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引きこもり王子の優雅な生活
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「適当な理由をつけて生涯幽閉にしておけ」
実の父親である王様から有り難い宣告を受けたのは十歳の時だった。
俺はきょうだいと似ていなかった。
病弱でもないのに、いつも顔色が悪くて背丈も伸びなくて小さなままだった。
ガチムチ兄、インテリ兄、妖艶系姉、守ってあげたい系妹、各種取りそろえていたが皆それなりに両親と共通項があった。五人のきょうだいの真ん中で異質さに無視されつつも、立場上教育も衣食住も保証されていた。いつかは他のきょうだい達と似てくる時が来るかもしれないと期待していたけれど、歳を経るごとに俺の容姿はおかしくなっていき、とうとう父から顔も見たくない宣言をされてしまった。やってもいない妹への虐めをでっち上げられて、生涯幽閉だって。追放だとどっかで顔を見るかもしれないから嫌なんだろうな。俺だって子供のはずなんだけど……生まれて十年あまりに扱いが違うから自信がない。
幽閉先は領地の外れにある、古い建物だった。何でも三代前ぐらいの国王が道楽で作った工房だとか。いまはすっかり荒れ果てて、最低限水と竈だけ整備をしてもらえたらしい。
俺につけられたメイドは「一ヶ月で覚えてください」と言って、俺に炊事洗濯掃除をたたき込んだ。正直、あんなにハードな一ヶ月はありえないと思う。そうして一ヶ月ぴったりでメイドは出て行って、一人になった。食材は定期的に外と中に蓋のある壁に埋め込まれた箱にいれられる。ちなみに受け渡しの時に箱の近くにいてはいけないらしい。欲しいものがあったらそこに手紙を入れておくようにとのことだ。
初めのうちは食事の支度にいっぱいいっぱいだった。家にいたときのような食事をとらねばならないと思っていたから、何品も作っていたが食べきれなかったり次の配給までに足りなくなったりしてしまった。そして気付いたのだ。物語の中の人々はパンと肉を一切れ、あとはスープぐらいしか食べていない。俺もそれでいいんじゃないか。すると楽になった。スープはたくさんできすぎるが、毎日同じものでも構わない。食事にこだわりなどないから。
掃除や洗濯も同じ要領で手抜きを始めたら時間が余るようになった。退屈を紛らわせるためだろうが、定期的に本が差し入れられるがすぐに読んでしまう。俺は俺の城を探検することにした。
城と言ってもそう広いわけではない。打ち付けられた小さな入り口とその横にある配給用の箱、それが俺が二人両手を広げた程度の四角い広場になっている。脇には棚があり、物資をそのまま保管している。もともと住んでいたところよりも冷涼な気候だから、次の配給まで腐る心配はないらしい。今は暖かい季節だが、冬になったらどうなるのか少し不安だ。
入り口のある部屋の隣に水回りが集められている。竈と広めの水場があるのだが、その奥にひっそりと扉があるのに気が付いた。押しても引いても開かない。打ち付けられている訳でもなさそうな扉なのに、内側から鍵でもかかっているのだろうか。俺が子供で非力だから駄目なのかもしれない。
一階はそれでおしまいだ。壁に張り付くようにある階段を上がると二階がある。そこは一間の居室になっていて、テーブルもベッドがあるから昼間は大抵そこで過ごしている。厚い硝子をはめこんだ大きな窓があるから明るくて居心地はいい。それとは別に指ほどの幅の細長い空気取りの窓も設けられていて、空気も悪くない。
また壁に張り付くような階段を上がると、上はガラクタ置き場になっていた。工房のようで、以前は水道もあった形跡がある。古いものばかりだが、王の道楽のおかげかあまり傷んでいない。いつかこれで何かを作ってみたいものだ。
さらに上がると屋上がある。屋上だが、高い柵の中になっていてよじ登ることは難しそうだ。出たいと思っていないから構わないが、かなり高い建物のはずなのに木の影が差している。深い森の中だということがよくわかる。けれどもここが最も日当たりがいいから、ここに洗濯物を干している。日向ぼっこもする。
「ここで一生、か」
王宮にいた頃は自分がまるでゴーストのように思っていた。明るく健やかな他の人たちのなかで、色彩の違う俺は明らかに浮いていた。三代前の王妃は異国人で、その方にそっくりだから生きることは許されたけれど……。いっそ誰にも似ずに殺されていた方が幸せだったのではないかと、いつも考えていた。
だが人目がなくなり衣食住の心配がなくって、こんなにも解放された気分になるとは。人の気配がないことに不安はあるが、三日に一度の配給は途絶えていない。それが続く限りは気にせず生きていこう。
と、思っていたこともありました。お腹すいた……。
配給が来なかった。一人になって一か月で兵糧攻めに合っている。いや、まだ来なくなって七日だから持って来てくる人間になにかが起きたのかもしれない。だが七日も配給が来ない前提で食材を使っていなかったから苦しい。
最近は味のなくなった干し肉と塩のみのスープと呼んべるかわからない代物で、飢えを凌いでいる。動くのも億劫になってきたから、禁を破って配給の入る箱の横で待っている。腹が減るって辛い……。革紐とか煮たら食えるかな、やってみるか。
動けるうちに紐を煮てみよう、と立ち上がったとき箱に何かが入った。思わず蓋を開けて見えた果物を掴んでかぶりついた。夢中で食べて、再度箱を見ると以前より少ないが食材が入っている。涙が出るほど嬉しかった。
「神よ……」
長く話していなかったから掠れた声しか出ないが、思わず声が漏れた。食糧を持ってきてくれた者が驚いてしまっただろうか。走り去っていく足音が聞こえる。禁を破ってしまったが、また来てくれるだろうか。飢えることがこんなに辛いこととは知らなかった。
突然食べた果物に吐き気が込み上げて来たが、もったいないから必死で堪える。しばらくして落ち着いてから、そろそろと動いて食材を回収した。次はいつ来るかわからないから大事に食べなければならない。生活に必要な知識は本の中に書いてあるから、よく読んで無駄にしないようにしなければ。
食糧は七日に一回になった。
食べる順番を考えねばならないし、一度の量も減ったから辛いが本を読み漁って考えて続けた。
野菜の一部は植えておくと伸びることがあるらしい。根菜の端や野菜の種を取っておいて、一階の土間から土を削りとって植えてみた。何度も失敗したが、ほかにやることもない。水の量や色々なものを工夫して初めて収穫できたときは涙が出るほど嬉しかった。
屋上で種が芽吹くと鳥が来るから捕まえたら食べられるのではないかと思ったが、俺に鳥は殺せない。持っている刃物も小さなナイフだけだから諦めた。最初からないものだと思えば肉がなくても……うう……肉、食べたい……。
実の父親である王様から有り難い宣告を受けたのは十歳の時だった。
俺はきょうだいと似ていなかった。
病弱でもないのに、いつも顔色が悪くて背丈も伸びなくて小さなままだった。
ガチムチ兄、インテリ兄、妖艶系姉、守ってあげたい系妹、各種取りそろえていたが皆それなりに両親と共通項があった。五人のきょうだいの真ん中で異質さに無視されつつも、立場上教育も衣食住も保証されていた。いつかは他のきょうだい達と似てくる時が来るかもしれないと期待していたけれど、歳を経るごとに俺の容姿はおかしくなっていき、とうとう父から顔も見たくない宣言をされてしまった。やってもいない妹への虐めをでっち上げられて、生涯幽閉だって。追放だとどっかで顔を見るかもしれないから嫌なんだろうな。俺だって子供のはずなんだけど……生まれて十年あまりに扱いが違うから自信がない。
幽閉先は領地の外れにある、古い建物だった。何でも三代前ぐらいの国王が道楽で作った工房だとか。いまはすっかり荒れ果てて、最低限水と竈だけ整備をしてもらえたらしい。
俺につけられたメイドは「一ヶ月で覚えてください」と言って、俺に炊事洗濯掃除をたたき込んだ。正直、あんなにハードな一ヶ月はありえないと思う。そうして一ヶ月ぴったりでメイドは出て行って、一人になった。食材は定期的に外と中に蓋のある壁に埋め込まれた箱にいれられる。ちなみに受け渡しの時に箱の近くにいてはいけないらしい。欲しいものがあったらそこに手紙を入れておくようにとのことだ。
初めのうちは食事の支度にいっぱいいっぱいだった。家にいたときのような食事をとらねばならないと思っていたから、何品も作っていたが食べきれなかったり次の配給までに足りなくなったりしてしまった。そして気付いたのだ。物語の中の人々はパンと肉を一切れ、あとはスープぐらいしか食べていない。俺もそれでいいんじゃないか。すると楽になった。スープはたくさんできすぎるが、毎日同じものでも構わない。食事にこだわりなどないから。
掃除や洗濯も同じ要領で手抜きを始めたら時間が余るようになった。退屈を紛らわせるためだろうが、定期的に本が差し入れられるがすぐに読んでしまう。俺は俺の城を探検することにした。
城と言ってもそう広いわけではない。打ち付けられた小さな入り口とその横にある配給用の箱、それが俺が二人両手を広げた程度の四角い広場になっている。脇には棚があり、物資をそのまま保管している。もともと住んでいたところよりも冷涼な気候だから、次の配給まで腐る心配はないらしい。今は暖かい季節だが、冬になったらどうなるのか少し不安だ。
入り口のある部屋の隣に水回りが集められている。竈と広めの水場があるのだが、その奥にひっそりと扉があるのに気が付いた。押しても引いても開かない。打ち付けられている訳でもなさそうな扉なのに、内側から鍵でもかかっているのだろうか。俺が子供で非力だから駄目なのかもしれない。
一階はそれでおしまいだ。壁に張り付くようにある階段を上がると二階がある。そこは一間の居室になっていて、テーブルもベッドがあるから昼間は大抵そこで過ごしている。厚い硝子をはめこんだ大きな窓があるから明るくて居心地はいい。それとは別に指ほどの幅の細長い空気取りの窓も設けられていて、空気も悪くない。
また壁に張り付くような階段を上がると、上はガラクタ置き場になっていた。工房のようで、以前は水道もあった形跡がある。古いものばかりだが、王の道楽のおかげかあまり傷んでいない。いつかこれで何かを作ってみたいものだ。
さらに上がると屋上がある。屋上だが、高い柵の中になっていてよじ登ることは難しそうだ。出たいと思っていないから構わないが、かなり高い建物のはずなのに木の影が差している。深い森の中だということがよくわかる。けれどもここが最も日当たりがいいから、ここに洗濯物を干している。日向ぼっこもする。
「ここで一生、か」
王宮にいた頃は自分がまるでゴーストのように思っていた。明るく健やかな他の人たちのなかで、色彩の違う俺は明らかに浮いていた。三代前の王妃は異国人で、その方にそっくりだから生きることは許されたけれど……。いっそ誰にも似ずに殺されていた方が幸せだったのではないかと、いつも考えていた。
だが人目がなくなり衣食住の心配がなくって、こんなにも解放された気分になるとは。人の気配がないことに不安はあるが、三日に一度の配給は途絶えていない。それが続く限りは気にせず生きていこう。
と、思っていたこともありました。お腹すいた……。
配給が来なかった。一人になって一か月で兵糧攻めに合っている。いや、まだ来なくなって七日だから持って来てくる人間になにかが起きたのかもしれない。だが七日も配給が来ない前提で食材を使っていなかったから苦しい。
最近は味のなくなった干し肉と塩のみのスープと呼んべるかわからない代物で、飢えを凌いでいる。動くのも億劫になってきたから、禁を破って配給の入る箱の横で待っている。腹が減るって辛い……。革紐とか煮たら食えるかな、やってみるか。
動けるうちに紐を煮てみよう、と立ち上がったとき箱に何かが入った。思わず蓋を開けて見えた果物を掴んでかぶりついた。夢中で食べて、再度箱を見ると以前より少ないが食材が入っている。涙が出るほど嬉しかった。
「神よ……」
長く話していなかったから掠れた声しか出ないが、思わず声が漏れた。食糧を持ってきてくれた者が驚いてしまっただろうか。走り去っていく足音が聞こえる。禁を破ってしまったが、また来てくれるだろうか。飢えることがこんなに辛いこととは知らなかった。
突然食べた果物に吐き気が込み上げて来たが、もったいないから必死で堪える。しばらくして落ち着いてから、そろそろと動いて食材を回収した。次はいつ来るかわからないから大事に食べなければならない。生活に必要な知識は本の中に書いてあるから、よく読んで無駄にしないようにしなければ。
食糧は七日に一回になった。
食べる順番を考えねばならないし、一度の量も減ったから辛いが本を読み漁って考えて続けた。
野菜の一部は植えておくと伸びることがあるらしい。根菜の端や野菜の種を取っておいて、一階の土間から土を削りとって植えてみた。何度も失敗したが、ほかにやることもない。水の量や色々なものを工夫して初めて収穫できたときは涙が出るほど嬉しかった。
屋上で種が芽吹くと鳥が来るから捕まえたら食べられるのではないかと思ったが、俺に鳥は殺せない。持っている刃物も小さなナイフだけだから諦めた。最初からないものだと思えば肉がなくても……うう……肉、食べたい……。
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