ヘビ女王の異世界建国記 ~子育てしながら魔王を目指すぞう! アレ!?~

E・S・O

文字の大きさ
7 / 22
第一章・生きるため

第4話 神滅の月二日・バンパイアロード ①

しおりを挟む
【おはようございます。マスター】

「おはよう!」

 サポートシステムと交流する時に、元々思うだけでもいい。しかし、ヘビの時にずっと話されないため、今は思う存分に話したいよ! 

 昨日が疲れるため、新しいスキルが確認もしなかった。早く確認しよう!

「スキル確認!魅了、魂喰い、繁殖、女王の威信クイーンズインフルエンス、種族統括」

【スキル:魅了。オスまたは男性の相手を惹きつけさせる】

【スキル:魂喰い。日常の摂食を代わりに、死んだ相手の魂を食として吸収する】

【スキル:繁殖。体内に蓄える魔力を利用して、同じ種類の後代を産むこと】

【スキル:女王の威信クイーンズインフルエンス。眷属から絶対的な忠誠をもらうこと。その忠誠に対し、眷属全員の種族値が常に倍する。(精神支配ではなく、ご安心ください)】

【スキル:種族統括。完全に服従する異種族を自分の眷属に加える。(不本意の場合にその個体だけ統括できません)】

 これは! 本当にランク3の種族を有すべきスキルなの!? 転生前に設定していたチートスキルよりも強い!! 

 魅了は…… あんまり使いたくないスキルだよね。

 魂喰いがあれば、やっとあのキモイ、生臭い内臓や肉と別れるよ! 人の姿で、あれを食べたら…… 

 もう!! 想像だけでも吐きたいよ!! 本当に助かるわ。

 繁殖ね。今まで食べた魔物を転換した魔力は、ようやく使える。でも、後代とは、子供よね。一度付き合いもしなかった我がいきなり子供を作るなんて! そういう心構えがまだないよ!!

 最後の女王の威信クイーンズインフルエンスと種族統括では…… つまり、絶対に眷属に裏切られないよね。種族統括って、他の種族をラミヤーになること! そんなこともできるのか!! 

 うん。今すぐ役立つのは、魂喰いだけね。しかし、スキル最後の説明は、我を安心するためなの? 

 正直言い、魔王になり、神々を虐殺するため。自分の勢力や眷属などが絶対に必要なものだ。しかし、ずっと再び裏切られることを恐れている。精神支配される感覚は誰よりもはっきり分かるため。誰にもそんなに残酷なことを受けたくない!

 サポートシステムはまるで我の心を分かるようだ。本当にありがとう!

 それで、後のことを考えろう。まず、上半身はまた裸の状態のままに、恥ずかしいよ! 皮のような服になれるものが欲しい。でも、その生臭い皮を身にまとうことなんて、本当にしたくないよ!!

 アレ! 

 池の隣に何かピカピカにする。これが! 進化する時の抜け皮なの!? これを使いなら、ちゃんと胸を遮られるよ!! 

 うん! ピッタリ!! これで、一安心ね!

 それじゃ、続けて上に上がるか? 四階からは強い魔物がなさそうだ。周りを確認しよう!

「マップ探索!魔物!」

【周囲の魔物:9時間方向1キロメートル、レッドコウモリ40体。3キロメートル、バンパイア5体。…… マスターの種族ランクを超える魔物について、索敵不能になります】

 コウモリ40体か。1キロは遠くない。このチャンスで下半身の移動を練習しよう!

「あぁ! いててて!!!」

 僅か1キロの道に、もう四回転んじゃったよ! 本当に難しいな!

 人間の体なら、両足を縛り、跪きで前へ進むような感じ。早く慣れたいよ!!

 確かにここよね。コウモリはどこ?

 やっと場所に着たのに、一匹のコウモリも見えなかった。

「――――――!」

 これは、超音波だ!! 六階の奴より弱いだが。全方位からの攻撃にかなりのダメージを受けた。

 一体、どこに隠れるよ!! 天井から下に伸びる岩の後ろに、何かが飛んでいる。

 あれは、全身が短い真っ赤な体毛が生えるコウモリだ!!

 岩の後ろに隠して、我を攻撃するか? 残念!我は範囲エーオーイー攻撃できるよ!

「毒霧!」

 体に毒の力を感じる! ヘビの姿にスキルを使う時に、何の感覚もない。でも、今はちゃんと感じる!

 毒の力が腹部に集中する。まるで我の命令を待つようだ。

 良し! いっけえ!!!

 全身から紫色の霧が散る。あっという間に、ここは既に霧に充満した。

【レッドコウモリが死亡しました。EXP120を獲得しました】

 ……

【レッドコウモリが死亡しました。EXP120を獲得しました。種族レベルが3に上がりました】

 40体の魔物を殺す。種族レベルがただ2を上がるか。次の進化はまた遠いよね。

 どうやら、ここは確実に強い魔物がいないよね。なら、次はどうしょうかな?

【魔物接近中!バンパイア5体です!】

 新手が来るか。なら、こっちも迎撃の準備しよう!

毒音波ポイズンサウンドウェーブ!」

 心臓に先のような毒の力を感じる。心臓から両肩に移り、さらに両手に集める。

 おお! 両手の周りに紫色のオーラが包んでいる!

 バンパイアの姿が既に現れる。今まで貴族紳士のイメージと大間違いだ。全身が灰色の体毛が生え、血のような赤い目がこっちにまっすぐに見える。そして大きく牙が口の外までに生えている。

 うわ! キモイ!! 近寄らない!!

 オーラに包んで両手をあいつらに振り出す。オーラが紫色の気刃になり、バンパイアたちに物凄いスピードで飛び出した。

 あいつらが避ける時間もない。「ツー!」と、四体のバンパイアが腰から二つに斬る。

【バンパイアが死亡しました。EXP400を獲得しました】

 ……

 あっと一匹、あいつが仲間の死を見る。空中に停まる。口を開け、何かを吐き出す準備のようだ。

「そうはさせない! 毒音波ポイズンサウンドウェーブ!」

 紫色のオーラを両手でバツの形で振り出した。バンパイアの体を四つに分ける。

【バンパイアが死亡しました。EXP400を獲得しました。種族レベルが4に上がりました】

「これで、始末完了!」

 また無意識に話したよね。早く話し相手が探したいよ!

「ほほ~ 結構やるじゃないか?」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました

雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。 気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。 剣も魔法も使えないユウにできるのは、 子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。 ……のはずが、なぜか料理や家事といった 日常のことだけが、やたらとうまくいく。 無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。 個性豊かな子供たちに囲まれて、 ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。 やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、 孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。 戦わない、争わない。 ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。 ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、 やさしい異世界孤児院ファンタジー。

異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?

すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。 一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。 「俺とデートしない?」 「僕と一緒にいようよ。」 「俺だけがお前を守れる。」 (なんでそんなことを私にばっかり言うの!?) そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。 「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」 「・・・・へ!?」 『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!? ※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。 ※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。 ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

【完結】お花畑ヒロインの義母でした〜連座はご勘弁!可愛い息子を連れて逃亡します〜+おまけSS

himahima
恋愛
夫が少女を連れ帰ってきた日、ここは前世で読んだweb小説の世界で、私はざまぁされるお花畑ヒロインの義母に転生したと気付く。 えっ?!遅くない!!せめてくそ旦那と結婚する10年前に思い出したかった…。 ざまぁされて取り潰される男爵家の泥舟に一緒に乗る気はありませんわ! アルファポリス恋愛ランキング入りしました! 読んでくれた皆様ありがとうございます。 *他サイトでも公開中 なろう日間総合ランキング2位に入りました!

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』

透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。 「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」 そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが! 突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!? 気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態! けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で―― 「なんて可憐な子なんだ……!」 ……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!? これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!? ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆

なんか、異世界行ったら愛重めの溺愛してくる奴らに囲われた

いに。
恋愛
"佐久良 麗" これが私の名前。 名前の"麗"(れい)は綺麗に真っ直ぐ育ちますようになんて思いでつけられた、、、らしい。 両親は他界 好きなものも特にない 将来の夢なんてない 好きな人なんてもっといない 本当になにも持っていない。 0(れい)な人間。 これを見越してつけたの?なんてそんなことは言わないがそれ程になにもない人生。 そんな人生だったはずだ。 「ここ、、どこ?」 瞬きをしただけ、ただそれだけで世界が変わってしまった。 _______________.... 「レイ、何をしている早くいくぞ」 「れーいちゃん!僕が抱っこしてあげよっか?」 「いや、れいちゃんは俺と手を繋ぐんだもんねー?」 「、、茶番か。あ、おいそこの段差気をつけろ」 えっと……? なんか気づいたら周り囲まれてるんですけどなにが起こったんだろう? ※ただ主人公が愛でられる物語です ※シリアスたまにあり ※周りめちゃ愛重い溺愛ルート確です ※ど素人作品です、温かい目で見てください どうぞよろしくお願いします。

処理中です...