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第9話
部屋で1人になった私は、カインの発言を思い返す。
シアノとルグド王子の仲は最悪で、貴族達が噂をするほどのようだ。
ルグドは暴言を吐き、シアノは精神的に追い詰められて魔法を失敗していそう。
そこまで考えて、私はルグド達に呆れるしかなかった。
「当然の末路ですね……警戒することがあるとすれば、シアノがカイン様を婚約者に戻したいと言った場合だけです」
私は最悪の事態を想像して、思わず呟いてしまう。
シアノなら提案する可能性は普通にあって、それだけは絶対に阻止すると決意していた。
「ルグド殿下が婚約者に戻るのが嫌というのもあるけど――それよりカイン様を奪われることだけは、絶対に嫌です」
私はシアノとルグドの行動を警戒するけど、そこまで焦ってはいない。
――カインなら拒んでくれると、私は信じているからだ。
シアノはロガムラ領に行きたくないと言っていたけど、追い詰められたシアノの行動はわからない。
これからシアノが後悔し続けても、私には何も関係がなかった。
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そこまで考えて、私はルグド達に呆れるしかなかった。
「当然の末路ですね……警戒することがあるとすれば、シアノがカイン様を婚約者に戻したいと言った場合だけです」
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「ルグド殿下が婚約者に戻るのが嫌というのもあるけど――それよりカイン様を奪われることだけは、絶対に嫌です」
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