ゲームで第二の人生を!~最強?チート?ユニークスキル無双で【最強の相棒】と一緒にのんびりまったりハチャメチャライフ!?~

俊郎

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105 星空のローブ

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「おかえりモジャモジャー」
「お疲れ様でした。逃げちゃってすみません」
「ただいま。気にしなくていいよ。苦手なのは分かるし」

 変態に絡まれると真面目な人程疲れるだろうからな。
 パシオンといる時も、ミルキーは複雑な顔をしていたような気がする。

 ホワイト家の屋敷の近くで合流した俺達は、マッスル☆タケダの露店へと向かった。
 昨日依頼した装備の受け取りが目的だ。
 歩きながらさっきのさっきの出来事を、ぼかして説明する。
 アルシエがシエルのことを気にはなっているが、髪だけが目当てに思えて複雑だ。
 といった風に。

 ミルキーはやっぱり微妙な顔をしていた。
 真面目な彼女としては、あまり嬉しく思えないらしい。
 ただ、自分でも同じようなことを言ってしまった手前、シエルの気持ちも分かるしアルシエの味方が出来ないと。

 そんなに深く考えなくてもなるようになる。
 俺達が手を出せるのは宝石を持っていくところまでだし。
 あとは二人が好きなようにやればいい。

「こんばんはー」
「モグラ、まっする、こんばんまっする!」
「こんばんは」
「こんー」
「おっ、よく来たな、待ってたぜ。こんばんマッスル!」

 マッスル☆タケダの露店に到着した。
 店主のマッスル☆タケダとモグラもいる。
 相変わらずの謎挨拶だけど、もはや誰も気にしない。
 タマとタケダの間ではこれが普通だからな。

「装備、出来てますか?」
「おう、出来てるぜ。ここに並べるから確認してみてくれ。まずはナガマサさんの分からな」

 タケダが装備を順番に取り出して並べていく。
 どれも一目見ただけでかなりの性能なのが分かる。

 デザインも落ち着いていて、且つかっこいい。
 色はシャツが乳白色。
 これは素材そのままの色だな。
 ズボンは薄い茶色。染めてあるようだ。

≪古代異界シャツ≫
防具/服 レア度:A+ 品質:C
Def:20 Mdef:10
異界の大海魔の皮を薄く剥ぎ取り、加工して作られたインナー。
薄くて軽いがよく伸び、下手な鎧よりも丈夫である。
着ている者の身体にピッタリフィットする。

≪古代異界革パンツ≫
防具/服 レア度S- 品質:C+
Def:60 Mdef20
異界の大海魔の皮を加工して作られたパンツ。
ある程度厚みがあるが伸縮性があり履きやすい。
同じ厚みの鉄板よりも丈夫で、多少の傷は自動的に修復するという。
最大HP+1000
最大SP+200
HP自然回復量+20%

 どちらも思った以上の性能だ。
 どちらも露店等で見かけた鎧以上の防御力がある。
 このズボンなんて、どこかで売ってたフルプレートアーマーより高性能なんだけど。

「それでこいつが力作の、ナガマサさん用ブーツだ!」
「おお!」
「なにこれ超かっけーじゃん!」

 取り出されたブーツは黒く染められている。
 デザイン自体は普通だが、その違いはつま先にある。
 つま先部分が結晶のようなもので覆われており、とても頑丈そうだ。

 モグラも我慢しきれなかったようで喰いついた。
 さっきから他の装備も興味深そうに見てたしな。

≪海魔結晶の格闘ブーツ≫
防具/靴 レア度:S 品質:B-
Def:55 Mdef:20
異界の大海魔の皮を加工して作られたブーツ。
靴底には吸盤が使用されており、装備者の意思で自由にくっつけることが出来る。
結晶殻を間に挟んでいる為、どれだけ鋭利な武器でも貫くことは出来ないだろう。
大海魔の体内で生成された結晶が使用されており、蹴ることでその真価を発揮する。
破壊不可
格闘攻撃時、Atk+100
蹴り攻撃で与えるダメージ+10%

 防御力もかなり高いし、何よりも攻撃力がついてるのが良い。
 俺の注文通りの逸品だ。

「タケダさん、すごいですよこれ!」
「そうだろうそうだろう」
「かっこいいね!」
「ほんとにな。ミルキーさんの分も期待出来るね」
「はい、とても楽しみです!」
「はっはっは、それじゃあお次はミルキーさんのを並べていくぞ」
「いいなー」

 タケダの装備に俺達のテンションは上がっていく。
 ミルキーも自分の装備を見るのが楽しみらしい。

 俺もだ。

 モグラが羨ましそうにしている。
 明日にでも一緒に素材を採りに行こうかな。
 後で誘ってみよう。

 タケダが取り出したのは、紺色の綺麗なローブだった。
 服の色々な部分に結晶が散りばめられていて、それが周囲の明かりを受けてキラキラと光っている。
 裾や袖口の部分になると量が多く、模様のようになっている。

 デザインが滅茶苦茶細かい。
 これをこの筋肉ムキムキのおっさんが作ったと思うと、凄さが増す気がする。
 タマの鎧の時点で凄かったけどな。

≪星空のローブ≫
防具:服 レア度:S- 品質:C+
Def:103 Mdef:230
闇の中で輝く星々が浮かぶ空を切り取ったかのような美しいローブ。
星に込められた魔力は受ける魔法を弱め阻害し、装備者の魔法を高め発動を助ける働きがある。
Matk+200
魔法発動時、一定確率で15秒間Matk+200、Mdef+200
魔法耐性+20%
詠唱時間-20%
スキルディレイ-20%

 性能もすごい。
 比較対象があまりないけど、パッと見でもかなり強い気がする。

「ミルキー、どう? ……ミルキー?」
「――あっ、はい、とっても素敵です! 効果もすごく強いと思います!」
「キラキラしててきれい!」
「はっはっは、そんなに褒められると照れるぜ」

 ローブを持ったままのミルキーに声を掛けると、数秒遅れて動き出した。
 どうやら見惚れていたようだ。
 すごい綺麗だしな。
 どうせならドレスにしてもらったら良かっただろうか。
 今度頼んでみよう。

 昨日作成を依頼してた装備は後、ミルキーの短剣とブーツ、二人の小盾だな。

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