3 / 13
第3話
しおりを挟む
私がラーサーとはじめて出会ってから、2週間が経っていた。
ニールド国はランアス国と距離があるけど、生活はあまり変わらない。
城で生活することが決まったけど、国王はラーサーの行動力を知っているから納得している。
私が事情を話すことで、ランアス国の現状を調べると約束してくれた。
私は魔法を使い、ニールド国に貢献している。
新生活に慣れてきた頃――部屋にラーサーがやって来て、ランアス国の現状を話してくれた。
「先週のパーティで、ドスラはリオナを婚約者にしました」
「そうですか。ドスラなら、私がいなくなったことを好機と考えそうです」
パーティで私の妹リオナと婚約するのが、ドスラの目的だったはず。
結界を壊した件はどうしたのか気になっていると、ラーサーが話してくれる。
「パーティではエルノア様が行方不明になったことが話題になり、結界を壊したから失踪したとドスラ王子が決めつけたようです」
「私が国を出たのは予想外だと思いますけど、ドスラ達は予定通り行動したのですか」
「本来ならドスラは捏造した罪でエルノア様を糾弾して、罰として従わせてから嘘でもクノレラ様に「自分のせい」と言わせるつもりだったのでしょう」
それはラーサーが知っていたから、パーティの前に国から出ることができている。
私がいないのだから予定とは違うはずだけど、結界が壊れたことはパーティの時の公表したようだ。
「ドスラは国王に頼み、周辺の国を捜索させているようですが……エルノア様を見つけ出せるとは思えません」
「今の私は魔法道具で変装していますし、ニールド国の城に住んでいるとは考えないでしょう」
そうなれば、結界の問題を対処するために行動しなければならない。
結界を直すには魔法使いの命が必要になるけど、優秀でなければ何人も必要だ。
本来なら私を生贄にして、存在を消し全て解決するつもりだったのかもしれない。
「私がいなくなったことで、ランアス国は騒動になっていそうです」
「結界を調べていけば、真相がわかります。そうなれば、ドスラ達は間違いなく糾弾されるでしょう」
私を消すための計画には、協力者が何人もいると推測している。
結界が壊れたことで危機的状況になると、全てを話す人が現れそうだ。
「これからランアス国は、結界が壊れたことで大変な目に合うから……私の捜索も、できなくなりそうです」
魔法道具で変装していることもあって、私の居場所はわからないに決まっている。
結界が壊れたランアス国がどうなったとしても、私は構わなかった。
ニールド国はランアス国と距離があるけど、生活はあまり変わらない。
城で生活することが決まったけど、国王はラーサーの行動力を知っているから納得している。
私が事情を話すことで、ランアス国の現状を調べると約束してくれた。
私は魔法を使い、ニールド国に貢献している。
新生活に慣れてきた頃――部屋にラーサーがやって来て、ランアス国の現状を話してくれた。
「先週のパーティで、ドスラはリオナを婚約者にしました」
「そうですか。ドスラなら、私がいなくなったことを好機と考えそうです」
パーティで私の妹リオナと婚約するのが、ドスラの目的だったはず。
結界を壊した件はどうしたのか気になっていると、ラーサーが話してくれる。
「パーティではエルノア様が行方不明になったことが話題になり、結界を壊したから失踪したとドスラ王子が決めつけたようです」
「私が国を出たのは予想外だと思いますけど、ドスラ達は予定通り行動したのですか」
「本来ならドスラは捏造した罪でエルノア様を糾弾して、罰として従わせてから嘘でもクノレラ様に「自分のせい」と言わせるつもりだったのでしょう」
それはラーサーが知っていたから、パーティの前に国から出ることができている。
私がいないのだから予定とは違うはずだけど、結界が壊れたことはパーティの時の公表したようだ。
「ドスラは国王に頼み、周辺の国を捜索させているようですが……エルノア様を見つけ出せるとは思えません」
「今の私は魔法道具で変装していますし、ニールド国の城に住んでいるとは考えないでしょう」
そうなれば、結界の問題を対処するために行動しなければならない。
結界を直すには魔法使いの命が必要になるけど、優秀でなければ何人も必要だ。
本来なら私を生贄にして、存在を消し全て解決するつもりだったのかもしれない。
「私がいなくなったことで、ランアス国は騒動になっていそうです」
「結界を調べていけば、真相がわかります。そうなれば、ドスラ達は間違いなく糾弾されるでしょう」
私を消すための計画には、協力者が何人もいると推測している。
結界が壊れたことで危機的状況になると、全てを話す人が現れそうだ。
「これからランアス国は、結界が壊れたことで大変な目に合うから……私の捜索も、できなくなりそうです」
魔法道具で変装していることもあって、私の居場所はわからないに決まっている。
結界が壊れたランアス国がどうなったとしても、私は構わなかった。
68
あなたにおすすめの小説
で、お前が彼女に嫌がらせをしている理由を聞かせてもらおうか?
Debby
恋愛
ヴェルトが友人からの手紙を手に辺境伯令嬢であるレィディアンスの元を訪れたのは、その手紙に「詳細は彼女に聞け」と書いてあったからだ。
簡単にいうと、手紙の内容は「学園で問題を起こした平民──エボニーを妻として引き取ってくれ」というものだった。
一方その話を聞いてしまった伯爵令嬢のオリーブは動揺していた。
ヴェルトとは静かに愛を育んできた。そんな自分を差し置いて、言われるがまま平民を妻に迎えてしまうのだろうか。
そんなオリーブの気持ちを知るはずもないエボニーは、辺境伯邸で行儀見習いをすることになる。
オリーブは何とかしてヴェルトを取り戻そうと画策し、そのことを咎められてしまう。もう後は無い。
オリーブが最後の望みをかけてヴェルトに自分を選んで欲しいと懇願する中、レィディアンスが静かに口を開いた。
「で、そろそろお前が彼女に嫌がらせをしている理由を聞かせてもらおうか」
「はい?」
ヴェルトは自分が何を言われたのか全く理解が出来なかった。
*--*--*
覗いてくださりありがとうございます。(* ᴗ ᴗ)⁾⁾
★全31話7時19時更新で、全話予約投稿済みです。
★★「このお話だけ読んでいただいてもOKです!」という前提のもと↓↓↓
このお話は独立した一つのお話ですが、「で。」シリーズのサイドストーリーでもあり、第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」の「エボニーその後」でもあります(あるいは「最終話」のその後)。
第一弾「で、私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」
第二弾「で、あなたが私に嫌がらせをする理由を伺っても?」
第三弾「で、あなたが彼に嫌がらせをする理由をお話しいただいても?」
どれも女性向けHOTランキングに入り、特に第二弾はHOT一位になることが出来ました!(*´▽`人)アリガトウ
もしよかったら宜しくお願いしますね!
【完結】私を捨てた皆様、どうぞその選択を後悔なさってください 〜婚約破棄された令嬢の、遅すぎる謝罪はお断りです〜
くろねこ
恋愛
王太子の婚約者として尽くしてきた公爵令嬢エリシアは、ある日突然、身に覚えのない罪で断罪され婚約破棄を言い渡される。
味方だと思っていた家族も友人も、誰一人として彼女を庇わなかった。
――けれど、彼らは知らなかった。
彼女こそが国を支えていた“本当の功労者”だったことを。
すべてを失ったはずの令嬢が選んだのは、
復讐ではなく「関わらない」という選択。
だがその選択こそが、彼らにとって最も残酷な“ざまぁ”の始まりだった。
悪役令嬢の私が転校生をイジメたといわれて断罪されそうです
白雨あめ
恋愛
「君との婚約を破棄する! この学園から去れ!」
国の第一王子であるシルヴァの婚約者である伯爵令嬢アリン。彼女は転校生をイジメたという理由から、突然王子に婚約破棄を告げられてしまう。
目の前が真っ暗になり、立ち尽くす彼女の傍に歩み寄ってきたのは王子の側近、公爵令息クリスだった。
※2話完結。
醜貌の聖女と呼ばれ、婚約破棄されましたが、実は本物の聖女でした
きまま
恋愛
王国の夜会で、第一王子のレオンハルトから婚約破棄を言い渡された公爵令嬢リリエル・アルヴァリア。
顔を銀の仮面で隠していることから『醜貌の聖女』と嘲られ、不要と切り捨てられた彼女は、そのまま王城を追われることになる。
しかし、その後に待ち受ける国の運命は滅亡へと向かっていた——
捨てた私をもう一度拾うおつもりですか?
ミィタソ
恋愛
「みんな聞いてくれ! 今日をもって、エルザ・ローグアシュタルとの婚約を破棄する! そして、その妹——アイリス・ローグアシュタルと正式に婚約することを決めた! 今日という祝いの日に、みんなに伝えることができ、嬉しく思う……」
ローグアシュタル公爵家の長女――エルザは、マクーン・ザルカンド王子の誕生日記念パーティーで婚約破棄を言い渡される。
それどころか、王子の横には舌を出して笑うエルザの妹――アイリスの姿が。
傷心を癒すため、父親の勧めで隣国へ行くのだが……
運命の番より真実の愛が欲しい
サトウミ
恋愛
田舎娘のゾーイは龍族の王子・シャウロンの『運命の番』だった。
ロマンチックな恋を夢見るゾーイは『運命の番』であるシャウロンと会えるのを楽しみにしていた。
しかし、シャウロンはゾーイに対して素っ気ない。
運命の番だからといって、必ずしも愛し合う関係だとは限らないらしい。
それを悟ったゾーイは、シャウロンのもとから去ることを決意した。
身勝手な婚約者のために頑張ることはやめました!
風見ゆうみ
恋愛
ロイロン王国の第二王女だった私、セリスティーナが政略結婚することになったのはワガママな第二王子。
彼には前々から愛する人、フェイアンナ様がいて、仕事もせずに彼女と遊んでばかり。
あまりの酷さに怒りをぶつけた次の日のパーティーで、私は彼とフェイアンナ様に殺された……はずなのに、パーティー当日の朝に戻っていました。
政略結婚ではあるけれど、立場は私の国のほうが立場は強いので、お父様とお母様はいつでも戻って来て良いと言ってくれていました。
どうして、あんな人のために私が死ななくちゃならないの?
そう思った私は、王子を野放しにしている両陛下にパーティー会場で失礼な発言をしても良いという承諾を得てから聞いてみた。
「婚約破棄させていただこうと思います」
私の発言に、騒がしかったパーティー会場は一瞬にして静まり返った。
妹のために犠牲になることを姉だから仕方ないで片付けないでください。
木山楽斗
恋愛
妹のリオーラは、幼い頃は病弱であった。両親はそんな妹を心配して、いつも甘やかしていた。
それはリオーラが健康体になってからも、続いていた。お医者様の言葉も聞かず、リオーラは病弱であると思い込んでいるのだ。
リオーラは、姉である私のことを侮っていた。
彼女は両親にわがままを言い、犠牲になるのはいつも私だった。妹はいつしか、私を苦しめることに重きを置くようになっていたのだ。
ある時私は、妹のわがままによって舞踏会に無理な日程で参加することになった。
そこで私は、クロード殿下と出会う。彼との出会いは、私の現状を変えていくことになるのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる