
「アイシェさま……」
「いつもそうやって、遠くから悔しそうに見ていますよね。変なの」
「そう、わたくしちょっと変なんです」
ミレナは無理をして笑っていたが、アイシェはそれに気づかなかったようだ。
「さっき、勇者さまに頭を撫でてもらったんです。かわいいって言ってくれました。それに……」
トゥーがどんなことをしたか、されたかを述べていく。自分だけではなく、他の子のことまで言い始めたころ、ミレナは見ていられないほど青くなっていた。
「わかった」
ぬいが急に椅子から立ち上がる。今まで背景の一部と思われていたのか、アイシェは目を丸くしていた。
「ヌイさま……」
「心配する必要ないよ。大丈夫、後ろは見ないから」
どう見ても、ミレナの方が具合が悪そうだというのにぬいのことを心配している。
「ずっと聞いててようやく解せた。アイシェちゃんに他の子たち。多分トゥーくんのこと、アイドルみたいなものだと思ってる」
「偶像?なんなの、あんた。急に意味不明なんですけど」
アイシェはなにか別の生き物を見るような目で、ぬいのことを見てくる。
「だってさ、絶対そうだよ。普通だったら、あんな風に囲んでいて平常心じゃいられない。声の震えが一切なかった。高さも普段の倍以上になってたし」
あくまで音だけでの状況であるが、ぬいは確信していた。
「本当に、ミレナちゃんのような想いを抱いていたら。多数の扱いなんて、耐えられない。もっと、自分だけを見てほしいって当たり前に思うはず。他の子がどうされかなんて、絶対に言わない」
アイシェはミレナのことを見る。青くなっていた顔が今度は赤くなっていく。
「想いを隠そうとする特徴は一切なかった」
「あ、あたしは別に。そんな……」
戸惑いながら、アイシェはなんとか反論しようと口を開く。
「そうだね。アイシェちゃんはいい子だと思う。だって、そうでなければわざわざ報告にこないでしょ?ミレナに聞いて欲しくて、共有したかった。なんで仲間に入らないのか、不思議に思ってここに来たんだ」
褒められるとは思っていなかったのか、アイシェは何も言えなくなった。
「ミレナちゃんの気持ちはもっとほの暗くて重い。ずっとそばにいてほしい。自分だけを見ていてほしい。他の子と話さないでほしい。偶に……殺してしまいたくなる。そんな感じかな」
「ヌイさまっ、わたくしはそこまでひどいことは思っていません!」
「うん、ちょっと大げさに言ったかも」
ぬいが言うと、ミレナは頬を膨らませて睨んでくる。全く迫力がない表情である。
「だからね、少しくらいならいいけど。さっきみたいに言われると、耐えがたくなってしまう。アイシェちゃんには思いやりがある。だから、わかるよね?」
言い聞かせるようにいうと、アイシェは下をうつむいて震えはじめた。
「うっさい!この……えっと、ババア!そのくらいわかるわよ!」
彼女は顔を真っ赤にすると大声で叫んで、走り去っていった。
「悪口を言うことに慣れてないんだろうね。いやー、若いなあ」
「ヌイさま……ヌイさまはそんなお年ではありません!」
ミレナはこぶしを握って力説する。
「いや、あの子よりは確実に上だから」
ぬいは遠い目をした。
「それと、ありがとうございます。ずっと悩んでいたんです。そのことを肯定してくれて、なんだかすっきりしました」
ミレナは感情の濁流にもまれたせいか、目が少しうるんでいる。
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