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498.音の化学反応の小話(化学の日)
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「お。ブラスバンドじゃん」
「歩行者天国で演奏してるんだね。どこかの学校の部活かな?」
「アー、あそこ、看板持って歩いてるやつがいる。この辺の中学の合同チームっぽいな」
「歩きながら演奏するってすごいよねえ。バトンでパフォーマンスしてる人もいる」
「デケェ楽器は運ぶだけでも大変そーだしな」
「晴海は金管楽器もできるでしょう? 応援に呼ばれたりしないの?」
「なくはねーけど、向いてねーから」
「そうかな」
「ヒトに合わせて演奏できねーもん。オレ的にはスポーツよりムズい」
「なるほどね。ソロの晴海もカッコいいけど、他の奏者と晴海が混ざったときの化学反応は見てみたい気もするなあ」
「んー。それでも湊がオレのことだけ見ててくれんなら考える」
懸念するまでもない。集団の中にいたとしても晴海は眩く輝いていて、湊の視線を奪ってゆく。
(了)221023
「歩行者天国で演奏してるんだね。どこかの学校の部活かな?」
「アー、あそこ、看板持って歩いてるやつがいる。この辺の中学の合同チームっぽいな」
「歩きながら演奏するってすごいよねえ。バトンでパフォーマンスしてる人もいる」
「デケェ楽器は運ぶだけでも大変そーだしな」
「晴海は金管楽器もできるでしょう? 応援に呼ばれたりしないの?」
「なくはねーけど、向いてねーから」
「そうかな」
「ヒトに合わせて演奏できねーもん。オレ的にはスポーツよりムズい」
「なるほどね。ソロの晴海もカッコいいけど、他の奏者と晴海が混ざったときの化学反応は見てみたい気もするなあ」
「んー。それでも湊がオレのことだけ見ててくれんなら考える」
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(了)221023
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