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本編
130:嫉妬
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手に汗を握る攻防から一転、ノルは細かい説明をしているらしい。周りにいる神官騎士たちは緊張状態から解放されたこともあるのか、かなり眠そうである。
それどころか遠慮なく首を振って、なにかを探しているようである。特に隠れる意味はないが、ぬいは条件反射から再び身を隠す。
「っぷ、はははっ、確かに合ってる。幼児だわ、これ」
「おい、てめえもだろ」
騒がしいのは相変わらずであるが、神官騎士たちの楽しそうな掛け合いが聞こえる。最初はノルと相性が悪そうに見えたが、どうやらそうでもないらしい。
影からちらりと見てみると、神官騎士たちは男性だけでなく、女性の姿もちらほら見受けられる。そのことに関して特に嫉妬をすることはない。
元の世界に女性騎士はほぼ存在しない。しかし御業のおかげで、対等に騎士職を全うできているのだろう。ノルを物理的に守れる力があることに関しては、羨ましく思うがそれだけである。
まずは最前線に立つノルの役目を彼らに担ってもらう。そうなると、ノルがすることは異邦者となった者の説明だろうか。ぬいは当時ノルと野宿をしたことを思い出す。
「……ん?あれ」
異邦者にどう対応するかについて、説明は聞いていない。つまりこのままであれば、ノルが同行することになる。それが男女のどちらにも関わらず。
――それは絶対に嫌だ。
ぬいはそう思った。最初に話すことはもちろん、二人きりで床を共にするなど、到底耐えられないと。以前抱いた嫉妬心よりも、強く胸を焦がす。張り裂けそうになる胸を抱えながら、代替案はないのかと考える。それ自体はどうにかなるだろう、しかし最初はノルが行うのが一番確実である。
そのあとは神官騎士に代わってもらうか、ぬい自身が今から鍛え、ノルの両親のように前に出ることもできるだろう。大事な人が命の危機にさらされ、内に抱える嫉妬心を抑える。そんな思いをグルグルと抱えていたからか、神官騎士たちの騒がしい様子に気づくことはなかった。
「ヌイ!」
どこか焦るような声が投げかけられ、顔を上げると目の前にノルが立っていた。そのことを確認した瞬間、ぬいは飛びつくように抱き着いた。
「ノルくん!」
嫉妬心を発散すべく、ほぼ体当たりにも等しい行動であったが、難なく受け止められる。それどころか、器用にそのまま抱え上げられた。姿を神官騎士たちに見せたくないのか、くるりとその場で一回転する。
代わりに回す手に力をいれると、ノルも同じようにしてきた。しばらく互いの心音を聞きながら、生きていることを実感する。やがて少しだけ体を離すと、間近にノルの顔があった。いつもは身長差があるため、立ったままでこうはいかない。抱えられていることに甘えながら、そのままそっと手を伸ばすと頬を触る。
「どうした?僕が居ない間に、なにかあったのか?」
不思議そうに尋ねてくる。ぬいのどこか切羽詰まったような表情を見て、そう言ったのだろう。不満を発散するように、額同士をぶつけると口を尖らせる。
「信じようとしたけど……心配したよ」
「それはすまなかった。けど、あれくらいはなんともない。今までずっとやってきたことだ」
ノルの言うことは最もであるし、実績もある。反論できなくなったぬいは、額を離すと唇を押し付けた。どうかこの想いが伝わるようにと。
外で、人前でもあることからすぐに離す。角度からして、ぬいからしたことに気づかれてはいないだろう。
「っな、ヌイ……」
ノルの顔は赤くなっていた。動揺しているが、それでも気遣うように、そっとぬいのことをその場に降ろしてくれた。その変わらない優しさにぬいの心は温かくなる。
「ありがとう、ノル」
醜い嫉妬心は一旦なりを潜め、満ちる愛情から自然な微笑みを浮かべた。するとさらに赤面し、どこかうっとりとした表情でノルは両頬を押さえてきた。そのまま顔を近づけると、口付け返される。
押さえる力は強く逃がすまいとの意思を感じるが、当てられる唇は優しかった。想いを告げられたときのように、何度かし続け幸福感に浸る。しかしあまりにも周りが騒がしく、さすがにノルも顔を離した。
「次期団長が、穴から帰ってきませぇーん」
「ねえ、これ埋めてみたらどうなるかな」
「グーパンチで、突き破って出てくるかも。面白そう」
「やっちゃえ、やっちゃえ」
状況はあまりにも混沌としていた。ペトルだけで収束させるのは、最早不可能である。全員が参加しているわけではないが、それでも止める者は一人もいない。
「あのバカどもが……」
怒りと呆れが半々といった具合で、ノルは顔を引きつらせていた。
「っぷ、あははっ、なにそれ?」
ぬいはついに耐えきれず、笑い声をあげた。滅多にないどころか、はじめて見た破顔にノルは目を丸くする。
「そんな表情もするんだな。それを引き出したのが、僕でなくて少し悔しいが……」
「なにを言ってるの?全部ノルのおかげだよって、前にも言ったよね?今だってとどめをさしたのはそっちだし」
ぬいはノルの背中に手を伸ばすと軽く押した。
「さ、行っておいで。あれをどうにかできるのは、一人しかいない。わたしはここでちゃんと見ているから、ね?」
ノルは神官騎士たちとぬいのことを交互に見た後、決心がついたのか背を向けて走って行った。文句を言いながらも事態の収拾を図ろうとし、それを邪魔される。そんな様子を、ぬいは穏やかな瞳で眺め続けていた。
それどころか遠慮なく首を振って、なにかを探しているようである。特に隠れる意味はないが、ぬいは条件反射から再び身を隠す。
「っぷ、はははっ、確かに合ってる。幼児だわ、これ」
「おい、てめえもだろ」
騒がしいのは相変わらずであるが、神官騎士たちの楽しそうな掛け合いが聞こえる。最初はノルと相性が悪そうに見えたが、どうやらそうでもないらしい。
影からちらりと見てみると、神官騎士たちは男性だけでなく、女性の姿もちらほら見受けられる。そのことに関して特に嫉妬をすることはない。
元の世界に女性騎士はほぼ存在しない。しかし御業のおかげで、対等に騎士職を全うできているのだろう。ノルを物理的に守れる力があることに関しては、羨ましく思うがそれだけである。
まずは最前線に立つノルの役目を彼らに担ってもらう。そうなると、ノルがすることは異邦者となった者の説明だろうか。ぬいは当時ノルと野宿をしたことを思い出す。
「……ん?あれ」
異邦者にどう対応するかについて、説明は聞いていない。つまりこのままであれば、ノルが同行することになる。それが男女のどちらにも関わらず。
――それは絶対に嫌だ。
ぬいはそう思った。最初に話すことはもちろん、二人きりで床を共にするなど、到底耐えられないと。以前抱いた嫉妬心よりも、強く胸を焦がす。張り裂けそうになる胸を抱えながら、代替案はないのかと考える。それ自体はどうにかなるだろう、しかし最初はノルが行うのが一番確実である。
そのあとは神官騎士に代わってもらうか、ぬい自身が今から鍛え、ノルの両親のように前に出ることもできるだろう。大事な人が命の危機にさらされ、内に抱える嫉妬心を抑える。そんな思いをグルグルと抱えていたからか、神官騎士たちの騒がしい様子に気づくことはなかった。
「ヌイ!」
どこか焦るような声が投げかけられ、顔を上げると目の前にノルが立っていた。そのことを確認した瞬間、ぬいは飛びつくように抱き着いた。
「ノルくん!」
嫉妬心を発散すべく、ほぼ体当たりにも等しい行動であったが、難なく受け止められる。それどころか、器用にそのまま抱え上げられた。姿を神官騎士たちに見せたくないのか、くるりとその場で一回転する。
代わりに回す手に力をいれると、ノルも同じようにしてきた。しばらく互いの心音を聞きながら、生きていることを実感する。やがて少しだけ体を離すと、間近にノルの顔があった。いつもは身長差があるため、立ったままでこうはいかない。抱えられていることに甘えながら、そのままそっと手を伸ばすと頬を触る。
「どうした?僕が居ない間に、なにかあったのか?」
不思議そうに尋ねてくる。ぬいのどこか切羽詰まったような表情を見て、そう言ったのだろう。不満を発散するように、額同士をぶつけると口を尖らせる。
「信じようとしたけど……心配したよ」
「それはすまなかった。けど、あれくらいはなんともない。今までずっとやってきたことだ」
ノルの言うことは最もであるし、実績もある。反論できなくなったぬいは、額を離すと唇を押し付けた。どうかこの想いが伝わるようにと。
外で、人前でもあることからすぐに離す。角度からして、ぬいからしたことに気づかれてはいないだろう。
「っな、ヌイ……」
ノルの顔は赤くなっていた。動揺しているが、それでも気遣うように、そっとぬいのことをその場に降ろしてくれた。その変わらない優しさにぬいの心は温かくなる。
「ありがとう、ノル」
醜い嫉妬心は一旦なりを潜め、満ちる愛情から自然な微笑みを浮かべた。するとさらに赤面し、どこかうっとりとした表情でノルは両頬を押さえてきた。そのまま顔を近づけると、口付け返される。
押さえる力は強く逃がすまいとの意思を感じるが、当てられる唇は優しかった。想いを告げられたときのように、何度かし続け幸福感に浸る。しかしあまりにも周りが騒がしく、さすがにノルも顔を離した。
「次期団長が、穴から帰ってきませぇーん」
「ねえ、これ埋めてみたらどうなるかな」
「グーパンチで、突き破って出てくるかも。面白そう」
「やっちゃえ、やっちゃえ」
状況はあまりにも混沌としていた。ペトルだけで収束させるのは、最早不可能である。全員が参加しているわけではないが、それでも止める者は一人もいない。
「あのバカどもが……」
怒りと呆れが半々といった具合で、ノルは顔を引きつらせていた。
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