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日常が非日常になった日~浅葱色の君、目の中葵紋~ 前編
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「でさ~、今日やべぇイケメンを見かけたんよ!!しかも、何か侍っぽいやつ!!」
「え⁉なにそれー、ロケか?いーな~。オレも見たかった~」
「おはよ」
「おぅ!なぁ三井《みつい》ー、聞いてくれよ~!!長谷部《はせべ》のヤツ、何かヤバい人見たんだと」
「ふぁぁあ~……っ」
「そ、侍!!」
「……っ、え⁉」
あくびしようとしていた彼女の顎は、半開きで止まり、そっと手で戻す。
いつもと変わらぬ、朝の教室。いつも喋っているミーハー男子・長谷部が放った噂で、私の眠気は消え去った。
「…長谷部」
「おっ?どうした?」
「……ありがと。目、今の噂でかっ開いた。助かった」
「え、マジ?けどよ、ソイツと写真撮ったヤツ、いるらしいぜ?」
目を丸くしていると、ドドドっと血相変えて走って女子が一人、彼女に抱き着いた。
「おっはよ~☆」
「おっ、ニコ。この時間に来るとか、運がいいね!」
「でしょ~☆」
「今日ね、イケメンと写真、撮っちゃいました♡キャッハー!!」
ほら、見て~☆と言ってニコは、スマホ画面を誇らしげに差し出す。その横からゼーゼー息を枯らして、ヨロヨロしながらリコが歩いてきて、事情を説明している。
「ね、これ、SNSに上げよ?めっちゃ尊いし♪」
「うっわ、ずりぃ~!!オレも並びてぇー!!」
「マルはアンタ、ピアス多いから、斬られるかもな?」
「え⁉マジ⁉絶対やだ!!」
その噂は、またたく間に広がる。
でも、それだけ大事なのに騒ぎになっていないのは、何故?
……気になる。だけど、本当にソイツが侍だったら?きっと、普通に誰かが通報している。
なのに、先生は何も言っていなかった。
葵は、自問自答していた。モヤモヤして2時限目を終え、のちの昼休み。
葵はニコとリコと一緒に、ウワサがあった交差点に行く。半信半疑でコンビニから辺りを見回す。
交差点のど真ん中に寒空の下、和装の青年が呆然と立ち尽くす様子が見えた。
黒い長髪を高めに結った頭、鮮やかな羽織。足元は、薄っぺらい草履。
どう見ても不自然な人物なのに、目が離せない。
「あ、あの人!!……葵、アレだよ、あの人!!」
「うん。……確かに、侍っぽいヤツ、だな」
「いや、そうじゃなくて!!どうする?通報する?それとも--」
小声でニコとリコが青年を見つけ、指をさす。遠目から状況を読めず、葵は立ち上がった。
「ちょ、葵⁉どこ行くん⁉」
「ちょっとだけ、話してくる。写真を撮れたってことは、敵意がないってことだし」
「気ぃ付けろよ?一応ウチら、先生に伝えておくから。何かあれば、戻って来いよ?」
「うん、ありがと。行ってくる」
ニコとリコが心配する中、葵は青年にズカズカ躊躇なく歩み寄る。
ひらひら手を振る背中には、不安の二文字はどこにもない。
「こんにちは~☆あなたがウワサのお侍さんですか~?」
「…はて?侍とは、私のことであろうか?」
「うん、そ!アンタのこと。ぱっと見……新選組で、合ってる?」
「ええ。……私のことを存じているのですか?」
否定していない。ヤバい人ではないか、コイツ。普通のコスプレイヤーではなそそうだな……
葵はポケットのスマホ通知音に気付き、スマホを手に取る。画面には、にわかに信じがたい二行。
「葵~☆朝の写真、2万いいねがついたよ~♡」
「てか、何もされてない⁉大丈夫か⁉」
葵がスマホ画面を見ている隙に、青年は近づき、葵の顔を覗き込んでいた。
「……君。名は?」
「……っ⁉ち、近すぎだろっ!!ま、いっか……葵って言います…」
「そうか。葵殿…良い名だ。…私の名は、沖田総司」
あー……やっぱりこの人、本当に絵に描いたようなお侍さんだ……
腰に刀を差してないし、とりあえず敵意はなさそう……
何でここにいるか、聞いてみるか…
「つかさぁー、アンタさぁー」
「総司、とでも呼んでください」
葵は、興味津々で総司の羽織をまじまじと見ている。
その視線に気づき、総司はふふふっと微笑み、得意げに浅葱色の羽織を翻す。
くるりと一周回ると、よろけてお腹が鳴った。
ぐぅ~
「…ちょっと待ってて?」
苦笑して葵は、ポケットから三つキャンディーを取りだし、総司の手に握らせる。キャンディーを見たことがない総司は、訝しげにキャンディーを見つめ、匂いを嗅ぎ始めた。
「……コレは、何でしょうか。……薬?」
「あめ。…うーん、お菓子。甘い物」
クッソ~。アタシの語彙力、泣けてくる~。つか和風変換って、こんなに難しかったっけ?
ジェネレーションギャップって、こういうのを言うんだな……
「……くしゅんっ」
総司が、北風と同時にくしゃみをした。困ったように葵は笑って、総司にブレザーを被せる。
「……あ、ごめん。つい、反射で」
「え……ええ」
総司はブレザーを被せられ、火が灯ったように耳を赤く染めた。
「てかさぁ、アタシもお腹空いた~!!とりま、飯、行こー?」
ほら、行くよ?と涼しく笑って総司の手を引き、学校へ駆けていった。
葵はまだ、気付いていない。
--その視線が、葵だけを見ている、とは。
「先生、コンビニ近くの交差点で困っている人がいてさー」
校門近くを歩いていた体育教師・三竹《みたけ》に、声をかける。
先生は総司を見た瞬間、手の書類を落としてしまった。
「え⁉……うわっ⁉り、リアルに侍じゃねぇか!!」
さり気なく落ちた書類を葵が拾っていると、先生は総司を上下に二度見して、手をポンっと叩き、
ウワサを思い出したようだ。
「あ!!もしかして、お前。…生徒がウワサしていた2万いいねのアレか⁉」
「え?先生、この人を知ってるの?だったら話が早いね!!」
「お侍さん!!」
「はい?」
「どうだい?俺とひと勝負、していかねぇか?」
「よろしく頼む」
……ダメだ。この人たち、話聞こえていない。葵は総司を遮るように立ち、話に割って入り、総司の素性を明かす。
「ちょ⁉ふたり共、話聞いて‼」
「先生!!この人はね寒空の下、食べ物もお金もなくて困っているんですっ‼」
「…なるほど。で、助けた……ということか」
「…では、こっち来い。食べ物とは言っても、カップ麺だがな」
「ありがたいです!!何とお礼をしたら良いか……」
「いいってことよ」
葵は総司を先生へ送り届け、後ろ姿を見守って、教室へ戻った。
「三井」
「なーに、先生」
「良い行いをしたな。お前はきっと、幸せになれるぞ」
三竹先生は一瞬だけ葵に振り向き、ひと言残して総司と肩を組んで職員室へ向かった。
やがて昼休みが明け、午後の一時限目が終わりを迎える頃。
「何だ、アレ?」
丸山が廊下に騒がしい気配を感じ、窓から身を乗り出す。
その脇で、長谷部が手元のスマホ画面と、廊下を歩く校長ではなく、その横の人物を交互に見ている。
「あ、アレ‼朝の侍ボーイじゃね⁉」
「なにそれー!!見たい‼」
クラスがざわめき、生徒はゾロゾロ、これ見よがしに廊下へ雪崩れていく。
「おーい‼皆、席に着け?」
担任の女性・稲田は生徒に着席を促し、ドアを引く。
生徒全員、視線がドア一点に集まる。葵には、その様子がセミ磁石に見えた。
稲田の合図で、校長先生と長身のイケメンが足を踏み入れる。
「新しい転入生だ。よろしく頼む」
「沖田総司と申します。……よろしく」
総司はふわっと微笑み、一礼した。女子が黄色い声を上げ、クラスの空気がライブ会場へ、早変わり。
「ね、今こっち見た!!目、合ったかも⁉」
「めっちゃ尊い~♡」
うっわー……コイツ、逃げ場ないじゃん。
……しゃーないな。
「やめなよ。……困っているだろ、コイツ」
「え⁉なになに?三井、お前の彼氏?」
女子が、棘のように嫉妬深い眼差しを葵に向ける。
丸山はいら立った様子で舌打ちし、わざと葵を茶化した。
「は⁉違うし!!」
「んじゃ、何なの?」
「…ったく、コレだから女子は……」
丸山はムッとして、面倒くさそうに腕を組む。
「はいはいはい!!静かに~、君も席に着こうな?」
「…あそこ。三井の後ろに座って」
稲田が、葵の後ろの空席を指さす。歩き出した総司を女子が、かじりつくように目で追っていた。
席に着いた総司に、一斉に視線が止まる。
だが、周囲がざわついていても、本人は首をかしげていた。
空気が止まったように、クラスが静寂に包まれる。
彼の醸し出す浅葱色は、クラスを一瞬にして嵐を巻き起こしたようだった。
生徒、だけではない。担任・稲田も開いた口がふさがらず、手で隠している。
「先生ー、大丈夫ー?」
「え……ええ。願わくば、心臓をあと五個くらい欲しいです……」
「先生?顏、赤いよ⁉」
後編へ続く。
「推し彼は、浅葱色。」作→二度寝 小町《にどね こまち》
「え⁉なにそれー、ロケか?いーな~。オレも見たかった~」
「おはよ」
「おぅ!なぁ三井《みつい》ー、聞いてくれよ~!!長谷部《はせべ》のヤツ、何かヤバい人見たんだと」
「ふぁぁあ~……っ」
「そ、侍!!」
「……っ、え⁉」
あくびしようとしていた彼女の顎は、半開きで止まり、そっと手で戻す。
いつもと変わらぬ、朝の教室。いつも喋っているミーハー男子・長谷部が放った噂で、私の眠気は消え去った。
「…長谷部」
「おっ?どうした?」
「……ありがと。目、今の噂でかっ開いた。助かった」
「え、マジ?けどよ、ソイツと写真撮ったヤツ、いるらしいぜ?」
目を丸くしていると、ドドドっと血相変えて走って女子が一人、彼女に抱き着いた。
「おっはよ~☆」
「おっ、ニコ。この時間に来るとか、運がいいね!」
「でしょ~☆」
「今日ね、イケメンと写真、撮っちゃいました♡キャッハー!!」
ほら、見て~☆と言ってニコは、スマホ画面を誇らしげに差し出す。その横からゼーゼー息を枯らして、ヨロヨロしながらリコが歩いてきて、事情を説明している。
「ね、これ、SNSに上げよ?めっちゃ尊いし♪」
「うっわ、ずりぃ~!!オレも並びてぇー!!」
「マルはアンタ、ピアス多いから、斬られるかもな?」
「え⁉マジ⁉絶対やだ!!」
その噂は、またたく間に広がる。
でも、それだけ大事なのに騒ぎになっていないのは、何故?
……気になる。だけど、本当にソイツが侍だったら?きっと、普通に誰かが通報している。
なのに、先生は何も言っていなかった。
葵は、自問自答していた。モヤモヤして2時限目を終え、のちの昼休み。
葵はニコとリコと一緒に、ウワサがあった交差点に行く。半信半疑でコンビニから辺りを見回す。
交差点のど真ん中に寒空の下、和装の青年が呆然と立ち尽くす様子が見えた。
黒い長髪を高めに結った頭、鮮やかな羽織。足元は、薄っぺらい草履。
どう見ても不自然な人物なのに、目が離せない。
「あ、あの人!!……葵、アレだよ、あの人!!」
「うん。……確かに、侍っぽいヤツ、だな」
「いや、そうじゃなくて!!どうする?通報する?それとも--」
小声でニコとリコが青年を見つけ、指をさす。遠目から状況を読めず、葵は立ち上がった。
「ちょ、葵⁉どこ行くん⁉」
「ちょっとだけ、話してくる。写真を撮れたってことは、敵意がないってことだし」
「気ぃ付けろよ?一応ウチら、先生に伝えておくから。何かあれば、戻って来いよ?」
「うん、ありがと。行ってくる」
ニコとリコが心配する中、葵は青年にズカズカ躊躇なく歩み寄る。
ひらひら手を振る背中には、不安の二文字はどこにもない。
「こんにちは~☆あなたがウワサのお侍さんですか~?」
「…はて?侍とは、私のことであろうか?」
「うん、そ!アンタのこと。ぱっと見……新選組で、合ってる?」
「ええ。……私のことを存じているのですか?」
否定していない。ヤバい人ではないか、コイツ。普通のコスプレイヤーではなそそうだな……
葵はポケットのスマホ通知音に気付き、スマホを手に取る。画面には、にわかに信じがたい二行。
「葵~☆朝の写真、2万いいねがついたよ~♡」
「てか、何もされてない⁉大丈夫か⁉」
葵がスマホ画面を見ている隙に、青年は近づき、葵の顔を覗き込んでいた。
「……君。名は?」
「……っ⁉ち、近すぎだろっ!!ま、いっか……葵って言います…」
「そうか。葵殿…良い名だ。…私の名は、沖田総司」
あー……やっぱりこの人、本当に絵に描いたようなお侍さんだ……
腰に刀を差してないし、とりあえず敵意はなさそう……
何でここにいるか、聞いてみるか…
「つかさぁー、アンタさぁー」
「総司、とでも呼んでください」
葵は、興味津々で総司の羽織をまじまじと見ている。
その視線に気づき、総司はふふふっと微笑み、得意げに浅葱色の羽織を翻す。
くるりと一周回ると、よろけてお腹が鳴った。
ぐぅ~
「…ちょっと待ってて?」
苦笑して葵は、ポケットから三つキャンディーを取りだし、総司の手に握らせる。キャンディーを見たことがない総司は、訝しげにキャンディーを見つめ、匂いを嗅ぎ始めた。
「……コレは、何でしょうか。……薬?」
「あめ。…うーん、お菓子。甘い物」
クッソ~。アタシの語彙力、泣けてくる~。つか和風変換って、こんなに難しかったっけ?
ジェネレーションギャップって、こういうのを言うんだな……
「……くしゅんっ」
総司が、北風と同時にくしゃみをした。困ったように葵は笑って、総司にブレザーを被せる。
「……あ、ごめん。つい、反射で」
「え……ええ」
総司はブレザーを被せられ、火が灯ったように耳を赤く染めた。
「てかさぁ、アタシもお腹空いた~!!とりま、飯、行こー?」
ほら、行くよ?と涼しく笑って総司の手を引き、学校へ駆けていった。
葵はまだ、気付いていない。
--その視線が、葵だけを見ている、とは。
「先生、コンビニ近くの交差点で困っている人がいてさー」
校門近くを歩いていた体育教師・三竹《みたけ》に、声をかける。
先生は総司を見た瞬間、手の書類を落としてしまった。
「え⁉……うわっ⁉り、リアルに侍じゃねぇか!!」
さり気なく落ちた書類を葵が拾っていると、先生は総司を上下に二度見して、手をポンっと叩き、
ウワサを思い出したようだ。
「あ!!もしかして、お前。…生徒がウワサしていた2万いいねのアレか⁉」
「え?先生、この人を知ってるの?だったら話が早いね!!」
「お侍さん!!」
「はい?」
「どうだい?俺とひと勝負、していかねぇか?」
「よろしく頼む」
……ダメだ。この人たち、話聞こえていない。葵は総司を遮るように立ち、話に割って入り、総司の素性を明かす。
「ちょ⁉ふたり共、話聞いて‼」
「先生!!この人はね寒空の下、食べ物もお金もなくて困っているんですっ‼」
「…なるほど。で、助けた……ということか」
「…では、こっち来い。食べ物とは言っても、カップ麺だがな」
「ありがたいです!!何とお礼をしたら良いか……」
「いいってことよ」
葵は総司を先生へ送り届け、後ろ姿を見守って、教室へ戻った。
「三井」
「なーに、先生」
「良い行いをしたな。お前はきっと、幸せになれるぞ」
三竹先生は一瞬だけ葵に振り向き、ひと言残して総司と肩を組んで職員室へ向かった。
やがて昼休みが明け、午後の一時限目が終わりを迎える頃。
「何だ、アレ?」
丸山が廊下に騒がしい気配を感じ、窓から身を乗り出す。
その脇で、長谷部が手元のスマホ画面と、廊下を歩く校長ではなく、その横の人物を交互に見ている。
「あ、アレ‼朝の侍ボーイじゃね⁉」
「なにそれー!!見たい‼」
クラスがざわめき、生徒はゾロゾロ、これ見よがしに廊下へ雪崩れていく。
「おーい‼皆、席に着け?」
担任の女性・稲田は生徒に着席を促し、ドアを引く。
生徒全員、視線がドア一点に集まる。葵には、その様子がセミ磁石に見えた。
稲田の合図で、校長先生と長身のイケメンが足を踏み入れる。
「新しい転入生だ。よろしく頼む」
「沖田総司と申します。……よろしく」
総司はふわっと微笑み、一礼した。女子が黄色い声を上げ、クラスの空気がライブ会場へ、早変わり。
「ね、今こっち見た!!目、合ったかも⁉」
「めっちゃ尊い~♡」
うっわー……コイツ、逃げ場ないじゃん。
……しゃーないな。
「やめなよ。……困っているだろ、コイツ」
「え⁉なになに?三井、お前の彼氏?」
女子が、棘のように嫉妬深い眼差しを葵に向ける。
丸山はいら立った様子で舌打ちし、わざと葵を茶化した。
「は⁉違うし!!」
「んじゃ、何なの?」
「…ったく、コレだから女子は……」
丸山はムッとして、面倒くさそうに腕を組む。
「はいはいはい!!静かに~、君も席に着こうな?」
「…あそこ。三井の後ろに座って」
稲田が、葵の後ろの空席を指さす。歩き出した総司を女子が、かじりつくように目で追っていた。
席に着いた総司に、一斉に視線が止まる。
だが、周囲がざわついていても、本人は首をかしげていた。
空気が止まったように、クラスが静寂に包まれる。
彼の醸し出す浅葱色は、クラスを一瞬にして嵐を巻き起こしたようだった。
生徒、だけではない。担任・稲田も開いた口がふさがらず、手で隠している。
「先生ー、大丈夫ー?」
「え……ええ。願わくば、心臓をあと五個くらい欲しいです……」
「先生?顏、赤いよ⁉」
後編へ続く。
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