9 / 29
それぞれの思惑 聖アリラン教皇編Ⅳ
しおりを挟む
清金なる巨大な白亜の建物の中にザイアスは居た。
要塞都市セレーネから、約1週間をかけ、聖アリラン神国に内密に到着していた。
左横には、セレーネギルド長のマグナルドも居る。冒険者ギルドは政治的には中立であるが、聖騎士の対応如何では事が只では済まないことを懸念し、ギルド協会長より同伴するように指示を受けての説明と聞いている。
「見事なステンドグラスだな」
「私も初めて見るにゃりん・・・・」
右横に控えているカトリーヌも呆けた表情で、豪華なステンドグラスを見つめていた。
金銀・宝石を余すところなく使っている広大なる絵柄で、アリラン女神が美しく荘厳なる姿で、人々に畏怖を示している状況は見ているものを強力に引き付ける構図だ。
「お待たせしましたのう。マスター聖騎士ザイアス殿」
「「「「はっ、教皇様!」」」」
俺を除き、カトリーヌ、マグナルド、スタッガー、クレメントの4人は深々とお辞儀をし敬意を示す。
周りの反応をみて、遅れてこうべを垂れる。
「ははっ、ザイアス殿は信者ではなかろう。その様なご挨拶は不要じゃ」
「恐れ入ります、教皇閣下」
教皇メルナルドは、見た目70歳代の老人である。白い髭に深い皺が眉間に刻まれ一見して温和な印象を受けるものの、老獪さが雰囲気としてにじみ出ているのは隠しきれない。
「うむ、儂はザイアス殿と二人で話があるので、皆はいったん席を外してもらえるかな」
教皇は、横に控える大司教エストリアに視線を送る。
「さあ、皆さん。ささやかではありますが、宴の準備を用意していますので、こちらにどうぞ」
「はいにゃりん」
「お気遣い痛み入ります」
「「御意」」
カトリーヌ、マグナルド、スタッガー、クレメントの4人はエストリアとともに謁見室を出て行った。
「さて、異世界の者よ。我らが神にあっていただこうかの」
教皇は先ほどの温和な表情は消え、権威のある顔つきになっている。
「・・・ご存じでしたか」
「ははは、これでも教皇でな。神託は賜っておるからのう」
「・・・・」
「なに、我らはそなたに敵対する者ではない。むしろ、そなたを助けたいと考えている立場だと理解いただければよろしいかな。詳しくは、この部屋の先の神託の間に行かれれば、お分かりいただけよう」
「承知しました。私、一人でよろしいのですか?」
「うむ、神はそれを望んでおられる」
謁見室の更に奥にある金で見事に装飾された真紅の扉を、ゆっくりと押し開く。
「その先で、ひざまずかれ目を閉じれば、神託が下される」
教皇の声が後ろから聞こえる。
扉は、ゆっくりと閉じ、俺は祈りをささげる白大理石の壇にひざまずいた。
「・・・さあ、貴方の思惑通りに来ましたよ。神よ」
目を閉じると頭上から女性の声が聴こえてきた。
「我は、アリラン。この世界を統べる神。ようこそ異世界の超越者よ」
「私を、この世界に転移させたのは貴方か?」
「・・・違います。転移させたのは、貴方の世界そのもの」
なんだと、どういうことだ。俺を放逐するなど、ありえん。
「貴方の力は強大すぎる故に、世界もバランスを保つため、この世界に転移させたのではないでしょうか」
「・・・・しかし、だとすると私自身と世界との契約はなくなっているということか」
「以前の貴方なら、恐らく私と同格の力を持っていたのでしょうね。契約を失った今の貴方でも、この世界を改変できるだけの力を感じ取れるのですから」
確かに、この世界でステータスが大幅にダウンしているが、魔力さえあれば俺は神さえも斃せることが出来るだろう。
それをアリラン神は感知して俺を読んだということのなのだろう
「それで、呼び出したのは、元の世界に戻れるように協力するということだな」
「・・・察しが良いですね」
「カトリーヌというシスターを寄越したので理解できた。隷属魔法を使ってあの娘の魔力を俺が使えれば、貴方に届くだけの力が発揮できるからな」
「その通り。ただし、次元を超越できるだけの魔力としては不足していますがね」
やはり、俺の思惑は先読みされているようだ。
「・・・で、何をさせたいんですか」
ただな訳はないよな。
「魔王を倒して下さい」
「・・・・」
正直、世界の契約者であった俺には、人や国家の正義とか悪とかは関係ない。
要は世界が調和的に破たんなく維持されれば良く、一方に偏るのを阻止するのが、世界の契約者で調律者たる俺の使命であった。
むしろ、人が世界の破綻の原因と認定されたのであれば、俺は容赦なく人すらも葬っていた。
「私は今は契約者ではないが、理由を聞いてもいいですか」
「この世界でも同じことですよ、調律者よ。行き過ぎた力は世界の調律を乱してしまう。今回は、それが魔王だということ」
「・・・で、魔族でなく魔王な理由は? 調律を乱すほどであれば、魔族そのものを間引く必要がないか? それが、何故、一個体の必要がある?」
「魔王は貴方と同じ位のバランスブレーカーの力を持っています。魔族は、我が使徒が間引けばいいのですが、魔王は貴方でなければ今世では倒せないでしょう。それが理由です」
「・・・承知した。当然だが、カトリーヌは私の下僕となってもらうが構わないな」
「構いませんが、彼女は彼女の意思でなければ力を譲ることが出来ない契約です。それは承知して下さい」
つまり、好き勝手に俺が暴れることを恐れての保険措置ということか。考えたな。
「魔法契約は変更できないのか。あなたの力があれば改変出来るだろう」
「この世界の魔法律は改変しない。それが私の定めた戒律、私自身もそれに従います」
想定していた通りの答え。これ以上の譲歩は引き出せないだろうな。
「了解した。アリラン神よ、貴方の依頼を引き受けよう」
「では、頼みましたよ」
俺を囲んでいた気配がなくなる。目を開け立ち上がると、謁見室に戻った。
「ほほっ、神託はいかがでしたかな」
「魔王を斃せとのことでしたよ」
「ほう、それはそれは」
教皇は片目をわずかに吊り上げると薄笑いする。
食えぬ爺さんだ。すべて承知のくせにな。
「それで、アリラン神と合意したのだが、カトリーヌを俺の下僕として貰い受けることにした」
「それも承知しておるよ。好きにするが良かろう。だが、シスター故に夜の伴はできぬぞ」
「あ、あ。それは考えてもみなかったが」
「それでカトリーヌの護衛の二人じゃが、引き続き護衛にあたらせたいのじゃが、構わんだろうか。なんせ、カトリーヌは大事なシスターだからのう」
「護衛ねぇ、まあ、そういうことで構いませんよ」
「ほほっ、何やら勘ぐってるようじゃが、護衛じゃよ。あくまで、護衛じゃ」
俺は、あの二人の真の任務に何となく気付いていた。恐らくあの二人は、3つの役目を仰せつかっている。
一つ目は、カトリーヌの護衛任務。二つ目は、俺が暴走した時にカトリーヌを始末する任務。三つ目は、俺を始末する任務。
もっとも、二つ目と三つ目の任務をアリラン神が神託したというよりかは、恐らくは、目の前の狸爺の考えと思うが。
「さてさて、聖騎士殿。宴に参るとしましょうぞ」
「はい、教皇閣下」
俺と教皇は、乾いた笑いをしながら謁見室を仲良く後にしたのだった。
-----------------------------
後日談。カトリーヌ絶叫。
「聞いてないにゃりーん!!!!」
要塞都市セレーネから、約1週間をかけ、聖アリラン神国に内密に到着していた。
左横には、セレーネギルド長のマグナルドも居る。冒険者ギルドは政治的には中立であるが、聖騎士の対応如何では事が只では済まないことを懸念し、ギルド協会長より同伴するように指示を受けての説明と聞いている。
「見事なステンドグラスだな」
「私も初めて見るにゃりん・・・・」
右横に控えているカトリーヌも呆けた表情で、豪華なステンドグラスを見つめていた。
金銀・宝石を余すところなく使っている広大なる絵柄で、アリラン女神が美しく荘厳なる姿で、人々に畏怖を示している状況は見ているものを強力に引き付ける構図だ。
「お待たせしましたのう。マスター聖騎士ザイアス殿」
「「「「はっ、教皇様!」」」」
俺を除き、カトリーヌ、マグナルド、スタッガー、クレメントの4人は深々とお辞儀をし敬意を示す。
周りの反応をみて、遅れてこうべを垂れる。
「ははっ、ザイアス殿は信者ではなかろう。その様なご挨拶は不要じゃ」
「恐れ入ります、教皇閣下」
教皇メルナルドは、見た目70歳代の老人である。白い髭に深い皺が眉間に刻まれ一見して温和な印象を受けるものの、老獪さが雰囲気としてにじみ出ているのは隠しきれない。
「うむ、儂はザイアス殿と二人で話があるので、皆はいったん席を外してもらえるかな」
教皇は、横に控える大司教エストリアに視線を送る。
「さあ、皆さん。ささやかではありますが、宴の準備を用意していますので、こちらにどうぞ」
「はいにゃりん」
「お気遣い痛み入ります」
「「御意」」
カトリーヌ、マグナルド、スタッガー、クレメントの4人はエストリアとともに謁見室を出て行った。
「さて、異世界の者よ。我らが神にあっていただこうかの」
教皇は先ほどの温和な表情は消え、権威のある顔つきになっている。
「・・・ご存じでしたか」
「ははは、これでも教皇でな。神託は賜っておるからのう」
「・・・・」
「なに、我らはそなたに敵対する者ではない。むしろ、そなたを助けたいと考えている立場だと理解いただければよろしいかな。詳しくは、この部屋の先の神託の間に行かれれば、お分かりいただけよう」
「承知しました。私、一人でよろしいのですか?」
「うむ、神はそれを望んでおられる」
謁見室の更に奥にある金で見事に装飾された真紅の扉を、ゆっくりと押し開く。
「その先で、ひざまずかれ目を閉じれば、神託が下される」
教皇の声が後ろから聞こえる。
扉は、ゆっくりと閉じ、俺は祈りをささげる白大理石の壇にひざまずいた。
「・・・さあ、貴方の思惑通りに来ましたよ。神よ」
目を閉じると頭上から女性の声が聴こえてきた。
「我は、アリラン。この世界を統べる神。ようこそ異世界の超越者よ」
「私を、この世界に転移させたのは貴方か?」
「・・・違います。転移させたのは、貴方の世界そのもの」
なんだと、どういうことだ。俺を放逐するなど、ありえん。
「貴方の力は強大すぎる故に、世界もバランスを保つため、この世界に転移させたのではないでしょうか」
「・・・・しかし、だとすると私自身と世界との契約はなくなっているということか」
「以前の貴方なら、恐らく私と同格の力を持っていたのでしょうね。契約を失った今の貴方でも、この世界を改変できるだけの力を感じ取れるのですから」
確かに、この世界でステータスが大幅にダウンしているが、魔力さえあれば俺は神さえも斃せることが出来るだろう。
それをアリラン神は感知して俺を読んだということのなのだろう
「それで、呼び出したのは、元の世界に戻れるように協力するということだな」
「・・・察しが良いですね」
「カトリーヌというシスターを寄越したので理解できた。隷属魔法を使ってあの娘の魔力を俺が使えれば、貴方に届くだけの力が発揮できるからな」
「その通り。ただし、次元を超越できるだけの魔力としては不足していますがね」
やはり、俺の思惑は先読みされているようだ。
「・・・で、何をさせたいんですか」
ただな訳はないよな。
「魔王を倒して下さい」
「・・・・」
正直、世界の契約者であった俺には、人や国家の正義とか悪とかは関係ない。
要は世界が調和的に破たんなく維持されれば良く、一方に偏るのを阻止するのが、世界の契約者で調律者たる俺の使命であった。
むしろ、人が世界の破綻の原因と認定されたのであれば、俺は容赦なく人すらも葬っていた。
「私は今は契約者ではないが、理由を聞いてもいいですか」
「この世界でも同じことですよ、調律者よ。行き過ぎた力は世界の調律を乱してしまう。今回は、それが魔王だということ」
「・・・で、魔族でなく魔王な理由は? 調律を乱すほどであれば、魔族そのものを間引く必要がないか? それが、何故、一個体の必要がある?」
「魔王は貴方と同じ位のバランスブレーカーの力を持っています。魔族は、我が使徒が間引けばいいのですが、魔王は貴方でなければ今世では倒せないでしょう。それが理由です」
「・・・承知した。当然だが、カトリーヌは私の下僕となってもらうが構わないな」
「構いませんが、彼女は彼女の意思でなければ力を譲ることが出来ない契約です。それは承知して下さい」
つまり、好き勝手に俺が暴れることを恐れての保険措置ということか。考えたな。
「魔法契約は変更できないのか。あなたの力があれば改変出来るだろう」
「この世界の魔法律は改変しない。それが私の定めた戒律、私自身もそれに従います」
想定していた通りの答え。これ以上の譲歩は引き出せないだろうな。
「了解した。アリラン神よ、貴方の依頼を引き受けよう」
「では、頼みましたよ」
俺を囲んでいた気配がなくなる。目を開け立ち上がると、謁見室に戻った。
「ほほっ、神託はいかがでしたかな」
「魔王を斃せとのことでしたよ」
「ほう、それはそれは」
教皇は片目をわずかに吊り上げると薄笑いする。
食えぬ爺さんだ。すべて承知のくせにな。
「それで、アリラン神と合意したのだが、カトリーヌを俺の下僕として貰い受けることにした」
「それも承知しておるよ。好きにするが良かろう。だが、シスター故に夜の伴はできぬぞ」
「あ、あ。それは考えてもみなかったが」
「それでカトリーヌの護衛の二人じゃが、引き続き護衛にあたらせたいのじゃが、構わんだろうか。なんせ、カトリーヌは大事なシスターだからのう」
「護衛ねぇ、まあ、そういうことで構いませんよ」
「ほほっ、何やら勘ぐってるようじゃが、護衛じゃよ。あくまで、護衛じゃ」
俺は、あの二人の真の任務に何となく気付いていた。恐らくあの二人は、3つの役目を仰せつかっている。
一つ目は、カトリーヌの護衛任務。二つ目は、俺が暴走した時にカトリーヌを始末する任務。三つ目は、俺を始末する任務。
もっとも、二つ目と三つ目の任務をアリラン神が神託したというよりかは、恐らくは、目の前の狸爺の考えと思うが。
「さてさて、聖騎士殿。宴に参るとしましょうぞ」
「はい、教皇閣下」
俺と教皇は、乾いた笑いをしながら謁見室を仲良く後にしたのだった。
-----------------------------
後日談。カトリーヌ絶叫。
「聞いてないにゃりーん!!!!」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる