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一学期 三章 球技大会の幕開け
024 剛田と池上は球技大会にあるまじき戦法をとり、青葉もまた必勝法を画策する。
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校庭に戻ると、ちょうど剛田と池上率いる四組バーサス、月山率いる五組の試合が行われていた。
「おい青葉、どこ行ってたんだよ。」
俺の姿を見た野球部の松坂が話しかけてきた。
「いや、ちょっと姉貴の手伝いさせられてた。」
というか、神崎さんのバドミントンする姿を観に行っていた。
「まぁ何でもいいけど……俺らの次の相手、かなりやばいじゃねぇか。」
「剛田と池上のいる四組だろ? 試合のスコアどうなってんの?」
「4-0で四組が勝ってる。」
「えっ……そんな圧倒的なの?」
「あぁ。五組のサッカー部の月島だが、池上にずっとマークされてる。それに詳しくは知らんが、あのフォーメーションって防御に徹した形だろ?」
月山率いる五組は特にフォーメーションらしき形はとっていない。各々がバラバラに配列され、思い思いにプレーしている。
一方で四組は確かにフォーメーションを意識してプレーしていた。
「四組は、リトリートサッカーをしてる。」
「リトリートサッカー……?」
松坂は聞き慣れない言葉に首を傾げた。
「あぁ。無理には攻め込まず、相手にボールを取られた瞬間に、ほぼ全員が素早く自陣に戻り、守備陣営を整えることだ。守備に特化した鉄壁のフォーメーションと言っていい。」
そもそも初心者ばかりの球技大会で、組織サッカーをするのがまず異常だと言っていい。しかも、守備に特化したガチのリトリート徹底するとか、こいつら勝ちにこだわるのにもほどがある。
ピッピッ、ピ―ッ!!!
笛の音で選手たちが真ん中に集まり、挨拶をしている。どうやら4-0のままで試合が終了してしまったようだ。
肩を落とした月山が、ふらふらとこちらにやってきた。
「おい、青葉! あいつら頭おかしいの!?」
激しく興奮しながら、月山は不満を口にした。
「球技大会で組織サッカーって! しかもリトリート徹底するとか馬鹿じゃねぇの!?」
「まぁ言いたいことはわかるよ。普通は初心者ばっかのチームでそんなことはしない。」
しかし、確かにとても合理的な戦略ではある。初心者はディフェンスだけに徹し、複数人でボールを奪うことだけに集中する。そしてボールを奪った瞬間、ワントップの剛田にボールを送り、ロングカウンターを仕掛ける。
「ちなみに四点とも、全て剛田がシュートを決めた。」
「大人げねぇ……。というか、クラスの連中はそれで満足してんのか? ほぼ全員がずっとディフェンスに徹してるわけだろ?」
「あぁ……。まぁ剛田一人の方が点がとれるってこともあるし、多分池上が裏でなんかしてんだろ? あいつ姑息だから。」
月山がそう言った時、甲高い笑い声とともに、池上が近寄ってきた。
「はっはっは! 何とでも言うがいい。負け犬の遠吠えほど惨めなものはないな。」
「ぐぬぬっ!」
悔しそうな表情を見せる月山に、池上は満面の笑みをみせた。
「我が物理化学選択コースの四組は、生物選択の五組よりもさらに女子が少ない。この意味がお分かりだろうか?」
「あぁ? どういうことだ。」
「月山、お前も言っていたように、俺らはゴールを決めてちやほやされる文系クラスが大嫌いだ。ちなみに我が四組にはリア充しねしね団所属の者も多い。」
おい、今リア充しねしね団って言った? 最近その悪名よく聞くんだけど……。
「っふ……。つまり、俺たちは女子どもに応援される、憎いお前らのゴールを防げればそれで本望。どうせゴール決めても、うちのクラスの女子は、人数少ないからろくに応援来てくれないからな。」
「なんか、聞いてて悲しくなるわ。」
「ふん、青葉! お前の一組も俺らが潰してやる。首を洗って待っていやがれ。」
そう言い放ち、池上は自身のクラスの元へと帰っていった。
「なぁ青葉、俺らの分も四組をぶっ潰してくれよ。」
「そう言われてもな……。まぁできるだけのことはやってみるけど。」
ふと一組のクラスメイトたちに目をやると、彼らも四組の強さを見て、どこかメランコリックな憂いを感じている様子である。
「なぁ、青葉くん。」
ラグビー部の太田くんが、不安そうな顔で話しかけてきた。
「四組は強そうだけど、どうしたら勝てるかなぁ。」
「……。」
俺は少し思案する素振りをみせ、とても思わせぶりに、クラスメイト達みんなに聞こえるように言った。
「このゲームには、必勝法がある。」
「何だって!?」
俺の言葉に、クラスメイトたちは目を見開き、驚きの表情を見せた。
……無論はったりである。ライアーゲームを真似して言ってみただけだ。サッカーに必勝法なんてないに決まっている。
しかし、相手に気持ちで負けていれば、勝てる相手にすらも勝てない。相手に勝てると思いこませるような、クラスメイトへの言葉かけがまず第一だ。
それに少なくとも、俺はいくつか有効な作戦を考えていた。神崎さんにデレデレしていただけではない。有効な作戦があるならいっそ、これくらい強く言いきった方がいいだろう。
「ただし、勝つにはみんなが全力で協力してくれないといけない。四組との試合に勝てば、我が一組の優勝は間違いない。みんな、手伝ってくれるか?」
「おう、当たり前じゃねぇか!」
「ここまで来たら優勝したいね。」
「何でもするぜ!」
クラスメイトのみんなは、俺の問いかけに勢いよく立ち上がって答えてくれた。
「……。」
盛り上がるクラスメイトの中で、一人少し居心地悪そうに下を向く男子生徒がいた。
勉強一筋、ガリ勉帰宅部の田中である。
今日の球技大会において、ある程度の差はあれども、みんなボールを懸命に追いかけてボールに触れている。しかし、うちのクラスで唯一、彼だけ全くといっていいほどボールに触れていない生徒だ。
“社会的手抜きをなくす方法は、適材適所で役割をあてることだ。”
姉貴からもらったアドバイスを、試合前の今こそクラスメイトに伝えておくべきだろう。無論、田中にも大事な役割がある。
「よし、っじゃあ一人ずつこれだけは頑張ってほしいってことを言うから、次の試合でそれを意識してプレーしてほしい。」
そして、俺はクラスメイト一人ずつに、それぞれの長所と、それに合わせた役割を伝えていった。
「おし、わかった。」
それぞれ、俺が役割を伝えていくと、みんなの表情がどこか誇らしげに輝いた。
自分の長所を褒められ、自分だけにしかできない役割を与えられるというのは、やはり嬉しいことのようだ。
確かに、もしプロのサッカー選手から、自分の長所を褒められ、それを活かしてこうしてみたらどうだと言われたら、俺だってやってやろうとやる気に満ち溢れるだろう。
別に自分をプロのサッカー選手と同一視するわけではないが、初心者にとって、ずっとサッカーをしている経験者から褒められ、役割を与えられることはそれに近しいことなのかもしれない。
最後に、俺は田中に対して長所となる点と、役割を言い渡した。
「えっ……僕にできるか、自信ないよ?」
俺の言葉に、田中は少し驚いた顔をした。
「あぁ、でもこれは田中にしか頼めない大事な役割だ。きっとここ一番ってところで御願いするから、頼んだよ。」
「うん……わかった。」
田中は最初戸惑っていたようだが、やはり頭がいい。すぐに作戦の意図も理解してくれた。
全員への役割を伝え終え、俺はもう一つの作戦を実行するために、石段で応援してくれているクラスの女子達のもとに駆けていった。
「あっ、青葉くん!さすがサッカー部だね!」
「かっこよかったよ~!」
あり? こいつら俺にこんな笑顔で話しかけてきたっけ……? クラスの女子にかっこいいとか初めて言われたわ。
「もうすぐ試合始まるけど、どうしたの?」
「あの……ちょっとだけお願いしてもいいかな?」
「なになに~?」
「……………をお願いしたいんだけど。」
「へぇ! 優しいね、青葉君! もちろんいいよ。」
クラスの女子たちは快く協力してくれた。まぁ、優しいとかじゃなくて、勝つためなんだけども……。さて、あとは思い切り、みんなで全力プレーをするだけだ。
「おい青葉、どこ行ってたんだよ。」
俺の姿を見た野球部の松坂が話しかけてきた。
「いや、ちょっと姉貴の手伝いさせられてた。」
というか、神崎さんのバドミントンする姿を観に行っていた。
「まぁ何でもいいけど……俺らの次の相手、かなりやばいじゃねぇか。」
「剛田と池上のいる四組だろ? 試合のスコアどうなってんの?」
「4-0で四組が勝ってる。」
「えっ……そんな圧倒的なの?」
「あぁ。五組のサッカー部の月島だが、池上にずっとマークされてる。それに詳しくは知らんが、あのフォーメーションって防御に徹した形だろ?」
月山率いる五組は特にフォーメーションらしき形はとっていない。各々がバラバラに配列され、思い思いにプレーしている。
一方で四組は確かにフォーメーションを意識してプレーしていた。
「四組は、リトリートサッカーをしてる。」
「リトリートサッカー……?」
松坂は聞き慣れない言葉に首を傾げた。
「あぁ。無理には攻め込まず、相手にボールを取られた瞬間に、ほぼ全員が素早く自陣に戻り、守備陣営を整えることだ。守備に特化した鉄壁のフォーメーションと言っていい。」
そもそも初心者ばかりの球技大会で、組織サッカーをするのがまず異常だと言っていい。しかも、守備に特化したガチのリトリート徹底するとか、こいつら勝ちにこだわるのにもほどがある。
ピッピッ、ピ―ッ!!!
笛の音で選手たちが真ん中に集まり、挨拶をしている。どうやら4-0のままで試合が終了してしまったようだ。
肩を落とした月山が、ふらふらとこちらにやってきた。
「おい、青葉! あいつら頭おかしいの!?」
激しく興奮しながら、月山は不満を口にした。
「球技大会で組織サッカーって! しかもリトリート徹底するとか馬鹿じゃねぇの!?」
「まぁ言いたいことはわかるよ。普通は初心者ばっかのチームでそんなことはしない。」
しかし、確かにとても合理的な戦略ではある。初心者はディフェンスだけに徹し、複数人でボールを奪うことだけに集中する。そしてボールを奪った瞬間、ワントップの剛田にボールを送り、ロングカウンターを仕掛ける。
「ちなみに四点とも、全て剛田がシュートを決めた。」
「大人げねぇ……。というか、クラスの連中はそれで満足してんのか? ほぼ全員がずっとディフェンスに徹してるわけだろ?」
「あぁ……。まぁ剛田一人の方が点がとれるってこともあるし、多分池上が裏でなんかしてんだろ? あいつ姑息だから。」
月山がそう言った時、甲高い笑い声とともに、池上が近寄ってきた。
「はっはっは! 何とでも言うがいい。負け犬の遠吠えほど惨めなものはないな。」
「ぐぬぬっ!」
悔しそうな表情を見せる月山に、池上は満面の笑みをみせた。
「我が物理化学選択コースの四組は、生物選択の五組よりもさらに女子が少ない。この意味がお分かりだろうか?」
「あぁ? どういうことだ。」
「月山、お前も言っていたように、俺らはゴールを決めてちやほやされる文系クラスが大嫌いだ。ちなみに我が四組にはリア充しねしね団所属の者も多い。」
おい、今リア充しねしね団って言った? 最近その悪名よく聞くんだけど……。
「っふ……。つまり、俺たちは女子どもに応援される、憎いお前らのゴールを防げればそれで本望。どうせゴール決めても、うちのクラスの女子は、人数少ないからろくに応援来てくれないからな。」
「なんか、聞いてて悲しくなるわ。」
「ふん、青葉! お前の一組も俺らが潰してやる。首を洗って待っていやがれ。」
そう言い放ち、池上は自身のクラスの元へと帰っていった。
「なぁ青葉、俺らの分も四組をぶっ潰してくれよ。」
「そう言われてもな……。まぁできるだけのことはやってみるけど。」
ふと一組のクラスメイトたちに目をやると、彼らも四組の強さを見て、どこかメランコリックな憂いを感じている様子である。
「なぁ、青葉くん。」
ラグビー部の太田くんが、不安そうな顔で話しかけてきた。
「四組は強そうだけど、どうしたら勝てるかなぁ。」
「……。」
俺は少し思案する素振りをみせ、とても思わせぶりに、クラスメイト達みんなに聞こえるように言った。
「このゲームには、必勝法がある。」
「何だって!?」
俺の言葉に、クラスメイトたちは目を見開き、驚きの表情を見せた。
……無論はったりである。ライアーゲームを真似して言ってみただけだ。サッカーに必勝法なんてないに決まっている。
しかし、相手に気持ちで負けていれば、勝てる相手にすらも勝てない。相手に勝てると思いこませるような、クラスメイトへの言葉かけがまず第一だ。
それに少なくとも、俺はいくつか有効な作戦を考えていた。神崎さんにデレデレしていただけではない。有効な作戦があるならいっそ、これくらい強く言いきった方がいいだろう。
「ただし、勝つにはみんなが全力で協力してくれないといけない。四組との試合に勝てば、我が一組の優勝は間違いない。みんな、手伝ってくれるか?」
「おう、当たり前じゃねぇか!」
「ここまで来たら優勝したいね。」
「何でもするぜ!」
クラスメイトのみんなは、俺の問いかけに勢いよく立ち上がって答えてくれた。
「……。」
盛り上がるクラスメイトの中で、一人少し居心地悪そうに下を向く男子生徒がいた。
勉強一筋、ガリ勉帰宅部の田中である。
今日の球技大会において、ある程度の差はあれども、みんなボールを懸命に追いかけてボールに触れている。しかし、うちのクラスで唯一、彼だけ全くといっていいほどボールに触れていない生徒だ。
“社会的手抜きをなくす方法は、適材適所で役割をあてることだ。”
姉貴からもらったアドバイスを、試合前の今こそクラスメイトに伝えておくべきだろう。無論、田中にも大事な役割がある。
「よし、っじゃあ一人ずつこれだけは頑張ってほしいってことを言うから、次の試合でそれを意識してプレーしてほしい。」
そして、俺はクラスメイト一人ずつに、それぞれの長所と、それに合わせた役割を伝えていった。
「おし、わかった。」
それぞれ、俺が役割を伝えていくと、みんなの表情がどこか誇らしげに輝いた。
自分の長所を褒められ、自分だけにしかできない役割を与えられるというのは、やはり嬉しいことのようだ。
確かに、もしプロのサッカー選手から、自分の長所を褒められ、それを活かしてこうしてみたらどうだと言われたら、俺だってやってやろうとやる気に満ち溢れるだろう。
別に自分をプロのサッカー選手と同一視するわけではないが、初心者にとって、ずっとサッカーをしている経験者から褒められ、役割を与えられることはそれに近しいことなのかもしれない。
最後に、俺は田中に対して長所となる点と、役割を言い渡した。
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俺の言葉に、田中は少し驚いた顔をした。
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「うん……わかった。」
田中は最初戸惑っていたようだが、やはり頭がいい。すぐに作戦の意図も理解してくれた。
全員への役割を伝え終え、俺はもう一つの作戦を実行するために、石段で応援してくれているクラスの女子達のもとに駆けていった。
「あっ、青葉くん!さすがサッカー部だね!」
「かっこよかったよ~!」
あり? こいつら俺にこんな笑顔で話しかけてきたっけ……? クラスの女子にかっこいいとか初めて言われたわ。
「もうすぐ試合始まるけど、どうしたの?」
「あの……ちょっとだけお願いしてもいいかな?」
「なになに~?」
「……………をお願いしたいんだけど。」
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