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俺が〇器の証明をしろと言われましても 6
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目覚めると、見おぼえのある豪華な部屋だった。ディアヴの部屋だ。身体はすっきりしている。綺麗にしてもらえたのだろう。
「お腹すいた……」
「おはよう」
「あ、おはようございます」
間抜けな挨拶になったのは、ディアヴではなくカイン王子がいたからだ。三本目の腕……もといでかくなったボウ王子を腕に巻きつけている。かなりグロテスクだ。
「ボウ王子、も大きくなって……」
「ディアヴの魔力を喰ったから」
魔力を食べる? 体液が主食じゃないのか?
俺の疑問に答えるようにカイン王子が上機嫌に続ける。
「主食は体液だけど、魔力も好きだよ。卵の段階では体液に含まれる魔力を吸って育つんだ。おれもそうだったし」
「はぁ……卵……」
腹が減って頭が働いていない俺の頭は、卵と聞いて盛大に空腹のアピールをした。カイン王子が従者に食事をとりに行かせてくれた。身体は何ともないから起きられるが、今は病人っぽくしておいたほうが良い気がする。俺は被害者ってことで……。
「あの、経緯をお伺いしてもいいでしょうか」
「うん。大変だったんだよ。ディアヴが映像を見てすぐに飛び出そうとするから、そんなにすぐに助けに入ったら、君が証明しようとしていることが本当かどうかわからない。だから見ながら魔道具で拘束していたんだけど、最終的に拘束具を引きちぎって教室で魔法をぶっ放ししちゃって」
カイン王子は、あははは、と軽く笑っているが、俺も巻き添えになったんじゃないか? 死にかけて蘇生させられたとか。王宮には欠損すら治す治癒魔法の使い手がいると聞いている。王様の命令しか聞かないらしくて、治してほしくても難しいとか。
「俺、死にかけたんですか?」
「ディアヴの魔法はボウが半分ぐらい吸収したよ」
「半分」
「残り半分の威力でも十分皆殺しできたんだけど、教師がガードしたおかげでぎりぎりみんな生きてる。どうする? 殺す?」
「え、いや、そこまで酷いことされてないし」
命の価値が軽すぎない? ぎりぎり生きてるってどれぐらいの状況か聞くのも恐ろしい。
「この世界の人間の命は一行で終わるんんだ」
ふと違和感を覚える。ディアヴも先生も他の誰もに感じなかった違和感。王子はほかの世界を知っているのか。まさか俺と同じ転生者、とか?
「はは、君を犯した奴らより、ディアヴの心配をしないのか?」
「ディアヴが罰せられるんですか?」
「婚約者が輪姦されてたら皆殺しにしても正当防衛だ」
あ、はい。
「お腹すいた……」
「おはよう」
「あ、おはようございます」
間抜けな挨拶になったのは、ディアヴではなくカイン王子がいたからだ。三本目の腕……もといでかくなったボウ王子を腕に巻きつけている。かなりグロテスクだ。
「ボウ王子、も大きくなって……」
「ディアヴの魔力を喰ったから」
魔力を食べる? 体液が主食じゃないのか?
俺の疑問に答えるようにカイン王子が上機嫌に続ける。
「主食は体液だけど、魔力も好きだよ。卵の段階では体液に含まれる魔力を吸って育つんだ。おれもそうだったし」
「はぁ……卵……」
腹が減って頭が働いていない俺の頭は、卵と聞いて盛大に空腹のアピールをした。カイン王子が従者に食事をとりに行かせてくれた。身体は何ともないから起きられるが、今は病人っぽくしておいたほうが良い気がする。俺は被害者ってことで……。
「あの、経緯をお伺いしてもいいでしょうか」
「うん。大変だったんだよ。ディアヴが映像を見てすぐに飛び出そうとするから、そんなにすぐに助けに入ったら、君が証明しようとしていることが本当かどうかわからない。だから見ながら魔道具で拘束していたんだけど、最終的に拘束具を引きちぎって教室で魔法をぶっ放ししちゃって」
カイン王子は、あははは、と軽く笑っているが、俺も巻き添えになったんじゃないか? 死にかけて蘇生させられたとか。王宮には欠損すら治す治癒魔法の使い手がいると聞いている。王様の命令しか聞かないらしくて、治してほしくても難しいとか。
「俺、死にかけたんですか?」
「ディアヴの魔法はボウが半分ぐらい吸収したよ」
「半分」
「残り半分の威力でも十分皆殺しできたんだけど、教師がガードしたおかげでぎりぎりみんな生きてる。どうする? 殺す?」
「え、いや、そこまで酷いことされてないし」
命の価値が軽すぎない? ぎりぎり生きてるってどれぐらいの状況か聞くのも恐ろしい。
「この世界の人間の命は一行で終わるんんだ」
ふと違和感を覚える。ディアヴも先生も他の誰もに感じなかった違和感。王子はほかの世界を知っているのか。まさか俺と同じ転生者、とか?
「はは、君を犯した奴らより、ディアヴの心配をしないのか?」
「ディアヴが罰せられるんですか?」
「婚約者が輪姦されてたら皆殺しにしても正当防衛だ」
あ、はい。
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