お金が人を壊すまで

借金と結婚生活

甘く見てた結婚生活

140万の借金を抱えて結婚した。

妊娠中の嫁と2人、家賃36000円のアパートでの暮らしがスタートした。

嫁19歳。俺21歳

嫁は学生だった為、収入は無い
前借り前借りの俺の収入では
生活費として家庭に入れる金額も疎らで
必要な時に必要な金額を前借りしてくる形になった。

嫁『貴方、一体給料っていくらなの？』

問い詰める嫁に
初めて借金がある事を告げた。

このままでは生活出来ないと
身重ながら嫁は喫茶店でバイトを始めた。

普通の男なら
妊娠中の嫁に仕事はさせないのだろう。

させざるおえない自分を責めた事もある

でも、背に腹は変えられないとは正にこの事だ。

そんなギリギリの暮らしの中

長女が誕生した。

病院で聞いた産声を
今でもハッキリ覚えている。

この時の借金
およそ120万円。
給料は前借りのせいで
マイナス20万くらいだったと思う。

娘が誕生して
生活苦は
更に拍車がかかることになる