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トージロー
気づいてしまった真実
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「ぺっ、ぺっ!うぅ・・・埃っぽいなぁ」
普段使わないものを押し込んでいる倉庫代わりの部屋には、それ相応の埃が降り積もっている。
それを搔き乱し、古新聞を引っ張り出したカレンの周りには、埃が白く舞い上がっていた。
それを思わず吸い込んでしまい、気持ち悪そうに舌を出す彼女は、この部屋の埃っぽさを嘆いていた。
「ふふふ・・・でも、見つけたもんね。これだけあれば、手掛かりの一つぐらい見つかるでしょ?じゃあ早速・・・」
カレンは苦労して引っ張り出した古新聞の束を見下ろすと、その一つへと早速とばかりに手を伸ばす。
すでに縛っていた紐を取り外され、床に緩く広がっているそれらに、それが選ばれたのは偶然だろう。
しかし彼女が手に取ったのは、丁度彼女がこの街に来てすぐの日付のものであった。
「お、早速あの事件の記事が載ってるじゃん!えっ!?しかもこの日に初めて発生したって・・・ふふーん、やっぱり私持ってるんじゃない?じゃあ、この日付以降の記事を探せばいいのね・・・えーっと何々?ふーん、最初はただの誘拐事件って感じだったんだ。ふむふむ、この時は失踪かもしれないって感じなのね・・・」
多くの新聞の中から偶々選び取った新聞に、欲しかった情報が載っている。
その事実に自らの運命性を感じているカレンは、その胸に手を当てては僅かに調子に乗った仕草を見せている。
そしてその記事の内容へと目を落とした彼女は、その事件はその日初めて起こったことを知り、その日以降の記事を探せばよくなったと喜んでいた。
「あ、これ前呼んだ奴だ!ふんふん、この時にはもう事件として扱われ始めてるんだ。それでこれは・・・あれ?この日ってそれこそ、私がこの事件について知った日じゃなかったっけ?」
先ほど知った最初の事件以降の新聞へと手を伸ばすカレンは、自分がかつて目にした記事を見つけていた。
そしてその周辺の日付の記事を探していた彼女は、まさにその日起こった事件について書かれている記事を見つける。
「何々・・・『白昼堂々の犯行、血塗れの路地裏に何があったのか!?』だって。ひゃー、怖い怖い!あれ、でもこれってギルドのすぐ傍の路地じゃない?こんなに近くで事件があったんだ・・・」
何かその記事が気になったカレンは、それへと目を落とすと内容を読み込んでいる。
そこにはあの日白昼堂々行われた、恐ろしい事件について記されていた。
「ん?そういえばあの時、トージローがどっか行っちゃってたような・・・?確かすぐに帰ってきたけど・・・あれ?そういえば、何か手を汚してたような・・・?」
そしてカレンは思い出す、丁度事件があったあの日あの時、トージローが彼女の前から姿を消していた事を。
そして彼が再び現れた時、彼はその手を何かで汚してしまっていた事を。
「ふふっ、まさかー!ないない、だってあのトージローだよ?そんなこと出来る訳が・・・」
符合する二つの情報に、カレンは手を顔の前で振っては有り得ないと笑い飛ばす。
カレンはトージローがそんなこと出来る訳がないと口にしていたが、彼女は誰より知っているのだ。
彼がそんな事を余裕でこなしてしまえるほどの、圧倒的な力を持っていることを。
「っ!?次々!!もっと情報を集めれば、そんなの有り得ないって分かるよね?えーっと、あったあった!何々・・・『廃棄された集落で集団失踪!?大量の浮浪者は、どこにいったのか!?』か。あれ?これ・・・私が依頼でいったあの集落だ」
嫌な想像が頭を過ったカレンは、それを打ち消そうと新たな情報を探し求める。
そうしてカレンが見つけた記事には、彼女がかつて依頼で訪れた廃棄された集落でも事件があったと記していた。
「事件が発見されたのはあの後みたいだけど・・・そういえばあの時も、一回逸れたような?ま、まさか!?そんなのある訳ないって!!」
思い起こせば、あの時も一度カレンとトージローは逸れてしまっていた。
その時は特に気にしなかったが、今改めて記事と照らし合わせて考えると、まるでそのために姿を消したかのようにも思えてしまう。
「えっと、次の記事は・・・これ、私がモデルを依頼された日だ。それに、現場があの公園の近く・・・あの時、ルイス達とトージローが一緒にいなくて、二人はそれを秘密だって・・・嘘でしょ?まさか二人もグルだっていうの?」
積み重なっていく悪い予感に、更に一つの証拠が挙がってしまう。
カレンが壁新聞のモデルにと声を掛けられる直前、彼女はルイス達と公園にいた。
そして、そのすぐ近くで事件は起きたのだ。
あの時、二人は何と言っていたか。
トージローがどこに行ったのかは秘密だと、口を揃えたのではなかったか。
「っ!あはは!!ふー、良かった良かった!!完全に私の早とちりだった!!この記事に書いてあるもん!首筋に噛み痕のある血を吸いつくされた死体が発見されたって!こんなのもう、吸血鬼の仕業に決まってんじゃん!!はい、セーフ!犯人は、トージローじゃありませーん!!だって、トージローは・・・トージローは・・・」
過る不安にカレンは何かそれを否定する材料はないかと、慌てて記事を漁っている。
そして彼女は見つけていた、トージローが犯人ではないという決定的な証拠を。
それはこの事件の犯人が、吸血鬼ではないかと示す記事であった。
「トージローって何者なん、だろう?」
異世界から召喚された勇者。
一撃で大魔王を屠るほどの力を秘めた存在。
それが果たして、人間と呼べるのだろうか。
それよりも寧ろ、もっと凄まじい力を秘めた種族であった方がしっくりくるのではないか。
例えばそう、吸血鬼のような強大な種族であった方が。
「人間では有り得ないほどの力・・・あの大魔王エヴァンジェリンを一撃で倒すような・・・吸血鬼は強大な力を秘めた種族で・・・凄腕の冒険者でも手こずる相手・・・時には魔王と称するような存在も・・・」
有り得ないと否定した仮説が、考えれば考えるほどしっくりきてしまう。
トージローのあの圧倒的な力は、彼が吸血鬼であると、それもその上位の存在であると考えれば不思議ではない。
寧ろ、そうでない方が理屈が通らないと、カレンは考え始めてしまっていた。
「お、いい匂い!タルカさーん、今日のご飯なにー?」
「え?クロケットだけど・・・ルイス君達には上げられないよ?」
「えー!!いいじゃん、ケチー!!」
「うー、じゃあちょっとだけね?」
「へへ、やりー!」
「うーん、本当はトージローさんの部屋に一緒に泊まってるのだっていけないんだけど・・・」
カレンが自らの考えに静かに震えていると、玄関の方から騒がしい声が聞こえてくる。
どうやらそれは外から帰ってきたらしいルイス達が、晩御飯の用意をしているタルカに絡んでいるもののようだ。
その微笑ましいやり取りは、カレンの今の心情からすれば別世界の出来事のようだった。
「お気楽なもんね・・・ん、ちょっと待って?何であいつらはあんなに元気なの?私ですらお金がなくてひもじい思いしてるのに・・・っ!?そういえば、あの記事!!」
ルイスとタルカのお気楽なやり取りに溜め息を漏らすカレンはしかし、そこに違和感を感じていた。
今はタルカに晩御飯を用意してもらえるカレンですら、空腹でひもじい思いをしている状況なのだ、
それなのに何故あの二人がそんなにも元気なのか。
それに疑問を覚えたカレンは、先ほど目にしたばかりの記事の内容を思い出す。
「やっぱりそうだ!!食料を運ぶ馬車が襲われて、丸ごと消えたって・・・あいつら!!」
彼女が取り出したのは、先ほど剥ぎ取ったばかりの壁新聞だ。
そこに書かれた記事には、その事件が特別依頼になるというものともう一つ、食料を運ぶ馬車が恐らくその犯人によって襲われたというものであった。
それを確認したカレンは、その新聞を床に叩きつけると部屋を飛び出していく。
普段使わないものを押し込んでいる倉庫代わりの部屋には、それ相応の埃が降り積もっている。
それを搔き乱し、古新聞を引っ張り出したカレンの周りには、埃が白く舞い上がっていた。
それを思わず吸い込んでしまい、気持ち悪そうに舌を出す彼女は、この部屋の埃っぽさを嘆いていた。
「ふふふ・・・でも、見つけたもんね。これだけあれば、手掛かりの一つぐらい見つかるでしょ?じゃあ早速・・・」
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すでに縛っていた紐を取り外され、床に緩く広がっているそれらに、それが選ばれたのは偶然だろう。
しかし彼女が手に取ったのは、丁度彼女がこの街に来てすぐの日付のものであった。
「お、早速あの事件の記事が載ってるじゃん!えっ!?しかもこの日に初めて発生したって・・・ふふーん、やっぱり私持ってるんじゃない?じゃあ、この日付以降の記事を探せばいいのね・・・えーっと何々?ふーん、最初はただの誘拐事件って感じだったんだ。ふむふむ、この時は失踪かもしれないって感じなのね・・・」
多くの新聞の中から偶々選び取った新聞に、欲しかった情報が載っている。
その事実に自らの運命性を感じているカレンは、その胸に手を当てては僅かに調子に乗った仕草を見せている。
そしてその記事の内容へと目を落とした彼女は、その事件はその日初めて起こったことを知り、その日以降の記事を探せばよくなったと喜んでいた。
「あ、これ前呼んだ奴だ!ふんふん、この時にはもう事件として扱われ始めてるんだ。それでこれは・・・あれ?この日ってそれこそ、私がこの事件について知った日じゃなかったっけ?」
先ほど知った最初の事件以降の新聞へと手を伸ばすカレンは、自分がかつて目にした記事を見つけていた。
そしてその周辺の日付の記事を探していた彼女は、まさにその日起こった事件について書かれている記事を見つける。
「何々・・・『白昼堂々の犯行、血塗れの路地裏に何があったのか!?』だって。ひゃー、怖い怖い!あれ、でもこれってギルドのすぐ傍の路地じゃない?こんなに近くで事件があったんだ・・・」
何かその記事が気になったカレンは、それへと目を落とすと内容を読み込んでいる。
そこにはあの日白昼堂々行われた、恐ろしい事件について記されていた。
「ん?そういえばあの時、トージローがどっか行っちゃってたような・・・?確かすぐに帰ってきたけど・・・あれ?そういえば、何か手を汚してたような・・・?」
そしてカレンは思い出す、丁度事件があったあの日あの時、トージローが彼女の前から姿を消していた事を。
そして彼が再び現れた時、彼はその手を何かで汚してしまっていた事を。
「ふふっ、まさかー!ないない、だってあのトージローだよ?そんなこと出来る訳が・・・」
符合する二つの情報に、カレンは手を顔の前で振っては有り得ないと笑い飛ばす。
カレンはトージローがそんなこと出来る訳がないと口にしていたが、彼女は誰より知っているのだ。
彼がそんな事を余裕でこなしてしまえるほどの、圧倒的な力を持っていることを。
「っ!?次々!!もっと情報を集めれば、そんなの有り得ないって分かるよね?えーっと、あったあった!何々・・・『廃棄された集落で集団失踪!?大量の浮浪者は、どこにいったのか!?』か。あれ?これ・・・私が依頼でいったあの集落だ」
嫌な想像が頭を過ったカレンは、それを打ち消そうと新たな情報を探し求める。
そうしてカレンが見つけた記事には、彼女がかつて依頼で訪れた廃棄された集落でも事件があったと記していた。
「事件が発見されたのはあの後みたいだけど・・・そういえばあの時も、一回逸れたような?ま、まさか!?そんなのある訳ないって!!」
思い起こせば、あの時も一度カレンとトージローは逸れてしまっていた。
その時は特に気にしなかったが、今改めて記事と照らし合わせて考えると、まるでそのために姿を消したかのようにも思えてしまう。
「えっと、次の記事は・・・これ、私がモデルを依頼された日だ。それに、現場があの公園の近く・・・あの時、ルイス達とトージローが一緒にいなくて、二人はそれを秘密だって・・・嘘でしょ?まさか二人もグルだっていうの?」
積み重なっていく悪い予感に、更に一つの証拠が挙がってしまう。
カレンが壁新聞のモデルにと声を掛けられる直前、彼女はルイス達と公園にいた。
そして、そのすぐ近くで事件は起きたのだ。
あの時、二人は何と言っていたか。
トージローがどこに行ったのかは秘密だと、口を揃えたのではなかったか。
「っ!あはは!!ふー、良かった良かった!!完全に私の早とちりだった!!この記事に書いてあるもん!首筋に噛み痕のある血を吸いつくされた死体が発見されたって!こんなのもう、吸血鬼の仕業に決まってんじゃん!!はい、セーフ!犯人は、トージローじゃありませーん!!だって、トージローは・・・トージローは・・・」
過る不安にカレンは何かそれを否定する材料はないかと、慌てて記事を漁っている。
そして彼女は見つけていた、トージローが犯人ではないという決定的な証拠を。
それはこの事件の犯人が、吸血鬼ではないかと示す記事であった。
「トージローって何者なん、だろう?」
異世界から召喚された勇者。
一撃で大魔王を屠るほどの力を秘めた存在。
それが果たして、人間と呼べるのだろうか。
それよりも寧ろ、もっと凄まじい力を秘めた種族であった方がしっくりくるのではないか。
例えばそう、吸血鬼のような強大な種族であった方が。
「人間では有り得ないほどの力・・・あの大魔王エヴァンジェリンを一撃で倒すような・・・吸血鬼は強大な力を秘めた種族で・・・凄腕の冒険者でも手こずる相手・・・時には魔王と称するような存在も・・・」
有り得ないと否定した仮説が、考えれば考えるほどしっくりきてしまう。
トージローのあの圧倒的な力は、彼が吸血鬼であると、それもその上位の存在であると考えれば不思議ではない。
寧ろ、そうでない方が理屈が通らないと、カレンは考え始めてしまっていた。
「お、いい匂い!タルカさーん、今日のご飯なにー?」
「え?クロケットだけど・・・ルイス君達には上げられないよ?」
「えー!!いいじゃん、ケチー!!」
「うー、じゃあちょっとだけね?」
「へへ、やりー!」
「うーん、本当はトージローさんの部屋に一緒に泊まってるのだっていけないんだけど・・・」
カレンが自らの考えに静かに震えていると、玄関の方から騒がしい声が聞こえてくる。
どうやらそれは外から帰ってきたらしいルイス達が、晩御飯の用意をしているタルカに絡んでいるもののようだ。
その微笑ましいやり取りは、カレンの今の心情からすれば別世界の出来事のようだった。
「お気楽なもんね・・・ん、ちょっと待って?何であいつらはあんなに元気なの?私ですらお金がなくてひもじい思いしてるのに・・・っ!?そういえば、あの記事!!」
ルイスとタルカのお気楽なやり取りに溜め息を漏らすカレンはしかし、そこに違和感を感じていた。
今はタルカに晩御飯を用意してもらえるカレンですら、空腹でひもじい思いをしている状況なのだ、
それなのに何故あの二人がそんなにも元気なのか。
それに疑問を覚えたカレンは、先ほど目にしたばかりの記事の内容を思い出す。
「やっぱりそうだ!!食料を運ぶ馬車が襲われて、丸ごと消えたって・・・あいつら!!」
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