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あの日(a) その2
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あの日から、僕はあの人を探し続けいる。
休みにはできるだけ街の近くを探索するようにしたし、同じように助けられた人がいないかSNSも確認している。
痺れを切らして、テレビの生放送で「好きな人がいる」と言ったこともあった。
あの時はマネージャーにこっぴどく叱られてしまったけど、そんなことはどうでもいい。
彼は僕を「巻島葉音」だから助けてくれたわけではなく、「人間」として助けてくれた。
アイドルとしての自分に責任も誇りも持っているけど、彼を探すことは僕にとって、それ以上の意味を持っていた。
自分の容姿やスタイルが優れているという自負はある。相手を満足させられる自信も。
それでも、彼は一向に見つからない。出てきてくれない。
「……葉音。最近、何か変わったことはある?」
生放送で言ってしまう前。
涼にそう聞かれて、僕は苦笑してしまった。
「涼には隠し事なんてできないね。僕ね……好きな人ができたんだ」
「葉音に……好きな人?」
鋭い表情が九割の涼が珍しく狼狽している。
そして――。
「……良かったじゃない」
てっきり反対されると思っていたが、思いの外、彼女はすんなり受け入れてくれた。
「実は私も最近――好きな人ができたの」
「そうなの!? だれだれっ!?」
「ふふっ……誰かしらね?」
「えぇーっ! 教えてよぉ!」
もう何年も一緒にいるのに、涼の口から異性の話題が出るのは初めてのこと。
誰か教えてくれなくても、素晴らしい人なのは間違いない。
僕たちは好きな人の事を伏せつつも、お互いの恋を応援することにした。
気がつくと高校生活も二年目に入っていた。
学生生活は相変わらずで、知名度が上がったからか、僕を見にくる生徒が増えたように思える。
涼が心配して様子を見に来てくれる回数も増えたし、なんだか他の人への当たりが強くなったかも。
アイドルはファンが推してくれているから成り立っている。
僕は自分で強く言うことができず、涼に頼ってばかり。
彼女もモデルをやっているし、敵を作らないに越したことはないのに。
僕を傷つけまいとしてくれている、涼こそが傷つけられてしまうのではないかという不安。
そして、ついに今日。涼は同じクラスの七里ヶ浜くんに言い返されてしまった。
僕は、あまり人の名前を覚えるのが得意ではない。男子ならなおさらだ。
でも、彼の名前はどうしてか覚えている。
おそらく声が原因だ。どこかで聞いたことのある声。中学校が一緒だったのかも?
印象は薄いが、普段から先生の手伝いをしたり、優しい人だ。
流行りに興味がないのか、僕に熱のこもった視線を送ってくることもない。
なのに、涼に対しては敵意を剥き出しにしている。
その声も何故だか耳に残った。胸のざわつき。
優しい七里ヶ浜くんが怒っていることが、その相手が涼だということが嫌だったんだろう。
体育倉庫で七里ヶ浜くんの身体を見た時、目を疑った。
彼の持つ傷跡に怖くなったからではない。
点と点が繋がって線になるとか、そういうものでもない。
ただ、どうしても目が離せない。
無意識のうちに傷跡に触れようとしていたのを、ギリギリで止める。
「……ねえ、お願いがあるんだけど」
僕ではない僕が勝手に言葉を発したように感じた。
「おでこ、見せてもらってもいい?」
七里ヶ浜くんが戸惑っている間に、ようやく理性が本能に追いつく。
(もしかして、彼が……?)
僕の心の中にある、宝石のような記憶。
それを適当に置くことはしたくなかった。
しかし、いま手渡された箱の中に入れようとすると、どれもがピッタリはまることに気が付く。
思えば、彼は普段から人助けをしているようだった。
だから、あの状況で僕に手を伸ばせたのかもしれない。
思えば、彼は涼にも臆することなく反発した。
だから、ナイフを持つ通り魔の前に立てたのかもしれない。
そうだ。あの日、彼の身体には無数の傷があった。
どれもが新しい傷であり、深いものなら、今も残っていてもおかしく――。
「うん。ちょっとだけでいいの。前髪、少し上げてくれるだけでいいから……」
アイドルとしての巻島葉音のためではなく、一人の人間としての巻島葉音を助けてくれた彼が負った傷。
あれなら、今もまだ残っているはず。
七里ヶ浜くんが「彼」ならば。
「……わかったよ」
額の生え際近くには、確かに傷が残っていた。
「やっぱり……」
世界に、僕と七里ヶ浜くんの二人だけしか存在していないような、そんな感覚に陥る。
ただただ圧倒的な感情。
七里ヶ浜くんが「彼」なんだ。、
怖くて動けない僕を「下がってろ!」と言って守ってくれた声。
震える足に力をくれた手の温度。
名前も顔も知らなかった。
でも、ずっと探してた。
夢に見るほど求めていた相手が、こんなに近くにいた。
胸の奥が、ぶわっと熱くなった。
「七里ヶ浜くん……!」
気持ちを抑えることができず七里ヶ浜くんの胸に飛び込む。
彼の身体がマットの上に沈む。
「ありがとう……っ、ごめんね……!」
押し倒してるだとか、顔が近いとか、今までの自分なら絶対にやらないことでさえ出来てしまう。
仕方ない。僕は彼が――好きなんだから。
「ま、巻島? おい、どうした……!」
「ずっと……探してたの……っ」
どうしよう。彼と会話しながら、僕は混乱していた。
一秒ごとに七里ヶ浜くんがカッコよく、可愛く見えてくる。
「ずっと、ずっと、探して……やっと……っ」
「探してたって、誰を――」
「君だよ!」
異性を好きになるって、こんな感じなの?
涼も僕のように、必死に自分の気持ちを抑えようとしているの?
「君なの……っ! あの日、僕を助けてくれたの……君だったんだ……!」
彼を押し倒す手に、さらに力がこもる。
「ずっと、ずっと、探してたの……見つからなくて……でも今、傷を見て、額を見て……全部、全部繋がった……!」
「ま、巻島……!」
七里ヶ浜くんが後ずさろうとする。
その目には、明らかな恐怖が浮かんでいた。
「逃げないで……お願い……行かないで……!」
嫌だ。嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ。
嫌われたくない。
彼が涼に向けていた冷たい視線。
それを思い出して、涙が出そうになる。
(このままじゃ、このままじゃダメ。絶対に)
どうにかして彼に僕を好きになってもらわなきゃ。
感謝だって伝えきれてないし、彼に救われた命を彼のために使うのは当然だ。
だから――ここで逃げられるわけにはいかない。
「巻島、やめ――」
僕を押し除けようとする両腕を押さえつけ、僕は初めて、男の子の目に映る自分を見た。
休みにはできるだけ街の近くを探索するようにしたし、同じように助けられた人がいないかSNSも確認している。
痺れを切らして、テレビの生放送で「好きな人がいる」と言ったこともあった。
あの時はマネージャーにこっぴどく叱られてしまったけど、そんなことはどうでもいい。
彼は僕を「巻島葉音」だから助けてくれたわけではなく、「人間」として助けてくれた。
アイドルとしての自分に責任も誇りも持っているけど、彼を探すことは僕にとって、それ以上の意味を持っていた。
自分の容姿やスタイルが優れているという自負はある。相手を満足させられる自信も。
それでも、彼は一向に見つからない。出てきてくれない。
「……葉音。最近、何か変わったことはある?」
生放送で言ってしまう前。
涼にそう聞かれて、僕は苦笑してしまった。
「涼には隠し事なんてできないね。僕ね……好きな人ができたんだ」
「葉音に……好きな人?」
鋭い表情が九割の涼が珍しく狼狽している。
そして――。
「……良かったじゃない」
てっきり反対されると思っていたが、思いの外、彼女はすんなり受け入れてくれた。
「実は私も最近――好きな人ができたの」
「そうなの!? だれだれっ!?」
「ふふっ……誰かしらね?」
「えぇーっ! 教えてよぉ!」
もう何年も一緒にいるのに、涼の口から異性の話題が出るのは初めてのこと。
誰か教えてくれなくても、素晴らしい人なのは間違いない。
僕たちは好きな人の事を伏せつつも、お互いの恋を応援することにした。
気がつくと高校生活も二年目に入っていた。
学生生活は相変わらずで、知名度が上がったからか、僕を見にくる生徒が増えたように思える。
涼が心配して様子を見に来てくれる回数も増えたし、なんだか他の人への当たりが強くなったかも。
アイドルはファンが推してくれているから成り立っている。
僕は自分で強く言うことができず、涼に頼ってばかり。
彼女もモデルをやっているし、敵を作らないに越したことはないのに。
僕を傷つけまいとしてくれている、涼こそが傷つけられてしまうのではないかという不安。
そして、ついに今日。涼は同じクラスの七里ヶ浜くんに言い返されてしまった。
僕は、あまり人の名前を覚えるのが得意ではない。男子ならなおさらだ。
でも、彼の名前はどうしてか覚えている。
おそらく声が原因だ。どこかで聞いたことのある声。中学校が一緒だったのかも?
印象は薄いが、普段から先生の手伝いをしたり、優しい人だ。
流行りに興味がないのか、僕に熱のこもった視線を送ってくることもない。
なのに、涼に対しては敵意を剥き出しにしている。
その声も何故だか耳に残った。胸のざわつき。
優しい七里ヶ浜くんが怒っていることが、その相手が涼だということが嫌だったんだろう。
体育倉庫で七里ヶ浜くんの身体を見た時、目を疑った。
彼の持つ傷跡に怖くなったからではない。
点と点が繋がって線になるとか、そういうものでもない。
ただ、どうしても目が離せない。
無意識のうちに傷跡に触れようとしていたのを、ギリギリで止める。
「……ねえ、お願いがあるんだけど」
僕ではない僕が勝手に言葉を発したように感じた。
「おでこ、見せてもらってもいい?」
七里ヶ浜くんが戸惑っている間に、ようやく理性が本能に追いつく。
(もしかして、彼が……?)
僕の心の中にある、宝石のような記憶。
それを適当に置くことはしたくなかった。
しかし、いま手渡された箱の中に入れようとすると、どれもがピッタリはまることに気が付く。
思えば、彼は普段から人助けをしているようだった。
だから、あの状況で僕に手を伸ばせたのかもしれない。
思えば、彼は涼にも臆することなく反発した。
だから、ナイフを持つ通り魔の前に立てたのかもしれない。
そうだ。あの日、彼の身体には無数の傷があった。
どれもが新しい傷であり、深いものなら、今も残っていてもおかしく――。
「うん。ちょっとだけでいいの。前髪、少し上げてくれるだけでいいから……」
アイドルとしての巻島葉音のためではなく、一人の人間としての巻島葉音を助けてくれた彼が負った傷。
あれなら、今もまだ残っているはず。
七里ヶ浜くんが「彼」ならば。
「……わかったよ」
額の生え際近くには、確かに傷が残っていた。
「やっぱり……」
世界に、僕と七里ヶ浜くんの二人だけしか存在していないような、そんな感覚に陥る。
ただただ圧倒的な感情。
七里ヶ浜くんが「彼」なんだ。、
怖くて動けない僕を「下がってろ!」と言って守ってくれた声。
震える足に力をくれた手の温度。
名前も顔も知らなかった。
でも、ずっと探してた。
夢に見るほど求めていた相手が、こんなに近くにいた。
胸の奥が、ぶわっと熱くなった。
「七里ヶ浜くん……!」
気持ちを抑えることができず七里ヶ浜くんの胸に飛び込む。
彼の身体がマットの上に沈む。
「ありがとう……っ、ごめんね……!」
押し倒してるだとか、顔が近いとか、今までの自分なら絶対にやらないことでさえ出来てしまう。
仕方ない。僕は彼が――好きなんだから。
「ま、巻島? おい、どうした……!」
「ずっと……探してたの……っ」
どうしよう。彼と会話しながら、僕は混乱していた。
一秒ごとに七里ヶ浜くんがカッコよく、可愛く見えてくる。
「ずっと、ずっと、探して……やっと……っ」
「探してたって、誰を――」
「君だよ!」
異性を好きになるって、こんな感じなの?
涼も僕のように、必死に自分の気持ちを抑えようとしているの?
「君なの……っ! あの日、僕を助けてくれたの……君だったんだ……!」
彼を押し倒す手に、さらに力がこもる。
「ずっと、ずっと、探してたの……見つからなくて……でも今、傷を見て、額を見て……全部、全部繋がった……!」
「ま、巻島……!」
七里ヶ浜くんが後ずさろうとする。
その目には、明らかな恐怖が浮かんでいた。
「逃げないで……お願い……行かないで……!」
嫌だ。嫌だ。嫌だ嫌だ嫌だ。
嫌われたくない。
彼が涼に向けていた冷たい視線。
それを思い出して、涙が出そうになる。
(このままじゃ、このままじゃダメ。絶対に)
どうにかして彼に僕を好きになってもらわなきゃ。
感謝だって伝えきれてないし、彼に救われた命を彼のために使うのは当然だ。
だから――ここで逃げられるわけにはいかない。
「巻島、やめ――」
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