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第15話
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ゼノラス視点
サレアが城から去って、俺は部屋で1人になっていた。
今後の行動を話し合ったが、ルリサの言動を思い返すと不安になってしまう。
「サレアの言うとおり、ロアルズ国の被害を聞けばルリサは動くはずだ」
今後の行動を推測して、俺は思わず呟く。
それでも数日前のルリサを思い返すと、不安になってしまう。
「動くと思いたいが……今のルリサは、前とは明らかに別人だ」
サレアは俺とは違い、今のルリサを見ていない。
前までなら俺に従いやる気に満ちていたのに、今のルリサはどこか冷めている。
「ルリサは自分の判断と言っていたが……やはり誰かが、ルリサに何か言ったののだろうか?」
変わってしまった理由を考えるが、俺は何も思いつかない。
サレアはこれからも魔法道具で異変を起こすが、ルリサが来ない可能性を考慮するらしい。
「本来の予定と変わってしまうようだが、ルリサが動かなければロアルズ国の危機となる。仕方ないだろう」
不安になってしまうが、今まで俺はサレアに助けられている。
俺はサレアの魔法道具なしでは、今後どうすればいいのかわからないほどだ。
「サレアに従うしかない……ルリサなら、動いてくれるはずだ」
不安になるも、ルリサが俺のために行動すると信じている。
それでも――その後も、ルリサが動くことはなかった。
サレアが城から去って、俺は部屋で1人になっていた。
今後の行動を話し合ったが、ルリサの言動を思い返すと不安になってしまう。
「サレアの言うとおり、ロアルズ国の被害を聞けばルリサは動くはずだ」
今後の行動を推測して、俺は思わず呟く。
それでも数日前のルリサを思い返すと、不安になってしまう。
「動くと思いたいが……今のルリサは、前とは明らかに別人だ」
サレアは俺とは違い、今のルリサを見ていない。
前までなら俺に従いやる気に満ちていたのに、今のルリサはどこか冷めている。
「ルリサは自分の判断と言っていたが……やはり誰かが、ルリサに何か言ったののだろうか?」
変わってしまった理由を考えるが、俺は何も思いつかない。
サレアはこれからも魔法道具で異変を起こすが、ルリサが来ない可能性を考慮するらしい。
「本来の予定と変わってしまうようだが、ルリサが動かなければロアルズ国の危機となる。仕方ないだろう」
不安になってしまうが、今まで俺はサレアに助けられている。
俺はサレアの魔法道具なしでは、今後どうすればいいのかわからないほどだ。
「サレアに従うしかない……ルリサなら、動いてくれるはずだ」
不安になるも、ルリサが俺のために行動すると信じている。
それでも――その後も、ルリサが動くことはなかった。
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