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本編
41:償いに見せかけたデート②
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トゥーの持っていた荷物はぬいと比べればずいぶん少ない。
斜め掛けにするためか、紐が長くできているウエストポーチ。ミントのタブレットにハンカチとティッシュ。そしてロケットペンダントであった。
ノルは消耗品でいいだろうと言ったが、お腹が膨れないタイプの菓子と紙類を渡すのはいくらなんでも味気ない。
ぬいが物を提案すると、ノルは嫌そうに顔をしかめた。
「君には同等の物を返していない。それならあいつに渡す前に、先に君に返そう」
トゥーのものを選ぶより前に、なぜかぬいの品々を選ぶことになった。
失った品々はまず菓子類。これはとっくに返してもらった。そして、トゥーと同じく鞄と衣服類である。
もちろんぬいは良い衣服類の店など知らない。来た当初、身に着けていた衣服の一部を売った店しか入ったことがない。これまでは支給された神官服で適当にすごしていたのだ。
それをノルに言うと、街中の片隅にある古びたが品の良い店に連れられ、あちこち採寸されていた。あらゆるサイズを網羅されるとようやく解放され、ぬいはソファーでくつろぐノルの元へ戻った。
「……ノルくん。気を使ってくれて、ギラギラな店を選ばなかったことはわかるよ。でも、全品オーダーメイドって。わたしの衣服そんな大したものじゃなかったから、そこまでしなくても」
「既製品を買っても、君にはサイズが合わないだろう?」
ノルはぬいのことを見る。今日着ているのは数少ない私服だ。指摘された通り肩の位置がずれていて、腰の部分も余り気味である。洋服はもちろん、和服を着てもしっくりこない体系だ。
何か似合っていた服はあったはずだと考える。一つ目はお披露目時のドレス。これは物がよかったおかげだろう。
次に過去映しの時に着ていたもの。そして最後に白い簡易な服があったような気がしたが、薄い記憶に埋もれて出てくることはない。ぬいは考えることを止めにした。
「う……うん」
腰のあたりの余った布を引っ張る。
「前に……そこを触ってしまったときに思ったが。細すぎないか?ちゃんと食べてはいるが……」
遠慮がちにノルは尋ねる。毒を飲んだ時のことを指しているのだろう。それ以外に腰を触られた覚えなどない。
「まだわたしのこと嫌ってたとき、そんなこと思ってたの?」
特に含みもなく聞くが、ノルはそう思わなかったらしい。
「僕はそっ、そんな野卑な目で君のことを見ていない!」
顔を赤くしながら否定する。
「落ち着いてって。ノルくんはわたしが痩せすぎだと、心配して言ってくれたんでしょ?嫌悪の感情を持っていた時も、ちゃんと見ていたんだなって感心しただけだよ」
ぬいはゆっくり言い聞かせるように言った。
「それに変な勘違いもしないから大丈夫。そういう点はわきまえてるよ」
「違う!そうじゃない。僕は……っく」
ノルは混乱しているのか、手で頭をぐしゃぐしゃにする。滅多にしないその動作から、ぬいは心配なり手を伸ばそうとした。だが、大きな身長差のため届くことはない。
「ヌイ」
名を呼ばれると、両手を包むように掴まれた。
「そもそも僕は元から君のことが嫌いではなかったし、もっと言葉を重ねていきたい。見かけはもちろん、特にその心根がきれいだと思っている。だから、変な遠慮はしなくていい」
真剣な表情で口説き文句を言われる。その唐突な言葉に対し、ぬいは軽口をたたくことができなかった。意思の疎通がうまくいかなかったことからの混乱。それだけではないと、察していたからである。
「あ、うん。わかったよ。こっちこそ、変な言い方しちゃってごめんね」
さりげなく手を引くと、あっさりノルは解放してくれた。妙な沈黙が生まれ、ぬいは話を元に戻すことにした。
「えっと、なんの話だったかな。あ、そうそう。これでも最近良くなってきたんだ。ノルくんがごちそうしてくれるし、なんだかんだで宿舎のごはんって栄養価高いしね」
ぬいは己の肩を触る。自分の小さな手が乗るくらいのスペースしかない。すると空いた方の肩に、ノルが手をのせた。
もちろん、ぬいと違ってはみ出ている。まるごと包まれてしまうのではないかと思うほど、大きさに差が見えた。先ほどから体格差を意識させられることが多い。
「けなしているわけではない。前に君が僕のことを言った時と……その、同じだ」
そう言うとノルは手を放して、反対を向いてしまった。見えずとも、ずっと赤くなっていた表情は変わっていないだろう。
◇
一から仕立てるとなると、もちろん当日に完成することはない。後日また会うときに渡すと言われ、二人は店を後にした。
次はトゥーへの贈り物であった。あいにく似たような鞄となると、実用性重視のものが多く、どれも当てはまるものはない。
ぬいはあの黒い鞄を持っていたからといっても、あれに対する執着心はなかった。
ノルからお詫びとして先ほど買ってもらったものも、全く違う形のものだ。
迷ったあげく、動きやすさを重視したほうがいいだろうとの結論に至り、薄手で軽い小さなウエストポーチを購入した。
そもそもトゥーは転移ができる。何かあってもすぐに取りに戻ることができる。ゆえに、本当に大切なものだけをしまっておければいいだろうと思ったからである。
「次はロケットペンダントなんだけど。うーん」
品自体は決まっていた。とは言っても、ぬいの世界にあったものとは少し異なる。写真を入れるべき場所に薄い水晶が収まっている所だ。
本人が神に祈りを捧げ、映したい人を想うと反映されるらしい。もしトゥーを囲む女性たちに見つかったら、とんでもないことになりそうである。
ぬいはここへ来た時から感じていたが、この国の水晶の汎用性はかなり高い。
「あいつの鎖の色なんて、どっちでもいいだろう」
ぬいの衣服を選んでいた時は、どの色も決めれず全て購入しようとし始め慌てて止めた。それに対してずいぶんな差である。
「良くないよ!金色だと目立つしミレナちゃんを意識しているみたいで、押しつけがましい感じがする。銀は悪くないけど、ピンとこないし」
ぬいが真剣に二つを手に取って見定めていると、ノルは後ろから手を伸ばしその二つを取り上げた。
「この二つは違うな」
ノルは金と銀を見比べるとその場に置く。そしてすぐ近くにあった、黒い鎖を手に取る。
「こっちの方がいいだろう」
鎖を受け取ると、ペンダントに通してみる。
「確かに。これなら目立たないから、血で血を争うようなことにならないかも」
ぬいは納得する。
「なら、これであいつのものは終わりだ。他に必要なものはあるか?」
「特に無いよ」
返事をすると、ノルはぬいの腕に何かをはめた。それは水晶を薄く伸ばしたような腕輪であった。中央に暗い緑色の石がはめ込まれている。
「ずっと、腕輪を見ていただろう」
「えっ、気づいてたの?」
ノルの言う通り、ぬいはトゥーの品を選びながら視界の隅にいれていた。その理由はたいしたものではない。
「別に必要ないなら……」
ノルは歯切れ悪く言う。
「ううん、ちゃんと見ていてくれてありがとう」
ぬいはいつも腕時計をつけていた。ここへ来たときそれは身に着けていなかった。つまり、付けていたくなかったに違いない。
薄い記憶ではそれをどう手に入れ、なんの理由で所持していたかは分からない。時刻は電子機器類さえあれば、確認可能である。
つまり常に時刻を確認しなければならない理由が、そこにあったのだろう。
「……おい、聞いてるのか?しっかりしろ……ヌイ!」
ノルの切迫感のある声からぬいは意識を戻した。
「あ……ごめん。ちょっとボーっとしていたね」
「頼むから、その目はやめてくれ」
どこかで聞いたことのあるセリフだとぬいは思い出す。
「わたしそんなに酷い顔してた?」
「その堕神の目はやめてほしい。今までここに顕現された者も……あいつも最初はそうだった」
己の過去を思い出し、とらわれる。それが表に出てしまっているのだろう。
「ごめん。でも破壊衝動的なものはなかったから、安心して。そんな激情もうわたしには残っていない……そう思う何かが」
「ヌイ」
ノルに名を呼ばれ、腕を捕まれた理由を思い出した。腕輪を見ていた理由は常にあった存在がない。ただそれだけであった。
「そっか、わたしは別のなにかが欲しかったのかな」
ぬいは腕輪を見る。ノルが手を外したので、そのまま腕を上げてかざしてみる。
「これ、角度によってはノルくんの目の色と一緒になるね。きれい」
ぬいがほほ笑むと、ノルは素早く腕輪を外しトゥーのペンダントと共に会計へと行ってしまった。
ちらりと見えた値札はぬいの給料の三か月分であった。
先ほどの問答もあり、今さら遠慮するのは憚られる。結局止めることができなかった。
斜め掛けにするためか、紐が長くできているウエストポーチ。ミントのタブレットにハンカチとティッシュ。そしてロケットペンダントであった。
ノルは消耗品でいいだろうと言ったが、お腹が膨れないタイプの菓子と紙類を渡すのはいくらなんでも味気ない。
ぬいが物を提案すると、ノルは嫌そうに顔をしかめた。
「君には同等の物を返していない。それならあいつに渡す前に、先に君に返そう」
トゥーのものを選ぶより前に、なぜかぬいの品々を選ぶことになった。
失った品々はまず菓子類。これはとっくに返してもらった。そして、トゥーと同じく鞄と衣服類である。
もちろんぬいは良い衣服類の店など知らない。来た当初、身に着けていた衣服の一部を売った店しか入ったことがない。これまでは支給された神官服で適当にすごしていたのだ。
それをノルに言うと、街中の片隅にある古びたが品の良い店に連れられ、あちこち採寸されていた。あらゆるサイズを網羅されるとようやく解放され、ぬいはソファーでくつろぐノルの元へ戻った。
「……ノルくん。気を使ってくれて、ギラギラな店を選ばなかったことはわかるよ。でも、全品オーダーメイドって。わたしの衣服そんな大したものじゃなかったから、そこまでしなくても」
「既製品を買っても、君にはサイズが合わないだろう?」
ノルはぬいのことを見る。今日着ているのは数少ない私服だ。指摘された通り肩の位置がずれていて、腰の部分も余り気味である。洋服はもちろん、和服を着てもしっくりこない体系だ。
何か似合っていた服はあったはずだと考える。一つ目はお披露目時のドレス。これは物がよかったおかげだろう。
次に過去映しの時に着ていたもの。そして最後に白い簡易な服があったような気がしたが、薄い記憶に埋もれて出てくることはない。ぬいは考えることを止めにした。
「う……うん」
腰のあたりの余った布を引っ張る。
「前に……そこを触ってしまったときに思ったが。細すぎないか?ちゃんと食べてはいるが……」
遠慮がちにノルは尋ねる。毒を飲んだ時のことを指しているのだろう。それ以外に腰を触られた覚えなどない。
「まだわたしのこと嫌ってたとき、そんなこと思ってたの?」
特に含みもなく聞くが、ノルはそう思わなかったらしい。
「僕はそっ、そんな野卑な目で君のことを見ていない!」
顔を赤くしながら否定する。
「落ち着いてって。ノルくんはわたしが痩せすぎだと、心配して言ってくれたんでしょ?嫌悪の感情を持っていた時も、ちゃんと見ていたんだなって感心しただけだよ」
ぬいはゆっくり言い聞かせるように言った。
「それに変な勘違いもしないから大丈夫。そういう点はわきまえてるよ」
「違う!そうじゃない。僕は……っく」
ノルは混乱しているのか、手で頭をぐしゃぐしゃにする。滅多にしないその動作から、ぬいは心配なり手を伸ばそうとした。だが、大きな身長差のため届くことはない。
「ヌイ」
名を呼ばれると、両手を包むように掴まれた。
「そもそも僕は元から君のことが嫌いではなかったし、もっと言葉を重ねていきたい。見かけはもちろん、特にその心根がきれいだと思っている。だから、変な遠慮はしなくていい」
真剣な表情で口説き文句を言われる。その唐突な言葉に対し、ぬいは軽口をたたくことができなかった。意思の疎通がうまくいかなかったことからの混乱。それだけではないと、察していたからである。
「あ、うん。わかったよ。こっちこそ、変な言い方しちゃってごめんね」
さりげなく手を引くと、あっさりノルは解放してくれた。妙な沈黙が生まれ、ぬいは話を元に戻すことにした。
「えっと、なんの話だったかな。あ、そうそう。これでも最近良くなってきたんだ。ノルくんがごちそうしてくれるし、なんだかんだで宿舎のごはんって栄養価高いしね」
ぬいは己の肩を触る。自分の小さな手が乗るくらいのスペースしかない。すると空いた方の肩に、ノルが手をのせた。
もちろん、ぬいと違ってはみ出ている。まるごと包まれてしまうのではないかと思うほど、大きさに差が見えた。先ほどから体格差を意識させられることが多い。
「けなしているわけではない。前に君が僕のことを言った時と……その、同じだ」
そう言うとノルは手を放して、反対を向いてしまった。見えずとも、ずっと赤くなっていた表情は変わっていないだろう。
◇
一から仕立てるとなると、もちろん当日に完成することはない。後日また会うときに渡すと言われ、二人は店を後にした。
次はトゥーへの贈り物であった。あいにく似たような鞄となると、実用性重視のものが多く、どれも当てはまるものはない。
ぬいはあの黒い鞄を持っていたからといっても、あれに対する執着心はなかった。
ノルからお詫びとして先ほど買ってもらったものも、全く違う形のものだ。
迷ったあげく、動きやすさを重視したほうがいいだろうとの結論に至り、薄手で軽い小さなウエストポーチを購入した。
そもそもトゥーは転移ができる。何かあってもすぐに取りに戻ることができる。ゆえに、本当に大切なものだけをしまっておければいいだろうと思ったからである。
「次はロケットペンダントなんだけど。うーん」
品自体は決まっていた。とは言っても、ぬいの世界にあったものとは少し異なる。写真を入れるべき場所に薄い水晶が収まっている所だ。
本人が神に祈りを捧げ、映したい人を想うと反映されるらしい。もしトゥーを囲む女性たちに見つかったら、とんでもないことになりそうである。
ぬいはここへ来た時から感じていたが、この国の水晶の汎用性はかなり高い。
「あいつの鎖の色なんて、どっちでもいいだろう」
ぬいの衣服を選んでいた時は、どの色も決めれず全て購入しようとし始め慌てて止めた。それに対してずいぶんな差である。
「良くないよ!金色だと目立つしミレナちゃんを意識しているみたいで、押しつけがましい感じがする。銀は悪くないけど、ピンとこないし」
ぬいが真剣に二つを手に取って見定めていると、ノルは後ろから手を伸ばしその二つを取り上げた。
「この二つは違うな」
ノルは金と銀を見比べるとその場に置く。そしてすぐ近くにあった、黒い鎖を手に取る。
「こっちの方がいいだろう」
鎖を受け取ると、ペンダントに通してみる。
「確かに。これなら目立たないから、血で血を争うようなことにならないかも」
ぬいは納得する。
「なら、これであいつのものは終わりだ。他に必要なものはあるか?」
「特に無いよ」
返事をすると、ノルはぬいの腕に何かをはめた。それは水晶を薄く伸ばしたような腕輪であった。中央に暗い緑色の石がはめ込まれている。
「ずっと、腕輪を見ていただろう」
「えっ、気づいてたの?」
ノルの言う通り、ぬいはトゥーの品を選びながら視界の隅にいれていた。その理由はたいしたものではない。
「別に必要ないなら……」
ノルは歯切れ悪く言う。
「ううん、ちゃんと見ていてくれてありがとう」
ぬいはいつも腕時計をつけていた。ここへ来たときそれは身に着けていなかった。つまり、付けていたくなかったに違いない。
薄い記憶ではそれをどう手に入れ、なんの理由で所持していたかは分からない。時刻は電子機器類さえあれば、確認可能である。
つまり常に時刻を確認しなければならない理由が、そこにあったのだろう。
「……おい、聞いてるのか?しっかりしろ……ヌイ!」
ノルの切迫感のある声からぬいは意識を戻した。
「あ……ごめん。ちょっとボーっとしていたね」
「頼むから、その目はやめてくれ」
どこかで聞いたことのあるセリフだとぬいは思い出す。
「わたしそんなに酷い顔してた?」
「その堕神の目はやめてほしい。今までここに顕現された者も……あいつも最初はそうだった」
己の過去を思い出し、とらわれる。それが表に出てしまっているのだろう。
「ごめん。でも破壊衝動的なものはなかったから、安心して。そんな激情もうわたしには残っていない……そう思う何かが」
「ヌイ」
ノルに名を呼ばれ、腕を捕まれた理由を思い出した。腕輪を見ていた理由は常にあった存在がない。ただそれだけであった。
「そっか、わたしは別のなにかが欲しかったのかな」
ぬいは腕輪を見る。ノルが手を外したので、そのまま腕を上げてかざしてみる。
「これ、角度によってはノルくんの目の色と一緒になるね。きれい」
ぬいがほほ笑むと、ノルは素早く腕輪を外しトゥーのペンダントと共に会計へと行ってしまった。
ちらりと見えた値札はぬいの給料の三か月分であった。
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