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7 新生活
あれから、何日経っても、サナンは俺を壊れ物のように扱った。
まともな食事を与えられ、寝過ぎて固まった身体をほぐして、すぐに元通りになったのに、歩くだけで手を添えられる。
「……ひとりで歩けるんだけど」
「自分ではわからないだけで、まだ本調子じゃない」
「本調子じゃないのもわかってる。でも、歩くのに支えが必要なほどじゃない」
「そんなことないよ」
抵抗しても敵わないのがわかっているから、ふりほどくこともできずに、腕から伝わる他人の体温に落ち着かない。
目的の場所に座り、離れていくサナンの後ろ姿を見て、ホッとするはずなのに風が通るような寒さを覚えて、やっぱり落ち着かない。
これはなんなんだろう。
コトリと、目の前にティーカップが置かれて見上げる。
一般常識を知らない俺は、優男の魔法使い……シェンに少しずつ教えられている。
彼は領主の伴侶だった。かなり凄腕の魔法使いらしい。サナンは魔力量は多いけど微調整が難しいらしく、魔法の使い方ではシェンに敵わないと言っていた。
「ネイジェ、サナンはお医者さんにすごく叱られたんだ」
「俺の身体のことなのに」
「魔法をかけられたのは初めてだよね。魔法は便利だけど、強い魔法は身体や精神への負荷も高い。ネイジェがぴんぴんしているのは、潜在的に持っている魔力が普通より多くて抵抗力があったからだ。アルファだからかもしれない」
「アルファで良いと思ったことなんてない」
アルファだからロゴンに目をつけられて、あいつを出し抜くために必死でいなければならなかった。無駄に目端が利くから、自分たちの置かれた状況が苦しくてたまらなかった。フルーカのように、そういうものだと諦めて、手近にあるもので小さな幸せを喜べたら、どれだけ楽だっただろう。
「俺は羨ましいな。俺がアルファだったら、リヤードとつがいになれたのに」
「アンタがあの領主の項を噛むのか? 無理だろ」
つがいになる方法は発情期に項を噛むということは知っている。でも、あのオメガのくせに強そうな領主が発情期だからって弱るようにも見えないし、シェンみたいな弱そうなやつにアレを押さえつけられないだろう。
「俺とリヤードは相思相愛なんだよ。無理やりどうこうする必要はないんだから」
「ふーん」
ここでどうしてあんな奴を、と聞くと、シェンから延々と惚気を聞かされる羽目になる。まだ数えるほどの日数しか経っていないが、二回もやらかしてうんざりした。
サナンが同席しないのは、サナンとシェンが二人きりになるのは避けられているかららしい。領主がシェンに関しては非常に嫉妬深いのだそうだ。俺は子どもだからカウントされない……わけではなく、常に護衛が見張っている。サナンは護衛では止められないけれど、俺なら護衛でじゅうぶんというわけだ。
「ネイジェの身体も治ってきたみたいだし、正式に所属を決めようと思ってる」
「ん」
俺に拒否権はない。サナンの子どもにするには、彼が結婚していないことと、定住していないことが問題になったらしい。果ての森とやらは、研究のために仮住まいを置いているだけで、人が住めるような環境ではないそうだ。だから、適当な貴族や商人の養子ということにするという案が出ていた。
「ちょうど、リヤードに後継者がいないから、君を俺たちの子どもにしようかなって」
「は?」
貴族よりは商人のほうが面白そうだな、という期待は、シェンの言葉で吹っ飛んだ。貴族の中でもいちばん上じゃないか。
「君なら厳しい教育に耐えられそうだし」
「はぁ?」
あまりにも意外で、まともな言葉が出てこない。
「サナンもそれがいいって」
「いや、俺みたいなのを後継者って、領主にするつもりか?」
そもそもの元凶はどこに行ったのか、いつも視界に入るところにいるのに今に限っていない。
「そうだよ」
「無理だ」
「どうして?」
シェンが心底不思議そうに首を傾げるから、俺のほうがおかしいのかと不安になる。
「生まれもわからないのに、いきなり貴族とか」
「俺も捨て子だったんだ。運よく優しい人に育ててもらえた」
「え……っと」
「大丈夫、俺でもリヤードの伴侶やれてるから」
有無を言わさないシェンの笑顔に負けたあと、俺にはさらなる地獄が待っていた。
「よう、息子。十年、まともな教育を受けられなかったぶんを取り戻してもらうから」
領主の宣言ののち、俺は毎日、一般常識、教養、剣術、体術、等々を詰め込まれることになった。
それぞれ教師は違い、体術はサナンが担当したのだが……問題が生じた。
「だから! 手加減しすぎて訓練にならないだろ!」
「でも、ネイジェ、僕が本気を出したら危険だ」
組み手をしようにも、俺の攻撃をサナンが受け流すばかりで、防御が覚えられない。たまに出してくる手はやる気のかけらもない、鈍い動きだ。
手応えのない訓練にだんだんイライラしてくる。
「じゃあ教師役なんか引き受けるな!」
「体術は僕じゃなければダメだ」
「なんで!」
「……なんでだろう?」
とうとう考え込んでしまったサナンに、ため息を吐く。
いいものを食わせてもらっているからか、この半年で身長が伸びた。一気に伸びたせいで関節が痛いけど、体の効率のいい動かし方を教えられるのは楽しい。
マナーと座学がとても厳しいから、体術の授業は息抜きでもある。
それなのに、サナンが先に進もうとしない。
「本気を出して俺にやられるのが嫌なんだろ」
そんなはずはないけれど、煽るつもりで言ってやる。
「あ、それだ。ネイジェがぐったりしていたのが忘れられない」
「忘れろよ……いや、忘れてください」
視界の端に通りすがりのキラキラしい人間が見えて、言葉を訂正した。キラキラ頭……領主の前で粗を出すと面倒だ。素朴な雰囲気のシェンとは真逆の派手な人間だ。
領主とシェンとサナンは同じ学校に通っていた縁だという。三人の通っていたヌヤ魔法学校は、世界中から身分を問わず学生を募っているそうだが、そんな学校があることを知らなかった。早いうちに知っていたら目指していたかもしれない。まだ自分が誰よりも優秀だと信じていた頃なら。
サナンとの訓練を終えると水浴びをしてから食事だ。何をするにも使用人がついてくるのも慣れた。
食事の時間はマナーの授業を兼ねていて、領主かシェン、もしくはサナンと一緒だ。領主は厳しく、シェンとサナンは俺が教えられているのを見て真似をするときもある。
今日も領主の厳しい視線は刺さってきたが、一度も注意を受けることなく食事を終えることができた。心なしか、いつもより美味く感じる。
いつもはすぐに席を立つ領主がじっと俺を見て口を開いた。
「とりあえず及第点だな。三日後に視察に行く。ネイジェ、領主の息子としての初仕事だ」
まともな食事を与えられ、寝過ぎて固まった身体をほぐして、すぐに元通りになったのに、歩くだけで手を添えられる。
「……ひとりで歩けるんだけど」
「自分ではわからないだけで、まだ本調子じゃない」
「本調子じゃないのもわかってる。でも、歩くのに支えが必要なほどじゃない」
「そんなことないよ」
抵抗しても敵わないのがわかっているから、ふりほどくこともできずに、腕から伝わる他人の体温に落ち着かない。
目的の場所に座り、離れていくサナンの後ろ姿を見て、ホッとするはずなのに風が通るような寒さを覚えて、やっぱり落ち着かない。
これはなんなんだろう。
コトリと、目の前にティーカップが置かれて見上げる。
一般常識を知らない俺は、優男の魔法使い……シェンに少しずつ教えられている。
彼は領主の伴侶だった。かなり凄腕の魔法使いらしい。サナンは魔力量は多いけど微調整が難しいらしく、魔法の使い方ではシェンに敵わないと言っていた。
「ネイジェ、サナンはお医者さんにすごく叱られたんだ」
「俺の身体のことなのに」
「魔法をかけられたのは初めてだよね。魔法は便利だけど、強い魔法は身体や精神への負荷も高い。ネイジェがぴんぴんしているのは、潜在的に持っている魔力が普通より多くて抵抗力があったからだ。アルファだからかもしれない」
「アルファで良いと思ったことなんてない」
アルファだからロゴンに目をつけられて、あいつを出し抜くために必死でいなければならなかった。無駄に目端が利くから、自分たちの置かれた状況が苦しくてたまらなかった。フルーカのように、そういうものだと諦めて、手近にあるもので小さな幸せを喜べたら、どれだけ楽だっただろう。
「俺は羨ましいな。俺がアルファだったら、リヤードとつがいになれたのに」
「アンタがあの領主の項を噛むのか? 無理だろ」
つがいになる方法は発情期に項を噛むということは知っている。でも、あのオメガのくせに強そうな領主が発情期だからって弱るようにも見えないし、シェンみたいな弱そうなやつにアレを押さえつけられないだろう。
「俺とリヤードは相思相愛なんだよ。無理やりどうこうする必要はないんだから」
「ふーん」
ここでどうしてあんな奴を、と聞くと、シェンから延々と惚気を聞かされる羽目になる。まだ数えるほどの日数しか経っていないが、二回もやらかしてうんざりした。
サナンが同席しないのは、サナンとシェンが二人きりになるのは避けられているかららしい。領主がシェンに関しては非常に嫉妬深いのだそうだ。俺は子どもだからカウントされない……わけではなく、常に護衛が見張っている。サナンは護衛では止められないけれど、俺なら護衛でじゅうぶんというわけだ。
「ネイジェの身体も治ってきたみたいだし、正式に所属を決めようと思ってる」
「ん」
俺に拒否権はない。サナンの子どもにするには、彼が結婚していないことと、定住していないことが問題になったらしい。果ての森とやらは、研究のために仮住まいを置いているだけで、人が住めるような環境ではないそうだ。だから、適当な貴族や商人の養子ということにするという案が出ていた。
「ちょうど、リヤードに後継者がいないから、君を俺たちの子どもにしようかなって」
「は?」
貴族よりは商人のほうが面白そうだな、という期待は、シェンの言葉で吹っ飛んだ。貴族の中でもいちばん上じゃないか。
「君なら厳しい教育に耐えられそうだし」
「はぁ?」
あまりにも意外で、まともな言葉が出てこない。
「サナンもそれがいいって」
「いや、俺みたいなのを後継者って、領主にするつもりか?」
そもそもの元凶はどこに行ったのか、いつも視界に入るところにいるのに今に限っていない。
「そうだよ」
「無理だ」
「どうして?」
シェンが心底不思議そうに首を傾げるから、俺のほうがおかしいのかと不安になる。
「生まれもわからないのに、いきなり貴族とか」
「俺も捨て子だったんだ。運よく優しい人に育ててもらえた」
「え……っと」
「大丈夫、俺でもリヤードの伴侶やれてるから」
有無を言わさないシェンの笑顔に負けたあと、俺にはさらなる地獄が待っていた。
「よう、息子。十年、まともな教育を受けられなかったぶんを取り戻してもらうから」
領主の宣言ののち、俺は毎日、一般常識、教養、剣術、体術、等々を詰め込まれることになった。
それぞれ教師は違い、体術はサナンが担当したのだが……問題が生じた。
「だから! 手加減しすぎて訓練にならないだろ!」
「でも、ネイジェ、僕が本気を出したら危険だ」
組み手をしようにも、俺の攻撃をサナンが受け流すばかりで、防御が覚えられない。たまに出してくる手はやる気のかけらもない、鈍い動きだ。
手応えのない訓練にだんだんイライラしてくる。
「じゃあ教師役なんか引き受けるな!」
「体術は僕じゃなければダメだ」
「なんで!」
「……なんでだろう?」
とうとう考え込んでしまったサナンに、ため息を吐く。
いいものを食わせてもらっているからか、この半年で身長が伸びた。一気に伸びたせいで関節が痛いけど、体の効率のいい動かし方を教えられるのは楽しい。
マナーと座学がとても厳しいから、体術の授業は息抜きでもある。
それなのに、サナンが先に進もうとしない。
「本気を出して俺にやられるのが嫌なんだろ」
そんなはずはないけれど、煽るつもりで言ってやる。
「あ、それだ。ネイジェがぐったりしていたのが忘れられない」
「忘れろよ……いや、忘れてください」
視界の端に通りすがりのキラキラしい人間が見えて、言葉を訂正した。キラキラ頭……領主の前で粗を出すと面倒だ。素朴な雰囲気のシェンとは真逆の派手な人間だ。
領主とシェンとサナンは同じ学校に通っていた縁だという。三人の通っていたヌヤ魔法学校は、世界中から身分を問わず学生を募っているそうだが、そんな学校があることを知らなかった。早いうちに知っていたら目指していたかもしれない。まだ自分が誰よりも優秀だと信じていた頃なら。
サナンとの訓練を終えると水浴びをしてから食事だ。何をするにも使用人がついてくるのも慣れた。
食事の時間はマナーの授業を兼ねていて、領主かシェン、もしくはサナンと一緒だ。領主は厳しく、シェンとサナンは俺が教えられているのを見て真似をするときもある。
今日も領主の厳しい視線は刺さってきたが、一度も注意を受けることなく食事を終えることができた。心なしか、いつもより美味く感じる。
いつもはすぐに席を立つ領主がじっと俺を見て口を開いた。
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