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第5話
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翌日――来客用と説明を受けた部屋で、私は目が覚める。
これから私の部屋を用意すると、カルロスは言ってくれた。
どこでも問題なかったけど、もしかしたら誰か来るかもしれないようだ。
大体が依頼を持って来た冒険者ギルドの人で、即座に動くから使われたことがないらしい。
城で用意されていた部屋より休むことができたのは、アールド国の聖女でなくなったからだ。
部屋を出て居間に行き、私はカルロスとテーブル越しに対面していた。
私の様子をみて、カルロスが微笑みながら尋ねる。
「これから生活環境が変わりそうだが、ミレッサは大丈夫か?」
「はい。それでも……カルロスには迷惑をかけてしまうかもしれません」
「それは別に気にしなくていい。俺はどんなことでも問題なく対処できるだろう」
カルロスの気遣いが嬉しいけど、不安にもなっていた。
今まで1人で暮らしていたのに、私も一緒に暮らすこととなる。
私としてはカルロスの優しさが嬉しいけど、何かしたいと想い提案する。
「今朝の料理はカルロスが用意してくれましたけど、私も手伝います」
「昨日の出来事はショックが大きいだろう、ミレッサが落ち着いてからでいい」
「いえ、今はアールド国から追放されてよかったと思っています」
「今まで国に尽くしてきて、平和になれば孤島送りだからな……それもそうか」
カルロスが納得するけど、私は本心を話せていない。
今こうしてカルロスと一緒にいられるからとは、会ったばかりだから言えないでいた。
■◇■◇■◇■◇■
食事を終えた私達は屋敷を出て、カルロスが海に囲まれた島を案内してくれる。
小さな島で――森に魔物はいるようだけど数は少なく、屋敷には来ないようだ。
食材は孤島から出て購入しているようで、偶に釣りをしているらしい。
島を巡りながらカルロスから話を聞いて、私は尋ねる。
「カルロスはこの島から、どうやって出るのですか?」
「移動用の魔法道具を持っている。魔力で動くから燃料も気にしなくていい」
どうやらカルロスは、移動用の飛行機や船の魔法道具を幾つも持っているようだ。
空を飛ぶか海を渡るかはその時の気分次第で決めるようだけど、私は驚いてしまう。
「希少で高価な物と聞きましたけど、持っているのですね」
「様々な場所を移動するからな……2人乗りだから、ミレッサの呪いを解いたら一緒に出かけよう」
「はい。ありがとうございます!」
呪いを解いた後も、カルロスは私と一緒にいて問題なさそう。
多分カルロスは思いつきで提案していると思うけど、提案してくれて私は嬉しい。
私はカルロスの屋敷に住むこととなって――新しい生活を楽しんでいた。
これから私の部屋を用意すると、カルロスは言ってくれた。
どこでも問題なかったけど、もしかしたら誰か来るかもしれないようだ。
大体が依頼を持って来た冒険者ギルドの人で、即座に動くから使われたことがないらしい。
城で用意されていた部屋より休むことができたのは、アールド国の聖女でなくなったからだ。
部屋を出て居間に行き、私はカルロスとテーブル越しに対面していた。
私の様子をみて、カルロスが微笑みながら尋ねる。
「これから生活環境が変わりそうだが、ミレッサは大丈夫か?」
「はい。それでも……カルロスには迷惑をかけてしまうかもしれません」
「それは別に気にしなくていい。俺はどんなことでも問題なく対処できるだろう」
カルロスの気遣いが嬉しいけど、不安にもなっていた。
今まで1人で暮らしていたのに、私も一緒に暮らすこととなる。
私としてはカルロスの優しさが嬉しいけど、何かしたいと想い提案する。
「今朝の料理はカルロスが用意してくれましたけど、私も手伝います」
「昨日の出来事はショックが大きいだろう、ミレッサが落ち着いてからでいい」
「いえ、今はアールド国から追放されてよかったと思っています」
「今まで国に尽くしてきて、平和になれば孤島送りだからな……それもそうか」
カルロスが納得するけど、私は本心を話せていない。
今こうしてカルロスと一緒にいられるからとは、会ったばかりだから言えないでいた。
■◇■◇■◇■◇■
食事を終えた私達は屋敷を出て、カルロスが海に囲まれた島を案内してくれる。
小さな島で――森に魔物はいるようだけど数は少なく、屋敷には来ないようだ。
食材は孤島から出て購入しているようで、偶に釣りをしているらしい。
島を巡りながらカルロスから話を聞いて、私は尋ねる。
「カルロスはこの島から、どうやって出るのですか?」
「移動用の魔法道具を持っている。魔力で動くから燃料も気にしなくていい」
どうやらカルロスは、移動用の飛行機や船の魔法道具を幾つも持っているようだ。
空を飛ぶか海を渡るかはその時の気分次第で決めるようだけど、私は驚いてしまう。
「希少で高価な物と聞きましたけど、持っているのですね」
「様々な場所を移動するからな……2人乗りだから、ミレッサの呪いを解いたら一緒に出かけよう」
「はい。ありがとうございます!」
呪いを解いた後も、カルロスは私と一緒にいて問題なさそう。
多分カルロスは思いつきで提案していると思うけど、提案してくれて私は嬉しい。
私はカルロスの屋敷に住むこととなって――新しい生活を楽しんでいた。
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