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まずは良好な関係から作ろう!(前途多難)
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やあやあ。
どーも、一睡もできなかった成瀬要です。
「ママ達はここでお話ししてるから、要ちゃんと颯斗君はお庭で二人で遊んで来てね!」
「仲良くしなね、颯斗!」
嫋やかに微笑む俺の女神・母さんと、ショートカットの女性が溌剌とした笑顔で俺達に声を掛けて、2人でポーンと庭に放り出される。ママ友同士の屋内でお話をするらしく、子供は外で仲良く遊びなさいということらしい。なんてこった、俺氏人生最大のピンチ。
俺が前世の記憶を思い出してから三ヶ月が経った。
俺の前には今、あの漣颯斗(4歳)がいる。
はっは……緊張で全く寝れなかった…前世でも徹也したりに慣れていたこの俺が、一睡もできないことをこんなに辛く思う日が来るとはな!!5歳児の体ってやっぱ寝なきゃ駄目なんだね、今にも意識切れそう。
くぅ…でも仕方ないだろ!?だって、俺の生死かかってんだよ?そりゃ緊張するわ。
…………っていうのは都合のいい言い訳で、実はただ単に推しに会えることに興奮して寝れなかっただけですすいません。いや、ガチファンなんだってば。こればっかりはもう…ね?理解してよ。俺は成瀬要である前に腐男子で『破滅』オタクなんだから。
はああああああ、緊張する。
本編の通り今日、友人同士だという俺の母さんが颯斗のお母様と颯斗を家に招いて、俺と颯斗は対面。それで大人同士話す母さんと颯斗ママは俺達の歳が近いという理由で遊んでこいと勧めてきたわけなんだが…緊張して何を話せばいいか分からない俺氏とにこにこしてるだけの颯斗。え、何これ気まずすぎか?母さーん、これ全然遊ぶ雰囲気じゃないんだけどー!!
てか待って、生漣颯斗が尊すぎる尊死案件だわしんどい。
俺の知る颯斗は文章で綴られた颯斗と本の表紙のイラストの颯斗、そして漫画化された颯斗の三つだけど、原作には子供の時の颯斗の姿なんてこれっぽっちも記載されていなかった。そもそも俺と颯斗の出会いも、原作では一文でサラッと書かれているだけで漫画でも省かれていたから台本なんてない。漫画には颯斗の小さい頃の姿がちらっとだけ描かれていたような気がするけど、やっぱり実際に見るのとはわけが違う。
癖のない黒髪はもう女優かっていうくらいキューティクルがありまくりで、もちもちのほっぺは色白。目は少し切長の二重で深淵のように深みのある黒だった。原作の16歳の颯斗はすっごく涼やかな目元でいつも王子の微笑みを浮かべる爽やか君なんだけど、今は4歳ということもあってまだまだあどけない顔をしている。控えめに言って尊い。
俺は脳内でひたすら尊いの文字を繰り返し、デヘデヘと……って、は!!!違う違う!!自己紹介だろ!!!
「え、えーと……おれ、なるせかなめ。よ、よろしく?」
俺の馬鹿っ!!何故に疑問形なんだっ!!第一印象ぅぅうう!!!
初対面でゴミみたいな自己紹介をかましてしまった。
お、終わった……。
勝手に心で悶える俺に、しかし颯斗はさすが主人公だった。
「うん、よろしく。ぼくは、さざなみはやとだよ!」
幻のにっこり王子様スマイルで手を差し伸べてる。差し出した手から顔まで全てから後光が差して見えるのは気のせいじゃない。
ちょっ、やばい鼻血出そう4歳の推し神すぎ。まずもう顔面!!顔面がっ、つよつよすぎる!睫毛長っ、色白っ、笑顔尊っ!!!尊いが渋滞してる待って待って世界が手に入るわその笑顔。
反射で胸を抑える。吐血しなかっただけ俺は偉いと思いマース。
「はっぐぅうう!!!!とっうとっ!!!!」
「えっ、ど、どうしたのかなめくん、だいじょうぶ?」
お、推しが俺を心配してくれている…感激で涙出そう…って、そんなこと言ってる場合じゃねぇ。今はまだサイコパスじゃなさそうだけど、俺はいずれ颯斗にめった刺しされて死ぬんだ。颯斗をサイコパスにしないためには、まずは颯斗と仲良くなることから始めないと。
「あっぜんぜんだいじょーぶっ!!はやとくん、なにしてあそぶ?なんかすきなこととかある?」
ここは年上らしく、頼れるお兄さんを演じよう。遊びは颯斗のしたいことをする!!まあ、たった1歳差だけど。
てか、5歳児の舌って短くて全然流暢にしゃべれないのな。長文ムズい。
だが問題ない!前世持ち舐めんなよ。こちとら前世社会人の記憶あるんだ、会話の持って行き方なんて5歳児のそれじゃないぜ。長文がしゃべれなくても俺には痛くも痒くもない!!
さあ颯斗、なんの遊びを答える?なんの遊びでも絶対にお前と距離を詰めてみせる!!
爛々と目を輝かせる俺の前で、颯斗はちょっと考えるような顔をした。サラッサラの黒髪がちょっと揺れて、それだけでもう絵になるのだから主人公ってすごい。こりゃ颯斗が作中でみんなに騒がれるのも納得だわ。もうオーラが違うもん。こっち向いてー!って叫びたい。しないけど。
ぼーっと颯斗のつよつよな顔面を見つめていると、颯斗は何か思いついたらしく顔を上げた。
「うーん、じゃあ、」
お?お?なんだ?
どんな遊びでもどんと来い!!!
ふんす、と構える俺に、颯斗は効果音がつきそうな程にこっと笑って言った。
「がいちゅうごっこ、かな!」
ゑ????
どーも、一睡もできなかった成瀬要です。
「ママ達はここでお話ししてるから、要ちゃんと颯斗君はお庭で二人で遊んで来てね!」
「仲良くしなね、颯斗!」
嫋やかに微笑む俺の女神・母さんと、ショートカットの女性が溌剌とした笑顔で俺達に声を掛けて、2人でポーンと庭に放り出される。ママ友同士の屋内でお話をするらしく、子供は外で仲良く遊びなさいということらしい。なんてこった、俺氏人生最大のピンチ。
俺が前世の記憶を思い出してから三ヶ月が経った。
俺の前には今、あの漣颯斗(4歳)がいる。
はっは……緊張で全く寝れなかった…前世でも徹也したりに慣れていたこの俺が、一睡もできないことをこんなに辛く思う日が来るとはな!!5歳児の体ってやっぱ寝なきゃ駄目なんだね、今にも意識切れそう。
くぅ…でも仕方ないだろ!?だって、俺の生死かかってんだよ?そりゃ緊張するわ。
…………っていうのは都合のいい言い訳で、実はただ単に推しに会えることに興奮して寝れなかっただけですすいません。いや、ガチファンなんだってば。こればっかりはもう…ね?理解してよ。俺は成瀬要である前に腐男子で『破滅』オタクなんだから。
はああああああ、緊張する。
本編の通り今日、友人同士だという俺の母さんが颯斗のお母様と颯斗を家に招いて、俺と颯斗は対面。それで大人同士話す母さんと颯斗ママは俺達の歳が近いという理由で遊んでこいと勧めてきたわけなんだが…緊張して何を話せばいいか分からない俺氏とにこにこしてるだけの颯斗。え、何これ気まずすぎか?母さーん、これ全然遊ぶ雰囲気じゃないんだけどー!!
てか待って、生漣颯斗が尊すぎる尊死案件だわしんどい。
俺の知る颯斗は文章で綴られた颯斗と本の表紙のイラストの颯斗、そして漫画化された颯斗の三つだけど、原作には子供の時の颯斗の姿なんてこれっぽっちも記載されていなかった。そもそも俺と颯斗の出会いも、原作では一文でサラッと書かれているだけで漫画でも省かれていたから台本なんてない。漫画には颯斗の小さい頃の姿がちらっとだけ描かれていたような気がするけど、やっぱり実際に見るのとはわけが違う。
癖のない黒髪はもう女優かっていうくらいキューティクルがありまくりで、もちもちのほっぺは色白。目は少し切長の二重で深淵のように深みのある黒だった。原作の16歳の颯斗はすっごく涼やかな目元でいつも王子の微笑みを浮かべる爽やか君なんだけど、今は4歳ということもあってまだまだあどけない顔をしている。控えめに言って尊い。
俺は脳内でひたすら尊いの文字を繰り返し、デヘデヘと……って、は!!!違う違う!!自己紹介だろ!!!
「え、えーと……おれ、なるせかなめ。よ、よろしく?」
俺の馬鹿っ!!何故に疑問形なんだっ!!第一印象ぅぅうう!!!
初対面でゴミみたいな自己紹介をかましてしまった。
お、終わった……。
勝手に心で悶える俺に、しかし颯斗はさすが主人公だった。
「うん、よろしく。ぼくは、さざなみはやとだよ!」
幻のにっこり王子様スマイルで手を差し伸べてる。差し出した手から顔まで全てから後光が差して見えるのは気のせいじゃない。
ちょっ、やばい鼻血出そう4歳の推し神すぎ。まずもう顔面!!顔面がっ、つよつよすぎる!睫毛長っ、色白っ、笑顔尊っ!!!尊いが渋滞してる待って待って世界が手に入るわその笑顔。
反射で胸を抑える。吐血しなかっただけ俺は偉いと思いマース。
「はっぐぅうう!!!!とっうとっ!!!!」
「えっ、ど、どうしたのかなめくん、だいじょうぶ?」
お、推しが俺を心配してくれている…感激で涙出そう…って、そんなこと言ってる場合じゃねぇ。今はまだサイコパスじゃなさそうだけど、俺はいずれ颯斗にめった刺しされて死ぬんだ。颯斗をサイコパスにしないためには、まずは颯斗と仲良くなることから始めないと。
「あっぜんぜんだいじょーぶっ!!はやとくん、なにしてあそぶ?なんかすきなこととかある?」
ここは年上らしく、頼れるお兄さんを演じよう。遊びは颯斗のしたいことをする!!まあ、たった1歳差だけど。
てか、5歳児の舌って短くて全然流暢にしゃべれないのな。長文ムズい。
だが問題ない!前世持ち舐めんなよ。こちとら前世社会人の記憶あるんだ、会話の持って行き方なんて5歳児のそれじゃないぜ。長文がしゃべれなくても俺には痛くも痒くもない!!
さあ颯斗、なんの遊びを答える?なんの遊びでも絶対にお前と距離を詰めてみせる!!
爛々と目を輝かせる俺の前で、颯斗はちょっと考えるような顔をした。サラッサラの黒髪がちょっと揺れて、それだけでもう絵になるのだから主人公ってすごい。こりゃ颯斗が作中でみんなに騒がれるのも納得だわ。もうオーラが違うもん。こっち向いてー!って叫びたい。しないけど。
ぼーっと颯斗のつよつよな顔面を見つめていると、颯斗は何か思いついたらしく顔を上げた。
「うーん、じゃあ、」
お?お?なんだ?
どんな遊びでもどんと来い!!!
ふんす、と構える俺に、颯斗は効果音がつきそうな程にこっと笑って言った。
「がいちゅうごっこ、かな!」
ゑ????
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