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第5章
109,天翔竜翼
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空気を切り裂いて凄まじいスピードで突き進む斬撃――ブレイズウィングが咄嗟にかわそうとした巨狼の1本減って3本になったうちの後ろ足を捉える。
空中で体勢を崩した巨狼が轟音を立てて地面に軟着陸し、そのダメージの深さを垣間見せるがまだ瞳には諦観はない。
足を1本削り飛ばされ、全身には細かい傷が無数についているというのに未だ闘志は揺ぎ無いようだ。
【ワタリさん、アレいきます!】
【了解です。足止めしますね】
レーネさんから大技を使う合図が来たので予定通りに足止めをすべく数重視の氷の槍を展開する。
足が減って機動力が著しく落ちている特殊進化個体の逃げ道を無くすほどに大量に展開した氷の槍が周囲を埋め尽くし、狙い通り相手の動きが止まる。
レーネさんの大技は溜めに時間がかかる。
ブレイズウィングのように朱珠白塵を振るうだけで撃てるようなスキルではないらしく、これを使う時は相手をしっかりと足止めできるような状況、つまり今のような相手の機動力を削ぎ、ダメージを十分に与えた状況が望ましい。
レーネさんの大技の威力は溜めの時間をかけるだけあるらしく、これで決着を狙っているのだろう。
当初の予定よりもかなりうまくいっているので十分狙える範囲だ。
レーネさんの溜めが始まって間もなく無数の氷の槍に包囲されている特殊進化個体に動きがあった。
1本足りない足で大地をしっかりと踏みしめ急激に嵐のような風を纏い始めたのだ。
その嵐のような勢いの風に流されそうになる氷の槍をなんとか制御していると特殊進化個体が大空を仰ぐように巨大な口を天高く突き上げる。
一瞬の間のあとに凄まじい大音量での遠吠えが響き、その遠吠えに伴って発生した衝撃破が嵐のような風と共に氷の槍を粉砕してしまう。
だが遠吠えの効果はそれだけではなかった。
オレの感知できる気配察知の範囲内に無数の反応が突如として生まれる。
その全てが結界の範囲外――ユーウイトさんとアリアローゼさんがいる範囲を中心としているのがわかった。
振り返ってみたその時にはすでに2人が30匹以上のアサルトウルフの群れに囲まれた後だった。
「アリアローゼさん!」
「お任せなさい、ワタリ! この程度、わたくしに任せてあなた達は早くそちらを倒してしまいなさい!」
飛び掛ってきた1匹を刺突剣で喉から貫き、勢いそのままに背後に捨て去ると同時に彼女が言ってのける。
ユーウイトさんには本人曰く戦闘能力がない。
アリアローゼさんはそこそこやれるだろうが30匹以上のアサルトウルフの群れでは無傷での勝利は難しいだろうし、時間をかければやられる可能性が高い。
だがこちらもレーネさんの大技が決まれば決着はつくだろう。
手負いの獣ほど恐ろしいものはないが、先ほどの召喚の影響なのか疲労の色がずっと濃くなっている。最初からこの召喚を使われたら作戦変更が必要だったが召喚の代償はかなり大きいようだ。
今を逃せばこれ以上に思わぬ反撃を受ける可能性がある。
現に防御の手薄な、安全だと思っていた結界の外に魔物を召喚するという奥の手とも言うべきものを使われてしまっているのだ。これ以上は何かさせる前に倒してしまうべきだろう。
ここはアリアローゼさんの言葉を信じて特殊進化個体に止めを刺してからアサルトウルフを仕留めるべきだろう。
ぼやぼやしていたら決死の覚悟でヤツがまた召喚するとも限らない。
そうなったら不測の事態を招く事になる可能性もある。
「アル!」
「畏まりました」
オレの言葉に一瞬の躊躇もなくアルが結界の外に飛び出していった。
代わりに振り返ったオレのすぐ傍には満タンのMPタンクが3個。きっちりとアルが用意して置いて行ってくれたものだ。
たった一言でオレの言いたいことを全て汲んでくれる。さすがアルだ。
1つ目のMPタンクから全てのMPを回収してすぐさま氷の槍を展開し射出する。
全方位からの攻撃を今度は待機させずに一斉に降らせて遠吠えによる召喚をさせないのと同時に足止めを敢行する。
全方位からの氷の槍では数を重視するため攻撃力はあまり高くない。
だがそれでも機動力が著しく落ちた特殊進化個体をその場に釘付けにすることくらいはできる。
1撃目の射出を見届ける前にはすでに2つ目のMPタンクからMPを回収し、再度同じものを展開する。
レーネさんを一瞥すると肩の上に朱珠白塵を担いだ姿勢で周囲の空間を歪ませるほどの異様なオーラのようなものが吹き出ている。
そのオーラが朱珠白塵をゆっくりと覆っていき、刀身を真っ赤に燃え上がらせている。
薄っすらと赤かった刀身が今はもうすでに赤熱したように直視できないほどの輝きを発していた。
【もう少しです……!】
レーネさんの搾り出すような声に2撃目を射出する。
姿が見えなくなるほどの土砂降りのような氷の槍の雨で特殊進化個体の足止めは問題なく出来ている。
3つ目のMPタンクからMPを回収し終わった時にレーネさんの溜めも終わったようだ。
【行きます!】
今日1番の気合の入った声にレーネさんに視線を移すと、肩に担いだ朱珠白塵の刀身が倍以上に伸びているのが確認できた。
だが確認できたのはそれだけだった。
ブレイズウィングを使う時の剣速など霞むような速度で振り下ろされた朱珠白塵は残像すら残さず刹那の間もおかずに振り終わっていた。
振り終わった朱珠白塵の刀身は通常の長さに戻っており、色も真っ白になっていた。
空間を割るような耳障りな音が2回した瞬間、ユーウイトさんが張った結界が一瞬にして砕け散り、頭の中でファンファーレが高らかに鳴り響いた。
急いで特殊進化個体に視線を移すとちょうどずり落ちた首が地面に落下するところだった。
どうやらレーネさんの大技は特殊進化個体の首を切り落とし、その勢いのまま結界まで切り裂いてしまったようだ。
なんという恐ろしいほどの威力だろうか。溜めの時間の間無防備になってしまうのと溜め始めに狙いをつけた場所にしか撃てないのとその後の反動で動けなくなるのが欠点だと言っていたがそれを抜きにしても凄まじい。
この技の名前は天翔竜翼。
大剣スキルの中でも習得難易度がトップクラスの難しさを誇る最強クラスのスキルだ。
しかも並の武器では耐え切れずにスキルが暴発してしまうという危険も孕んでいる。
朱珠白塵のような特化された魔道具でなければ使うことすらできないスキルだ。
そんな凶悪なスキルが筋力強化Lv3でステータスを倍化している状態で放たれればこの凄まじい威力となるのだ。
【ワタリさん!】
【あ、うん! 任せて!】
天翔竜翼を放ったレーネさんはスタミナがほぼゼロになり、まともに動く事すら叶わないため召喚されたアサルトウルフを相手にすることは出来ない。
だが3個目MPタンクでMPは回収済みだ。
「おりゃー!」
気合一閃。
レーネさんのとっておきを見せてもらえて若干興奮しているのも手伝って展開した氷の槍の雨は派手にアサルトウルフを串刺しにしていく。
ユーウイトさんとアリアローゼさんはアルが守りきっていたので大きな怪我はなさそうだ。
氷の豪雨が終わったあとには氷の槍を墓標にした多数のアサルトウルフの死体だけが残っていた。
「ふぅ。みんな無事ー?」
「問題ありません」
【私も大丈夫です。さすがワタリさんです】
「無事だよ~」
「えぇ、わたくしも大丈夫ですわ」
オレの言葉に皆それぞれに返事を返すが最後のアリアローゼさんの言葉は見て分かるほどに嘘だった。
若干隠すようにしているが腕から滴っている鮮血で小さな水溜りが出来ている。
「アリアローゼさん、ここは別に虚勢を張るタイミングではないですよ?」
「だ、大丈夫ですわ。これくらいなら我慢できます」
「はいはい、いいから見せてくださいね」
我慢できるというのは本当なのだろう。
だが血を多少失って顔色が悪いし、ポーションなどを使う素振りもない。
彼女の場合恐らくアイテムボックスの拡張はしていないだろうからアイテムボックスから使用してはいないだろう。
そうすると振り掛けるか飲むかだが、そのような動作はしていない。
恐らくアンさんがポーションなどを管理していてアリアローゼさんはもっていないのだろう。
「いたッ」
「うわーがっちり噛まれてますねぇ」
アリアローゼさんの腕には噛み切られた痛々しい傷がいくつもついていた。
とても大丈夫とはいえない傷にちょっと顔を顰める。
「それじゃ治しますよ~」
「え」
さっさと治してしまおうとアルがさらに用意してくれたMPタンクからMPを回収して初級魔法:体力回復でMPを治癒の痛みを大幅に軽減するようにして治療を開始する。
「回復魔法……でも痛みがほとんどありませんわ……」
アリアローゼさんが呆然としている間に治療は終わり、痛々しかった傷もあっという間になくなり元の綺麗な肌が見えるようになった。
服までは直らないのでその辺は我慢してもらおう。
【レーネさん、大丈夫ですか? どのくらいで動けるようになりますか?】
【スタミナ切れと天翔竜翼の反動ですのであと5分くらいは動けそうにありません】
【じゃあ解体しちゃいますね】
【すみませんがよろしくお願いします】
呆然としたままのアリアローゼさんは放って置いて氷の槍で串刺しになって死んでいる大量のアサルトウルフの解体を始めることにした。
空中で体勢を崩した巨狼が轟音を立てて地面に軟着陸し、そのダメージの深さを垣間見せるがまだ瞳には諦観はない。
足を1本削り飛ばされ、全身には細かい傷が無数についているというのに未だ闘志は揺ぎ無いようだ。
【ワタリさん、アレいきます!】
【了解です。足止めしますね】
レーネさんから大技を使う合図が来たので予定通りに足止めをすべく数重視の氷の槍を展開する。
足が減って機動力が著しく落ちている特殊進化個体の逃げ道を無くすほどに大量に展開した氷の槍が周囲を埋め尽くし、狙い通り相手の動きが止まる。
レーネさんの大技は溜めに時間がかかる。
ブレイズウィングのように朱珠白塵を振るうだけで撃てるようなスキルではないらしく、これを使う時は相手をしっかりと足止めできるような状況、つまり今のような相手の機動力を削ぎ、ダメージを十分に与えた状況が望ましい。
レーネさんの大技の威力は溜めの時間をかけるだけあるらしく、これで決着を狙っているのだろう。
当初の予定よりもかなりうまくいっているので十分狙える範囲だ。
レーネさんの溜めが始まって間もなく無数の氷の槍に包囲されている特殊進化個体に動きがあった。
1本足りない足で大地をしっかりと踏みしめ急激に嵐のような風を纏い始めたのだ。
その嵐のような勢いの風に流されそうになる氷の槍をなんとか制御していると特殊進化個体が大空を仰ぐように巨大な口を天高く突き上げる。
一瞬の間のあとに凄まじい大音量での遠吠えが響き、その遠吠えに伴って発生した衝撃破が嵐のような風と共に氷の槍を粉砕してしまう。
だが遠吠えの効果はそれだけではなかった。
オレの感知できる気配察知の範囲内に無数の反応が突如として生まれる。
その全てが結界の範囲外――ユーウイトさんとアリアローゼさんがいる範囲を中心としているのがわかった。
振り返ってみたその時にはすでに2人が30匹以上のアサルトウルフの群れに囲まれた後だった。
「アリアローゼさん!」
「お任せなさい、ワタリ! この程度、わたくしに任せてあなた達は早くそちらを倒してしまいなさい!」
飛び掛ってきた1匹を刺突剣で喉から貫き、勢いそのままに背後に捨て去ると同時に彼女が言ってのける。
ユーウイトさんには本人曰く戦闘能力がない。
アリアローゼさんはそこそこやれるだろうが30匹以上のアサルトウルフの群れでは無傷での勝利は難しいだろうし、時間をかければやられる可能性が高い。
だがこちらもレーネさんの大技が決まれば決着はつくだろう。
手負いの獣ほど恐ろしいものはないが、先ほどの召喚の影響なのか疲労の色がずっと濃くなっている。最初からこの召喚を使われたら作戦変更が必要だったが召喚の代償はかなり大きいようだ。
今を逃せばこれ以上に思わぬ反撃を受ける可能性がある。
現に防御の手薄な、安全だと思っていた結界の外に魔物を召喚するという奥の手とも言うべきものを使われてしまっているのだ。これ以上は何かさせる前に倒してしまうべきだろう。
ここはアリアローゼさんの言葉を信じて特殊進化個体に止めを刺してからアサルトウルフを仕留めるべきだろう。
ぼやぼやしていたら決死の覚悟でヤツがまた召喚するとも限らない。
そうなったら不測の事態を招く事になる可能性もある。
「アル!」
「畏まりました」
オレの言葉に一瞬の躊躇もなくアルが結界の外に飛び出していった。
代わりに振り返ったオレのすぐ傍には満タンのMPタンクが3個。きっちりとアルが用意して置いて行ってくれたものだ。
たった一言でオレの言いたいことを全て汲んでくれる。さすがアルだ。
1つ目のMPタンクから全てのMPを回収してすぐさま氷の槍を展開し射出する。
全方位からの攻撃を今度は待機させずに一斉に降らせて遠吠えによる召喚をさせないのと同時に足止めを敢行する。
全方位からの氷の槍では数を重視するため攻撃力はあまり高くない。
だがそれでも機動力が著しく落ちた特殊進化個体をその場に釘付けにすることくらいはできる。
1撃目の射出を見届ける前にはすでに2つ目のMPタンクからMPを回収し、再度同じものを展開する。
レーネさんを一瞥すると肩の上に朱珠白塵を担いだ姿勢で周囲の空間を歪ませるほどの異様なオーラのようなものが吹き出ている。
そのオーラが朱珠白塵をゆっくりと覆っていき、刀身を真っ赤に燃え上がらせている。
薄っすらと赤かった刀身が今はもうすでに赤熱したように直視できないほどの輝きを発していた。
【もう少しです……!】
レーネさんの搾り出すような声に2撃目を射出する。
姿が見えなくなるほどの土砂降りのような氷の槍の雨で特殊進化個体の足止めは問題なく出来ている。
3つ目のMPタンクからMPを回収し終わった時にレーネさんの溜めも終わったようだ。
【行きます!】
今日1番の気合の入った声にレーネさんに視線を移すと、肩に担いだ朱珠白塵の刀身が倍以上に伸びているのが確認できた。
だが確認できたのはそれだけだった。
ブレイズウィングを使う時の剣速など霞むような速度で振り下ろされた朱珠白塵は残像すら残さず刹那の間もおかずに振り終わっていた。
振り終わった朱珠白塵の刀身は通常の長さに戻っており、色も真っ白になっていた。
空間を割るような耳障りな音が2回した瞬間、ユーウイトさんが張った結界が一瞬にして砕け散り、頭の中でファンファーレが高らかに鳴り響いた。
急いで特殊進化個体に視線を移すとちょうどずり落ちた首が地面に落下するところだった。
どうやらレーネさんの大技は特殊進化個体の首を切り落とし、その勢いのまま結界まで切り裂いてしまったようだ。
なんという恐ろしいほどの威力だろうか。溜めの時間の間無防備になってしまうのと溜め始めに狙いをつけた場所にしか撃てないのとその後の反動で動けなくなるのが欠点だと言っていたがそれを抜きにしても凄まじい。
この技の名前は天翔竜翼。
大剣スキルの中でも習得難易度がトップクラスの難しさを誇る最強クラスのスキルだ。
しかも並の武器では耐え切れずにスキルが暴発してしまうという危険も孕んでいる。
朱珠白塵のような特化された魔道具でなければ使うことすらできないスキルだ。
そんな凶悪なスキルが筋力強化Lv3でステータスを倍化している状態で放たれればこの凄まじい威力となるのだ。
【ワタリさん!】
【あ、うん! 任せて!】
天翔竜翼を放ったレーネさんはスタミナがほぼゼロになり、まともに動く事すら叶わないため召喚されたアサルトウルフを相手にすることは出来ない。
だが3個目MPタンクでMPは回収済みだ。
「おりゃー!」
気合一閃。
レーネさんのとっておきを見せてもらえて若干興奮しているのも手伝って展開した氷の槍の雨は派手にアサルトウルフを串刺しにしていく。
ユーウイトさんとアリアローゼさんはアルが守りきっていたので大きな怪我はなさそうだ。
氷の豪雨が終わったあとには氷の槍を墓標にした多数のアサルトウルフの死体だけが残っていた。
「ふぅ。みんな無事ー?」
「問題ありません」
【私も大丈夫です。さすがワタリさんです】
「無事だよ~」
「えぇ、わたくしも大丈夫ですわ」
オレの言葉に皆それぞれに返事を返すが最後のアリアローゼさんの言葉は見て分かるほどに嘘だった。
若干隠すようにしているが腕から滴っている鮮血で小さな水溜りが出来ている。
「アリアローゼさん、ここは別に虚勢を張るタイミングではないですよ?」
「だ、大丈夫ですわ。これくらいなら我慢できます」
「はいはい、いいから見せてくださいね」
我慢できるというのは本当なのだろう。
だが血を多少失って顔色が悪いし、ポーションなどを使う素振りもない。
彼女の場合恐らくアイテムボックスの拡張はしていないだろうからアイテムボックスから使用してはいないだろう。
そうすると振り掛けるか飲むかだが、そのような動作はしていない。
恐らくアンさんがポーションなどを管理していてアリアローゼさんはもっていないのだろう。
「いたッ」
「うわーがっちり噛まれてますねぇ」
アリアローゼさんの腕には噛み切られた痛々しい傷がいくつもついていた。
とても大丈夫とはいえない傷にちょっと顔を顰める。
「それじゃ治しますよ~」
「え」
さっさと治してしまおうとアルがさらに用意してくれたMPタンクからMPを回収して初級魔法:体力回復でMPを治癒の痛みを大幅に軽減するようにして治療を開始する。
「回復魔法……でも痛みがほとんどありませんわ……」
アリアローゼさんが呆然としている間に治療は終わり、痛々しかった傷もあっという間になくなり元の綺麗な肌が見えるようになった。
服までは直らないのでその辺は我慢してもらおう。
【レーネさん、大丈夫ですか? どのくらいで動けるようになりますか?】
【スタミナ切れと天翔竜翼の反動ですのであと5分くらいは動けそうにありません】
【じゃあ解体しちゃいますね】
【すみませんがよろしくお願いします】
呆然としたままのアリアローゼさんは放って置いて氷の槍で串刺しになって死んでいる大量のアサルトウルフの解体を始めることにした。
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