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夏休み 二章 花火大会
008 妹をこれからも末永くよろしくお願いします
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花火大会の会場付近に着く頃には夕日は沈み、夏らしい淡い紺色が夜空に広がっていった。
さらに夜の帳が下りて闇が深まるにつれ、夜店の幻想的な灯りは強さを増し、濃くなっていく。明かりに魅了されて集まるのは、虫だけでなく人も同じらしい。夜店の周辺は、人々の喧騒で賑わっていた。
俺は時計の時刻を確認した。花火が始まるのは夜の八時からだ。
「まだ花火までは時間あるから、夜店でも見て軽くご飯食べるか。」
俺のその言葉に、ちろるはふと思い出したように短い声をあげた。
「あっ、そういえば! 賭けは私の勝ちですね。」
「賭け?――あぁ、晴れ女VS雨男みたいなあれか。」
今日の午前中、部活をしている時の空は雨が降りそうなくらいの曇天だった。そこで雨男の俺と、晴れ女のちろるで、夜の花火大会の天候がどうなるかを賭けていたのだった。
「さて、何を奢ってもらいましょうかね~」
ちろるは、久々に散歩に連れ出してもらえた犬のように、俺の浴衣の袖を引っ張り、夜店の列をあちこち行ったり来たりした。
「やっぱり、お祭りといえばたこ焼きですかね~、でもリンゴ飴も捨てがたいし、焼きそばも美味しそうだなぁ~」
「なぁ、ちろるん……もう全部買ってやるから、落ち着いて食べようぜ。」
「えっ! いいんですか!? 雪ちゃん先輩、太っ腹~!」
お小遣いは限られているものの、これ以上ふらふら歩き回るのはよろしくない。
「お腹もすいたし、慣れない下駄で歩き回って、足が擦れて痛くなっても困るだろ。」
そう言うと、ちろるは少し驚いたような表情で俺の顔を眺めた。
「雪ちゃん先輩って、意外とそういうところ気が回るというか、できる男って感じですよね。先輩のくせにって……なんかちょっと腹立ちますけど。」
「……なんで腹立つんだよ。俺は口うるさい母と姉妹から、日ごろから女性の扱い方を厳しく言われているからな。意外と気が利くところもあるんだよ。」
家族で恋愛ドラマなんかを観ていても、「こんな男有り得ないわっ!」と女性目線での恋愛観や、「男はこうあるべきよ!」といった正しい男性像を、家の女性陣三人はよく語っている。そんな彼女たちに、コーヒーを淹れて、お茶菓子を出してあげる父の背中を見て育った。
「そういえば、今日は風花ちゃんは来てないんですか?」
「風花は今日、中学の友達と行くって言ってたから、どこかで会うかもな。」
夜店でいざ買おうと思ったものの、ちろるんが何を買うか迷っている間に、店の列はかなり長蛇になってしまっていた。
二人で一緒に並んでいては、ゆっくり買ったものを食べる時間はないし、最悪花火大会に間に合わない可能性もある。そこで俺は焼きそばとたこ焼きを、ちろるんはリンゴ飴を買うために一時的に別々で行動し、買い物が終わり次第、集合場所を決めて落ち合うことにした。
「っじゃあ、またあとでな。」
「はい、迷子にならないように気を付けてくださいね。」
それはこっちの台詞である。念のため、集合場所はりんご飴の屋台のすぐ傍にある公衆トイレと決めておいた。
これならちろるがりんご飴を買った後、俺が焼きそばとたこ焼きを買っているのを待つ間、ちろるんがお手洗いに行きたくなっても、トイレを探して迷子になることもない。トイレには女性客が列をなしているので、もしナンパに絡まれても誰かしらが助けてくれるはずだ。
「よし、あとはたこ焼きを買って戻るか」
焼きそばを購入し、たこ焼きの屋台へと向かおうとした時、俺の背後から「お兄ちゃんじゃん!」と呼ぶ声が聞こえた。
噂をすれば何とやら……振り返ってみると、そこには家の末っ子である天真爛漫な妹……風花の姿があった。
「うわっ、びっくりした。」
「あれ? お兄ちゃん……。一人で花火大会とか……まじ卍だわ。こんな寂しい兄を持った私が悲しすぎて泣けてくるんだけど……。」
まじ卍の意味はわからないが、おそらく今のは、俺を非難する意味なのだろう。
「そこはせめて、哀れなお兄ちゃんに同情して泣いてくれないか? ってか、一人で来てないから。」
「そうなんだ。ちなみに――誰ときてんの?」
「……ちろるんだけど。」
そう答えると、風花は「ふっふ~ん。そうか、そうか~」と鬱陶しい笑みをこぼした。
「っで、何で一人でいるの?」
「さっきまで一緒にいたけどな。店の列が長いから、手分けして買い物して、この後合流することになってる。」
「花火大会で女の子一人にするとか、男としてまだまだだね。ねぇ、えりりん?」
風花はそう言って、後ろにいる黒髪を長く伸ばした少女に同意を求めた。
「えっ……? うーん……。どう……なんだろ。」
唐突に話を振られ、えりりんと呼ばれた少女は、困惑した表情を見せた。
「絵梨ちゃん、久々だね。」
「ご無沙汰……してます……。」
この見るからに大人しそうな少女は、黒瀬絵梨くろせえりという名の風花と同じクラスの友達である。風花とは中学二年生の時に起きた”ある出来事”から仲良くなったらしく、たまに家にも遊びにくるので俺とも一応の面識がある。
「いつも風花のお世話をしてもらって、ありがとうね。」
「いえ……、いつも……風ちゃんには、色々……助けてもらってます。」
「学校という厳しい社会の中を、私とえりりんはお互いに助け合って生きてるんだよ。えりりんと私はズッ友だからね。」と風花は屈託なく絵梨ちゃんに笑いかけた。
「ありがとう……、風ちゃん……ずっと友達でいようね。」と絵梨ちゃんもまた微笑んだ。
そんな二人の様子を見ていると、絵梨ちゃんも以前より明るくなったように感じられた。そして随分と風花も丸くなったものだ。
二人の過去の出会いに関しては俺もあまり詳しくは聞いていないが、クラス内でいざこざがあった事と、その渦中に絵梨ちゃんが巻き込まれた際、風花の存在が助けになったという事だけは聞いている。
「絵梨ちゃん。最近、風花は学校で馬鹿なことしてない?」
「え……? そう……ですね……。とりあえず……先生に呼び出されるようなことは、減ったと思います……。」
「ちょっと、えりりん! 私大人しくしてるでしょっ!? 全然悪いことしてないってば。」
実を言うと風花は中二の頃は反抗期の真っ盛りで、学校でもかなり色々と問題を起こしていた(今はもうかなり落ち着いているらしいが)。
風花の言う通り、悪いことはしていないのだと俺も思う。しかし、風花は基本的に頭がよく、そして納得のいかない事があれば、真っ向から咬みついてはっきり物申すタイプだ。その点で彼女はよくも悪くも校内では目立っているようだ。
詳しくはまた彼女たちの口から語られる時が来るかもしれないが、ともあれ過去は過去であり、今現在の彼女たちが、平和に日々を暮らしているならそれでいいだろう。
「風花は暴走しがちだから、これからも末永く妹をよろしくお願いします。」
「はい……。こちらこそ……よろしくお願いします。」
「お兄ちゃん、保護者みたいな感じ出すのやめてよね。えりりんも、私そんな暴走してないでしょ?」
「う……うー? うん……」と絵梨ちゃんは歯切れの悪い返事をした。
「何か不安になる返事だな。まぁ今日は花火大会ゆっくり楽しみなよ。絵梨ちゃんもまたお家に遊びにおいでね。」
「あ……ありがとうございます……。それじゃ……また……」
「ちろるんによろしく~。お兄ちゃん、ばいばーい。」
仲良さ気に肩を並べて歩く二人を見送り、俺はたこ焼きを購入して待ち合わせ場所まで戻った。
さらに夜の帳が下りて闇が深まるにつれ、夜店の幻想的な灯りは強さを増し、濃くなっていく。明かりに魅了されて集まるのは、虫だけでなく人も同じらしい。夜店の周辺は、人々の喧騒で賑わっていた。
俺は時計の時刻を確認した。花火が始まるのは夜の八時からだ。
「まだ花火までは時間あるから、夜店でも見て軽くご飯食べるか。」
俺のその言葉に、ちろるはふと思い出したように短い声をあげた。
「あっ、そういえば! 賭けは私の勝ちですね。」
「賭け?――あぁ、晴れ女VS雨男みたいなあれか。」
今日の午前中、部活をしている時の空は雨が降りそうなくらいの曇天だった。そこで雨男の俺と、晴れ女のちろるで、夜の花火大会の天候がどうなるかを賭けていたのだった。
「さて、何を奢ってもらいましょうかね~」
ちろるは、久々に散歩に連れ出してもらえた犬のように、俺の浴衣の袖を引っ張り、夜店の列をあちこち行ったり来たりした。
「やっぱり、お祭りといえばたこ焼きですかね~、でもリンゴ飴も捨てがたいし、焼きそばも美味しそうだなぁ~」
「なぁ、ちろるん……もう全部買ってやるから、落ち着いて食べようぜ。」
「えっ! いいんですか!? 雪ちゃん先輩、太っ腹~!」
お小遣いは限られているものの、これ以上ふらふら歩き回るのはよろしくない。
「お腹もすいたし、慣れない下駄で歩き回って、足が擦れて痛くなっても困るだろ。」
そう言うと、ちろるは少し驚いたような表情で俺の顔を眺めた。
「雪ちゃん先輩って、意外とそういうところ気が回るというか、できる男って感じですよね。先輩のくせにって……なんかちょっと腹立ちますけど。」
「……なんで腹立つんだよ。俺は口うるさい母と姉妹から、日ごろから女性の扱い方を厳しく言われているからな。意外と気が利くところもあるんだよ。」
家族で恋愛ドラマなんかを観ていても、「こんな男有り得ないわっ!」と女性目線での恋愛観や、「男はこうあるべきよ!」といった正しい男性像を、家の女性陣三人はよく語っている。そんな彼女たちに、コーヒーを淹れて、お茶菓子を出してあげる父の背中を見て育った。
「そういえば、今日は風花ちゃんは来てないんですか?」
「風花は今日、中学の友達と行くって言ってたから、どこかで会うかもな。」
夜店でいざ買おうと思ったものの、ちろるんが何を買うか迷っている間に、店の列はかなり長蛇になってしまっていた。
二人で一緒に並んでいては、ゆっくり買ったものを食べる時間はないし、最悪花火大会に間に合わない可能性もある。そこで俺は焼きそばとたこ焼きを、ちろるんはリンゴ飴を買うために一時的に別々で行動し、買い物が終わり次第、集合場所を決めて落ち合うことにした。
「っじゃあ、またあとでな。」
「はい、迷子にならないように気を付けてくださいね。」
それはこっちの台詞である。念のため、集合場所はりんご飴の屋台のすぐ傍にある公衆トイレと決めておいた。
これならちろるがりんご飴を買った後、俺が焼きそばとたこ焼きを買っているのを待つ間、ちろるんがお手洗いに行きたくなっても、トイレを探して迷子になることもない。トイレには女性客が列をなしているので、もしナンパに絡まれても誰かしらが助けてくれるはずだ。
「よし、あとはたこ焼きを買って戻るか」
焼きそばを購入し、たこ焼きの屋台へと向かおうとした時、俺の背後から「お兄ちゃんじゃん!」と呼ぶ声が聞こえた。
噂をすれば何とやら……振り返ってみると、そこには家の末っ子である天真爛漫な妹……風花の姿があった。
「うわっ、びっくりした。」
「あれ? お兄ちゃん……。一人で花火大会とか……まじ卍だわ。こんな寂しい兄を持った私が悲しすぎて泣けてくるんだけど……。」
まじ卍の意味はわからないが、おそらく今のは、俺を非難する意味なのだろう。
「そこはせめて、哀れなお兄ちゃんに同情して泣いてくれないか? ってか、一人で来てないから。」
「そうなんだ。ちなみに――誰ときてんの?」
「……ちろるんだけど。」
そう答えると、風花は「ふっふ~ん。そうか、そうか~」と鬱陶しい笑みをこぼした。
「っで、何で一人でいるの?」
「さっきまで一緒にいたけどな。店の列が長いから、手分けして買い物して、この後合流することになってる。」
「花火大会で女の子一人にするとか、男としてまだまだだね。ねぇ、えりりん?」
風花はそう言って、後ろにいる黒髪を長く伸ばした少女に同意を求めた。
「えっ……? うーん……。どう……なんだろ。」
唐突に話を振られ、えりりんと呼ばれた少女は、困惑した表情を見せた。
「絵梨ちゃん、久々だね。」
「ご無沙汰……してます……。」
この見るからに大人しそうな少女は、黒瀬絵梨くろせえりという名の風花と同じクラスの友達である。風花とは中学二年生の時に起きた”ある出来事”から仲良くなったらしく、たまに家にも遊びにくるので俺とも一応の面識がある。
「いつも風花のお世話をしてもらって、ありがとうね。」
「いえ……、いつも……風ちゃんには、色々……助けてもらってます。」
「学校という厳しい社会の中を、私とえりりんはお互いに助け合って生きてるんだよ。えりりんと私はズッ友だからね。」と風花は屈託なく絵梨ちゃんに笑いかけた。
「ありがとう……、風ちゃん……ずっと友達でいようね。」と絵梨ちゃんもまた微笑んだ。
そんな二人の様子を見ていると、絵梨ちゃんも以前より明るくなったように感じられた。そして随分と風花も丸くなったものだ。
二人の過去の出会いに関しては俺もあまり詳しくは聞いていないが、クラス内でいざこざがあった事と、その渦中に絵梨ちゃんが巻き込まれた際、風花の存在が助けになったという事だけは聞いている。
「絵梨ちゃん。最近、風花は学校で馬鹿なことしてない?」
「え……? そう……ですね……。とりあえず……先生に呼び出されるようなことは、減ったと思います……。」
「ちょっと、えりりん! 私大人しくしてるでしょっ!? 全然悪いことしてないってば。」
実を言うと風花は中二の頃は反抗期の真っ盛りで、学校でもかなり色々と問題を起こしていた(今はもうかなり落ち着いているらしいが)。
風花の言う通り、悪いことはしていないのだと俺も思う。しかし、風花は基本的に頭がよく、そして納得のいかない事があれば、真っ向から咬みついてはっきり物申すタイプだ。その点で彼女はよくも悪くも校内では目立っているようだ。
詳しくはまた彼女たちの口から語られる時が来るかもしれないが、ともあれ過去は過去であり、今現在の彼女たちが、平和に日々を暮らしているならそれでいいだろう。
「風花は暴走しがちだから、これからも末永く妹をよろしくお願いします。」
「はい……。こちらこそ……よろしくお願いします。」
「お兄ちゃん、保護者みたいな感じ出すのやめてよね。えりりんも、私そんな暴走してないでしょ?」
「う……うー? うん……」と絵梨ちゃんは歯切れの悪い返事をした。
「何か不安になる返事だな。まぁ今日は花火大会ゆっくり楽しみなよ。絵梨ちゃんもまたお家に遊びにおいでね。」
「あ……ありがとうございます……。それじゃ……また……」
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