俺を殺す君に!

馬酔木ビシア

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※明けましておめでとうございます。今回はとても長いです。誤字脱字等あるかもしれませんが、その場合はそっとお知らせして頂ければ幸いです

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 それからの日々は、よく覚えていない。ただ、飢えないように死なないように必死に、毎日泥の中で藻掻いていた。
 

 小学生で雇ってくれるところなどない。正常な感覚を持つ大人なら当然だった。事情を説明しても、リスクが大きすぎて雇ってもらえない。見るからに痩せて不健康そうな小学生の彗を、嫌そうに顔を顰めて追い返すのみだった。

 そんな中、彗の住むアパートから徒歩30分ほど離れたところにある大衆食堂の親父だけが、事情を知り、本気で彗を心配した。初め、親父は施設に入るべきだと進言してきたが、彗はそれを頑なに拒否した。

 確かに、施設に入れば今のように飢えで生と死ぎりぎりの生活をすることはないかもしれない。きっと、施設では生活を保障してくれる。しかし、弟と妹は幼い。学校に行った経験のある自分とは対照的に、家族以外の存在を知らず全てのことが一切右も左も分からない雛であるのに、施設に入って他人と新しい人間関係を築かせるのは酷だと思った。それに、施設にはもちろん自分たちより先にそこにいた子供がいる。彼らと新参者にあたる自分達の間にはきっと上下関係が生まれるだろうことは、間違いなかった。入るには、多くのルールを守らなくてはならない。安全はあるが自由のない、そんな生き方を幼いうちから二人にさせるのは、彗は避けたかった。

 そのある種未熟な感情論に渋い顔をした親父はしかし、彗を見捨てずに最終的に手伝いという名目で彼を店に置くことを許した。それに彗はただ、頭を黙って下げ、翌日からずっと、時間が許せば店を手伝った。親父が店で働く条件として学校には通うこと、と言ったので、彗はそれに従って学校に行って、放課後はすぐに店を手伝った。親父の奥さんは優しく穏やかな人で、彗が学校に行ってる間も、まだ生まれて幾何もない彗の妹を店で働きながら見てくれた。彗はその日のうちに支給される現金で買い物をして、家に帰る日々を送った。




 そうやって必死に生きているうちに6年もの時間が経った、ある日のことだった。それは突然彗の元に届いた。


 一通のハガキだった。宛名は彗宛て。達筆な筆文字に、彗は不穏な予感を感じ取った。長考の末、覚悟を決めて裏返す。




 息が、詰まった。





 裏には、達筆な筆跡で長文が書かれていた。それを読み進めるうちに焦点がブレる。手が、知らない間に震えた。



 それは、蒸発した母の親族からの手紙であった。

 曰く、蒸発した母はあの後病で急逝し、彼女の死後、1000万ほどの借金が発覚した。法に則れば、相続人である彼女の夫──つまり、あの男に引き継がれるが、あの男は行方不明になっており音信不通の状態であるため、子である彗に借金の相続義務が発生している。このことについて話がしたいため、彼女の実家のある京都で行う葬儀へ来てほしい、という内容だった。


 彗は母親である女とは縁を切っているが、法的には親子関係を完全に切ることはできない。つまりあの男が消えたも同然の今、自分達を捨てた女が遺した借金を返さなくてはならないのは、子である彗達だった。

 唇を噛みしめる。もう何度も味わってきたつもりでいた絶望が、さらに嗤って深度を大きくした気分だった。あの女は簡単に自分たちを捨てれるのに、彗達はあの女を捨てることができない。女が彗に与えたものは、最低限のパンと、死後の借金だけだ。母親らしいことなどしていないあの女の借金を、しかし子だという理由で法律上返させられるのだからやるせない。



 後日封筒に入ってやってきた交通資金と地図を片手に、彗は弟と妹を食堂の親父と奥さんに預けて京都に向かった。交通費を送付してくるところと、京都の中心市街に住所があることを見ると、女の実家はかなり太かったのだろうと予想できた。それにまた、嫌な予感を覚えた。

 借金が返済できない場合、相続を放棄すると借金も放棄される。しかし、相続を放棄すると借金は別の相続人へ移る。彗達が全員放棄しても、次は義務が親族に移るだけだろう。そして、一度も顔を見たこともない彗をハガキで呼び出して借金を相続しろなどと宣う人間が、母の遺した借金を相続してくれるわけがない。
 その予想は当たり、葬儀の最中にも関わらず、彗は親族中に借金を返済するように睨まれた。女は借金以外、遺産と呼べるようなものは何も持っていなかったので、当然ながら誰も彼女の借金を相続したがらなかったのである。実家との関りも薄かった女は実の両親にも姉にも見放されており、彼らも彗の代わりに借金を相続する気など毛頭なさそうであった。それどころか、女がどこの男とも知れない輩と作ったであろう彗を、まるで人ではない者を見るような侮蔑の目で睥睨した。


 1000万なんて、返せません。そう何度も伝えたが、法律で決まっているからと皆冷ややかな視線を向けるだけであった。

 冗談ではない。今の生活だって、アルバイトを増やしたからできているだけで、そんなに余裕もない。借金を返済なんて、できるわけがない。何年かかるかも分からない。なんで俺が。なんで。


 しかしそこには、血のつながりがあるのだからと言われれば、それまでで。どれだけ彗が逃げようが否定しようが、あの女と自分は確かに、紛れもなく、親子なのであった。



 カラカラに乾いた口内で、声を出そうとしたが、出せなかった。できなかった。親をどちらも失っている彗に迫る親族全員が、化物のように見えた。今、中三だから卒業したら働ける。働いて金を返せ。命令形ではなくとも、事実上そうとしか受け取れないことを言われた。無理だ。まだ弟は小学生で、妹に至っては幼稚園児。幼稚園だって、彗が年齢を偽ってまでして入ったバイトで土日の遅くまで働いて貯めて、それでやっと行かせられている。借金の返済なんてしたら、もう彼らは小学校も幼稚園も、行けなくなってしまう。

 中卒の子供を正規で雇ってくれるところなどたかが知れている。学歴社会なのだ、高校にも行っていない若者はきっとこの先も孤立する。働いても、返せるわけがない。


 でも、彗に拒否権はなく。



 彼は、頷いてしまった。


 

 














 
 どうしようもなくて、立ち尽くす。

 親族は話は終いとばかりに散り散りになり、呆然とその場に取り残される。他人とのつながりの薄かった女の葬儀にはなぜか、多くの参列客が訪れた。それは彼女の実家が太く、彼女がその由緒ある家の次女であるから。便宜上、訪れて繋がりを維持せんとする者が大半を占めた。次々に訪れた参列客に頭を下げる女の両親。


 祖父母にあたるその男女に、彗はもう、人間の顔をつけて見ることができなくなっていた。



 どうしてうまくいかない。ただ、弟と妹を幸せにしたいだけだ。今だってたくさん我慢させているのに、文句も言わずに自分を慕ってくれる二人がただ、この先も生きていけるようにと。いつか貯めた金で2人の欲しいものを買って、行きたい場所に連れて行って、それで。こんな普通の暮らしを求めることが、そんなにいけないことなのだろうか。ただ、ただ弟達が不自由なく生きていければそれでいいのに、それ以外欲しいものなんてないのに、なぜ自分ばかりこんな目に。

 誰も助けない。誰も声を掛けない。誰も心配しない。知っている。両親を一番間近で見ていたのは彗だ。人間なんて、信用できない。親父や親父の奥さんがたまたま、良い人だっただけで、ほとんどの人間は他人なんてどうでもいい。だから、いつでも平気で捨てることができるのだ。いつもそうだ。いつも。

 

 1000万。返せる訳がない。目のくらむ大金だ。見たことも手にしたこともない。何年働けば、貯まるのだろうか。何回分の食事を抜けば足しになる?学校をやめて今からバイトをしても、いつになるか皆目見当も付かない。奨学金で安く行ける高校を探して勉強していたことも無駄になるのだろうか。いや、きっとそうに違いない。


1000万の借金を抱えながら、二人を小学校に通わせることはできるのか?

いや、家賃は?

光熱費は?

食費は?

ちゃんと確保できるのか?借金取りに追われるのではないか?



 無理だ、と泣きごとが漏れてしまった。次いで、視界がじわりと歪んで揺れる。自分だけがこんな目に遭うような気がした。他の子どもと自分が同じだなんて思えない。だって、同級生たちは今頃、高校受験に向けて家で勉強に励んでいる。京都の中心地で、死んだ母親の借金を背負うことになって泣いている自分は何なのか、もう彗には分からなかった。


 借金を抱え込むことになるまでの一連の流れを見ていた何人かの参列客が、唇を噛んで涙を溜める彗を気の毒そうに見た。見るだけ。当たり前だ、誰も助けてくれない。彗だって、同じ場面に出くわしても、きっと助けない。自分のことで精一杯だから。助ける義理がないから。関わりたくない。

 気持ちが分かるから、だから余計つらく感じた。無条件の好意などない。だから食堂の親父夫婦と、弟達以外はいらない。誰も信じない。捨てられるくらいなら、信じない方が楽だ。そう切り捨てて生きてきたのは彗のほうで、でも、だから誰も助けてくれないのかもしれないとさえ思った。罰が、当たったんじゃないかと。



 親族の冷ややかな視線を感じて、乱暴に目元を拭い立ち去ることにした。ここにいても、もう何もできることがない。得るものもない。会場から逃げるように足を速める。






 途端に、後ろから追いかけるような足音がした。





 反射的に振り返ったのと、追いかけてきた人物が彗の腕を掴んだのが同時だった。びくり、と体が強張り、振り払おうとする前に相手の男が口を開く。




「氷室彗君だね?」




 突然呼ばれた名前に、一気に警戒が跳ね上がる。背丈の高いその男は、喪服にサングラス、という妙な出で立ちだった。少しの恐怖を抑え、低い声を出す。




「………ッ誰だ、あんた」





 知り合いではない。親族の中の誰かかとも思ったが、やはり記憶の中に存在しない男だった。男は、こちらの敵対心に気が付きおどけたように眉を上げた。






「おっと、そんなに怖い顔をしないで。色男が台無しだ」






 私はね、これを君に渡したかっただけだよ。



 答えになっていない応答の後に、彼は徐に着ていたコートから紙きれを取り出した。差し出されたそれに、彗は反射的に受け取ってしまう。
 チラシのように見えたそれに、何となく、目を通して、驚愕した。






「幽谷学園……」






 受験に身を投じることを半ば諦めている彗でも知っている、名門の私立学校だ。小学校から高校まで一貫校になっていて、いわゆるお金持ちのエリートが通うと称される男子校。自分には一生掛かっても縁のなさそうなその学校の入学パンフレットに言いようもない虚しさがこみ上げる。






「………いりません、こんなもの」






 ただの冷やかしで来た男だったことに、期待もしていなかったはずの彗は微かに落胆した。してしまった。だって、今の自分はどん底で、もうこれからの人生どうやって生きたらいいか分からない。高校のパンフレットなんかもらっても、彗はもう、行く余裕も金も、何もかも足りないのだ。

目の前の男は、彗の突き返しにも動じなかった。それどころか、サングラスの奥で笑みを深めていた。
 




 
「おや、どうして?もう行くところが決まっているのかな」


 
「……高校には、行きません」






 言わせるな、くそったれ。



 そう悪態を吐きたいが、それを言う前に声が震えてしまいそうで、やめた。行けません、ではなく、行きませんと答えたのは、最後の意地だった。


 しかし、それも次の男の発言に、無駄だったと悟る。





 
「それは、1000万の借金があって小さいご兄弟もいるから、かな?」
 


「ッ!!?」




 がばり、と勢いよく顔を上げて、男を凝視する。相も変わらずそこに存在するのは、男の奇妙な笑みのみで。ぎゅう、と手に在った厚紙のパンフレットを握り締め、干上がった喉でどうにか音を絞り出した。





「なん、で、それを……」





 途中で、息を呑む。見られていたのだ、と気が付いた。そうだ、さっきの親族と、自分のやりとり。見ていた参列者もたくさんいた。可哀想に、と憐れんでいた。そうか、この男も、あの中の一人だったのだ。

 男は穏やかな顔をしていた。彗は視界の外をただ睨んだ。この男に視線を向けて、いらぬ感情を引き出されることが嫌だった。



「私はあの家の当主の男とささやかだが繋がりがあってね。ご令嬢が亡くなったというので、付き合いがてら葬儀に出たのだが……」



 そこで男が突然片眉を上げてサングラスを外した。渋みのある50代ほどの男の顔が現れる。眉を顰めて、徐に取り出したハンカチでサングラスのレンズを拭い、掛けなおした。



「なんの話だったかな……ああ、そうだ、それでご令嬢の葬儀に出席したら、驚いたよ。なんとあの当主含む家の人間すべてが、1000万の借金をご令嬢の息子である君一人に押し付けていたのだからね」



 話の意図が見えない。この男は、先ほどからなんの目的でこんな馬鹿げた回想を話しているのか分からない。これは面白い格好のネタだと、そういうことなのだろうか。名家であるらしいあの家のゴシップを見つけたから界隈に触れ回ろうとか、そういう企みかもしれない。彗は警戒を解かずに、鋭く睨んだ。

 しかし男は気を害するでもなく、ただゆっくりと笑った。








「氷室彗君、幽谷に興味はないかな?」



「………は?」







 全く前後に繋がりの無いそれに、彗は思わず呆けたように口を開いた。話を聞いていなかったのかこの男、と根底で囁く。だって男が言ったのだ。1000万の借金があって、小さい兄弟がいるからと。それを知っているのに、なぜ到底行けもしない私立校の話をするのか分からない。

 ところが、男は彗の疑問をしっかり分かっているようで、さらに笑みを深めて言った。




「あの馬鹿げた寸劇の最中に気になってね、すまないが君のことを少し調べさせてもらったよ。君はご令嬢……お母さんとも、お父さんとも縁を切っているようだね。一人で小さい子を2人も育てることは大変だったろう。今は中学校に通いながらお店のお手伝いと休日にアルバイトをして稼いでいるんだってね」


「なん、で、……」




 その言葉が肯定になってしまうことに気がついていたが、抑えきれずに零れる。すべて、合っている。あの問答の最中に、この情報を調べるなんて可能なのかと疑念が湧くが、同時にこの男は全て分かって自分に声を掛けてきたことに確信した。

 少しコネが広くてね、とウインクをした男は、ふ、と息を吐いて続ける。
 


 
「しかしそれでも経済的に余裕がない君は、給付型の奨学金で行ける高校を探していた……が、会ったこともない親族に縁切りしたお母さんの借金を押し付けられ、それも断念……つまり、行かないんじゃなくて、行けないんだよね?」


「っ………」



 
 最後に吐いた小さな意地がバレていたことに、罰が悪くなり、ローファーの先を見つめる。お金がなくて一度も買い直したことも磨いたこともないそれは、誰が見てもボロボロだった。


 もう何も聞かないでほしい、と心で叫ぶが、男はまっすぐにサングラス越しにこちらを見て、再度問うた。







 
「もう一度問おう。君は、高校に行けない。本当は行きたいけど、行けない。そう思っているということで、合ってるかい?」







 
 なんて残酷な質問だろうか。ここで頷いたところで何かが変わるわけでもないのに、一度捨てたものをまた、拾わせようとする。拾っても、それはもうどうしようもないというのに。


 やめてくれ、と思いながら、でも。もう、限界になってしまった彗は、こくり、と。ただ無言で首を縦に振った。





 
 何も思わなかった、訳がなかった。


 教室でクラスメイトがみんな、どこの高校を受けるか話しているのを聞いたとき。ここは家から遠い、ここは制服が可愛い、ここは部活が強い。みんな、選べる。選ばせてもらえる。行かせてくれる、親がいる。 
 
担任が朝のホームルームで、進路の話をするとき。期限までに進路希望を出しなさい。家に持って帰って、いつまでも白紙だった。上から、公立高校、私立高校。最後に就職。就職を選んだ場合は、担任と保護者と本人で面談必須だと書いてあって。それに、また、虚しくなった。

 みんな楽しそうだ。高校生になったら制服着て放課後に寄り道して、部活で活躍して、恋人をつくって。楽しそうに、行きたい高校の話をする。話しながら、受験のために一生懸命勉強をして。


 弟たちが眠った後の、ぼんやりとした薄明りの下で広げたテキスト。ペンが生み出した数式、英文、漢字。行きたいところなんか無く、どうにか行けるかもしれないところを幻想のように追いかけるこの行為に何の意味があるのか分からなくなった。



 親なんて、いない方がいい。そう思う。だって、殴られるから。無視されるから。怒鳴られるから。



 だから、だからいない方がいい。




 いない方が、いい、はずなのだ。


 









 ────でも、でも、羨ましかった。








 親がいるだけで、自由な道を歩けるクラスメイトが。羨ましいと、思ってしまった。

参観日に笑顔で手を振る親と、恥ずかしそうにするクラスメイトを見ると、逃げ出したくなった。自分がとても惨めな存在に思えてしまうから。


 じわり、と滲む視界で、揺れる波が零れてしまわないように、息を吸う。吐いたら、落としてしまいそうだから、止める。男が、代わりに息を吐くようにふわ、と笑った。








「それが聞きたかったんだよ」







 懐から取り出された別の小さな紙を渡される。名刺、だった。







「自己紹介がまだだったね、私はこういうものだ」





────幽谷学園 理事長 加々美宗音かがみかずね





「りじ、ちょう……」




 受け取った手が、震える。にっこり笑った男が、彗の片手をそっと握った。


 
「うちの学園は、外部生徒の入学に力を入れていてね。入試の成績優秀者の学費を免除する特別特待生制度ってものがある。これに採用されると、給付金も出るようになってるんだ」
 

 そう言ってまた更に別の紙を渡される。奨学金の案内が書かれた冊子だ。
 

 
「君の成績をちょっと覗いたよ。素晴らしいね。どこの高校にも行けるように、ずっと一人で頑張っていたんだろう?」 



 くしゃり、と頭を撫でられる。加々美と名乗った男は、彗を見て目を細めた。






「もし興味があれば受けてみるといい。受験料は多少かかるが、もし特待生制度で入学できれば後で返ってくる」

 





 受けるか受けないか、この先の人生は、君自身が決めて良いんだよ。







 全て見透かすように、彼はそう言った。
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