33 / 37
第33話
パーティ会場で、レオンはゼノラスを追い詰めていく。
捕らえたサレアは全て白状したようで、ゼノラスは言い逃れることができない。
どうやら王子の権力を利用していたようで、それが協力者の証拠となるようだ。
レオンを糾弾することを目論みながら、サレアは私に呪いをかける準備をしていた。
その準備が証拠となって、レオンは冒険者を雇い数時間前にサレアを捕えることに成功している。
パーティ会場で何が起きたのかを全て話すと、ゼノラスが取り乱して叫ぶ。
「ぐぅぅっっ――っ!? どうしてレオンは、俺達の行動を把握していた!?」
ゼノラスは激昂しながら、レオンに対して叫ぶ。
今日のパーティで全て解決すると思っていたようだけど、それは私達の方だった。
「先ほども言いました。ルリサ様にゼノラス殿下が浮気をしているかもしれないと相談されたので、調査をしたらわかっただけです」
「馬鹿な!? ルリサが俺を疑うわけないだろう!?」
「それはゼノラス殿下が、勝手に思い込んでいただけです」
レオンの発言を聞いて、ゼノラスは何も言えなくなっている。
前の時間の私なら、疑うことなんてしなかったはずだ。
ゼノラスの発言はある意味では正しいけど、今の私は前の私とは違う。
レオンは未来の出来事を知っているから、サレアの行動を把握している。
行動を完全に把握していたから、証拠を手に入れることができたようだ。
捕らえたサレアは全て白状したようで、ゼノラスは言い逃れることができない。
どうやら王子の権力を利用していたようで、それが協力者の証拠となるようだ。
レオンを糾弾することを目論みながら、サレアは私に呪いをかける準備をしていた。
その準備が証拠となって、レオンは冒険者を雇い数時間前にサレアを捕えることに成功している。
パーティ会場で何が起きたのかを全て話すと、ゼノラスが取り乱して叫ぶ。
「ぐぅぅっっ――っ!? どうしてレオンは、俺達の行動を把握していた!?」
ゼノラスは激昂しながら、レオンに対して叫ぶ。
今日のパーティで全て解決すると思っていたようだけど、それは私達の方だった。
「先ほども言いました。ルリサ様にゼノラス殿下が浮気をしているかもしれないと相談されたので、調査をしたらわかっただけです」
「馬鹿な!? ルリサが俺を疑うわけないだろう!?」
「それはゼノラス殿下が、勝手に思い込んでいただけです」
レオンの発言を聞いて、ゼノラスは何も言えなくなっている。
前の時間の私なら、疑うことなんてしなかったはずだ。
ゼノラスの発言はある意味では正しいけど、今の私は前の私とは違う。
レオンは未来の出来事を知っているから、サレアの行動を把握している。
行動を完全に把握していたから、証拠を手に入れることができたようだ。
あなたにおすすめの小説
夫は私を愛していないそうなので、遠慮なく離婚します。今さら引き止められても遅いです
藤原遊
恋愛
王妃付き護衛騎士である夫に、「お前を愛したことはない」と告げられた。
理由は単純。
愛などなくても、仕事に支障はないからだという。
──そうですか。
それなら、こちらも遠慮する必要はありませんね。
王妃の機嫌、侍女たちとの関係、贈り物の選定。
夫が「当然のように」こなしていたそれらは、すべて私が整えていたもの。
離婚後、少しずつ歯車は狂い始める。
気づいたときにはもう遅い。
積み上げてきた信用は、静かに崩れていく。
一方で私は、王妃のもとへ。
今さら引き止められても、遅いのです。
【完結】私は側妃ですか? だったら婚約破棄します
hikari
恋愛
レガローグ王国の王太子、アンドリューに突如として「側妃にする」と言われたキャサリン。一緒にいたのはアトキンス男爵令嬢のイザベラだった。
キャサリンは婚約破棄を告げ、護衛のエドワードと侍女のエスターと共に実家へと帰る。そして、魔法使いに弟子入りする。
その後、モナール帝国がレガローグに侵攻する話が上がる。実はエドワードはモナール帝国のスパイだった。後に、エドワードはモナール帝国の第一皇子ヴァレンティンを紹介する。
※ざまあの回には★がついています。
愛人を連れて帰ってきた翌朝、名前すら呼ばれなかった私のもとに王太子殿下が迎えに来ました 〜三年間冷遇された妻、今は毎日名前を呼ばれています〜
まさき
恋愛
侯爵家に嫁いで三年。
夫に名前を呼ばれたことは、一度もなかった。
社交の場ではただ隣に立つだけ。
屋敷では「妻」としてすら扱われない。
それでも、いつかは振り向いてもらえると信じていた。
――けれど、その期待はあっさりと壊れる。
夫が愛人を伴って帰宅した、その翌朝。
私は離縁状を残し、静かに屋敷を出た。
引き止める者は、誰もいない。
これで、すべて終わったはずだった――
けれどその日、私のもとに現れたのは王太子殿下。
「やっと手放してくれたか。三年も待たされました」
幼い頃から、ただ一人。
私の名前を呼び続けてくれた人。
「――アリシア」
その一言で、凍りついていた心がほどけていく。
一方、私を軽んじ続けた元夫は、
“失ってはいけないもの”を手放したことに、まだ気づいていない。
これは、三年間名前を呼ばれなかった私――アリシアが、
本当の居場所と愛を取り戻す物語。
嘘つきな貴方を捨てさせていただきます
梨丸
恋愛
断頭台に上がった公爵令嬢フレイアが最期に聞いた言葉は最愛の婚約者の残忍な言葉だった。
「さっさと死んでくれ」
フレイアを断頭台へと導いたのは最愛の婚約者だった。
愛していると言ってくれたのは嘘だったのね。
嘘つきな貴方なんて、要らない。
※投稿してから、誤字脱字などの修正やわかりにくい部分の補足をすることがあります。(話の筋は変わらないのでご安心ください。)
11/27HOTランキング5位ありがとうございます。
※短編と長編の狭間のような長さになりそうなので、短編にするかもしれません。
1/2累計ポイント100万突破、ありがとうございます。
完結小説ランキング恋愛部門8位ありがとうございます。
幼馴染しか見えない婚約者と白い結婚したので、夜明け前にさよならしました
ゆぷしろん
恋愛
公爵令嬢レティシアは、家同士の都合で伯爵アルフレッドに嫁ぐ。
けれど夫は結婚後もずっと幼馴染のシルヴィばかりを優先し、婚礼の夜から夫婦として触れ合おうともしなかった。名ばかりの妻として伯爵家を支え、領地経営まで立て直しても、彼にとってレティシアは“都合のいい伯爵夫人”でしかない。
やがて結婚一周年の夜、アルフレッドが自分を手放す気はない一方で、幼馴染を屋敷に迎え入れようとしている会話を聞いてしまったレティシアは、ついに決意する。
――もう、この結婚には見切りをつけよう。
夜明け前、彼女は離縁の準備を整え、伯爵邸を出奔。
身を寄せた北の港町で薬舗を手伝いながら、自分の力で生きる穏やかな日々を手に入れていく。そこで出会ったのは、身分ではなく一人の女性として彼女を尊重してくれる青年医師ノアだった。
一方、都合よく尽くしてくれる妻を失ったアルフレッドは、ようやく自分が何を失ったのかを思い知ることになる。
幼馴染ばかりを優先する婚約者との白い結婚に終止符を打ち、傷ついた公爵令嬢が新天地で本当の幸せを掴む、離縁から始まる逆転ラブストーリー。
結婚初夜、「何故彼女が死んでお前が生きているんだ」と夫に言われました
ましゅぺちーの
恋愛
侯爵令嬢のアリサは婚約者だった王太子テオドールと結婚した。
ちょうどその半年前、アリサの腹違いの妹のシアは不慮の事故で帰らぬ人となっていた。
王太子が婚約者の妹のシアを愛していたのは周知の事実だった。
そんな彼は、結婚初夜、アリサに冷たく言い放った。
「何故彼女が死んでお前が生きているんだ」と。
アリシアの恋は終わったのです【完結】
ことりちゃん
恋愛
昼休みの廊下で、アリシアはずっとずっと大好きだったマークから、いきなり頬を引っ叩かれた。
その瞬間、アリシアの恋は終わりを迎えた。
そこから長年の虚しい片想いに別れを告げ、新しい道へと歩き出すアリシア。
反対に、後になってアリシアの想いに触れ、遅すぎる行動に出るマーク。
案外吹っ切れて楽しく過ごす女子と、どうしようもなく後悔する残念な男子のお話です。
ーーーーー
12話で完結します。
よろしくお願いします(´∀`)
幼馴染が最優先な婚約者など、私の人生には不要です。
たると
恋愛
シュタイン伯爵家の長女エルゼは、公爵子息フィリップに恋をしていた。
彼の婚約者として選ばれた時は涙を流して喜んだが、その喜びもいまは遠い。
『君は一人でも大丈夫だろう。この埋め合わせは必ずする。愛している』
「……『愛している』、ですか」
いつも幼馴染を優先するアルベルトに、恋心はすっかり冷めてしまった。