1 / 2
恋色のカーテンが呼ぶ冷たい風
しおりを挟む
少し寒くなって、身震いをしたんだ。
窓から吹く風は少し冷たい匂いで、「あぁ、夏が終わったんだな」なんて呟く。
カーテン越しに隣の家から見える部屋の明かり。
少しドキドキして、カーテンの横にペタリと座る。隣の家は幼馴染で、私にとって少し気になる人。
もし、窓を閉める時彼も外を眺めていたりして、目が合えば私は顔から火が出るほど照れちゃうよ…
そんな事もなく、窓を閉めるついでに空を眺める。彼はレースのカーテンだけみたいで、勉強をしているみたいだった。
私は、そんな彼を眺めながめていると彼が窓の方に行くから、慌てて窓を閉めて部屋に戻った。
あ、危なかった~…。見ていたなんて知られたら、また強く言っちゃうよ…
そんな事考えながら、座り込むとガラガラと外から窓を開ける音がする。
少し赤い頬が鏡に映ったけど、知らないフリをして今日のことを思い出す。
彼は私の隣の席、皆は私と彼は仲があまり良くないなんて見られてたりするけど、結構前はすごく仲が良かった。
彼はすぐそこで、男子達と何かしていて笑い声が聞こえる。何故だろう、彼の声が1番聞こえる。
誰にも気付かれずにチラッと、彼の様子を見てみると彼と目が合って、また強く当たってしまった。
恋とか愛とかは、本当は信じてなかった。
私の恋は、ネットの中で終わりにしたから。誰にも相談が出来なくて、受験勉強に支障が起きたら嫌だったのもあった。
でも、本当は友達に相談したんだ。友達にネットで変な人に絡まれるとか、沢山相談したからついに「もうネットの人と関わるな」なんて言われちゃった。
私もそう思った。友達に何度も言われて、それに疲れたのと色々な事が被さって、私はネットで付き合ってた、私には勿体ないくらいの人を切った。
ダメなんだ。私の今まで付き合ってた人、2人だけどどちらも最後はいい思い出がなかったから。
なら、恋なんかしなくていいって思ったのと、怖くなっちゃったから。
そんな事考えていると、またガラガラと窓が閉まる音がして、彼は戻って行ったみたいだった。
恋なんて、自覚なんかしたくない。これが恋って言うなら、私はその恋を殺して生きていくんだ。
窓から吹く風は少し冷たい匂いで、「あぁ、夏が終わったんだな」なんて呟く。
カーテン越しに隣の家から見える部屋の明かり。
少しドキドキして、カーテンの横にペタリと座る。隣の家は幼馴染で、私にとって少し気になる人。
もし、窓を閉める時彼も外を眺めていたりして、目が合えば私は顔から火が出るほど照れちゃうよ…
そんな事もなく、窓を閉めるついでに空を眺める。彼はレースのカーテンだけみたいで、勉強をしているみたいだった。
私は、そんな彼を眺めながめていると彼が窓の方に行くから、慌てて窓を閉めて部屋に戻った。
あ、危なかった~…。見ていたなんて知られたら、また強く言っちゃうよ…
そんな事考えながら、座り込むとガラガラと外から窓を開ける音がする。
少し赤い頬が鏡に映ったけど、知らないフリをして今日のことを思い出す。
彼は私の隣の席、皆は私と彼は仲があまり良くないなんて見られてたりするけど、結構前はすごく仲が良かった。
彼はすぐそこで、男子達と何かしていて笑い声が聞こえる。何故だろう、彼の声が1番聞こえる。
誰にも気付かれずにチラッと、彼の様子を見てみると彼と目が合って、また強く当たってしまった。
恋とか愛とかは、本当は信じてなかった。
私の恋は、ネットの中で終わりにしたから。誰にも相談が出来なくて、受験勉強に支障が起きたら嫌だったのもあった。
でも、本当は友達に相談したんだ。友達にネットで変な人に絡まれるとか、沢山相談したからついに「もうネットの人と関わるな」なんて言われちゃった。
私もそう思った。友達に何度も言われて、それに疲れたのと色々な事が被さって、私はネットで付き合ってた、私には勿体ないくらいの人を切った。
ダメなんだ。私の今まで付き合ってた人、2人だけどどちらも最後はいい思い出がなかったから。
なら、恋なんかしなくていいって思ったのと、怖くなっちゃったから。
そんな事考えていると、またガラガラと窓が閉まる音がして、彼は戻って行ったみたいだった。
恋なんて、自覚なんかしたくない。これが恋って言うなら、私はその恋を殺して生きていくんだ。
0
あなたにおすすめの小説
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる